SONY HDR-CX12 消費者ABCさんのレビュー・評価

[消費者ABC]

2008年10月8日 15:25 [161911-1]

満足度	5

デザイン	5
画質	5
操作性	4
機能性	4
バッテリー	4
携帯性	5
液晶	4
音質	5

HDR-CX12のレビュー

購入から２〜３ヶ月経過したので、レポします。
当初は歴代のSONY製品に初期不良やサポートの悪さで、何度も泣かされた経験上、「SONY＝一生買わないメーカ」と思っていましたが、皆さんの評価に後押しされ、購入
結果、大正解でした。
軽量で小型、ハイビジョン画質は言わずと綺麗、デザインもグット
難点は、ズームボタンの位置が丁度人差し指の所にきて、しかも軽いタッチでも反応するため、意図せぬズームになることもしばしば発生。
気になるライバル機種(iVIS HF11)との比較になりますが、ビットレート18Mbpsでも、動きが早い被写体も綺麗に撮れており「充分」との感想です。(9Mbpsではさすがに画質が劣化しました）
iVIS HF11では24Mbpsのビットレートが最高ですが、24MbpsのソースだとAVCHD規格の規格上、ハイビジョン画質のDVDが作成できないオチがついてきます。（よってDVD派の私には不要な高機能）
また、時々比較されるピント合わせの差についてですが、遅いと思わせる事はこれまで一度も発生していません。（意図しない所にピントが合う事も殆ど有りませんでした）
それ以上に、顔認識という処理時間のオーバーヘッド要素を抱えていることを考えると、２重マルの評価です。

特質すべきはズーム性能で、最大150倍のデジタルズームが可能ですが、24倍までの使用なら画質の劣化が感じられませんでした。
これは、有効画素数がiVIS HF11のように、ギリギリハイビジョンサイズと違い、余裕を持った画素数が確保されている恩恵だと思われます。
24倍だと運動場のトラックの反対側に居る子供達の顔も撮れる倍率なので、通常の使用では「テレコンバージョンレンズ」は不要ですね。
ただし、ズームを多用すると、当然ながら手振れが気になるので「リモコン三脚(VCT-80AV等)」は、是非、購入をお勧めします。

また、２chになってしまいますがオプション「ステレオマイクロホン(ECM-HST1)」も優れもので、小さいので邪魔にもならず、ガンマイクの代替には最高です。（ステレオ感が標準よりかなり改善します）

これで、メモステではなくＳＤカードだったら言うこと無しですね。
最後に、↓でも紹介されていますが、写真機能の評価があまり良くないのが不思議です。
充分に綺麗で、年賀状用等としての撮影には充分すぎる評価です。