カーオーディオすべて ユーザーレビュー

ユーザーレビュー > 自動車 > カーオーディオ > すべて

カーオーディオ のユーザーレビュー

(23件)
RSS

レビュー表示
表示切替
すべて表示
動画付き
プロフェッショナルレビュー
カーオーディオ > パイオニア > DEH-7100

外川 信太郎さん

  • レビュー投稿数:230件
プロフェッショナルレビュートップへ

プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドンに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、輸入車専門誌にてライターを始める。その後、育った英国に渡りレース活動などを経…続きを読む

満足度5
デザイン5
操作性4
音質・画質5
設定5
拡張性5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

型式は旧いが余計なスイッチを省いたデザイン性は、歴代モデルでもピカイチ

シンプルを極めたデザイン性と金属調パーツが車内を演出

チューナーモードでも日本語表示に対応で放送局名を表示可能

USB端子を背面に備え自動でアーティスト/アルバム/曲名/ジャンルごとに分類

Bluetoothオーディオ再生でも日本語対応。最新のios12でも問題なくすべての操作が可能

マルチカラーLEDイルミネーションで車両のイルミに色を合わせることが可能

筆者の所有する日本上陸第一号車である初代ルノー「トゥインゴ」のオーディオを刷新するため、精査した結果、カロッツェリア「DEH-7100」を購入し専門店で装備しました。

1996年式の同車は、1DINタイプのオーディオのみ対応しています。新車購入当初の純正オーディオは、オモチャのようなカセット/FM/AMにフルレンジ2スピーカーが装備されていましたが、あまりのチープな音質にすぐさま刷新。
この20数年の間に10台以上の1DINオーディオシステムを入れ替えてきました。(カセットから始まり、MD、MP3、USBと時代の変化とともに。)
そして、先日スマートフォンの楽曲も楽しめるBluetooth対応機であるカロッツェリアDEH-7100を購入/装着。

【デザイン】

社外品は、派手なデザインのものが多く、ダッシュボード中央で存在感をおもいっきり主張しますが、1DINサイズにボタン5個、ダイヤル2個をシンプルに収めスッキリとしたデザインは、カロッツェリアの中でも最も優れていると断言できます。
チューナーのプリセットボタンが6個付いているのが常ですが、これがないことで、一段と高級感が増し、正直この機種は、デザインで選んだといっても過言ではありません。

シンプルを極めたデザイン性とスムーズな操作性を追求して、大型ツインロータリーキーは、風格ある存在感を主張しながら、ボリューム調整やトラック選択などの操作を心地よく行えます。また、前面アクリルパネルや金属調パーツが高級感を演出。本体側面のラインには、デザイン性の高いイルミレンズを配置し、洗練された印象を放ちます。アクリルパネルの面積が広いため、筆者は傷防止のため、スマートフォンの保護フィルムを最適なサイズにカットし、貼りました。

車内のイメージを崩したくないユーザーにも最適で、筆者も過去に取り付けた1DINオーディオで最も優れたデザインだと自負しています。

【操作性】【設定】

DEH-7100購入の理由は下記を重視しました。

「日本語表示対応」
「Bluetooth接続ができる」
「イルミ色が自由に選べる」

これがキモとなりました。カロッツェリア最新モデルでは、日本語表示対応モデルがなくスマートフォンのディスプレイに頼っていますが、常にスマートフォンを接続するわけではありませんので、ユニット本体での詳細な表示情報も必要です。DEH-7100は、3年以上生産されているロングライフモデルですが、いまだに、一般モデルでは、フラッグシップとして、隠れた名機となっています。

フルドット液晶モデルは現在、希少です。日本語表示は、全ての音楽ソースの邦楽/洋楽も探しやすく、視認性も良好。日中直射日光が当たっても、明確に読み取ることが可能です。

デフォルトの表示が一番見やすく情報量も多い状態なのですが、アーティスト・曲名を常に表示しようとすると、ソースやトラックナンバー・経過時間は表示されなくなり、少々残念な部分です。
インテリアの演出には欠かせないスペアナ表示を選択しても、それがメインの表示に切り替わってしまい、実質使えない状態です。表示に関しては限られたスペースなのですが、十分すぎる情報量です。

筆者は、Bluetoothを使い、スマートフォンのAmazonミュージックアプリ再生をメインに使用しています。
再接続時も予想していたよりもスムーズにつながるので買って良かったと強く思える部分です。音質劣化は、最小限でCDやUSBソースと比較しても遜色のないものでしたので、大満足です。

細かい音質調整が可能なのも美点。3モード・セレクタブルラウドネスでは、小音量では聴こえにくくなる低音と高音を強調することで、適度な音量でも聴き取りやすい再生が可能。楽曲やシーンに合わせて、効果の度合いを3モードから選択できます。また、5モードプリセットイコライザーでは、迫力を増したり歌声に厚みを出すなど、好みの音楽に合わせて音質を調整できる5種類のファクトリープリセットカーブを装備。もちろん、ユーザーの好みで各周波数を変更することも可能です。

イルミは、プリセットカラー12色、またはカスタムカラー22万色を任意で調整可能なので、車内のイメージにピッタリ合わせることができました。他色でも同様に理想の色に合わせる事ができると思いますので、純正のような趣です。ボタンのみ変更、もしくは、ディスプレイ部分の変更もできますので、筆者は、ボタンは周囲のイルミに合わせグリーン、ディスプレイは、視認性の高いホワイトに設定しました。

1DINオーディオのラインナップは昨今、数が減って来ているので、DEH-7100のような個性的なモデルを作り続けてくれるのは、一昔前のクルマに乗るユーザーにとっては嬉しい限りです。

カロッツェリアDEH-7100は、多機能ながら、コスパにも優れ、高音質。高級感もあり、買って大変満足の得られる機種であります。


参考になった5

このレビューは参考になりましたか?参考になった

カーオーディオ > パイオニア > DEH-6200

石田 功さん

  • レビュー投稿数:118件
プロフェッショナルレビュートップへ

プロフィールフリーランス・ライターの石田 功です。カーナビやカーオーディオを中心に、雑誌やWebで記事を書いています。現在、執筆中のおもな雑誌はカーオーディオ専門誌のオートサウンド、カーオーディオマガジンなど。またカー&ドライバーなどの自動車専門誌や…続きを読む

満足度4
デザイン3
操作性5
音質・画質4
設定3
拡張性3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

リモコン付属だがスマホをコントローラー代わりに利用可能

スマホ内の楽曲を再生中の画面をキャプチャーしたもの。日本語の楽曲は日本語で表示

5モードのプリセットイコライザーを搭載

2015年秋に登場した1DINサイズのCDメインユニット。最大出力50W×4が一般的ななかで、最大出力100W×4のクラスDアンプを内蔵したモデルです。試聴室に持ち込んで使ってみました。

音質を述べる前に、まずは操作性から。このDEH-6200と同時期に発売されたDEH-5200/4200はスマートフォンと連動するのが特長です。まあ、スマートフォンと連動して、スマホ内の楽曲を聞けるカーオーディオは、いまどき珍しくありませんが、このモデルは、曲送りや戻し、ソース切り替えなどのオーディオ操作が、スマホの画面のフリックでできるんです。これは、ものすごく使いやすく便利。しかもスマホ内の楽曲だけではなく、CDの曲を送ったり、ラジオの局を切り替えるのも、スマホ画面の左右のフリックでできます。

スマホ内の楽曲なら、曲名等の文字情報がスマホに表示されるのもいいですね。というのも、この手のCDメインユニットのディスプレイ、高いものなら日本語表示に対応しているものもありますが、1万円クラスのものは欧文表示にしか対応していないのが殆どです。だから日本人の楽曲を聴いていても、メインユニットのディスプレイでは、曲名等の情報はわからないんですが、このモデルなら日本語の曲名等がスマホのディスプレイでわかるんです。つまりスマホがDEH-6200のメインディスプレイ&コントローラーになるというわけです。この機能を使うにはスマホにARCというアプリをダウンロード。iOS用とAndroid用の両方があります。iPhoneの場合、画面を下から上へフリックすればソース切り替えだけではなく地図アプリにも簡単に切り替えられますし、アプリをインストールしてあればGoogleMapやインターネットラジオの選択も簡単です。

さて音です。1万円台のオーディオですから、たいして音質に期待するわけではありませんが、同時に借りた最大出力50W×4アンプ内蔵のDEH-5200と聴き比べてみたところ、確実にパワフルでクリアな音がしていました。この価格帯のモデルで、音で選ぶとしたらDEH-6200をおすすめします。ただし、DEH-5200はBluetoothを内蔵しており、ハンズフリー通話ができたり、ワイヤレスでスマホ連携ができるといったメリットがあります。このあたり、音をとるか便利さをとるかということになるでしょうね。

参考になった4

このレビューは参考になりましたか?参考になった

カーオーディオ > パイオニア > SPH-DA09II

石田 功さん

  • レビュー投稿数:118件
プロフェッショナルレビュートップへ

プロフィールフリーランス・ライターの石田 功です。カーナビやカーオーディオを中心に、雑誌やWebで記事を書いています。現在、執筆中のおもな雑誌はカーオーディオ専門誌のオートサウンド、カーオーディオマガジンなど。またカー&ドライバーなどの自動車専門誌や…続きを読む

満足度4
デザイン5
操作性3
音質・画質3
設定無評価
拡張性3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

iPhone5に対応

フリック&ドラッグ操作が可能

iPhone5との接続には別売ケーブルが必要

Linkwith対応アプリはタッチパネルで操作できる

Linkwith未対応の縦表示専用アプリはこんな表示に

Linkwith未対応のナビアプリも使える

iPhone5に対応するべくバージョンアップを図ったスマートフォンリンク・アプリユニット。主にiPhone5との接続を確認してみました。なお車載はせずに、デモ機での使用です。

【デザイン】
スマートフォン風のルックスは車載機としては秀逸なデザインだと思います。機能の表記がないぶん、最初は戸惑いますが、ボタン数が少ないのですぐに覚えます。ボタンの小ささは、デザインとのトレードオフと考えると、納得できると思います。

【操作性】
タッチパネルのレスポンスはiPhoneほどサクサクというわけにはいきませんが、まあまあ普通に使えるレベルです。

【音質・画質】
音質は、価格相応といったところでしょうか。とくに音質にこだわったモデルというわけではなく、地デジ、DVD/CD、デジタルメディアなど、多彩なメディアが再生できるものと思えば、納得できるでしょうか。個人的にはDEH-P01レベルの音質を持ったアプリユニットを期待したいところです。モニターはVGAですので、地デジ等の画質は良好。iPhoneアプリのメニュー等の文字は、やや粗く見えることもあります。

【設定】
未評価とします。

【拡張性】
iPhoneを接続できてアプリが使えますし、バックカメラの接続も可能。オーディオ的な拡張性はほとんどありませんが、この機器の特性を考えると、これで十分かと思います。なおiPhone5との接続には、アップル純正のライトニングケーブル、ライトニング-デジタルAVアダプタ、カロッツェリアの別売USB接続ケーブルおよびHDMIケーブルが必要です。

【総評】
ヴァージョンアップによりiPhone5に対応。別売ケーブルを使用した接続の煩雑さからも、かなりの苦労が伺えますが、iPhone5に対応してくれたのは、ユーザーにとって何より。Linkwith対応アプリはSPH-DA09IIのタッチパネルで操作できますが、未対応アプリはiPhone側で操作することになるなど、過渡的な感は否めませんが、この価格で地デジもDVDも多彩な音楽&映像メディアも楽しめますし、アプリを使ってカーナビにも鳴りますし、YouTubeやインターネットラジオ、各種SNSも楽しめます。音楽を聴いたり映像を見たりするのが中心で、カーナビを使うことはあまり無いというスマートフォンユーザーには、お買い得なモデルではないでしょうか。

参考になった4

このレビューは参考になりましたか?参考になった

カーオーディオ > パイオニア > DEH-580

外川 信太郎さん

  • レビュー投稿数:230件
プロフェッショナルレビュートップへ

プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドンに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、輸入車専門誌にてライターを始める。その後、育った英国に渡りレース活動などを経…続きを読む

満足度5
デザイン5
操作性4
音質・画質5
設定4
拡張性5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

最大22万色のイルミ変更が出来るが、初期設定は落ち着いたホワイト。

取り付け角度は60度まで対応しているので、装着車両のような傾斜でも問題ない。

USB端子とAUX端子。USB端子にはホコリ浸入防止のシャッターと透過照明が灯る。

イルミネーションは明確なため、夜間でも快適にデバイスを接続可能だ。

ディスプレイは大型で多彩な表現が可能。ヒカリモノ好きにはたまらない。

iphoneと接続することで、充電と演奏が同時に可能。

日々進化を続けるオーディオメディア。それは、カーオーディオにも顕著です。筆者も25年間自動車を運転をする中で、カーオーディオの変遷は数々見てまいりました。
カセットデッキから始まり、CD、MD、そして昨今、アフターマーケットで主流になってきたMP3ファイルを再生可能とするCDデッキ。さらには、USB端子を装備し、接続したデバイスのWMA/MP3/WAVファイル再生が可能となり、「iphone」との親和性も図ったものが、続々登場しました。そんなアフターマーケットで、一際個性的なモデルが、「DEH-580」です。

今回は、筆者の愛車である「ルノートゥインゴ」にこの「DEH-580」を実際に装着し、レビューを行います。

【デザイン】

近未来的なフォルムは、好き嫌いが分かれるところですが、この「DEH-580」は、自在にその姿を変えることが可能です。何よりこの機種の最大のウリは、イルミネーションにあります。操作キーとディスプレイを、それぞれ、プリセットで30色。レッド、グリーン、ブルーの「色の3原色」をカスタムで個々に60段階可変することで、最大22万色のカラーコーディネイトが可能です。そのため、市販されている、いかなる自動車の純正イルミネーションにも、違和感無く、色合わせを可能としています。そのため、純正と同一のイルミネーションを合わせれば、あたかも元々設置されているかのように車内に溶け込みますし、個性を生かしたいのでしたら、操作キーと、ディスプレイをそれぞれ独立したイルミネーションに設定し、華やかに楽しむ事も出来ます。

また、ドライブを演出するのに最適な「MIXTRAX EZ」と呼ばれる機能。デバイスに大量保存された音楽ファイルを多彩なエフェクトと、シームレスに曲間を繋ぎ、途切れる事のない、ノンストップミュージックがドライブをより楽しいものにしてくれます。また、曲のレベルや、低音の強弱に合わせ、操作キーやディスプレイのイルミネーションをフラッシュさせ、車内をグルーヴな空間に変えてくれます。

【操作性】

一見、複雑そうに見えますが、左側のボリュームスイッチを“押して、回す”が基本ですので、項目に従って行えば、設定は容易です。各項目は「ファンクション」、「オーディオ」・・・と大型ディスプレイに表示されますので、それに従い、枝分かれしていきますと、音質やディスプレイ、イルミネーションなどの設定が可能。また、筆者も購入しましたが、同様の操作を別売りのリモコン「CD-R500」でも出来ます。このリモコンを使用すれば、さらに迅速に設定が可能ですので、同時購入をオススメします。

【音質・画質】

これまでに、同社のUSB専用機「MVH-370」、「MVH-380」などを使用してきましたが、USBデバイス接続時の音質は、この「DEH-580」が、最高音質であるといえます。5バンドのイコライザーでも、好みの音質に設定できますが、さらに詳細な周波数カーブに設定できるカスタム、そして、小音量時でも音に迫力を持たせるラウドネス機能は3段階、より迫力のある低音を楽しめるスーパーバス機能は6段階、圧縮データーをCD並の周波数に補正をする「アドバンスド・サウンドレトリバー」を搭載。これらは、独立して調整可能であるため、好みの音質に設定する楽しみがあります。

筆者のクルマの場合、「車内空間でこれ以上必要ない」といった音質まで、USB音源再生でも満足できるものでした。

【拡張性】

サブウーファーをはじめ、iphone/ipad接続など拡張性は十分持たせてあります。サブファー接続時のバランスや周波数特性の変更なども詳細に行え、マニアでも納得のいくものです。

【総評】

この「DEH-580」を購入するユーザは、筆者の取材では2パターンに分かれます。
アフターマーケットのカーオーディオでは、イルミネーションの色合わせが、中々出来なかった輸入車オーナー、そしてとにかく車内を華やかに彩り溢れる空間にしたいというグルーヴ派です。
筆者は、前者の方で、アフターマーケットでは、輸入車の独特なイルミネーションに色を合わせることが出来ず、この製品を選択しましたが、音楽好きな若いドライバーには、途切れる事の無い音楽と、多彩なパターンとカラーフラッシュするイルミネーションは、車内空間をクラブ風に演出。一見両極端なドライバーですが、「DEH-580」は2面性をもったユニークな製品です。

音質もイルミネーションも多彩にコントロールでき、多くのドライバーの要望に応える「DEH-580」。筆者も多々、カーオーディオを交換してきましたが、この製品は大変気に入りました。
あえて欠点を挙げるとすれば、大型のディスプレイにホコリが浸入しやすいということ。装着1ヵ月ですでに明るい車内では、ポツポツとホコリが見えるのは是非とも改良して頂きたいところです。



参考になった2

このレビューは参考になりましたか?参考になった

カーオーディオ > パイオニア > MVH-380

外川 信太郎さん

  • レビュー投稿数:230件
プロフェッショナルレビュートップへ

プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドンに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、輸入車専門誌にてライターを始める。その後、育った英国に渡りレース活動などを経…続きを読む

満足度4
デザイン4
操作性4
音質・画質5
設定5
拡張性4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

基本デザインは先代のMVH-370を踏襲している。

ロータリーボリュームや操作キーはデザインや配置を変更。

USB端子やAUX端子には、透過照明が灯るようになった。

 

フォントはドットが細分化され、レベルメーターも新装備。

i phoneでの操作も可能にしている。

 

業界初のUSB専用モデルとして、2011年に発売した「MVH-370」。筆者も日々愛用していますが、その気軽なカーミュージックライフに大満足しています。何しろ、i phoneや、USBメモリーを持ち込むだけで、音楽に浸れるのですから。

USB専用モデルの第二弾として、2012年秋に販売を開始した「MVH-380」。筆者のススメで友人の「ローバーミニ」に装備しましたので、レポートします。(尚、オーナーの希望により、車両内部の写真は、NGであったため、メーカーよりプレスフォトを提供して頂きました。)

【デザイン】

実勢価格が下がったにも関わらず、質感の低下はありません。デザイン面では、ロータリーボリュームを中心に左右均等であった先代の「MVH-370」の方が、均等が取れているといえますが、ボタンの押し易さは確実に向上しています。
廉価版という事で、照明は、操作部のボタン類はレッド、表示部はホワイトですが、車種によっては、夜間、主張しすぎてしまうかもしれません。(かなり明るいです。)
i phoneなどを接続する事を考慮して、調和の取れたフラットのブラックフェイスは、今風で先代同様、好評です。


【操作性】

他メーカーからの付け替えの場合、詳細設定を呼び出すのに、マニアルレスでは少々厳しいところもありますが、メッキ調のロータリーボリュームで、「ファンクション」、「オーディオ」と切り替えを行いますので、すぐに慣れると思います。出来れば別売りのリモコンでの操作で、全ての設定がさらに容易に行えますので、同時購入を強く、お勧めします。

USB端子やAUX端子には、先代の「MVH-370」に比べ格段に見やすく、デバイスの接続が行いやすくなっています。ホコリ浸入を防ぐシャッターには、ホワイトの透過照明が灯り、さらに、AUX端子にも、レッドの照明が端子の形状に輝きます。

ディスプレイの表現力も向上、表示面積も拡大されました。ドット数が増えたことにより、アルファベットの読解が圧倒的に改良され見やすくなりました。また、カタログには明記されていませんが、上部には、バーグラフ状表示が新たに加わり、USBデバイス演奏時には、レベルメーターが表示されます。やはり、音楽にあわせて俊敏に連動するレベルメーターは、ファッション性も向上したといえます。

【音質・画質】

アンプの総合出力は、先代モデルと変化はありませんが、3バンドであったグラフィックイコライザーが、5バンドとなり、より好みの音質を作り出すことが可能となりました。また、圧縮された、音源を音質補正技術「アドバンスド・サウンドレトリバー」にて補正する事で、筆者が、聞く限り、“クルマの中でこれ以上の音質が必要か?”というレベルに達していますので、よほど音にコダワリを持っている方以外は、十分、“いい音”であると実感できると思います。

【設定】

ボリュームスイッチを押して回すが、基本的な設定方法なので、すぐに慣れるかと思います。ロジックも、複雑ではありませんので、解像度が向上した液晶に従い、設定を行えば、問題ありません。
余談ではありますが、フラット状のピアノブラックは、指紋が目立ってしまうのが、玉に瑕。表面はデリケートなプラスティックなので、ホコリの多い車内空間では、エアブローなどで、一端除去してから、眼鏡クロスなど優しく拭きましょう。また、筆者の調査では、液晶パネル内にホコリ混入が発生しやすいという事例も何件か報告されています。


【総評】

回転系や駆動系などのメカレス式ですので、基本的に故障の心配はあまりないといえます。また、CDでは、音とびが発生してしまう足回りが硬めのクルマでも(装着車両はクラシカルミニで足回りが硬いためCDでは音飛びが悩みでした。)音飛びの心配から開放されます。

実勢価格5000円前後で、デバイスに記録された多くの音楽を途切れる事なく楽しめる「MVH-380」。これからは、多くのCDを車内に持ち込むことなく、USBデバイスを使用した、スマートなカーミュージックライフが、もっと普及するのではないかと思いました。

参考になった12

このレビューは参考になりましたか?参考になった

カーオーディオ > パイオニア > SPH-DA09

石田 功さん

  • レビュー投稿数:118件
プロフェッショナルレビュートップへ

プロフィールフリーランス・ライターの石田 功です。カーナビやカーオーディオを中心に、雑誌やWebで記事を書いています。現在、執筆中のおもな雑誌はカーオーディオ専門誌のオートサウンド、カーオーディオマガジンなど。またカー&ドライバーなどの自動車専門誌や…続きを読む

満足度5
デザイン5
操作性4
音質・画質4
設定3
拡張性4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

ダウンロードした対応アプリによって多彩な機能が使える

Android用ナビアプリのドコモドライブネットを使用可能

おすすめアプリを知らせてくれる

音楽系アプリも充実

グルメ系SNSアプリにも対応

天気予報も見られる

スマートフォンのアプリをタッチパネルで操作できるスマートフォンリンク・アプリユニットという新カテゴリーの商品です。メーカーのデモカーを借りて使ってみました。

【デザイン】
ディスプレイ部が周囲のフレーム部を含めてフルフラットで、その下のクローム系の操作部が出っ張ったデザインは、スマートフォンを彷彿とさせます。なんとなく、iPhone4をモチーフとしたようなデザインは、カッコイイと思います。

【操作性】
デザインを優先したためか、画面下のボタンは小さく、なんのボタンかを示す文字表示もありません。が、そもそもボタン数が少ないので、一度説明書を読めばすぐに覚えるため問題なし。タッチパネルはスマートフォンのようにフリック&ドラッグの操作ができますが、メニューの切り替わりなどはiPhone並みとはいわないまでも、思いの外スムーズ。快適に操作できます。

【音質・画質】
地デジチューナーまで内蔵してこの価格ですから、音質に関しては善し悪しを語るレベルではありません。価格相応と言っておきます。過度な期待は不要ですが、かといってガッカリすることもないと思います。ややメリハリの効いた、明るく素直なサウンドです。画質はVGAモニターですから高精細。最近増えてきたスマートフォンアプリと連携する車載機器の中には、連携アプリを使ったときにVGAの高画質を活かせないものもありますが、SPH-DA09はメニューや文字もはっきりクッキリ。使用アプリによっては一部、画像がにじむ感じもありますが、それはアプリ側に依存するのでいたしかた無いところ。地デジやナビアプリの映像&画像も発色が良く、大満足です。

【設定】
スマートフォンアプリをSPH-DA09で使うためには、まず手持ちのスマホにLinkwithというアプリをダウンロードします。その後にSPH-DA09とスマホを接続すると、カレンダーなどのプリインストール・アプリが使えます。それ以外のLinkwith対応アプリも、アプリリストから簡単にダウンロードできますから、操作は思いの外簡単。スマホを使い慣れている人なら、まったく問題ないと思います。オーディオ/ビデオ/システムの設定は、ホーム画面の設定ボタンに集約。オーディオの設定メニューがいきなり欧文表示になったりしますが、グライコやハイパスフィルターの設定も可能だし、システムもけっこうシメ細かく設定できます。

【拡張性】
Linkwith対応アプリは今後も増えていく予定で、対応アプリが増えるにつれて拡張性は高まります。Bluetoothを内蔵しているので対応電話をお持ちならハンズフリー通話が可能。バックカメラの接続もできますし、対応車種なら別売のステアリングリモコンアダプターを加えれば、純正ステアリングリモコンでボリューム等の操作が可能になります。

【総評】
スマートフォン・アプリ次第でインターネットラジオも聴けるしカーナビにもなる、SNSも車内で見られるなど、多様な発展性を秘めたモデルです。カーナビ・アプリは現在、Android用のみでiPhone用は開発中ですが、Android用とは異なり、見た目はカロッツェリア・ナビに近い仕様になるとのこと。本体にジャイロセンサーを内蔵し、車速パルスを取り込めるため、スマホアプリを使用していても自車位置の測位能力は安定していて、まったく不満は感じません。渋滞情報も取得可能で、大半の人はこのナビで十分と思うのではないでしょうか。また音楽好きにはインターネット・ラジオが車内で聴けるのもうれしい点。もう少し高くてもいいので、DEH-P01並みのクオリティと音質調整機能、それが無理ならせめてDEH-970の調整機能を組み込んでくれると、より魅力は高まったと思いますが、フルセグ受信可能な地デジチューナーやDVD/CDプレーヤーもあり、対応スマホ・アプリによってこれからも進化するユニットは、所有していてワクワクするだろうし、文句無しのコスト/パフォーマンス優秀機です。

参考になった7

このレビューは参考になりましたか?参考になった

カーオーディオ > パイオニア > MVH-370

外川 信太郎さん

  • レビュー投稿数:230件
プロフェッショナルレビュートップへ

プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドンに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、輸入車専門誌にてライターを始める。その後、育った英国に渡りレース活動などを経…続きを読む

満足度4
デザイン5
操作性4
音質・画質4
設定4
拡張性4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

輸入車にはこのような角度があり通常のオーディオが設置できない場合も。

価格の割には高級感のあるブラックフェイス。

usb専用モデルであるため、スライド式端子が装備。

usb機種によっては延長ケーブルを使用する事をメーカーが推奨。

通常使用は、usbメモリを挿入するのがスマート。

ナイトイルミネーションはレッド一色。結構な存在感である。

最近では、アフターパーツとしてのカーオーディオ需要が衰退しているといわれています。事実、カー用品店に足を運んでも、数年前と比較して売り場面積は半分以下まで減少しております。
理由としては、純正で装備されるカーオーディオの性能が年々向上しており、態々、社外品に取り替える必要が無いのが最大の原因。

しかし、一部の輸入車や数年前のクルマではそうはいきません。筆者もそのうちの一人。最近まで愛用していたMDデッキがすでに時代遅れという事と、MDを録音できるハードが生産されていないという事から、デッキの刷新を敢行しました。

今回は、シンプルかつ、多機種とは一線を画した「MVH-370」を自ら購入し、装着してみました。取り付けた車種は愛車である「ルノートゥインゴ」です。

さて、この「ルノートゥインゴ」は正規輸入車では日本上陸第一号車で、今年で17年目を迎えますが、カーオーディオは購入時から数えて今回で5台目になります。遍歴は、カセットデッキから始まり、CD、MDと刷新してきましたが、全てが故障により短命に終わりました。理由としては、取り付け部位の角度が60度もあり、ソフトをイジェクトする際のエラーや、読み込みエラーが頻繁に発生。最終的にはソフトが機種から取り出せない状態に。いっそ、オーディオレスでエンジンの音をBGMに・・・と考えた時期がありましたが、回転装置や駆動装置などを一切使用していない「MVH-370」の存在を知り、これなら故障率も著しく改善されると思い設置しました。(実際、パイオニアのアナウンスでは角度60度まで対応しております。)

■デザイン■

社外品という事もあり、やや派手な感はありますが、ピアノブラック仕上げは販売店の展示品で見るより、車内に設置するとしっくりきます。さすがに実勢価格7000円前後ですので、質感は期待出来ませんが、オールラウンドにマッチするデザインであると筆者は気に入っております。ナイトイルミネーションはレッド一色でディマー調整をしても車内での存在感はかなりありますが、フォルクスワーゲンやアウディ、プジョーなどレッドの照明が多い輸入車には、マッチするのではないでしょうか?

■操作性■

シンプルな構造でありながら設定はやや戸惑いを感じます。基本はボリュームをメインとするダイアルで行いますが、オーディオ設定やファンクション設定など説明書レスとはいかず、一時間ほどクルマの中に閉じこもり、説明書を参照しながら好みのサウンド、表示などを設定する必要があります。一度設定を終えれば、あとはラジオかusbによる入力のみですので、カンタンな起動で音楽が楽しめます。また、この機種のキモとなるusb端子には、ホワイトのLED照明が灯り、夜間の操作性を高めているのも美点であります。ただ、手探りで端子に挿入するとパネルに傷を刻む原因になりますので、その点は慎重に。
捕捉ですが、別売りのリモコン(CD-R500番)を購入すれば設定、操作性は著しく向上します。実勢価格は1500円程度ですので、筆者も購入しました。この機種にはリモコンの同時購入をオススメします。

■音質■

筆者の乗るクルマは多々エンジンチューニングを行っているため、どんな高級カーオーディオを導入しても、エンジンから聴こえる吸気音や、マフラーから発する野太い排気音がかき消してしまうため、意味がありません。そのため、カーオーディオには元々投資をしないのですが、この「MVH-370」もその例に漏れず実勢価格は7000円前後です。しかし、エンジンを止め、usbメモリに転送したWMAの音質(ピットレートは最高音質)はこれまでのMDを凌ぐもので、CDに近い音質といえます。
パイオニア独自のMP3やWMAなどの圧縮オーディオの楽曲は、人の耳では聴こえにくい微小な音や高い音域の成分はカットされてしまうため、音のリズム感や厚み、迫力などが失われてしまいますが、音質補正技術「アドバンスド・サウンドレトリバー」の採用により、圧縮時に失われた音を補間してくれます。
スピーカーは、リアに「BOSE」製を導入しているため、「MVH-370」のイコライザー機能を使い分ければ、相当満足できる迫力のある音質が再現でき、筆者は十分満足です。

■総評■

usb専用機種は今のところ市場ではこの機種のみですが、利便性は極めて高く、パソコンに転送済みの音楽データをusbメモリに移動し、数千曲(16ギガバイトを使用)を持ち出せる事を考えると、これまで車内に転がっていたCD、MDが姿を消し、気分もすっきり。走行中にソフトを入れ替える事もありませんので、運転に集中できる点も高評価です。
また、故障原因である回転ロジックがないことからも、振動の多いスポーツカーや旧車、取り付け部位の特殊な輸入車にも車種を問わず設置できるのも、最大の美点であります。これはオススメですね。

参考になった6

このレビューは参考になりましたか?参考になった

カーオーディオ > パイオニア > DVH-570

石田 功さん

  • レビュー投稿数:118件
プロフェッショナルレビュートップへ

プロフィールフリーランス・ライターの石田 功です。カーナビやカーオーディオを中心に、雑誌やWebで記事を書いています。現在、執筆中のおもな雑誌はカーオーディオ専門誌のオートサウンド、カーオーディオマガジンなど。またカー&ドライバーなどの自動車専門誌や…続きを読む

満足度3
デザイン4
操作性3
音質・画質3
設定3
拡張性3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

DVDの再生が可能な1DINレシーバー

よく使うボタンはロータリーボリュームの周辺に集中

USBとAUXはフロントフェイスに

 

映像出力と映像入力を装備

プリアウトはフロント/リア(またはサブウーファー)の2系統

 

エアーナビなどのPNDや液晶TV等と組み合わせて、車内でDVDを楽しめる1DINサイズのDVD/CDレシーバー。メーカーの貸し出し機を借りて使ってみました。

【デザイン】
前モデル、DEH-P560からデザインを一新。ロータリーボリューム周りのボタンが減り、ブルー調ハーフミラー処理のアクリルパネルも止めたため、シンプルなデザインになりました。デザインは好みが優先しますが、個人的には前モデルよりも好印象です。イルミネーションはブルー/レッドの2色に切り替え可能です。

【操作性】
曲の送り/戻し、ソース切り替え、リスト表示などのボタンは、ロータリーボリュームの周囲に集中。本体ディスプレイの表示が日本語非対応なので、USBメモリー内の音楽の操作はわかりにくい面もありますが、PND等の画面にも表示できるので、そちらを使えば多少はマシになります。iPod/iPhoneの音楽を聴くときは、iPod側で操作するモードで使えば大丈夫。DVDは付属のリモコンで操作するのが使いやすいでしょう。また対応車種にお乗りなら、別売ステアリングリモコンアダプターを加えることで、ボリューム等の基本操作を純正ステアリングリモコンでできるようになります。操作性を高めるべく努力しているのは感じます。

【音質・画質】
サウンドクオリティを語るほどの価格帯のモデルではありませんが、前モデルのDVH-P560より音質が向上している印象です。軽快な自然な音が楽しめます。画質は組み合わせるモニターにも左右されることなので、無評価とします。

【設定】
音質を調整できるイコライザーは高域/中域/低域の3バンド。プリセット済みのイコライジングが5モードあり、こちらでも手軽に好みの音質を呼び出せます。また小音量で聞こえにくくなる音を強調するラウドネスは2モード。圧縮音源の圧縮時にカットされる音を補完するアドバンスド・サウンドレトリバーもあります。

【拡張性】
エアーナビ等のビデオ入力付きモニターを追加してDVD等の映像が楽しめるほか、RCA プリアウトを装備しているので、外部アンプやパワードサブウーファー等の増設も可能。また様々な付帯品が必要ですが、デジタル出力を装備しているので別売の5.1ch対応DSPユニットの接続も可能です。USBは圧縮音源のみならず、DivXやMPEGといった動画の再生にも対応。DVDドライブはVRモードにも対応しています。価格を考えれば、十分以上の拡張性だと思います。

【総評】
以前はいくつかのメーカーが発売していた1DINサイズのDVD/CDレシーバーですが、いまや国産メーカーではカロッツェリアのみ。あとは海外ブランドになってしまいました。故障時の対応などを考えると、やはり国産メーカーのほうが安心感あり。そういう意味でも、貴重なモデルといえるでしょう。

参考になった9

このレビューは参考になりましたか?参考になった

カーオーディオ > パイオニア > DEH-770

石田 功さん

  • レビュー投稿数:118件
プロフェッショナルレビュートップへ

プロフィールフリーランス・ライターの石田 功です。カーナビやカーオーディオを中心に、雑誌やWebで記事を書いています。現在、執筆中のおもな雑誌はカーオーディオ専門誌のオートサウンド、カーオーディオマガジンなど。またカー&ドライバーなどの自動車専門誌や…続きを読む

満足度4
デザイン3
操作性3
音質・画質3
設定4
拡張性4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

ディスプレイは日本語表示に対応

大型レバーが操作系の特徴

USBは背面に

イコライザーは5バンド

リモコンを付属

3系統プリアウトを装備

前作のDEH-760からフルモデルチェンジしたカロッツェリアのCDレシーバー。メーカーの貸し出し機を借りて使ってみました。

【デザイン】
有機ELを採用した落ち着いたデザインから一転、マルチカラーLED搭載の派手なイメージに変わりました。イルミネーションの色は操作キーとディスプレイを別々に設定でき、簡単に切り換えて選べるプリセットカラーは27色。自分で細かく調整できるカスタムカラーなら22万色から好みの色に調整できます。またフロントフェイス左端の「Mix」ボタンを押すとMIXTRAX機能で、音楽に合わせて色を変えながらイルミネーションを点滅させることも可能です。

【操作性】
ロータリーボリュームを中心に配置した大型のレバーが特徴。曲の送り/戻しはこれでできます。デザイン的には「?」ですが、曲の送り/戻しを指先ひとつで確実にブラインド操作できるのは便利です。ただしSRC(ソース切り替え)ボタンやサーチボタンは、若干押しづらい感はあります。

【音質・画質】
メーカーの希望小売価格18,900円、価格.comでの最低価格が約13,000円(2012/4/20現在)のデッキとしては、音質は十分なレベル。CDよりもiPodやUSBのほうが、よりいい音で楽しめる感じです。

【設定】
前述のように、マルチカラーLEDでイルミネーションを自在に設定できるほか、5モードプリセットイコライザーでスーパーベース/ヴォーカル/ナチュラル/パワフルといった、あらかじめ設定済みのイコライザーカーブを簡単に呼び出したり、5バンドグラフィックイコライザーで、好みの音質に合わせてサウンド調整したりできます。また圧縮音源の音質を補正するアドバンスド・サウンドレトリバー、サブウーファーを接続したときにフロントスピーカーとサブウーファーの音のつながりを調整できるハイパス/ローパス・フィルター、低音域を増幅するバスブースター、小音量でも音楽が聞こえやすい3モード・セレクタブルラウドネスなどの設定ができます。とくにサブウーファー出力のローパス・フィルターはカットオフスロープ-18dB/octとデッキ内蔵のものとしては急峻なカーブでカットできますから、調整しやすいと思います。

【拡張性】
背面のUSBとフロントのAUX端子を備えているほか、フロントフェイスを外すとSDカードのスロットを装備。これに保存したデジタル音源を楽しむことも可能です。またフロント/リア/サブウーファー用の3系統プリアウトを装備しているので、外部パワーアンプを接続したシステムアップにも対応します。

【総評】
こんなに安くなっていいの? というのが率直な印象。1?2年前なら3万円前後のデッキの内容です。デザインや操作性に関しては好みが分かれる部分ですが、コストパフォーマンスは優秀。音にこだわるなら、きめ細かいサウンド調整ができる、もうワングレード上のDEH-970をオススメしたいところですが、手軽に音楽を楽しむには十分なモデルです。

参考になった8

このレビューは参考になりましたか?参考になった

カーオーディオ > パイオニア > DEH-970

石田 功さん

  • レビュー投稿数:118件
プロフェッショナルレビュートップへ

プロフィールフリーランス・ライターの石田 功です。カーナビやカーオーディオを中心に、雑誌やWebで記事を書いています。現在、執筆中のおもな雑誌はカーオーディオ専門誌のオートサウンド、カーオーディオマガジンなど。またカー&ドライバーなどの自動車専門誌や…続きを読む

満足度5
デザイン4
操作性3
音質・画質4
設定4
拡張性4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

どことなく品のあるデザイン

操作部はフロントフェイス左側に集中

背面にUSBポートを2個装備

ディスプレイは日本語3行表示

SDカードスロットを装備

タイムアライメント、クロスオーバー、イコライザーを搭載

これまでのDEH-P940の後継機にあたるのが、このDEH-970。価格はメーカー希望小売価格で3万円台に下がったものの、DEH-P940には無かったUSBやBluetoothを搭載。後継機とはいえ、まったくの新設計モデルです。そのため、DEH-P940で評判が良かったサウンドクオリティは保たれているのかが大いに気になるところ。メーカーのデモ機を借りて、使ってみました。

【デザイン】
同時に発表されたDEH-770やDEH-570とはテイストが異なるデザイン。控えめなイルミネーションとLEDバックライト採用のディスプレイは、どことなく品があります。質感も、このクラスとしては上質。イルミネーションとディスプレイの文字色はそれぞれ個別にプリセットカラー27色、カスタムカラー22万色の中から調整できます。

【操作性】
フロントフェイス左に操作キーが集中。Bluetoothを内蔵し、電話ボタンなどが増えおり、右ハンドル車の場合、電話キーがやや押しにくかったり、USB使用時にフォルダーを送るボタンがちょっと小さいなど、気になる点もありますが、慣れると問題無いと思います。iPod/iPhoneの音楽の再生や選曲は、コントロール/アプリモードに切り換えることで、iPod/iPhone側でも可能。こちらのほうが使いやすいと思います。iPod/iPhoneで選曲したら、曲の送り/戻しは本体、または付属のリモコンで。こんな使い方が、使いやすいのではないでしょうか。調整機能が豊富で、その操作を覚えるには時間がかかりますが、これを使いこなさないとDEH-970を所有した意味が無いので、難しくても使いこなしてください。

【音質】
音質チューニングを、カロッツェリアのフラッグシップ機、Xシリーズのエンジニアが担当したとのことですが、さすがに3万円台を感じさせないHi-Fiな音がします。前作のDEH-P940と比べると、やや明るめで低域が軽めという印象ですが、解像度は3万円台であることを考えると十分に満足。この音が、この価格で手に入るのなら文句無しです。

【設定】
DEH-P940と同等のDSPを搭載し、デジタルクロスオーバー、タイムアライメント、左右独立16バンドグラフィックイコライザーで、きめ細かいサウンド調整ができます。これらの調整をマニュアルで行うのは、ある程度のスキルが必要ですが、自動的にタイムアライメントとイコライザー調整を行うことも可能。マイクで拾った音を元に調整するので、個々のクルマにあったセッティングが簡単にできます。またイコライザーもクラリティ/リズム/センシティブなど5パターンをプリセットしており、好みのサウンドを簡単に選ぶことができます。設定は3万円台の機器とは思えないほど多彩です。

【拡張性】
背面に2つのUSBポートを装備しているので、ひとつはiPod/iPhone専用に、もう一つはUSBメモリー用にという具合に両方を挿しっぱなしにできます。USBは1A出力で、iPhone4の急速充電に対応。充電しながらハンズフリー通話ができるので便利です。またアプリモードでは、YouTubeをiPhoneで見ながら音はDEH-970経由で再生できますし、MapFan for iPhone等のナビアプリを使いながら音楽を聴くことも可能です。フロントフェイスを外すと、SDカードスロットもあり、これでも音楽再生ができます。ここに挿したSDカードは、挿しっぱなしなりそうなので、よく聴くスタンダードナンバーやBGM的に聞く曲を入れたSDメモリーカードを差し込んでおくといいと思います。プリアウトは3系統。一般的なフロント/リア/サブウーファーという使い方から、フロント3ウェイ・マルチアンプシステムやフロント2ウェイ+サブウーファーのマルチアンプシステムまで、多彩なシステムアップに対応します。AUX入力は背面のRCA端子と、前面のミニジャックの2つを装備しています。ミニジャックにUSB接続できないポータブルプレーヤーを接続するというのが一般的な使い方でしょうが、純正ナビやDSPを持たない市販ナビの音声を入力(ナビ側にプリアウトが無い場合は、ハイ/ロー・コンバーターを使用)し、DSPできめ細かいサウンド調整ができるシステムに替えるという方法も、おもしろいかもしれません。拡張性は十分です。

【総評】
ほんの数年前まで、この手のサウンド調整ができるデッキは7?8万円クラスでした。それが今や3万円台。しかもUSBポート2個付き、Bluetooth内蔵ですから、安くなったものです。音も、この価格帯では別格。しかも、前モデルのDEH-P940相当のデジタル・サウンド調整機能を持っており、この調整次第でハイレベルな音に追い込むことができます。実はカーオーディオは、いくら製品そのものの素性が良くても、サウンド・チューニング無しでは実力を発揮できないことも多々ある話。DEH-970の調整機能をしっかり使いこなしてチューニングを行えば、払った金額以上の満足度が得られること間違いなしです。予算1万円程度の方でも、いい音で音楽を聴きたいとお考えなら、ちょっと奮発してDEH-970を手に入れたほうが、後々を考えると幸せになれるのではないでしょうか。

参考になった58

このレビューは参考になりましたか?参考になった

カーオーディオ > パイオニア > MVH-370

石田 功さん

  • レビュー投稿数:118件
プロフェッショナルレビュートップへ

プロフィールフリーランス・ライターの石田 功です。カーナビやカーオーディオを中心に、雑誌やWebで記事を書いています。現在、執筆中のおもな雑誌はカーオーディオ専門誌のオートサウンド、カーオーディオマガジンなど。またカー&ドライバーなどの自動車専門誌や…続きを読む

満足度3
デザイン3
操作性3
音質・画質3
設定3
拡張性3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

ディスプレイは日本語に非対応

ボリュームを中心にまとめられた操作部

5パターンのプリセットEQを搭載

USBとAUXをフロントに装備

プリアウトを1系統装備する

本体は1DINサイズ

iPod/iPhoneやUSBメモリーの音源を中心に楽しむためのメカレス・レシーバー。メーカー希望小売価格で8,000円の低価格が魅力です。メーカーのデモ機を借りて使ってみました。

【デザイン】
メタリックパーツの質感など、ちょっと安っぽい感じは否めませんが、この価格を考えれば納得できるところです。それよりも疑問なのは、メカレスなのにCDメカ入りのヘッドユニットと奥行きが同じこと。メカが無いのでもっと奥行きは短縮できるはずだし、そうすることでダッシュボード以外への取付の可能性も高まると思います。とはいえ、奥行き短縮のために新たに型をおこすとコストアップにつながるのは確実なので、難しいところではありますが。またイルミネーションの切り替えを見つけることができませんでした。もし、赤1色しかないのなら、インパネに似合わないクルマもあろうかと思います。

【操作性】
iPod/iPhoneの音楽を聴く場合、選曲はiPod/iPhone側で行う人がほとんどだと思うので、MVH-370を操作するのはボリューム等、一部だけ。操作性に問題はないと思います。ただし、USBメモリーの音楽を聴く場合、ディスプレイが日本語表示に対応していませんから、音楽の格納方法から工夫しないと操作が難しくなりそうです。iPod/iPhoneの音楽を聴くためのデッキと思ったほうがいいでしょう。

【音質】
この価格だと音質にこだわるような製品でもないので、上出来だと思います。

【設定】
サウンド面はダイナミック/ヴォーカル/ナチュラル/パワフル/フラットという5種類のファクトリープリセットから、好みの音質が選べるほか、バス/ミドル/トレブルを好みに合わせて調整できる3バンドイコライザーや圧縮音源の圧縮時に失われた微小音や高域を補正するアドバンスド・サウンドレトリバーがあり、価格を考えると十分だと思います。

【拡張性】
1系統のプリアウトを装備しているので、外部アンプをプラスしたり、パワードサブウーファーを追加したりできます。また別売のリモコンでの操作にも対応しています。

【総評】
長きにわたって車内のメインソースだったCDですが、その座はiPod/iPhoneやUSBデバイスなどのデジタル音源に変わりつつあります。そんなCD不要ユーザーが、あまりコストをかけずにiPod/iPhoneの音楽を聴ける状態にしたいなら、手頃なモデルだと思います。コントロール/アプリモードで使えば、iPod/iPhoneで選曲等の操作ができるし、音楽を聴きながらMapFanなどのナビアプリの併用も可能。YouTubeの音もMVH-370を通して聴くこともできます。うまく使えば、意外に使いでのいいモデルです。

参考になった7

このレビューは参考になりましたか?参考になった

カーオーディオ > パイオニア > FH-770DVD

石田 功さん

  • レビュー投稿数:118件
プロフェッショナルレビュートップへ

プロフィールフリーランス・ライターの石田 功です。カーナビやカーオーディオを中心に、雑誌やWebで記事を書いています。現在、執筆中のおもな雑誌はカーオーディオ専門誌のオートサウンド、カーオーディオマガジンなど。またカー&ドライバーなどの自動車専門誌や…続きを読む

満足度5
デザイン3
操作性4
音質・画質3
設定3
拡張性4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

5.8型ワイドQVGAモニターを搭載

大型の操作キー

USBとAUXをフロントに

appモードでYouTubeも見られる

日本語表示に対応

キーイルミやタッチキー色、壁紙を変更可能

2DINサイズのボディに5.8型ワイドモニターとDVD/CDプレーヤー、USBなどのAV機能を搭載したAVレシーバー。メーカー希望小売価格で33,600円。実売では3万円を切るほどのリーズナブルな価格が魅力です。メーカーの貸し出し機を借りて、使ってみました。

【デザイン】
大型の円形キーは、中央がメニューの呼び出しで上下がボリュームのアップ/ダウン、右がソース切り替えという配置。通常は円形キーの左右がトラックの送り/戻しでしょうが、そのキーは円形キーの上にあり、円形キーの右は曲のサーチキーになっています。このあたり、使い始めはちょっと戸惑いましたが、まあ慣れの問題かと思います。USBポート&AUX入力はその下に配置。配線していない状態だと気になりませんが、iPod接続ケーブルをつなぐと配線の出っ張りが気になります。差し替えやすさやコストを考えると、これでいいとは思いますが、デザイン的には多少コストが上がっても、背面から配線を出すタイプのほうがスッキリしたかな、とは思います。

【操作性】
画面左のハードキーのタッチは、やや遊びが多い感じがありますが、タッチパネルの反応の反応はわりと良く、快適に操作できます。appモードに切り換えたときのタイムラグや音声が途切れるところなど、気になる部分は多少ありますが、価格を考えると上出来という印象です。appモードに切り換えると、iPod/iPhone側で選曲等の操作もできるし、DVDビデオのメニューにタッチして、ダイレクトで操作することも可能。リストのスライド操作もできるし、初めて使ってもわりとスムーズに使いこなすことができました。

【音質・画質】
ディスプレイはQVGAなので、画質はそれなり。音質も、価格を考えれば文句なし。軽快なサウンドが楽しめます。そりゃあ、画質はVGAのほうがいいし、音質も同社のDEH-P01クラスのほうがいいに決まっていますが、実売2万円台の機器にそれを望むのはわがままというものでしょう。コストパフォーマンスを考えれば、十分以上に満足できると思います。

【設定】
ハードキーのイルミネーションは112色、タッチキーは5色、ディスプレイの壁紙は4パターンから選んで、自在に設定できます。サウンド設定は、AVソースによって異なる音量を調整して、ソースを切り換えたときの違和感をなくすソースレベルアジャスター、パワードサブウーファーを追加したとき、フロント&リアスピーカーとの音のつながりを調整するハイパスフィルター、音質を好みに合わせて調整できる8バンドグラフィックイコライザー、試聴位置に泡得手音像定位を調整できるソニックセンターコントロールなどがあります。

【拡張性】
バックカメラを接続可能な映像入力、地デジチューナーなどの映像機器を接続可能なAV入力、外部パワーアンプの追加が可能なフロント/リア/サブウーファー用のプリアウト、対応車種なら別売のステアリングリモコンアダプターを追加することにより、純正ステアリングリモコンでのボリューム等の操作が可能になる接続端子など、この価格帯の機器にしては異例の拡張性を持ちます。映像出力もあるので、モニターの増設も可能。拡張性は十分です。

【総評】
クルマに乗るのは駅への送迎や買い物など、近場がほとんどだからカーナビは不要。でも、TVやDVDは見たいし、バックカメラもあったらうれしい。そんな人にはぴったりの機器だと思います。もちろん、地デジチューナーやバックカメラ等は別売なので、オプションを加えていくとそれなりの金額になりますが、バックカメラを付けたいがために安いナビを入手していた人もいたことを考えると、よりリーズナブルなベースマシンの登場はうれしい限り。おそらく、円高が大きく影響してのこの価格と思われますが、この内容でこの価格は、破格の安さといえると思います。

参考になった19

このレビューは参考になりましたか?参考になった

カーオーディオ > ケンウッド > I-K900

石田 功さん

  • レビュー投稿数:118件
プロフェッショナルレビュートップへ

プロフィールフリーランス・ライターの石田 功です。カーナビやカーオーディオを中心に、雑誌やWebで記事を書いています。現在、執筆中のおもな雑誌はカーオーディオ専門誌のオートサウンド、カーオーディオマガジンなど。またカー&ドライバーなどの自動車専門誌や…続きを読む

満足度4
デザイン4
操作性4
音質・画質3
設定4
拡張性5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

3インチモニターを装備

動画の再生もできる

別売バックカメラの映像も

iPod/iPhone側での操作も可能

日本語表示に対応

サウンド調整が多彩

CDドライブ・メカを持たないメカレスタイプの1DINレシーバー。iPod/iPhoneを始めとしたUSBデバイスの音楽を楽しむための機器です。フロントフェイスに装備した3インチディスプレイで、動画ファイルも楽しめるのが特徴です。

【デザイン】
フロントフェイスの右に3インチディスプレイを、その左に大型のロータリーボリュームをレイアウト。操作が直感的にわかりやすい、機能的なデザインだと思います。

【操作性】
iPod/iPhoneの操作はI-K900の本体側、iPod側のどちらでも可能。本体側で選曲する場合は、まずロータリーボリューム周りのメニューキーを押し、あとはロータリーボリュームの回す/押すの操作で選曲。ディスプレイも大きく見やすいため、1DIN機の本体側操作としては、使いやすい部類です。ダイレクトサーチやイニシャルサーチ、スキップサーチなど様々なサーチモードも搭載されていますが、これは慣れを要しそうです。個人的には、iPod側での操作が使いやすかったのですが、iPodの音楽を視聴中は、iPodボタンを押すだけで、本体側操作とiPod側操作を簡単に切り換えられます。これが便利。またラジオなど他のソースを聞いているときは、このボタンを押せばダイレクトにiPodに切り替わるといった具合に、iPodの使い勝手は良好です。

【音質】
純粋な音質でいえば、動画再生機能を持たないCDプレーヤー付きのI-K77のほうが上かと思います。とはいえ、悲観することはありません。再生レンジはI-K77ほど広い印象はありませんが、中域を中心に心地よい音で、価格以上の満足度が得られると思います。またI-K900は動画再生可能な3インチモニターを装備し、別売のバックカメラを接続することで、このモニターでクルマの後方を確認できるなど、音質だけではない魅力があります。音質調整機能も豊富ですから、これを使いこなすことによって、好みの音に設定することができます。

【設定】
DSPを内蔵し、様々な設定ができます。たとえばDTA(デジタル・タイム・アライメント)は、各スピーカーの音にディレイをかけることで、音が出るタイミングを調整し、視聴位置においてベストな音場を再生するように調整できますし、dBイコライザーPROは、音楽ジャンルに合わせた8つのイコライザーカーブを簡単に選べるほか、5バンド19ポイントのグラフィックイコライザーにより、音質調整が可能。ほかにも、別売のサブウーファーをプラスしたときに、フロント/リアスピーカーとサブウーファーの音のつながりを調整できるクロスオーバーネットワーク、メニューに従って選択するだけで簡単に個々のクルマに最適なサウンドに設定できるSMS(サウンド・マネージメント・システム)、音楽の圧縮時に失われた音を補正するニュー・サプリーム、高速走行時に聞こえにくい低音や小さな音を強調するコンプレッサー、iPodEQなど、多彩な調整機能を搭載しています。

【拡張性】
前モデル、I-K99との違いは、バックカメラを接続できるようになったことです。これにより、フロントフェイスのモニターの活用範囲が、より広がりました。映像出力も装備していますので、リアモニターの追加も可能。ただしリアモニターに映し出せるのはiPod/iPhoneの映像のみで、USBデバイスに保存した動画ファイルをリアモニターで見るのは不可能です。音声のプリアウトは3系統装備。外部パワーアンプやサブウーファーの追加にも対応しています。また別売のBluetoothユニットをプラスしてハンズフリー通話ができたり、対応携帯電話やデジタルオーディオプレーヤーの音楽をワイヤレス再生できたりもします。USBは1アンペアの出力電流。そのため、iPhone4の急速充電に対応していますし、ポータブルHDDがバスパワーで動く可能性も高く、拡張性は十分です。

【総評】
クルマの中で聞くのはiPod/iPhoneやUSBデバイスの音楽が多く、CDを聞くことは無いという人は、増えているように感じます。そんな人にとって、I-K900は魅力的な機器だと思います。いまやiPodやUSBの音楽を楽しめる機器は多々ありますが、I-K900は動画も楽しめるのが違います。再生可能な音楽/動画フォーマットはMP3/WMA/AAC/WAV/MPEG4/H.264/WMV。本体に512MBのメモリーを内蔵し、USB経由でこのメモリーに音楽/動画を保存することもできます。またバックカメラの接続が可能になり、魅力はさらに高まりました。別売のバックカメラを加えれば、それなりの金額になりますが、カーナビは不要、でもバックカメラは必要という人にとっては、ひとつの選択肢になろうかと思います。

参考になった7

このレビューは参考になりましたか?参考になった

カーオーディオ > クラリオン > CX211

石田 功さん

  • レビュー投稿数:118件
プロフェッショナルレビュートップへ

プロフィールフリーランス・ライターの石田 功です。カーナビやカーオーディオを中心に、雑誌やWebで記事を書いています。現在、執筆中のおもな雑誌はカーオーディオ専門誌のオートサウンド、カーオーディオマガジンなど。またカー&ドライバーなどの自動車専門誌や…続きを読む

満足度3
デザイン4
操作性3
音質・画質3
設定3
拡張性3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

大型のロータリーボリュームが特徴

フロントフェイス右下にUSBとAUXを装備

イルミネーションは728色バリアブルカラー

ディスプレイは日本語非対応

BEAT EQなどの調整機能を搭載

プリアウトを2系統装備する

CD/ラジオのほか、iPod/iPhone、USB、ポータブルオーディオプレーヤー等の接続に対応するリーズナブルな2DINオーディオ。メーカーの貸し出し機を使ってみました。

【デザイン】
機能的には従来モデルのDUB385MPBに近いようですが、ロータリーボリュームが大きくなり、イルミネーションの面積も増え、派手になったイメージです。大型ボリュームを中心に左右シンメトリーのデザインは、整っていると思います。イルミネーションはバリアブルカラーで、728色に変更可能。ロータリーボリューム、キーイルミネーション、ディスプレイの色が連動して切り替わります。CX211はフロントパネルがシルバーですが、ブラックパネルのCX211もあり。こちらは、もっと落ち着いた印象ですので、好みのタイプを選ぶといいでしょう。

【操作性】
iPod/iPhoneやUSB内の音楽ファイルの選曲は曲の戻る/進むキーと、ロータリーボリュームの回す/押すででき、操作は比較的スムーズです。ただし、ディスプレイが日本語対応ではないため、日本語の曲を聴くことが多い人には、ちょっと辛いかなと感じます。またDUB385MPBには、iPod側で選曲操作ができるモードがあったと思いますが、CX211ではその機能を探すことができませんでした。

【音質】
価格相応といったところでしょうか。音質にこだわるのであれば、より上位の機器を選ぶことをおすすめしますが、この価格帯のオーディオとしては、十分に満足できる音質だと思います。

【設定】
バス/ミッドレンジ/トレブルの3カ所を調整して好みの音質にカスタマイズできるBeat EQや、ロードノイズで聞こえにくくなる低音を増強するマグナベースEXなどの調整ができます。また、ローパス/ハイパスフィルターを内蔵しており、サブウーファーを追加した際に、音のつながりの調整も可能です。

【拡張性】
USBとミニジャックのAUX入力をフロントパネル右下に装備しており、iPodやiPhone、USBデバイス、USB接続できないポータブルオーディオプレーヤーなどの拡張が可能です。また別売のBluetoothトランシーバーと別売ケーブルを用意すれば、Bluetoothオーディオ対応携帯電話のハンズフリー通話や対応オーディオ機器の音楽のワイヤレス再生ができますし、別売モニターでiPodのビデオを見ることもできるようになるようです。プリアウトは4ch分装備。パワードサブウーファーや、外部パワーアンプの追加も可能です。

【総評】
いまやAVナビが5万円前後から手に入る時代ですが、カーナビ不要の人にとっては、より安価で入手できる2DIN機は貴重かと思います。ライバルはケンウッドDPX-U500やU700やアルパインCDE-W203Ji、カロッツェリアFH-P530あたりになると思いますが、デザインの好みで選んでいいかと思います。クルマをオーディオレスで手に入れ、低コストで音楽を聴ける状態にしたい人には、iPodやiPhone、USB内の音楽ファイルも楽しめる2DIN機は手軽です。

参考になった9

このレビューは参考になりましたか?参考になった

カーオーディオ > ケンウッド > DPX-U700

石田 功さん

  • レビュー投稿数:118件
プロフェッショナルレビュートップへ

プロフィールフリーランス・ライターの石田 功です。カーナビやカーオーディオを中心に、雑誌やWebで記事を書いています。現在、執筆中のおもな雑誌はカーオーディオ専門誌のオートサウンド、カーオーディオマガジンなど。またカー&ドライバーなどの自動車専門誌や…続きを読む

満足度3
デザイン4
操作性4
音質・画質3
設定4
拡張性3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

フラットなアクリルフェイスを採用

フロントフェイスにUSBとAUXを装備

日本語表示に対応

   

iPodボタンとログファンクションが使いやすい

   

同時発表のDPX-U500の上級機。フロントフェイスにUSBとAUX入力を備えたCDレシーバーというスタイルはDPX-U500と変わりませんが、ディスプレイやDSPなど、多々グレードアップが図られています。DPX-U500との違いを中心に、価格帯で近いカロッツェリアFH-P530との違いを含めてレポートします。

【デザイン】
フラットなブラックのフェイスにくっきりと浮かび上がる派手なイルミネーションDPX-U500と同一のイメージですが、こちらのディスプレイは日本語3行表示が可能。iPodの選曲はともにiPod側でできるため、日本語表示ができないDPX-U500でも問題ありませんが、USBの音楽を選曲するには、ディスプレイの日本語表示は必須。USBを多用する人には、こちらのDPX-U700がオススメです。ディスプレイは約1000色のなかからお好きな色に変えられるバリアブルカラー。DPX-U500のようにディスプレイ部とボタン部の色を変えられる上に、ロータリーボリューム部分だけを単独でカラー変更することも可能です。カロッツェリアFH-P530との違いは、DPX-U700のUSBがフロントフェイスにあるのに対し、FH-P530はリアからケーブルを伸ばしてくるということでしょうか。

【操作性】
DPX-U700にはDPX-U500にない、ログファンクションという機能を搭載しています。これは、よく使用する機能やお気に入りの曲、放送局などを履歴として自動的に記憶し、簡単に呼び出すことができる機能で、慣れてくると使い勝手の良さが光ります。iPodの専用キーを備えたあたりはDPX-U500と同じ。ただし、前述のようにDPX-U700はディスプレイが日本語表示対応ですから、USB内の音楽の選曲は、DPX-U500やFH-P530よりも、断然やりやすいものとなっています。

【音質】
DPX-U500より、若干ですが再生レンジが拡大している印象です。価格帯的にも、音質を云々いうレベルではありませんが、少なくとも特性の乱れや歪みのない、聴き心地のいいサウンドが楽しめます。

【設定】
DPX-U500にはないDSPを搭載し、DTA(デジタル・タイム・アライメント)の設定が可能です。またハイパス/ローパスフィルターを内蔵していますので、サブウーファーを追加したときなどに、細かい調整ができます。もちろんdBイコライザーPROによる音質調整も可能。ニュー・サプリームは、音楽の圧縮時に失われた音を全帯域にわたって補正し、原音に近い音を再現します。タイムアライメント機能を装備しているのは、3機種のなかではDPX-U700だけです。

【拡張性】
別売のBluetoothアダプターを接続できたり、サブウーファーや外部アンプの接続が可能な切換式のプリアウトを装備するなど、ライバルと比べても十分な拡張性があります。

【総評】
とにもかくにも、日本語表示に対応しているところがDPX-U500や他社ライバルに対する優位点です。そのため、USBの選曲のしやすさは、他を圧倒します。USBで再生できる音楽フォーマットは、MP3/WMA/AACの3形式。FH-P530との違いはここで、FH-P530は非圧縮のWAVも再生可能です。ともあれ、コストパフォーマンスに優れたモデルといえるのではないでしょうか。

参考になった15

このレビューは参考になりましたか?参考になった

ページの先頭へ

動画付きユーザーレビュー
ユーザーレビューランキング

(カーオーディオ)

ご注意