高圧洗浄機すべて ユーザーレビュー

ユーザーレビュー > DIY・工具 > 高圧洗浄機 > すべて

高圧洗浄機 のユーザーレビュー

(10件)
RSS

レビュー表示
表示切替
すべて表示
動画付き
プロフェッショナルレビュー
高圧洗浄機 > ケルヒャー > 高圧洗浄機 K1

多賀一晃さん

  • レビュー投稿数:475件
プロフェッショナルレビュートップへ

プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。

主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む

満足度5
デザイン5
扱いやすさ5
耐久性5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

収納時。これが小さいことが重要。ただ、これ以外に給水ホース、バケツなどが必要。

取手に仕込まれたノズルホルダー。シンプルながら知恵の集積。

間違えようのない、巨大なスィッチ。

高圧水吐出口。装着は押し入れ、上からギロチン留め。力方向が90度ズレるので強力。

以前使っていたケルヒャーの給水ホース。K1へは、一般ホース用のプラグを外して装着。

トリガーガン。この先にワンジェットノズルを付けて使用する。

海外には日本語にすると「ケルヒャーする」という言葉がある。外にあるものをキレイに洗うという意味です。近いものは「ググる」でしょうか。

日本ではスポンジ&洗剤での手洗い&ホースでの水かけが一般。何故海外はケルヒャーかと言うと、この時ほとんどケルヒャー製品を使うからです。同社の民生用製品のメインは、「高圧洗浄機」。洗剤なしでもキレイにできる優れもの。SDG’s的にも優れた同社の製品は、日本でも世界遺産の洗浄に使われています。煤ボケた日本橋もキレイになりましたし、サミット前の原爆慰霊碑もそう。各国首相は、清掃された原爆慰霊碑を見たわけです。

それはともかくケルヒャーは、高性能、高品質、高耐久性。ドイツ製です。
ただし雰囲気は、日本でもメジャーなドイツ車の高性能、高品質、高耐久性ではなく、船具のそれ。嵐に遭遇するような過酷な航海にも耐え、ピンチの時も確実に使える。女性だとちょっとロマンチックに感じるかも知れない船旅ですが、船具はよくみると、シンプルでごっつい。極めて実質的に作られています。

ケルヒャー製品は、これに近いです。水を高圧で噴き出すというトラブルは決して許されない製品。実にしっかり作られています。色は企業カラーのイエローが基本。そしてダイヤルなどの操作系は大ぶり、使ったことがある人は一目で「ケルヒャー」であることがわかります。その上アタッチメントがやたら多い。かなりの確率で持っているパーツが使えます。本体が古くても、新しく出たアタッチメントが使えることも多い。家電は基本モデル、モデルで完結だが、ケルヒャーのモデルは、その後ろに拡張性を有しているのです。

日本でもホームセンターを中心に頑張ってきました。が、一部で人気は得たものの、爆発的な人気を得ることはできていません。
理由は大きいからです。日本でごっついものが売れないわけではありません。耐久性を売りにするG-Shockは人気があります。が、ケルヒャーのほとんどのモデルは、日本の家庭では大きすぎるのです。日本は農家の納屋ならともかく、ほとんどの家は大きな納戸を持っていません。大きな家電は収納できない。このため人気がないのです。

そういう日本市場に対するケルヒャーの回答が、このモデルK-1です。小型でシンプル。アタッチメントも最低限。そして安い。1万円をちょっと。

メーカーから借りてテストしてみました。

高圧洗浄機は本体の他に、給水ホース、吐出ホース、高圧水吐出ガンが最低でも必要。パッケージを開けてみると、給水ホースは別売とのこと。前使っていたケルヒャーのホースをはめてみるとピッタリ。互換性があるのはやはり嬉しい。

ベランダと風呂場の清掃をしてみました。以前テストモデルは、小型の触れ込みだったが、それでも大きく感じました。が、今回のモデルはちょうどいい感じ。ただし小さい分、ちょっとパワーが弱い様に感じられました。が、基本的に満足の行くレベル。また、ケルヒャーは基本洗剤を使用しません。(洗剤を使うことは可能で、マニュアルにはやり方も記載されています。手に負えなくなったら、使ってくださいとあります。)このため徐々に薄皮を剥ぐようにキレイになっていく。途中でいじけてはダメ。慣れるに従い、コツが分かってきて、かなり頑張れます。また目もそうですが、手でも差異を感じでください。
水道代がかかりそうですが、高圧噴射なので、そんなに水は消費しません。8キロの洗濯機の方がよほど水を消費します。それよりノズルを向けてトリガーを引くだけなのでしんどくないのが嬉しいです。高齢者の人でも、風呂、ベランダ掃除他、色々な掃除ができる。
隣との塀が白くなると、いつもとは違う風景という感じです。

ただし、エアコンの室外機に外装以外は、高圧洗浄はNG。特にフィルターはNGです。
室外機は、フィルターと熱交換機が近接。強い水圧だと曲がって効率を落とすことも。焦ったいかも知れませんが、掃除機で吸い込む、フィルター掃除に徹してください。

総合すると、この低価格でこの性能? と思ってしまう。入門編にしては十二分な性能。洗車が好きなお父さん。ベランダや汚れてしまったお風呂を掃除したいお母さん。腰を痛めずに、キレイにしたい高齢者。大切な自転車をピカピカにしたい幼児。誰もがラクラク使えます。これ一種の水遊びの要素もありますので、子どもが率先してキレイにしてくれるかも。ちょっと楽しい、家電でもあります。

参考になった2

このレビューは参考になりましたか?参考になった

高圧洗浄機 > アイリスオーヤマ > JPW-T81-W/H [ホワイト/グレー]

神野恵美さん

プロフェッショナルレビュートップへ

プロフィールライター・編集者。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、現地邦人向けのメディアなどにも関わる。帰国後は、新聞、雑誌、ウェブ媒…続きを読む

満足度4
デザイン4
扱いやすさ4
耐久性無評価

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

給水タンク(上)と本体(下)は両サイドのロックを外すと分離できる

充電は専用のアダプターを使用して行う

3パターンの吐出口に切り替えられる

ジェットモード

キリモード

シャワーモード

アイリスオーヤマのポータブル洗浄機。メーカーより実機をお借りして試用。

幅31.6×奥行21.6×高さ27.5センチの本体に、8Lの給水タンクと2000mAhのリチウムイオンバッテリーを装備。トリガーを引くと、ホースから水を噴射する。

ホースの長さは3メートルで、トリガーガンとともに本体内への収納が可能。約2.4キロと軽量で、女性でも容易に持ち運べる。

ノズルを調節することで、"ジェット"、"キリ"、"シャワー"の3種類の吐出口に切替えられる。最大吐出圧力は約0.7MPa、最大吐出水量約3L/分で、高圧洗浄機とまでは言えないが、充電式でどこでも気軽に利用できるので、外壁の掃除や簡単な洗車、散水、レジャーシーンなどであると便利な1台だ。

約2時間の充電で連続約24分の使用が可能。1度の給水で最長約4分半連続使用でき、水を使い切るまでの時間は、"シャワー"が約2分30秒、"キリ"が約4分30秒、"ジェット"が約3分30秒が目安。

最大約0.7MPaの圧力のため、ジェットモードで強めのホース水といった印象。キリモードは少し広い範囲に噴射でき、シャワーはホース散水といった感じだ。

仕様が示すとおり、シャワーモードだと、満水でもあっと言う間に給水しなければならなくなる。バッテリーよりもすぐに水がなくなってしまうため、水を汲みやすい場所や傍にバケツやポリタンク等に追加用の水を複数用意しておかなければ、バッテリー持続時間を活かしきれなくなるので、購入する際はそのあたりにも留意して検討してほしい。



参考になった0

このレビューは参考になりましたか?参考になった

高圧洗浄機 > アイリスオーヤマ > JHW-201

神野恵美さん

プロフェッショナルレビュートップへ

プロフィールライター・編集者。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、現地邦人向けのメディアなどにも関わる。帰国後は、新聞、雑誌、ウェブ媒…続きを読む

満足度4
デザイン3
扱いやすさ3
耐久性無評価

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

同梱品一式

着脱式で交換可能なバッテリー

給水は本体に付属のホースをつないで先端をバケツなどに汲んだ水から行う

使用イメージ。ショットガンのようにトリガーボタンを押すと水が噴射される

噴射口。シャワー・直噴・拡散の3種類に切り替えられる

拡散・強の噴射イメージ

アイリスオーヤマの高圧洗浄機。ハンディタイプで充電式なのが特長。メーカーから実機を借りて自宅で試した。

高圧洗浄機と言えば、それなりにものは大型で場所を取るものだが、本製品はガンスタイルの手軽さが魅力。収納・保管場所がない家庭でも気軽に導入しやすい。

充電式のため、電源のない場所でも使うことができ、屋外やアウトドアシーンにも。

吐出圧力は2.2MPaなので、それほど期待していなかったが、そこそこに威力がある。水道ホースを窄めるよりも2倍強の水圧があり、屋外のちょっとしたお掃除やクルマの洗浄には便利に十分に使用できる。可変ノズルで、シャワー・直噴・拡散の3種類の噴射に切り替えられるのも使いやすい。

バッテリーは、強運転で約15分、弱運転で約40分と十分。バッテリーは交換式で本体から外して充電ができるため、予備を用意すればそのぶん長く使える。バッテリーに残量確認ランプがあり、残量が確認できるのも便利。

ノズルを取り付けた際の長さは、1メートル弱あるが、使わない時は取り外してコンパクト。本体の重量は1.8kgあり、重くはないが、給水用のホースを取り付けて使用するとなると、男性や身体の大きい人であれば片手でも扱えそうだが、女性の場合は片手ではちょっと厳しく、水平以上の高さの場合は両手で使用することになり、操作性が少々悪くなるが使えないわけではない。

給水はバケツなどに水を汲んでおき、本体に取り付けたホースを通じて行うが、汲み上げも比較的スムーズなので問題に感じる点はなかった。片付けもラクだ。

高い場所を使うには小柄な女性にはちょっと辛いところはあるが、価格もリーズナブルで、場所も取らずに気軽に使える良品。音も静かなので集合住宅でも気兼ねなく使える。

参考になった27

このレビューは参考になりましたか?参考になった

高圧洗浄機 > ケルヒャー > K MINI

多賀一晃さん

  • レビュー投稿数:475件
プロフェッショナルレビュートップへ

プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。

主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む

満足度5
デザイン5
扱いやすさ5
耐久性5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

本体。実に小さい。

サイドビュー。アタッチメント収納ボックス付き。

収納されているアタッチメント。これらがすんなり収納される。

 

高圧なので、接続は嵌め込み&止めの2ステップ。

クリーニング後のベランダ床。すごくキレイ。裸足が嬉しい。

 

高圧洗浄機といえばケルヒャー。その位、世界的に名前が知られています。欧米では高圧洗浄機でキレイにすることを「ケルヒャーする」と言うほど。古びた隣家とのブロック塀などで試すと、実にキレイになります。「あーっ」と口走ってしまうほどですね。ドイツでは基本ゴミ屋敷などは許されません。そのエリアの景観を保つため窓と壁がキレイにすることは、そのエリアに住むための条件なのです。道沿いにある個人宅なんて、実によく手入れされています。

ドイツ製。しかも実用的なモノですから、ケルヒャーの高圧洗浄機は、実に質実剛健。でかい、重い。コロ(クルマ)がついているのですが、段差がある時、納戸から出し入れする時、「「小さく」「軽く」してもらえないのかなぁ」とため息が出るほどです。ケルヒャーの味といえば、味なんでしょうが・・・。

ところが、今回、日本スペシャルとして開発されたK MINIは、そんなことが全くありません。アタッチメント類、高圧用ホース、電源ケーブルが、今までの1/2以下のサイズに、飛び出しもなく見事に収まります。あのゴッかったのがと思うほどビックリしました。

昔、ドイツはミノックスというスパイカメラがありました。私も初めて見たときショックでしたね。「こんなに小さいんだ。」何度も写真を見ているので知ってはいるのですが、目の前に出されると、つくづくすごいと思いましたね。今回、K MINIもそれに近い感じです。ケルヒャーの色使いですので、ケルヒャーとわかりますが、そうでないと新しいメーカーが出てきたの?と聞いちゃいそうです。それ位、K MINIはパッケージにすぐれています。

では、その威力はどうか。

ベランダで試してみましたが、効果は抜群。台風が雨を窓を破れよと言わんばかりに叩きつけることがありますが、1ランク?2ランク上のパワーが出ます。ベランダの次は風呂場だと、風呂場でもテストしましたが、こちらは跳ね返り含めて衣類がビッシャコになりました。風呂場だけでなく、自分自身も掃除する感じ。パワーがありすぎです。

しかし、動作音は、普通の高圧洗浄機に比べて、やや静かになった感じです。要するに、すごーく進化した感じなのです。

クルマの洗車を家出する。アウトドアグッズを手入れをする。ベランダを含め、家の外をキレイにする時の相棒としてはこの上ないも出るです。

使い方で1つ加えておきます。
高圧洗浄機を使う時は、本体をどこに置くかがポイントになります。電源と水源を気にしなければならないからです。このため、私はポリタンクを水源にする方法をお勧めします。水源の自由が確保できますし、多くの場合、電源の方が確保が容易です。ちなみに、今の水道はホースを接続させることが難しいものが多いです。設置も楽ですぐに始めることができます。

ほとんど欠点のない、K MINI。すべての人にお勧めです。

参考になった34

このレビューは参考になりましたか?参考になった

高圧洗浄機 > ボッシュ > FONTUS

神野恵美さん

プロフェッショナルレビュートップへ

プロフィールライター・編集者。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、現地邦人向けのメディアなどにも関わる。帰国後は、新聞、雑誌、ウェブ媒…続きを読む

満足度4
デザイン4
扱いやすさ4
耐久性4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

バッテリー装填部

充電器・バッテリーともに小型で邪魔になりにくい

2点の付属品(ノズルとデッキブラシ)も本体内にスッキリと収納可能

使わない時はホースも本体に引っ掛けてスッキリとまとめておける仕様

本体下部には車輪があり、持ち手を伸ばしてスーツケースのように運搬できる

操作部。水圧は3段階に変えられる

ドイツの工具メーカー・BOSHから今夏(2018年)発売となった新商品。吐出圧力:0.4〜1.2MPaと厳密には高圧洗浄機のカテゴリーに入らないが、水道ホースよりもはるかに高圧で、日常的な家庭用途としては十分。メーカーに実機をお借りして自宅で試してみた結果、個人的に見事"次に欲しい"家電入りした。

一番の魅力は何と言ってもすべてが洗練されていること。高圧洗浄機としては、タンク式+コードレスのタイプとなるが、それら2つのポイントにおいてネガティブになりがちな要素を使い勝手よく製品としてよくまとめていると感じる。

例えば給水に関しても給水口に水を注ぐというやり方で、タンク式にありがちな移動・運搬の難点を克服。タンクを単体で取り外せないため、反面タンクのみを洗面所や風呂場などへ持って行き水を入れることはできないが、ペットボトルやじょうろなどを使えばさほど不便なシーンは思い当たらない。水量を外側から確認できる窓が設けられていたり、水を簡易的にろ過するためのフィルターが備え付けられているなど配慮も行き届いている。

一方、バッテリーは取り外して充電台を用いて別の場所でチャージする。バッテリーも小型で充電中も邪魔になりにくい。充電時間は約60分で最大45分(弱運転)、最小で約15分(強運転)作動し、バッテリー式の高圧洗浄機の中でも比較的充電が早くて持続時間も長めだ、

スマートブラシというデッキブラシのような交換パーツも付属しているが、本体内に収納できるのも好印象。噴射用のホースは4メートルもの長さがあり、未使用時に本体に収納しておいたり、フックのようなおのに一時的にかけておくことができるのも煩わしさが少ない。

本体は約9.8キロとそれなりに重量があるが、下部に車輪を備えており、スーツケースのように移動・持ち運びができる。

運転時の水圧を3段階で切り替えられる他にも、ノズルの先の噴射モードをワンポイント、縦拡散、横拡散、シャワーの4種変えられる。)を選択できるのもユニーク。


コードレス+タンク方式の高圧洗浄機のラインナップの中では、少々値段が高目の部類だが、機能性、収納性、デザイン性いずれも洗練されており、汎用性の高さからもお値段なりに買って損には感じない商品だと思う。

参考になった5

このレビューは参考になりましたか?参考になった

高圧洗浄機 > ケルヒャー > 家庭用マルチクリーナー OC 3

神野恵美さん

プロフェッショナルレビュートップへ

プロフィールライター・編集者。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、現地邦人向けのメディアなどにも関わる。帰国後は、新聞、雑誌、ウェブ媒…続きを読む

満足度4
デザイン4
扱いやすさ4
耐久性無評価

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

ピクニックバッグのようなコンパクトさ

タンク下にトリガーとホースを完全収納

充電時もスッキリ

 

水道ホースの2倍ほどの水圧で、簡単な汚れ落としには十分

給水時も片手でやかんに水を注ぐような手軽さ

 

ドイツのクリーナーブランド"ケルヒャー"の簡易高圧洗浄機。メーカーから試用品を借りて自宅で試した。

ケルヒャーの製品は、スチームクリーナーを所持しており、質実剛健、性能面では誠実だが、剛健なところが日本の家庭では一部マッチしないところも少々感じていた。

しかし、本製品はそうした印象を覆す商品。本製品はカテゴリー的には高圧洗浄機に分類されるものの、メーカーが"マルチクリーナー"と謳っているとおり、水圧に関しては高圧とまでは言い難い部類。スペック的には吐出圧力0.5MPaと、水道の2倍ほどのパワーとなる。したがって、しいて言うなら"中圧洗浄機"と呼ぶべきだろうか。ただし、高圧洗浄機未満だが、ホースで散水する際の水圧よりは確かに高圧で効果が高い。主にベランダで使用していたが、床や外壁、自転車の泥汚れには十分なレベル。

本製品の魅力は、むしろ水道水の2倍の水圧でありながらコンパクトかつバッテリー式で機動力の高い点にある。本体サイズは大きめの重箱程度で、重さは水を入れても十分ラクに片手で持ち上げられるレベル。本体サイズから必然的に給水タンクが4Lと少量ですぐに水がなくなってしまうが、コンパクトなので給水も手軽でラク、ほとんど苦にならない。バッテリー駆動時間は3時間の充電で約15分とそもそもそれほど長くはないため、バランス的にはちょうどいいと思われる。

音に関しては、うるさすぎるほどではないが、小さい割にはそこそこの音がするなぁという印象。本体ごと持ち上げて使えば、振動音が抑えられるので緩和される。

水を噴射するノズル部分は、ランスを変えたりはできないが、給水タンクを外した下にそのまま仕舞っておけるので、使うたびに取り付けや取り外しが不要な点もいいところ。とにかく使いたい時にどこでもサッと使えるというのが本製品の一番の魅力ではないだろうか。

充電もACアダプターを直接差し込んで行い、場所を取らずに行えるのがいい。唯一難点は給水タンクのゴムのフタをはめづらい点。パワーはそれほど必要ないが、水栓や電源設備がない場所など場所を問わずにお手軽かつ気軽にいつでも水を使った掃除をしたいという人にはベストバイな1台だ。

参考になった15

このレビューは参考になりましたか?参考になった

高圧洗浄機 > アイリスオーヤマ > SBT-512N

神野恵美さん

プロフェッショナルレビュートップへ

プロフィールライター・編集者。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、現地邦人向けのメディアなどにも関わる。帰国後は、新聞、雑誌、ウェブ媒…続きを読む

満足度4
デザイン3
扱いやすさ3
耐久性無評価

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

同梱物一式(水道用アダプターも別にアリ)

タンクの中に収納されている本体

使用時は本体の上に水を入れたタンクをセットする

電源はベランダに面した部屋から引き込めば問題なし

二種類のランスが付属。付け替えて使う

可変ランスで拡散側にセットして水を噴射した様子

タンクの中に水を入れて、水道設備がなくても使用できるアイリスオーヤマの高圧洗浄機。メーカーに試用機をお借りして自宅のベランダで主に使用した。

タンク式だが、コードタイプのため、電源設備は必要。自宅ではベランダに隣接するリビングからコードを引き込み使用したが、特に問題はなかった。ただ、未使用時にはタンク部分に本体を収めてコンパクトに収納できるのも長所だが、ホースや噴射ノズルなど接続して使う付属品は一緒に収めておけないのがちょっと残念。

バッテリータイプの機種も試用したが、コード式なので長時間連続して使いたい人はこちらが最適。水道と直結できるコネクターも付属するので、長時間使用したい場合は2通りの方法で給水も可能だ。

また、最大圧力8.5Mpaとバッテリー式に比べて2倍ほどの高圧のため、パワーを求める人にも。直射と拡散の可変ランスの他にターボランスという高速のスパイラル水流で洗い流すことができるパーツも付属している。ただ、気になっていたベランダの外壁の雨垂れのシミは本製品でも落とすことができなかった。

静音モデルとなっているが、スペック値では最大71.5dB。騒々しい工場やカラオケが85dB、静かな乗用車が60dBとメーカーのホームページにあるとおり、決して静かとは言えないので夜間の使用は控えたい。ただ、この程度で静音と言えるのであれば、他の製品はそれ以上に音が大きく、集合住宅や閑静な住宅街などでは利用が厳しいのではないだろうかと思える。

使用感は水を汲んだり、セッティングが必要だったり多少の手間は必要だが、それはどんな高圧洗浄機にも言えること。何より水道が引けない場所でも使えて、収納時はコンパクトというのがこの商品の最大の魅力。高圧洗浄機としての性能に関しては、スペックどおりの働きをしてくれ、不満は感じなかった。

参考になった43

このレビューは参考になりましたか?参考になった

高圧洗浄機 > アイリスオーヤマ > SDT-L01N

神野恵美さん

プロフェッショナルレビュートップへ

プロフィールライター・編集者。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、現地邦人向けのメディアなどにも関わる。帰国後は、新聞、雑誌、ウェブ媒…続きを読む

満足度4
デザイン3
扱いやすさ4
耐久性3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

セット内容物

未使用時は本体をタンク内に収納可能

水を入れたタンクを本体の上にセットして使用

バッテリー装着部

充電中のバッテリー

かなり汚れていたベランダの換気口の網の部分も一発でキレイに!

マンションのベランダ掃除用に、メーカーさんから試用機をお借りして3週間ほど使用。

本製品を候補として選んだ理由は、タンク式であること。自宅のベランダには水栓がないため、蛇口とつないで使うタイプの製品では、台所やお風呂場などから長いホースを使って引き込む必要がありひと手間だが、タンク式なら問題ない。タンクを外して水道に直接つなぐこともできるので、近くに水道がある場合とそうでない場合とで使い分けることも可能だ。

バッテリー式というのもポイント。自宅のベランダで使用する場合は、隣接する部屋のコンセントから引き込むことはできるものの、使用中は窓が少し開いた状態になり、隙間から虫などが侵入したりすることへの懸念や取り回しを考えるとコードレスのほうが利便性が高そうと判断したため。

現物を見ると、タンクがあるぶん大きくはなってしまうものの、使わない時には本体と分離してタンクの中に収めておくことができ、邪魔に感じない程度にコンパクトになる。ただし、バッテリーがかなり大きいため、それに伴い充電器も大きく、充電時はそれなりの存在感。

タンク容量は最大26Lだが、運ぶ際に水面が揺れてこぼれてしまったり重さから持ち運びが困難になるため、半分ほど水を入れるのが現実的。バッテリーは最大5時間の充電で連続使用時間は約10分。タンクに半分ほどの水だと、バッテリーを使い切るまでにもう1回程度水を汲みにいく必要がある。

吐出圧力は約3.0〜4.5MPa。コード式のものに比べると圧力が下がってしまうとはいえ、ホースで放水するのとは比べ物にならない。ホースだけでは洗い流せなかった壁やエアコンの室外機、換気扇口の網目などの汚れが面白いほどキレイになった。ただし、凸凹した壁面の雨垂れのシミにはほとんど効果がなかった。さすがに染み着いてしまった汚れまでは対処できなかったものの、定期的に使用しておけばそのような状態にまで汚れるのを防ぐことができるだろう。

ふだん割と頻繁に水で洗い流している床に就いた砂汚れや粉塵も高圧洗浄機を噴射するとさらに汚れが浮かび上がってキレイになり、効果覿面。

音に関しては「静音タイプ」となっているが、決して静かとはいえない。集合住宅のベランダで使用する際は時間帯は選んだほうがいい。

主要な素材はポリプロピレンだが、ノズルやホースなども頑丈な造りで耐久性はまずまずといった印象。

ただし、バッテリー寿命が約250回となっているため、本体よりもそちらの方が先に消耗しそう。バッテリーは税別12800円で販売されているので、交換すればもちろん使い続けられる。また、バッテリーは約10分しか持たない上に、使用直後は熱で充電ができないたえ、再び使用するまでには5時間以上かかる。そのためにも予備としてもう1つ用意しておくのもよいかもしれない。

とはいえ、コード式に比べると多少圧力は劣り、連続使用時間が短いなどの難点はあるものの、タンク式で電源がなくても使えるというのはやはり便利。圧力はそこそこでも気軽にどこでも使うことができるという利便性はそうした難点をも上回り、相応に需要を満たした商品と言えるだろう。

参考になった25

このレビューは参考になりましたか?参考になった

高圧洗浄機 > ケルヒャー > K3 サイレント ベランダ [50Hz専用(東日本)]

関口 寿さん

  • レビュー投稿数:381件
プロフェッショナルレビュートップへ

プロフィール東京都練馬区在住。小学生の時に読んだ科学雑誌に触発され電子工作を始める。学生時代は自動車整備に明け暮れ、その後はサーバー/ネットワークエンジニアを生業としながら、2002年よりPC自作、改造、電子工作の記事を執筆。近年はLEDや電子回路を…続きを読む

満足度4
デザイン5
扱いやすさ4
耐久性無評価

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

アクセサリは意外と多いので、箱を残しておいたほうが無難

留め具をスライドさせるだけのロック機構なので、簡単にホースの脱着/水抜きができる

タカギのホースジョイントでも接続できた。純正を購入する前に試す価値はあるだろう

2018年1月に購入、自宅で使用

【デザイン】
非常に良い
スイッチとホースの取り付け口が同一面に配置され、操作性は良好。
旧型には横長のカバンのようなモデルもあったが、縦型にレイアウトされているため置き場所にも困らない。

【扱いやすさ】
非常に良い
メーカー公称値・10.3kgは決して軽いとは言い難いものの、ハンドル、キャスター、収縮ハンドルがあるため取り回しは容易。
なにより有難いのがホースのカップリングで、旧モデルはねじ込み式からワンタッチ構造になったため、使用後の水抜きが大幅に楽になった。

【耐久性】
購入から1か月あまりなので無評価とする。

【総評】
高圧洗浄機の代名詞ともいえる同社製品はこれで2台目、旧モデルも10年近く経つが故障もなくいまだ使えるのは、ケルヒャーのクオリティの高さを物語っている。
アクセサリが意外と多いため収納に工夫が必要だが、「ベランダ」の名にふさわしい過不足ない選定も魅力のひとつである。
上位のK5シリーズはさらに高圧だが、16kg超と女性には扱いづらい重量となる。
ときどき洗車、ベランダや外壁の大掃除、ぐらいの使用頻度であれば、跳ね返りや騒音も含め、K3サイレントがベストな選択といえるだろう。

参考になった24

このレビューは参考になりましたか?参考になった

高圧洗浄機 > ケルヒャー > K3 サイレント ベランダ [50Hz専用(東日本)]

多賀一晃さん

  • レビュー投稿数:475件
プロフェッショナルレビュートップへ

プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。

主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む

満足度4
デザイン4
扱いやすさ4
耐久性5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

サイレントのマークが目印

どう見ても水鉄砲。もとい、銃型なので使いやすい。

使用時の様子。最強水圧で、足に当たると相当痛い。

   

掃除の前後で黄色線を入れました。が、入れなくても分かるレベル。

   

海外では、『高圧洗浄することをケルヒャーしますか』と言います。
ちょっと前のソニーの『ウォークマン』の様なものでしょうか?
iPod、iPhoneのない時代、ウォークマンはポータブル・オーディオの代名詞でした。

全メーカーが、それを目指しているのは事実ですが、まあ、そうはなりませんね。
こうなるためには、性能が確かであり、信頼性があり、そして誰でも知っていることが必要です。

まあ前置きは置いておきまして、実際の使用実感をレポートします。
尚、今回はメーカー様より貸し出して頂きました。

【重さと安全性】
手にミシっとくる重さです。
この重さは、水冷式モーターを搭載しているためです。
安定動作、動作音を本体外部にもらしにくいなど、大きなメリットがあるのですが、重くなります。
また、私がケルヒャー製品から受けるイメージは、船具です。
少々大きく、少々重いが確実に頼りになる。
水、圧力が相手の場合、なめるとトンでもないことになりますからね。
でもメリットととらえることもできます。
少々ホースを引っ張ったり、子供が触った位では、びくともしませんので。

【準備】
まず、本体は濡れてもイイ所に設置します。
ベランダを掃除する時は、ベランダに出してください。
これは、ホースなどを抜いた時、水がたれ落ちる可能性があるからです。

水道の蛇口に接続できる場合は、マニュアル通りです。
水道の蛇口が特殊な場合は、その蛇口にあったアタッチメントを用意してください。

また、バケツ、ポリタンクからでも高圧洗浄できます。
サイフォンの原理とモーターの力を利用します。
ケルヒャーは本体より水面が1m低くても対応できるとしていますが、バケツは本体より高い位置が基本です。
そしてバケツと本体をつなぐホースの中から空気を追い出します。
要するにホースから水がでる状態にしてつなぎます。
以降は、水道の蛇口と接続した場合と同じです。

ただし、かなりのスピードでバケツは空になって行きますから、水量には注意が必要です。
このためバケツは水を入れながら、ポリタンクは20L以上をお勧めします。

【威力】
性能ではなく、威力としました。
正直、半端ない威力です。
ベランダが、塀が、見る間にキレイになります。
効果は絶大です。

ちなみに、一番汎用性の高いバリオスプレーランスといわれるノズルのMAXを足に当てると、痛いなんてものではありません。指がちぎれるのかと言わんばかりです。
(絶対マネしないでくださいね。)

その他に、サイクロンジェットノズル、デッキクリーナーも付属しており、適所適材で使うことが可能です。

【ちなみに・・・】
風呂の汚れにもかなり使えます。
水アカにはかなり有効です。

しかしカビに関しては、スチームクリーナーの方が威力が上と感じました。
風呂汚れは、高圧洗浄機よりも、スチームクリーナーが良いように思います。
ちなみにいずれの場合も、カビの黒ずみ自体を取ることはできません。
そこはご了承願います。

【動作音】
「あれっ」と思うほど、動作音はしません。
水の音の方がはるかに大きいです。
マンションのように、壁1枚でお隣さんというところでの使用に向いています。
「ベランダ」という名前は伊達ではありません。

秘密は「水冷式」モーターにあります。
通常の空冷式と違い、空気の取り入れ口がありませんので、動作音がストレートに外に漏れないからです。

【アタッチメント】
K 3 サイレント ベランダはいろいろなアタッチメントが付いています。
が、オプションアタッチメントも非常に充実しています。
また洗浄剤もいろいろな種類があります。
カタログを見ていると、こんな使い方もできるんだ!と思いますね。

【収納】
外で使うことを想定しており、外の倉庫にしまうのでも問題ありません。
ただし注意があります。
水をキチンと抜いて、タンク内は常に空にしておくことです。
冬になると、北の方や山間部では、水が凍りますからね。
内部破損する可能性があります。

【価格】
価格自体もそんなに高いものではありませんし、性能から考えると、完全にお買い得と言えます。

【総合】
欠点を上げるとしたら、重いことと収納時に嵩張ることです。
性能に関しては、流石「ケルヒャーする」という言葉が使われるだけのことはあります。
とにかく、よく汚れが落ちるので、知らず知らずの内に、いろいろな所を掃除したくなります。

ドイツ人は、手入れをしながら、長く住むのが普通ですが、きっとそれはケルヒャーがあり、建物の外側も常にキレイにしておけるからという気がしてなりません。

また東日本在住のため50Hzでの評価ですが、西日本用60Hzでも性能は変わりません。

参考になった37

このレビューは参考になりましたか?参考になった

ページの先頭へ

動画付きユーザーレビュー
ユーザーレビュートピックス
ユーザーレビューランキング

(高圧洗浄機)

ご注意