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空気清浄機 のユーザーレビュー

(52件)
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空気清浄機 > シャープ > DY-S01

神野恵美さん

  • レビュー投稿数:510件
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プロフィールライター・編集者。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、現地邦人向けのメディアなどにも関わる。帰国後は、新聞、雑誌、ウェブ媒…続きを読む

満足度3
デザイン4
使いやすさ4
清浄能力無評価
脱臭能力無評価
静音性4
サイズ4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

内部の機構(カットモデル)

光触媒による効果。(真ん中は新品のフィルター)

背面(吸引口は360°全方位に)

   

上面の送風口と操作部

   

除菌・消臭効果などを謳う、シャープのイオン発生技術"プラズマクラスター"を利用し、脱臭機能に特化した新製品。5月下旬に行われた製品発表会を取材した。

空気清浄機ではなく、脱臭機能に特化しているため、集じん用フィルターなどを備えず、シンプルな構造を実現。そのため、空気清浄機に比べると、コンパクトかつスリム、軽量な点が特長だ。

操作も電源のオン/オフと3段階の風量調整のみといたってシンプル。仕組みそのものは、本体下部の吸引口から全方位に空気を吸い込み、内部の脱臭フィルターによりニオイ成分を吸着した上で上方の吹き出し口より空気を放出するという流れだ。

活性炭と化学吸着剤を使用した脱臭フィルターは交換が不要な点も特長だ。内側にコーティングされた光触媒にLEDの光を当てると、活性酸素やOHラジカルが生成されることで、ニオイ成分を水と二酸化炭素に分解して再生される仕組みだ。メーカーによると、10年間の使用でも約94%性能が維持できるとのこと。

脱臭フィルターだけでなく、室内の付着臭を消臭、除菌できるとする独自のイオン発生技術「プラズマクラスターイオン」の最高濃度のデバイスを搭載。メーカーによると、付着ペット臭にも脱臭効果を発揮できるという。
脱臭適用床畳数の目安は15畳まで、プラズマクラスター適用床畳数の目安は約8畳。1時間あたりの電気代の目安は強モードが約0.30円、中モードが約0.14円、おやすみモードが約0.06円と低ランニングコスト。運転音は強48dB、中34dB、おやすみ24dBと平常だ。

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空気清浄機 > バルミューダ > The Pure A01A-WH [ホワイト]

神野恵美さん

  • レビュー投稿数:510件
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満足度4
デザイン5
使いやすさ4
清浄能力4
脱臭能力無評価
静音性3
サイズ4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

初代「JetClean」(右)との比較(天面から)

フィルターはボックス式に変更

フィルターを外したところ。下から上に一気に風が通り抜ける構造に

初代「JetClean」(右)との比較(裏側)

内部の構造。ファンの上に"整流翼"を配備

ファンを外した内側もスッキリとした設計で見た目でなく手入れもしやすい

家電ベンチャーの雄として、今や押しも押される存在となったバルミューダの空気清浄機の新製品。2012年に初代「JetClean」、翌2013年に第二世代の「AirEngine」を発売して以来の新モデル。メーカーが主催するイベント等でチェック。

縦長のタワー型の構造は継続しながら、中身の構成・設計などを大きく改変。空気清浄機としての本質性能に関わる部分では、フィルターの性能が向上し、構造的にも改良。従来は筒状で周囲360°から空気を吸い込みろ過する方式だったが、箱状に変更。0.3μmの微粒子を99.97%捕集できる性能を持つHEPAフィルターとなり、下から吸い込んだ空気を上方向に吸い上げろ過して放出する方式に。下から上に一直線に風を送るため、送風効率がアップした。集じんとともに活性炭を配合した脱臭フィルターも備える。

フィルターの交換目安は約1年。この構造の変更により、フィルターボックスを水平方向にスライドして出し入れするだけになり、手間が軽減。外側のカバーなども取り外しやすい設計に改良されている。

設計・機構上のもう1つの変更点は、ファンの数が従来モデルの2基から1基に集約。新たに、航空機のジェットエンジンにの技術を応用した"整流翼"をファンの上に備え、空気の流れを整えることで、ファンの数を減らしながらも風量アップを実現している。

外観上は、ホワイトを基調としたシンプルなデザインは変わらず、より装飾が少なく洗練された高級感ある見た目に。本体上面にある操作部のボタンのデザインや配置は基本は同じだが、よりすっきりとしてノイズにならないデザインに仕上がっている。風量の切り替えボタンを押すと、航空機のシートベルト着用サイン点灯時と同じアラーム音が鳴る仕掛けがあり、バルミューダらしい遊び心が利いている。

デザイン上で一番大きな変更点は、吸引部にあたる本体下方からLEDの光が漏れ出ること。光の明るさはデザイン上のものというだけでなく、空気清浄機の稼働状況を表現するための仕掛けとのこと。光センサーで周囲の明るさを検知して、暗い部屋では自動で光量が抑えられるよう制御されている。

2012年に初代モデルで、タワー型という空気清浄機の新しい形状スタイルを世に送り出したバルミューダだが、他社が追随し、その形が珍しくなった今、スタイリッシュかつ最先端の空気清浄機の新たなスタイルをまたしても世の中に提案、示したと言え、その心意気には相変わらずしびれるばかり。現在、市場に並んでいる空気清浄機の中では圧倒的にカッコよく、初代発売から7年を経た信頼性もあり、バルミューダファンでなくても、つい欲しくなってしまう1台だ。

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空気清浄機 > アイリスオーヤマ > SHA-400A

神野恵美さん

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満足度4
デザイン4
使いやすさ3
清浄能力3
脱臭能力無評価
静音性3
サイズ4

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空清機能部分はシンプルな構造

天面は手前側に給水タンク、奥は空清用(左)と加湿用(右)の吹き出し口に分かれる

加湿機能部分のパーツ。分解・取り外して細かくお手入れが可能

加湿機能はヒーター式。稼働時はスチームの吹き出し口は水滴がつくほどじっとり加湿

操作部。空清単独運転も可能。切タイマーは加湿器用で1時間単位で6時間後まで

空清機能は前面パネルの両サイドから空気を吸い込み、中でろ過して上から排出

加湿機と空気清浄機を兼ね備えた製品だが、加湿機能付き空気清浄機と言うよりも、空気清浄機能付き加湿器という感じの商品。メーカーから実機をお借りして自宅にて試用。

加湿器としてはヒーターを備えたスチームタイプの製品。水を毎回加熱するため衛生的な反面、消費電力は高い。空気清浄(急速)+加湿運転時の消費電力は377W。空気清浄のみの単独運転の場合には、最大17.5W/24.7W(急速モード)。

適用床面積は、空気清浄機運転が〜6畳(10u)、加湿運転が木造和室〜7畳、プレハブ洋室〜11畳と小空間向け。同じアイリスオーヤマの「HXF-B25 加湿空気清浄機」という製品があるが、本製品はそのまま小さくしたようなイメージ。

しかしスペック表を見比べると、最大加湿量400ml/h、タンク容量約2.4Lと小型ながらいずれもそれを上回り、このことからも、空気清浄機能のついた"加湿器"としている理由が理解できる。

スチーム式を採用しているため、小型ながら加湿能力は抜群。湿度センサーを備え、目標湿度に合わせて自動で加湿量を調整し、乾燥した日でも室内をしっかり加湿してくれる。ランニングコストは気になるものの、節電、標準、うるおい、連続の4つの加湿モードを選ぶことができ、部屋の乾燥状態によって設定を変えることで電気代を抑えることも可能。ヒーター部分は細かく分解でき、クエン酸洗浄のモードも搭載しているなど、メンテナンス性も優秀だ。

空気清浄機能に関しては集塵フィルターに、PM2.5にも対応したHEPAフィルターを採用。専用機と比べると簡素化された構造に映るが、しっかり浄化した上で加湿した空気を放出してくれるのはありがたい。なお、フィルターの交換の目安は約1年。

デスク下や卓上など設置がしやすいサイズで、空気清浄機と加湿器の2台置きが憚られるような小部屋に特に最適。

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空気清浄機 > パナソニック > MS-DH100

神野恵美さん

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満足度3
デザイン3
使いやすさ3
清浄能力無評価
脱臭能力4
静音性3
サイズ5

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本体、電源アダプター

電源部はUSBのため、モバイルバッテリーでも稼働できる

内側のナノイーX吹き出し口

肩と襟用にも外側に吹き出し口を備える

ロングモードで運転中はオレンジのランプが点灯

付属の衣類カバーを使用すれば外側もケアできる

パナソニックの脱臭ハンガー。発売から2年以上経過している商品ではあるものの、ずっと気になっていたため、メーカーからお借りして1週間ほど試してみた。

パナソニックの独自のイオン発生技術と言えば、"ナノイー"。本製品は"ナノイーX"と呼ばれる、高濃度なイオン発生デバイスを搭載したハンガーで、スイッチを入れると、本体8ヶ所にある穴からイオンを放出するというもの。OHラジカルという酸化反応により、除菌や脱臭の作用を行う。カプセル状の水の中に大量のOHラジカルを閉じ込めて放出される特徴のあるナノイーは、寿命が長く、花粉のたんぱく質を編成させて活性を抑制する効果もあるという。この特長を活かして生まれたのが本製品だ。

使い方はいたって簡単。通常のハンガーと同様に衣類を吊るして、スイッチをオンにするだけ。ハンガーは立体的で、上着の型崩れが起きにくい。運転モードは、約5時間運転する「通常モード」と、約7時間運転する「ロングモード」の2種類。ボタンを2秒長押しするとロングモードになり、ランプの色がブルーとオレンジに切り替わって区別ができる。衣類にかぶせて使う付属のカバーを用いることで、衣類の外側にもナノイーの効果を発揮できる。

運転中は、ファンの運転音が聞こえるものの、耳障りなほどではない。コードレス式ではないものの、コードはUSB充電に対応しているため、モバイルバッテリーをつないで、ポケットに入れておけば、ほぼコードレスのような使い勝手で、クローゼットの中などコンセントが近くにない場合でも使用できる。消費電力は4.5Wで、ロングモードの場合でも1回1円以下の電気代となり、毎日使っても気にならない程度。衣類の消臭用家電としては、LGエレクトロニクスの「LG Styler」や、ハイアールの「ラクーン」といった商品があるが、それらに比べると使用場所や設置場所を選ばず手軽に利用できるのが最大の利点だろう。

個人的にはふだんスーツなど自宅で洗えない衣類を着用する機会が少ないものの、冬場はコードなどをそのままクローゼットに仕舞うのにはなんとなく抵抗があり、脱いだ後はしばらくハンガーに吊るして軽く干した後で収納する習慣を続けていたが、本製品を利用することで、抵抗を感じずにすぐにクローゼットへ収納しやすくなった。あくまで気分的なものではあるものの、気軽に洗濯できない衣類をリフレッシュしてからしまえるという習慣そのものが心地いい。汗臭さは心なしか一蹴される効果を感じる。我が家には喫煙者がいないが、喫煙習慣のある人であれば、より一層その効果を実感できるのではないだろうか。

2018年12月末時点での実売価格は1〜2万円程度が相場。これを高いとみるか否かは人それぞれだと思うが、前述のような大がかりな衣類脱臭機が欲しくても買えない、もしくは設置スペース上躊躇されるという人にとっては、価格・使い勝手のいずれもお手軽で有用と思える商品ではないだろうか。個人的には、脱臭スピードがもっと速いとなおよいと思う。

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空気清浄機 > シャープ > KI-JP100

神野恵美さん

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満足度4
デザイン4
使いやすさ5
清浄能力4
脱臭能力4
静音性3
サイズ3

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操作部

表側の表示部

背面にはプレフィルターの自動お掃除機能を搭載

加湿機用のユニット

加湿機用の給水タンク。自立するので扱いやすい

スマホアプリのペット情報の登録画面

シャープの加湿空気清浄機2018年モデル最上位機種。10月中旬に行われた記者発表会でチェック。

シャープの加湿空気清浄機と言えば、独自のイオン発生技術"プラズマクラスター"を搭載しているのが特徴。本製品は、"プラズマクラスターNEXT"と呼ばれる、通常のモデルの2倍となる高濃度のイオン発生デバイスが搭載されている。

プラズマクラスターイオンは、カビ菌などの除菌やウイルス、アレル物質の非活性化、静電気抑制、消臭、保湿、ストレスの緩和、集中力アップといった効果がメーカーにより実証されており、濃度が高ければ高いほど効果が高いとされている。つまり、本製品は同社のプラズマクラスター製品のラインナップではスペック上最高レベルの効果を発揮できる性能を持つ。

とはいえ、目に見えない空気の作用、また集中力のアップなどの感覚的効果は、他の要因にも左右されるため、効果がわかりにくい。そんな中でも最も効果を実感しやすいのは消臭だが、本製品はそれを"ペット用"として前面に打ち出し、専用のモードを搭載したのがユニークだ。

しかも無線LANを搭載し、スマホアプリと連携できる機能を利用して、ペットの情報を登録できる。ペット用のモードには「ワンちゃんおまかせ」運転と「ネコちゃんおまかせ」運転があり、室温に応じてルーバーのスイングを制御し、それぞれに快適な運転制御を行うというのだ。加えて、風量は通常よりも強めで、ニオイセンサーの感度が高く設定されるという。

また、ペット用ではないが"パワフルショット"運転機能で、高濃度のプラズマクラスターイオンを前方向のみに集中的に放出できる。これを利用して、ペットの排泄物の消臭をより効果的にする。

無線LANを経由して、クラウド上のAI(人工知能)とも連携。本体内蔵の各種センサーが検知したデータや運転状況、花粉やPM2.5などの外部環境を参照、分析して最適な運転に制御する。本製品では、従来からの機能に加えて、スマホの位置情報も組み合わせて、AIが生活パターンなどを分析・学習する機能も持つ。

ここまで来ると、ハイテク過ぎてユーザーにとってのメリットがわかりにくくなるが、要は空気清浄機がさまざまなデータをもとに最適な運転を自動で勝手に制御してくれると考えればよいだろう。正直、どれだけのユーザーがこうした機能を本当に必要なのかはわからないが、とにかくシャープとしての現在商品化できるすべての最先端のテクノロジーを詰め込んだショーケースとも言うべき、精力的な一台であることは確かだ。空気清浄機の最先端を体験したい人は積極的に購入してみてほしい。

参考になった10

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空気清浄機 > パナソニック > ジアイーノ F-MV1000

神野恵美さん

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満足度4
デザイン4
使いやすさ4
清浄能力無評価
脱臭能力4
静音性無評価
サイズ4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

15畳用の「F-MV3000」(左)とのサイズ比較

横からの外観

本体内部

水トレー(手前)とフィルター部(奥)

塩タブレットを数日おきにセットして使用

背面に備えるフィルターはホコリの侵入を防ぐ程度で、集塵性能はないとのこと

プールや哺乳瓶など除菌剤として広く利用されている"次亜塩素酸"。これを発生させて、ウイルスなどの空間除菌や脱臭を行うことができる家電製品として2017年にパナソニックが発売した「ジアイーノ」。2018年モデルの1つとして登場した本製品は、従来モデルの「F-MV3000」を小型化したもの。2018年7月に行われた製品発表会でチェックした。

ジアイーノは、本体のトレイに塩タブレットと水をセットし、塩水を電気分解することで次亜塩素酸水を生成するというのが大まかな仕組み。これをフィルターに吸収し、ファンによる風を当てることで揮発させて空気中に次亜塩素酸を放出する。

パナソニックでは、「ナノイーX」という独自のマイナスイオンを空気中に放出することで、同様の機能を行う空気清浄機も展開しているが、空気中の浮遊物質に働きかけて分解を行うイオンに対して、ジアイーノはウイルスやニオイの発生源となる原因物質に作用して、除菌や脱臭を行うというのが特徴だ。

ちなみに、ジアイーノも空気清浄機の1つではあるが、ホコリや微粒子などを捕集するための高性能な集塵フィルターは備えておらず、あくまで次亜塩素酸の発生に特化した空気清浄機である。

効果に関しては自宅の実空間での検証はしていないため、あくまで発表会で行われたデモンストレーションの印象だけだが、"くさや"を入れたボックスに本製品を設置した実験では、未設置の場合と比較して優位に効果があることは確認できた。

また、会場で配られたジアイーノで生成した次亜塩素酸水をそのまま嗅いでみたところ、ほぼ無臭。しかし、これに指を入れると、プールの塩素のような臭いに変化した。メーカーの説明によると、このニオイが雑菌などニオイの元になる物質と反応し除菌と脱臭を行っている証拠とのこと。

製品の外観は、従来モデルのF-MV3000が幅39.8×奥行き24×高さ71センチに対し、本製品は幅36×奥行き23×高さ58cmと70%ほど小型化。ただし、そのぶん適用床面積もF-MV3000の15畳に対して8畳となり、子ども部屋など個室での利用に適したモデルとなっている。もちろん、小型になったぶん価格も抑えられている。

メンテナンスに関しては、数日おきの給水と塩タブレットの補給。一般的な気化式の加湿器の要領に近いだろう。

ジアイーノに魅力を感じつつも、従来モデルの大きさや価格から購入を見合わせていた人や、個室用を考えていた人には待望の新製品だろう。

参考になった5

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扇風機・サーキュレーター > デロンギ > HFX85W14C

神野恵美さん

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満足度4
デザイン4
使いやすさ4
風量4
静音性4
微風4
サイズ4

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内部構造(スケルトンモデル)

空清フィルターは本体上部にあり交換が容易

椅子と並べたサイズ感の比較

本体側面

リモコンは本体上に収納しておける

風は正面ではなく両サイドのスリットのこのあたりから出る

コーヒーメーカーでおなじみのイタリアンブランド・デロンギ初の空気清浄機能付きファン。オイルヒーターやマルチダイナミックヒーターなどでも人気の同社が、冬用のヒーターと主に夏用の扇風機としての機能に加えて、空気清浄機能も一体化した初の商品。世界に先駆けて日本で先行発売された。メーカーから提供いただいたサンプル機を自宅にて使用中。

6月上旬に行われた製品発表会で目にした時の印象と違い、自宅のリビングに設置した際はコンパクト。ダイニングテーブルよりも少し高い程度だが、フットプリント(台座)が小さく、他のタワー型ファンと比べても思いのほかスペースを取らない。

また、実物はマットなグレーをベースにディスプレー部も兼ねたシルバーなラインが施されており、中央で少し窪んだ流線形の形状も圧迫感が少ない。外国メーカーの家電製品と言うと、日本の住宅事情にそぐわない大きなものも多いが、本製品は日本のリビングにもしっくりと合う。

しかし本製品の一番の特長は、デザイン性のよさではなく、実は快適な送風能力。「3Dコンフォート・エア テクノロジー」と呼ぶ独自に開発された技術により、身体全体を包み込むような風を送り出す。"コアンダ気流"という風が物体にぶつかることでなだらかな気流となる性質を活かしたもので、タワー型ファンにありがちな直線的な風ではなく、穏やかで柔らかな風は、エアコンを入れているかのように錯覚してしまうほど。風の心地よさを求めるなら断然イチオシの製品だ。

空気清浄機能は、本体上面に花粉をはじめアレルギーの原因物質、PM2.5などの有害物質を99%除去できる性能を持つフィルターを備えている。本体上方で吸い込んだ空気をフィルターで浄化して快適な風として送り出す仕組みだ。ヒーターとして使う際は内部のヒーターで空気を温めてから送り出す。

風量は10段階で調整可能だが、5か6程度で十分。意外に遠くまで届く上に、その設定なら音もモーター音程度で比較的静かだ。切タイマーも細かく設定できる。

首振り運転は左右25°ずつまでの範囲で、タワー型ファンとしては狭いほうだが、そもそも風が正面ではなく、両脇のスリットから広がるように出ているため、そもそもの拡散力が高く、不便には感じない。反面、一般的な扇風機のように風を真正面から受けて集中的に一気に涼みたい場合は最初は少々物足りなく感じるかもしれないが、エアコンのように空調機的な使い方をすることが本製品の本望だと思う。

少しだけ残念だと思うのは、電源のオン・オフ以外は操作はすべてリモコンで行う必要があること。リモコンを設置しておくための場所も本体天面に備えられているが、本体を失くしたり探したりしないためには定位置に戻しておくことが得策で、操作の際には結局本体まで近寄ってリモコンを取りに行くため、本来のリモコン的な使い方があまり活用できていないのが正直なところ。やはりリモコンは手元にあっても本体近くを通った際に直接操作する方法も選択肢としてあったほうが便利だ。ゆくゆくは無線LANなどを通じて音声操作ができるようになると最も便利になるだろう。

とはいえ、現状でも風の心地よさと部屋のインテリアを邪魔しない佇まいは十分評価できるレベル。季節柄、ヒーターの効果は体験できないが、床暖房やエアコンなどと併用すれば、寒さへの耐性が異なる家族が集まるリビングでもそれぞれに合わせた空調ができそう。冷暖房の必要がないシーズンでも空気清浄機として1年中リビングに常駐させて使えることを考えればそれなりのお値段にも納得できるではないだろうか。

参考になった5

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扇風機・サーキュレーター > ダイソン > Dyson Pure Cool DP04WS [ホワイト/シルバー]

神野恵美さん

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デザイン4
使いやすさ4
風量4
静音性3
微風4
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フィルターの交換目安は約1年。着脱はワンタッチ

外側からHEPAフィルター、活性炭フィルターの二層構造

マグネット式で本体にくっつくリモコン。真ん中の送風口はディフューズモード用

カラーLEDでグラフィカルなディスプレー

手のひら大のACアダプター

スマホアプリで空気の状態と運転状況の変遷が一目瞭然

ダイソンのおなじみ"羽のない扇風機"。数年前から空気の吸い込み口にフィルターを備え、空気清浄機としても展開しているが、新製品は空清としての機能が大幅に強化され、これまではどちらかと言うとファンに付いていているオマケ機能という印象が払しょくされた印象だ。

そのキーとなるのは、検知機能の強化。これまでPM2.5濃度などセンサーが捉えた空気の情報はWi-Fi接続されたスマホアプリでしか確認できなかったが、新製品では本体にLEDディスプレーを搭載。本体でもリアルタイムに確認できるようになった。このことにより、検知機能や浄化機能が向上したというわけではないが、空気の汚染状況と本体の稼働状況が目の前で可視化されるため、空気が浄化されているのをユーザーが実感しやすくなった。とはいえ、確認できるのは実数値でなく汚染レベルだけ。また、リモコンで項目をひとつずつ切り替えていく必要があり、同時の各情報を確認できないのは少々残念だ。

とはいえ、従来同様にスマホアプリでは時系列での空気環境の変遷が閲覧できる。例えば窓を開けたり、屋外から帰宅したり、室内で料理を作った際などには如実に変化があり、本体がきちんと稼働していることを実感できるのはうれしい。

空気清浄機として他にはないユニークな機能も追加されている。リモコンまたはスマホで「デュフューズモード」に設定すると、送風方向が後ろ側に切り替わる機能だ。そもそもファンである本製品は、風は前方向に直進的に吹き出されるが、冬の場合、風が人体に直接当たることがあり寒いという難点が新機能によって解消された。

首振り機能も45度、90度、180度、350度の4パターンから選べるようになった。前後にもそれぞれ10°まで傾けられる。

LEDディスプレーの搭載やディフューズモードの追加に伴う機構設計の変更により、本体の胴体部分は従来モデルよりも高くなっている。これにより、卓上タイプとはいえ、床置きしてもちょうどいい高さになったと感じる。

単純な扇風機として捉えた場合、5万円を超える価格は決してお安いとは言えない。しかし、デザインもオシャレで空気清浄機+ファンと考えるとまずまずの価格。空気清浄機としての適用床面積は、30分で12畳、60分で36畳まで浄化できる仕様だ。日本の規格で標準となっている8畳あたりの浄化スピードに推測で換算すると時間はかかるものの、実際に設置してモニタリングしてみると確かに機能していることはわかった。ダイソンは、じっくりと時間をかけて空気をキレイにしていく手法だ。それを理解して承知の上で1台2役と考えると、"アリ"な商品だと思う。

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空気清浄機 > シャープ > 天井空清 FP-AT3

神野恵美さん

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清浄能力無評価
脱臭能力無評価
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空清用のファン

一番外側のパネルを外すとプレフィルターが現れる

使い捨てのプレフィルターを取り付ければメンテナンスの手間が省ける

脱臭+集塵用のHEPAフィルターは通常の空清と同じ

フィルターユニットも簡単に取り外せる

シャープ独自のさくら色照明

「置く場所がない」「床の上に物を増やしたくない」といった理由で、部屋に空気清浄機は導入したくても躊躇しているユーザーの需要に応えるために登場した製品。LEDシーリングライトに空気清浄機を一体化させるという、これまでになかった商品だ。2017年11月に開催された記者発表会を取材。

まずはLEDシーリングライトと空気清浄機を一体化させて、天井に設置しようという発想自体に拍手。天井設置型であればとりあえず邪魔にはならない。

空気清浄機能を持たせているだけに、さすがにLEDシーリングとしては厚みはあるが、それでも突起部で19.2センチ。空気清浄機としての適用床面積の目安は14畳、LED照明器具としての適用畳数は12畳というのが本製品の仕様だが、12〜14畳程度の部屋であればそれほど圧迫感なく取り付けられるだろう。

本体の構造は、一番表側にプレフィルターがあり、その内側に脱臭フィルターと一体型の静電HEPAフィルターがあり、最も奥にファンを備えている。空気清浄機の構造としては最も一般的な構成だが、それを水平ではなく、垂直方向に重ねられている。下方のパネルの隙間から空気を吸い込み、天井に近い部分に設けられた排出口から浄化された空気が吐き出される仕組みだ。一見すると換気扇のようでもあるが、あくまで空気中に含まれる微粒子などの不純物質をろ過して取り除くための清浄機だ。

空気清浄機と言えば、定期的なお手入れが重要だが、フィルターを簡単に着脱できるように設計されている。また、使い捨てのプレフィルターも用意されており(購入時に3枚同梱)、メンテナンスの手間を省けるよう配慮がされている。

通常のLEDシーリングライトと違って、気になるのが音。仕様上は23〜45dBと図書館(40dB)と同等のレベルである。トンボの羽を応用し摩擦抵抗が小さい送風ファンが採用されており、1分間あたり最大3.1m3の風量を確保しながらも静音性を実現した。

本体の重量は約7.9キロ。取り付け用の部品を含むと約1.5キロにもなるが、強度や落下防止の試験はパスしているとのこと。

照明器具としては、寒色〜暖色の10段階の調色機能に加えて、2色の"さくら色"照明も搭載。八重桜とソメイヨシノをイメージしたピンク色の優しい光でくつろぎの空間を演出する。

消費電力は空清とLED照明を同時に使用しても最大で75W。1時間あたりに換算すると最大約2.03円が目安だ。

発表会ではスモークを利用して空気を吸い込む様子のデモンストレーションも行われたが、縦横1メートル、高さ2.5メートルほどのボックスの中で煙が勢いよく吸い込まれていく様子が確認できた。

しかし、空気中を舞うホコリなどのゴミは上から下へ落ち、床面へ溜まっていくもの。スモークのように上方に立ち上っていくものであれば効果的に吸い込めるだろうが、部屋中に漂うゴミを天井1ヵ所でどれだけ効果的に吸い込めるかは未知数。もちろん何もないよりはずっといいが、床置き型の同等スペックの空気清浄機と比べて同等の効果が得られるかはなんとも言い難い。

とはいえ、床に物を増やしたくない、置き場所がないから空気清浄機を設置できない、しないという人には、何も対策をしないよりは1つの解決策になる商品。サクラ色照明など他にはない機能があり、LED照明として十分に優れているので、+αと考えて設置してみるのは大いにアリだと思う。

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空気清浄機 > シャープ > KI-HP100

神野恵美さん

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書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、現地邦人向けのメディアなどにも関わる。帰国後は、新聞、雑誌、ウェブ媒…続きを読む

満足度3
デザイン4
使いやすさ4
清浄能力4
脱臭能力無評価
静音性3
サイズ3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

背面の「自動掃除パワーユニット」

「プラズマクラスターNEXT」ユニット

新型ファン

フィルター構成

3方向への気流制御が可能なルーバー

カットモデル

シャープが2017年11月に発表した「プラズマクラスターNEXT」搭載の加湿空気清浄機。発売時における同社の家庭用空気清浄機の中では最上位にあたるモデル。同月末に行われた記者発表会を取材。

プラズマクラスターNEXTとは、1cm3におけるプラズマクラスターイオン濃度5万個を実現した技術。それまで最高だった2万5000個の2倍の濃度となり、除菌・消臭、静電気の抑制といったシャープが謳うプラズマクラスターの効果も高まる。加えて、慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科の満倉靖恵准教授との共同実証により、ストレスの低減や集中力を持続しやすい効果が得られるとしている。

電極の配置の最適化により小型ながら高濃度のイオンを発生できる新型プラズマクラスターデバイスの採用に加えて、気流技術も進化。空高く飛ぶことのできるテントウムシの飛翔力に着目し、羽根の形状を模した「新型ネイチャーファン」を採用。ファンの羽根をテントウムシのような丸みのある形状にすることにより、強い揚力の反動で生じる反力で風を強く押し出すことができるようになり、風量が従来機種に比べて約9%アップしたとのことだ。

ルーバー部分も改良。従来の2気流から3方向に気流を制御可能なルーバーに進化させて、高濃度イオンを効果的に生き渡せることができる。

人の在室・不在を検知する人感センサーを進化させた「効果実感モード」も追加。人が居ない時にプラズマクラスターを集中的に放出して汚れを検知した際にパワフルに吸塵を行う一方、在室時には消費電力や運転を抑えた運転を行う。

その他、「自動掃除パワーユニット」を搭載。背面のプレフィルターが自動で稼動することにより、クシ歯状の2本の引っ掻きブラシを備えたユニットで表面のゴミを捕集。手入れを自動で行い、メンテナンスは溜まったゴミを半年に1回捨てるだけで済む。

無線LANも内蔵しており、スマホアプリと連携して、空気の汚染度や浄化の様子をモニタリングしたり、フィルターなどの消耗品の交換時期を知らせたり、クラウドサービスを通じて最適な運転方法を音声で伝えてくれる機能も持つ。

発売時点ではシャープの新技術「プラズマクラスターNEXT」を空気清浄機で唯一搭載した製品。同社の空気清浄機カテゴリーに置いて機能の"全部入り"機種だが、適用床面積が23畳用と大型のリビング向けの商品である。

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空気清浄機 > ダイキン > ACK70U > ACK70U-W [ホワイト]

神野恵美さん

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満足度4
デザイン4
使いやすさ4
清浄能力4
脱臭能力4
静音性無評価
サイズ3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

2基の電極を備え、従来よりも2倍の能力がある「ツインストリーマ」うにっと

HEPA(左)とTAFU(右)フィルターの撥水性の比較

背面パネルを取り外すと、フィルターに帯電性があるため、帯電装置のユニットが不要に

プレフィルター、TAFUフィルター、脱臭フィルターの3枚構造

操作部と送風口

加湿ユニット

ダイキンの加湿空清2017年最上位モデル。メーカー主催の製品説明会に参加し、取材。

ダイキンの空清と言えば、"ストリーマ"と呼ばれる独自の電気分解技術を搭載しているのが特徴。プラズマ放電の一種で、有害化学物質を分解する機能を持ち、本体内に備えるユニットが高速電子を放出し、空気中の窒素や酸素と衝突・結合し、OHラジカルなど分解力を持つ4種の分解素を生成し、カビ菌やアレル物質などの表面に付着してタンパク質を酸化分解して非活性化する。具体的には、花粉、排ガス・PM2.5に効果があり、加湿器の水の除菌ができる他、脱臭フィルターを再生し、能力を持続させる。

本製品ではストリーマユニットを2個搭載した「ツインストリーマ」を採用。放電能力が2倍になり、従来機種よりも性能が2倍に向上した。

集塵用のフィルターもリニューアル。従来のHEPAフィルターから「TAFUフィルター」と呼ばれる業界初のフィルターに変更。撥水・撥油性の高いロータス繊維を採用することにより、捕集した汚れが広がりにくく、フィルターの静電力の低下を抑えることができ、メンテナンスも不要で性能を維持できる。メーカーの自社比較では、10年後には50%まで性能が低下してしまうHEPAフィルターに対して、72%に抑えることが可能だ。

ダイキンの空清としては初のスマホ連携にも対応。無線LAN経由で接続し、空気の汚染度の確認や加湿用の給水のタイミングの通知や遠隔操作が行える。

ダイキンは前年にフラッグシップ機の外観デザインを大幅に変更した。スクエアかつフラットな形状で、ゴチャゴチャしないシンプルな見た目で大型ながら空間に違和感なく調和するデザインが好評を得たが、機能や性能はその前のモデルからはほとんど変わらなかった。それを今年は、見た目はほぼそのままだが、中身を大幅に進化させたかたちだ。消費者の立場からすると双方同時に行ってフルリニューアルをしてくれたほうがうれしかったというのが本音だが、空気清浄機としての性能に定評のあるダイキンのフラッグシップ機の"本命"がようやく完成したという感じだ。

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空気清浄機 > ダイキン > ACK55U > ACK55U-G [フォレストグリーン]

神野恵美さん

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満足度4
デザイン4
使いやすさ4
清浄能力4
脱臭能力無評価
静音性4
サイズ4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

丸みが最小限になり洗練された印象になった本体

本体上部に備えられ取り外しやすい加湿用の給水タンク

加湿ユニット

 

活性炭の脱臭フィルター

集じんフィルター

 

ダイキンのタワー型加湿空気清浄機。2015年に発売された初代「MCK55S」、2016年の「ACK55T」に続き3代目にあたる。メーカー主催の説明会で内覧。

空気清浄ユニットの上に加湿ユニットを縦に積み上げるというスタイルで、縦にスリムなタワー型加湿空気清浄機として登場して以来、3代目の製品。設置面積270×270o、高さ700oというスリムさで、寝室や子ども部屋など2台目需要に応える製品。適用床面積は空清時が25畳まで、加湿空清時は木造住宅が8.5畳まで、鉄筋プレハブ住宅は14畳までの仕様。

メーカーに前年モデルとの違いを訊ねたところ、性能・機能面では変更なしとのこと。従来機種同様に、本体下部にファンを備え、下から吸い込んだ空気をその上のHEPAフィルター、脱臭フィルターで浄化して、加湿フィルターで水分を持たせて天面から上に向けて放出する。本体下部には「ストリーマ」と呼ばれるダイキン独自の電気分解デバイスを備え、花粉などのアレル物資やカビ菌などの表面のタンパク質を破壊し無害化したり除菌、脱臭などの機能を備える。また、吹き出し口近くには「アクティブプラズマイオン」発生ユニットも備え、空間にイオンを放出する。

新モデルではカラバリとデザインがわずかに変更になった。定番のホワイト、ブラウンに加えて毎年1種類用意されるトレンドカラーのラインナップとして今年はフォレストグリーンが採用された。

デザインは少し丸みを帯びていたこれまでのデザインから直線的で少しエッジのあるスタイリッシュな外観に変わっている。付属のリモコンがホワイトモデルにはカラーを統一した白ベースのものが用意された。

スペックは一切変わらない。加湿方式は気化式だが、加湿用のユニットが本体最上段にあり、給水タンクを取り出しやすいなど従来同様使い勝手はよいはず。タンク容量が約2.7Lと適用床面積に対して小さめなので、給水の頻度は若干多いかもしれないが、そのぶん手入れの頻度も増えるため、衛生面を考えると適当。

ちなみに2016年度モデルも併売。性能や機能が同じでありながら価格は1万5,000円程度安いので、外観にこだわらない限り、前年モデルのほうがお得だ。

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空気清浄機 > シャープ > KI-HS40

神野恵美さん

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満足度4
デザイン4
使いやすさ3
清浄能力無評価
脱臭能力無評価
静音性3
サイズ4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

フィルター構成。集じん・脱臭用は一体型

フィルターを外した内側の構造

加湿機用ユニット。ハンドルも装備されており、持ち運びもしやすい

着脱が用意で手入れが楽な加湿フィルター

本体操作部

HS70(左)とHS50(中央)とのサイズ比較

シャープの加湿空気清浄機2017年新製品エントリーモデル。8月末に行われた記者向け内覧を取材。

シャープの空気清浄機のラインナップの中では、幅28×奥行26×高さ62.2センチとスリム&コンパクトな本体サイズが特長。コンパクトながら加湿機能付きの一体型モデルだ。

適用床面積は、空気清浄時最大18畳まで、加湿時プレハブ洋室〜12畳、木造和室〜7畳。適用床面積のタイプでももっとも小さいタイプにあたり、機能的にもエントリー機で、子ども部屋や寝室など向けのラインナップだ。
タワー型と言われる縦長のデザインが特徴だが、似たような外観、適用床面積だとダイキンの「MCK55U」が比較されやすいだろうが、内部構造は大きく異なる。

ファン、フィルター、加湿器が垂直に積み上げられた構造で、本体下部から吸い込んだ空気をろ過して、天井面に向かって放出するダイキンの製品に対して、本製品は背面から空気を吸い込む。そのため、背面外側から手前側に向かって、プレフィルター、集じん・脱臭一体型のフィルター、加湿器、ファンの順に並ぶ構造で、その他のシャープ製の空気清浄機の基本的な造りと同じだ。

本体サイズは、設置面積は縦横27センチのダイキンの「MCK55U」とほぼ同じ。高さに関してはダイキンの70センチに比べて8センチほど小さい。しかし、そのぶん適用床面積も空気清浄時〜25畳、加湿空気清浄時プレハブ〜14畳、木造〜8.5畳と少しだけ広範囲。これは1分間あたりの最大風量の違いによるもので、ダイキンの5.5m3に対して4.0m3のスペックだ。

その他特徴的なのは加湿機能に給水用のタンクではなく、トレー式を採用していること。引き出してヤカンなどで水を注ぐことができるため、洗面台などに持ち運んで給水する必要がない。加湿フィルターも滑車型のタイプのように周りに枠がないシンプルな構造のため、手入れがしやすい。

センサーはニオイ、湿度、温度の3種類を備える。運転音が控えめになる「おやすみ運転」をはじめ、空気清浄機で一般的な運転モードはひととおり搭載している。

背面吸引型でこれだけスリムでコンパクト、見た目もスタイリッシュ、加湿もできるとなったら、設置スペースの問題で加湿空清を部屋に置けなかった人にはうれしいところ。ただし、実空間に設置した場合の空気清浄や加湿性能についてはスペックだけでは評価ができない上、シャープ製品の中でもこれまでなかったラインナップなので正直推測も難しいが、空気を吸い込んでからろ過して放出するまでの空間が狭い物理的な弱点を、シャープが自信を持つ独自の設計技術を持つファンがどれだけカバーしているのかが気になるところだ。

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空気清浄機 > シャープ > KI-HX75

神野恵美さん

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デザイン4
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清浄能力無評価
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裏面(自動フィルターお掃除の機構部分)

自動おそうじ機能のユニット部(分解)

集じんフィルターと脱臭フィルター

加湿機能は気化式。滑車型で稼動しない時は水に浸からない

広口で中を洗いやすく、自立もできる給水タンク

スマホアプリで消耗品の交換時期をチェック

シャープの加湿空気清浄機2017年最上位モデル。8月下旬に行われた新製品発表会を取材。

シャープの空気清浄機と言えば、独自のイオン発生技術"プラズマクラスター"を搭載しているのが特徴。プラスとマイナスのイオンを放出するプラズマクラスターは、空気の浄化効果に加えて、静電気を抑制できるのも特長だ。

最上位モデルの新製品には、一番外側でホコリなどの大きなゴミを除去するプレフィルターの自動で掃除する機能を備える。衣類のホコリ取りブラシのような役割をするユニットがプレフィルター上を稼動して、ホコリを掻き取る。新製品では、2本のクシ状の歯でしっかりとホコリを掻き取れる。お手入れは半年に1回を目安にダストボックスにたまったゴミを捨てるだけだ。プレフィルターにホコリが溜まったままだと目詰まりを起こして十分に空気を吸い込むことができないため、空気清浄能力の低下を招くため、お手入れがめんどうな人にはありがたい機能だ。

他に目新しい機能としては、無線LANに接続し、クラウド経由で独自の人工知能「COCOR AIR」に対応したことが挙げられる。これにより何ができるかというと、1つは屋内外の空気の情報のデータを集めて人工知能が状況を分析し、最適な運転を行ってくれる。これまでもセンサーでその場の空気の状態を感知して風量を制御するなど最適な運転を行ってくれたが、その履歴を時系列でスマホアプリで確認できるようにし、見える化することで効果をより実感できるとしている。室内の状況だけでなく、その地域の屋外のデータも参照しながら分析するため、よりきめ細やかな運転の最適化ができると謳う。

これらの機能を実際にスマホで見せてもらったが、見ただけでは正直まだまだ実用性は感じなかった。しかし、同様の機能は既にスウェーデンの空気清浄機専業メーカー・ブルーエア社も採用しており、将来的には有用な使い方が生まれてくるかもしれない。さらに人工知能を組み合わせて分析を行うシャープの技術はより多くの可能性を秘めているかもしれない。

しかし率直なところ、現状、一般消費者が実用的と感じるのは、スマホ連携機能に関しては「消耗品状況モニター」だろう。本製品の集じんフィルターと脱臭フィルターの交換の目安は約10年とされているが、使用状況に応じて最適な交換時期を個別に示してくれるのはありがたい。

その他新製品でユニークなのは、PM2.5濃度のデジタル表示機能。スマホアプリで確認できる製品はあるが、本体にも表示されるのはリアルに状況が実感できる。

加湿機能などその他の機能は従来と変わらず。ロック機能付きのキャスターや、ハンドル付きで自立ができる加湿器の給水用タンクなど、細かいところで気が利いているのはシャープならではのよさ。

加湿空清で〜28畳まで対応するモデルのため、本体サイズは幅40.5センチ、奥行き31.6センチ、高さ66.6センチとどうしても大型だが、自動フィルター掃除機能など多機能でありながらこれだけのサイズに収めている点は評価ができる。外観上のデザインも空間の邪魔にならないよう表示部などをゴチャゴチャせずに極力スッキリとまとめている点が個人的に好印象。

クラウド連携+人工知能という先進性のユーザー目線での有用性はまだまだ実感が湧かないものの、加湿機能も合わせ持つ複合機タイプの空気清浄機としてはまとまりのよい製品だと感じる。

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空気清浄機 > ブルーエア > Blue by Blueair Blue Pure411 パーティクルプラスカーボン 101436

神野恵美さん

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書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、現地邦人向けのメディアなどにも関わる。帰国後は、新聞、雑誌、ウェブ媒…続きを読む

満足度3
デザイン4
使いやすさ3
清浄能力無評価
脱臭能力無評価
静音性3
サイズ5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

本体はファン・モーター部(上)とフィルター部(下)の2段構造

流体力学に基づき穴の大きさや配置が計算された幾何学模様のような送風口

裏側にあるファンはプロペラ式を採用している

操作ボタンは送風口の真ん中に1つあるだけ

プレフィルターは伸縮性のある布製で靴下をはかせるように着脱

集じんフィルターは真ん中の支柱を外して交換する

スウェーデンの空調機専業メーカー・ブルーエアから登場したカジュアルライン"Blue"シリーズの「Blue by Blueair Blue Pure221」に次ぐ第2弾商品。2017年10月中旬に行われたメーカー主催の新製品発表会を取材。

Blueシリーズは、ブルーエアの製品群の中では、最上位にあたるClassicシリーズ、デザインモデルにあたるSenseシリーズとは異なり、価格を抑えたシリーズ。筺体部分がステンレスではなく樹脂を採用し、センサーや無線LANを搭載しないシンプルな仕様で低価格化を実現している。また、ファンにプロペラパンを採用し、本体下部の360°全方位から空気を吸い込み、ろ過した空気を天井に向かって排出する仕組みも他のシリーズとの大きな違いだ。

2016年に発売された第1弾の Blueair Blue Pure221をより小型化し、直径20センチ、高さ42.5センチ、重量約1.52キロとさらに小型軽量化。コンパクトなサイズながら、適用畳数22u(13畳)までの仕様を実現している。

直方体のBlueair Blue Pure221に対して、本製品は円筒形であるのも特徴。プラスに帯電したメインフィルターの内側にカーボンシートを配備し、空気のろ過とニオイの吸着を同時に行う。メインフィルターは約6ヶ月ごとの交換で日々のお手入れが不要だ。

また、ユニークなのは、メインフィルターの外側部分に備える大きな粒子を除去するためのプレフィルターには伸縮性のあるナイロン素材をのものを採用している点だ。まるで靴下を履き替えるように着脱し、そのまま水洗いができ、ブルー、レッド、グレーのカラバリを用意し、本体のデザイン上のアクセントも兼ね備える。

操作は天面にあるボタン1つのみで、運転のオン/オフと風量を3段階で切り替えることができる。センサーを備えないため、風量は部屋の状況に応じて手動で切り替える必要がある。

本製品の実物を見た印象は思った以上に小さい。まるでゴミ箱のようなサイズ感で、フロアはもちろん、棚などにも設置は可能。こんなに小さくて本当に13畳の空間に対応できるのかと疑問ではあるが、この数値は電気工業会(JEMA)の基準に基づき算出されたもので、1時間あたりの清浄空気供給量は最大620m3とも記載されている。

とはいえ、本製品は高さも小さいため、吹き出した空気がどの程度の勢いで放出されるかなどは、できれば店頭で確かめてから購入したい。設置される環境によってもスペックどおりの性能が発揮できるかは変わってくるものと思われる。実空間では6〜8畳程度の部屋での使用にサイズ的にも性能的にも適しているのではないだろうか。

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