マイクロソフト Windows Vista Home Premium 日本語 アップグレード版 I//Fさんのレビュー・評価

[I//F]

2008年7月27日 01:21 [149789-1]

満足度	4

機能性	4
使いやすさ	4
安定性	4
軽快性	3
サポート	無評価
マニュアル	無評価

Windows Vista Home Premium 日本語 アップグレード版のレビュー

特に問題のあるOSとは思いません。
酷評がやたら多いのは確かに疑問ですね。
非常に重いとかまともに動かない、っていうんではなく、動かせない、ってことでしょう。
そういう人は、お金貯めていいマシンを買うか、身の丈にあったメーカー製のPCを買うべきでしょうね。

機能性：まだSP1の段階でも特に不足はありません。必要なことを、無駄なメーカープリインストールのソフトに頼らず一通り自前でできてしまいます。

使いやすさ：XPなどに慣れていれば、操作性が違うのは当たり前。特に不都合は感じませんし、いくらでも自前でカスタマイズできます。そんなに旧式デバイスがいとしくてVistaがダメだって言うんなら、ずっと98使っておきましょう。しかし、PCやOSの規格は絶えず新しくなっているので、付いていけない人間はただ遅れていくだけです。

安定性：特別XPより不安定とは感じません。多少無茶をさせても、OS自身の力で何とかしてくれます。

軽快性：たしかにメモリは潤沢に必要ですが、そんなことは初めからわかっています。推奨環境がパッケージに書いていないわけじゃないのに、最低限の環境で動かそうとして「遅い」って、それは当たり前。それにメモリの値段なんて暴落しているのに、けちった挙句文句をいうのもどうかと。

サポート：サポートは利用しませんので。ちゃんとアップデートが提供されていれば十分。時折発生する問題も、Microsoftのページを見ればちゃんと対策や原因が載っています。調べられもしない人間はそもそも単体OSに手を出さないでしょうし。

マニュアル：必要なことはヘルプやMicrosoftのサイトで調べられます。

満足度は、問題なく使えているので低くありません。次のOSがすぐ出るので待てなんて言っている自称玄人がいますが、そんな嘘っぱちを信じるのは愚の骨頂。マイクロソフトのOSリリースのロードマップは1年は当然、2年3年平気で遅れます。

-1なのは互換性の問題で動かないプログラムが確かにあるということで。ある程度レガシーテクノロジーを捨てていくことも必要ですが、高価なアプリケーションがアップデートで対応できない人はちょっと困るでしょうね。ただこれもMicrosoftが悪いというより、各ベンダーに頑張ってもらいたいところですが。

動作が遅いのは、PCのスペックの問題である場合がほとんどでしょう。
Win98/MEからXPになった時も、メモリ64MBのPCにXPを入れて「重い」なんて言う人がいましたよね。