フローリングワックス(床ワックス)すべて ユーザーレビュー

[おそうじペコ]

2020年12月21日 17:09 [1401007-1]

満足度	5

ツヤ	4
耐久性	4
使いやすさ	5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

ワックスがけのハードルが下がる便利なスプレータイプ

水溶性のサラっとしたテクスチャー、速乾性もある	スプレーなので壁際だと飛び散りやすい、手にもかかりやすいので手袋推奨	フローリング用ワイパーをビニールで保護、布をはさめば立ったままワックスできる
塗って１０分で乾いた床にツヤが出る

【ツヤ】

・ほどよいツヤ感

こってり感はありませんが、塗りたてはツヤツヤのキレイな仕上がりです。床の傷などもあまり目立たなくなります。本格的なワックスが美容液なら、これはオールインワン化粧水といった感じです。

・窓際などは二度塗り必須

薄い水溶性なので、南側リビングの大きな窓の下などは紫外線で床が乾燥気味なので一度塗っただけではあまりツヤが出ません。日光から保護する意味では二度塗りしないとしっかりとワックスはかかりません。

【耐久性】

・水に弱い

キッチンのフローリングなど、水やスープなどがこぼれる場所は剥げやすくなります。また、特にアルコールスプレーや洗剤類がかかると白く変色してワックスが浮いてしまいます。
水溶性なので仕方ないのですが・・

・場所によっては年に数回必要

メーカー推奨は３〜４か月毎の使用となっています。日光の当たる窓際、人の多いリビングなどは確かに４か月くらいでツヤがなくなってくるので必要かなと思います。
ただ、寝室や太陽が当たらない廊下などは半年に１度でも十分効果が持続します。
場所、家族の人数、日光の当たり具合などによって使用頻度が違います。

【使いやすさ】

・スプレーゆえの飛び散りが気になる

スプレータイプなので、壁際などにかけると飛び散ります。また、広い面に何度もスプレーしていると手にもかかるので手肌の弱い方は使い捨て手袋をした方が良いです。
でも、水溶性なので手についても石けんで洗えば落ちます。

・ノズル詰まりに注意

使用後はしっかりノズルについたワックスを拭き取って、フタをしておかないと
中まで乾燥して詰まってしまい使用できなくなります。
長期間使用しない場合などば保管の際注意が必要です。

・伸びもよく速乾性がある

濃度が低くサラっとしているため伸びもよく、速乾性があるためワックスがけが早く終わります。商品の取扱い説明によると５分ほどで乾くとなっていますが、部屋全体に使用した場合は念のため３０分くらいは乾燥させた方が良いと思います。

・立ったままワックス可能

スプレータイプなので、丁度よい分量のワックスがワンプッシュで出ます。また、フローリング用モップを活用すれば立ったままワックスをかけられるので気軽にワックスがけができます。
仕上がりも早く、立ったままできるのでとても楽です。

【総評】

本格的な照りのあるこってり床を求める方には向いていないと思います。
効果の持続も、ツヤも本格的なワックスをかけた仕上がりと比べると半分ほどなので☆はそれぞれマイナス１にしました。
ただ、スプレーで気軽に使えるため面倒なワックスがけのハードルがぐっと下がるという効果が
かなりあります。
巾木や、ドアへの飛び散りもスプレーゆえについてしまいますが、逆に飛び散った分を
拭きながら建具も一緒にワックスしてしまえば床以外もつやつやします。
おすすめはフローリングワイパーのヘッドを汚れないようビニールや緩衝材などで保護し、上から乾いた布を装着したものを使うと、スプレーしながら立ったままワックスをかけるスタイルです。手で塗っていくより均一に力が入るので綺麗に塗ることができます。
立ったままというのがとても楽です。

ワックスをかけたい、でも大変そう・・という方には是非一度試してもらいたいアイテムです。
一点要注意なのが、今の時期コロナウィルス対策などでアルコールスプレーの飛沫がつくと白く残るので気を付けてください。