| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| デザイン |
4.46 | 4.38 | -位 |
| 画質 |
4.57 | 4.17 | -位 |
| 操作性 |
3.78 | 4.05 | -位 |
| バッテリー |
4.40 | 3.86 | -位 |
| 携帯性 |
3.46 | 4.16 | -位 |
| 機能性 |
4.03 | 4.20 | -位 |
| 液晶 |
3.81 | 4.12 | -位 |
| ホールド感 |
4.77 | 4.05 | -位 |
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2017年11月30日 01:25 [1082403-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 画質 | 5 |
| 操作性 | 2 |
| バッテリー | 5 |
| 携帯性 | 2 |
| 機能性 | 5 |
| 液晶 | 5 |
| ホールド感 | 5 |
【はじめに】
このカメラは、Finepix F30/F31fd(以下F30)と同じ2006年発売、つまり11年も前(2017年11月末現在、以下同)の機種であるが、現代でも十分通用するカメラである。最近程度の良い個体を入手できたので、機能や画質などは2006年当時の基準を念頭に、かつ画質は主に「F-クローム」での評価を行う。
【デザイン+携帯性+ホールド感】
現代高倍率機(ただしこの呼び名は不正確なので、以降「ロングズーム」機)と比べれば、撮影素子が1/1.7型と大きめであることを考慮しても、かなり大型のボディーである。特にレンズ部分は、一眼レフの標準キットレンズと同じくらいの大きさがある(フィルター径も58mm)。ただ、プロテクターを取り付けられるのはとてもありがたい。ボディの質感は大したことないが、ずっしりとしており、堅牢性ではある程度信頼できる。F30並みにゴミが入りやすいかは、検証中。携帯性は一切考慮されていないと言っても良く(小型の一眼レフ並み)、レンズフードを付けたままでは小さなカメラバッグに収めるのも大変であろう。しかし、特大のグリップとその形状のおかげで、ホールド感は大型機では最上の部類である(手の大きさによっては馴染みにくい形かもしれない)。
【画質】
このカメラの中枢部は、基本的にF30と同じである。つまり、他機の追従を許さない高感度時の画質、しかもそれを300mm相当という望遠域でも使えるのが本機のメリット。ただし、私が使うF30とは微妙に絵作りが違うように思える。まず高感度時側。F30は多少ノイズを残しても解像度を保つようにチューンされているようだが、本機の方は特にISO1600以上で、より強力にノイズリダクションがかかっているようで、F30と比べれば細部がいくらかのっぺりしてしまうことが多い。もちろん、当時のライバル機や現代の1/2.3型機と比べればずっと優秀な画質ではある。低感度(ISO400以下)では、F30/F31fd譲りの広大なダイナミックレンジや鮮やかな色づくりなどももちろん健在である。ただ、同じ「F-クローム」モードでも、F30よりはわずかに彩度やコントラストが抑えられているように感じる。微妙に画像処理エンジンのチューンが違うのかもしれない。
【レンズ性能】
ロングズーム機と言えば望遠側のスペックばかり話になるが、このカメラの良い所は広角側が28mmスタート、という事である。これはF30より広く、風景や遠近感を付けた撮影には打ってつけである。スーパーマクロでは1cmまで寄れるのも大きなプラス。そこそこ大口径レンズとあり、特に望遠側では背景を大きくぼかすことも可能。ズームによるF値の変化はリニアで、ちょっとズームするとすぐに望遠側のF値になる、なんて事も無い。ロングズームの割にはボケ質も悪くはなく、積極的に絞りを開けて撮影したくなる。
【操作性】
まず優秀な部分であるが、第一に手動ズーム。望み通りの画角に素早く設定するには、これが一番である。もう1つ、独立したフォーカスレバーも意外に便利で、しかもMF時にはボタン1つでAFも駆動できるなど、ここだけはよく考えて設計されている。残念な事にF30の悪い所も引き継いでおり、その代表格が劣悪な操作系、特に問題なのが露出補正。独立したボタンは良いが、それを「押しながら」でないと補正できない。しかもそのボタンがシャッターの手前右端とあり、これを押しながら十字キー左右で変更するなど、ピアニストかプログラマー、又は関節が緩い人でなければ楽にはできないであろう。「F」ボタンも同じくひどい位置にあり(背面右下)、シャッターボタンに指をかけながらでは相当届きにくい所にある。露出補正と連写、並びにDispとFボタンの位置がそれぞれ逆ならば、いくらかマシであったのだが。この劣悪な操作性が我慢できなければ、いくらか値が張っても後継機のF200exrなどにした方が良い。
【バッテリー】
単三乾電池が使えるのも、このカメラの美点。定番のエネループを現在使っているが、300枚弱撮っても目盛りが減る気配が無い。モニターを頻繁に切っているのもあるが、うまくいけばエネループフル充電で400枚以上いけるかもしれない。電池の持ちは極めて良いと言える。近くに店がある限り電池は調達できるので、日帰り旅行程度では予備を持っていく必要も無いかと。
【機能性】
ソフト面では2つだけ突出しており、1つは顔検出機能。これが優秀で、少々暗かろうが、髪で顔が一部隠れていようが、現在の機種にも引けを取らないほど正確に、かつ素早く検出してくれる。これだけなら当たり前だが、特筆すべきは顔を検出できなかった場合の対応。普通コンパクト機なら、検出できなければフレーム内の「どこか」に勝手にピントを合わせてくれるが(つまり予測困難)、本機の場合は潔く、中央一点にピントが合うようになっている。顔非検出時の挙動がはっきりしているというのは、中・上級者にはとてもありがたい事である。もう1つは、露出補正時にのみヒストグラムが表示されること。ヒストグラム自体は珍しくもないが、必要な時だけ自動的に表れ、用済みになれば消えてくれるのはありがたい。
【液晶+EVF】
当時としてはなかなか優秀で、解像度、色合い、コントラスト、視認性など、ほとんど不満はない。一方EVFは時代相応で、低解像度、低コントラスト。それでもちゃんと視度調節機構が付いており、極端にまぶしい場所、又は節電目的で使うのであれば、問題ないかと。
【総評】
操作性に対する不満はあるが、カメラとしての基本性能は大変優秀である。F30譲りの画質は現代でも十分通用し、レンズの描写性能も十分満足できるレベルである。小さくはないが、一眼レフを持ち出すのと同じくらいの気軽さで旅行や散歩に連れていくことができる。電池の入手性、交換レンズ不要、そして現代では二束三文で手に入ることを考慮すれば、例えば劣悪な条件下でマトモな写真を撮りたい時など、丁度良いのではないか。
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