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エアコン・クーラー のユーザーレビュー

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エアコン・クーラー > シャープ > Airest AY-L40P

神野恵美さん

  • レビュー投稿数:609件
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プロフィールライター・編集者。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、現地邦人向けのメディアなどにも関わる。帰国後は、新聞、雑誌、ウェブ媒…続きを読む

満足度4
デザイン5
使いやすさ4
パワー無評価
静音性無評価
サイズ4
除菌・消臭4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

室内機のカットモデル

脱臭機能を備えた集じんフィルター。カセット式で着脱が容易

真横から見た室内機

 

ロングパネルが開く様子(上向き)

ロングパネルが開く様子(下向き)

 

空気清浄機と一体化させた、シャープのルームエアコンの新シリーズ。2019年11月下旬に行われた記者発表会を取材。

"集じん効率70%以上、騒音値55dB以下"という業界が定める空気清浄機の性能基準を満たし、エアコンであると同時に正真正銘の空気清浄機でもある複合機能製品。天井部にある空気の吸い込み口に、活性炭を練り込み脱臭機能も備えた、HEPA相当の集じんフィルターを装備している。冷暖房・除湿機が不要なシーズンでも空気清浄機として年間使用できる。

吸い込み口が全面的に集じんフィルターで覆われているゆえに、省エネ性能を満たすために、中の機構・設計を全面的に見直し。4連のシロッコファンが新たに開発されて、熱交換器の位置も吹き出し口の手前に移動した。

新たな機構により、入り込むホコリをシャットアウトし、室内機内部に温度差を生じさせず、結露を発生させず、カビの原因も大幅に低減し、清潔性もアップしている。上位のエアコンで一般的な自動フィルターお掃除機能は搭載していないが、そもそもホコリが中に入り込みづらい。集じん用のフィルターはスライド式で簡単に着脱ができ、お手入れの頻度は半年程度に1度で済む。

シャープのエアコンと言えば、上にも下にも開く"ロングパネル"と呼ばれる機構も特徴の1つだが、本製品でも踏襲。パネル部分はかなり大型化し、広い範囲に風を送り届ける。
無線LAN接続にも対応。スマホアプリと連携し、クラウド上の天気予報などの情報と連動した自動運転も行ってくれる。

室内機本体は大型だが、空間に溶け込み、そう見せないようなデザイン上の工夫が多数施されており、実寸よりも大きさを感じさせない。

適用床面積に合わせて、6〜14畳までの4モデルがラインナップする。スペース的に空気清浄機の設置を断念していた人にとっては、天井面に設置できる空気清浄機として特に有用に感じられるのではないだろうか。

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エアコン・クーラー > ダイキン > うるさらmini S25XTMXS

神野恵美さん

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満足度4
デザイン4
使いやすさ4
パワー無評価
静音性無評価
サイズ4
除菌・消臭4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

通常モデル(左)との比較

通常モデル(左)との比較(横から)

室内機正面

   

室内機側面

   

ダイキンのルームエアコンの最上位機種「うるさら」シリーズに新たに追加された"コンパクト"モデル。2019年10月初旬に行われた記者発表会でチェック。

無給水加湿や垂直気流が特長の「うるさら」シリーズ。最上位モデルだが、リビング向けを想定していていることもあり、製品ラインナップは適用床畳数6〜29畳と、小空間には向かない。大は小を兼ねるとは言うものの、室内機はそれなりのサイズ感で、寝室や子供部屋といった小部屋では圧迫感があり、機能や性能に魅力を感じていてもサイズ的に選びにくかった。

本製品は、最新の最上位モデルである「うるさらX」と同等の無給水加湿機能を持ちながら、室内機のサイズをコンパクトにしたモデル。実勢価格は多少前後するとは思うが、価格もメーカーが想定する希望小売価格で7万円ほど抑え、エントリーモデル並みとした。

本体サイズの幅と高さは「うるさらX」と同じだが、奥行が272oとの10センチ程度薄型になっている。機能や省エネ性能は若干制限されて劣ってしまうものの、フィルターの自動お掃除機能やストリーマ空気清浄機能、無線LANの搭載など、昨今のエアコンの上位モデルで必須の基本的な機能は抑えている。

その他、同時にリリースされた「うるさらX」の新機能"水内部クリーン"も搭載。無給水加湿の技術を応用し、乾燥した冬の時期も、室外機から取り込んだ外気から生成した水で熱交換器を洗い流して洗浄する。

適用床畳数は6畳、8畳、10畳用の3製品がラインナップ。室内機のサイズと部屋の広さがマッチせずに、今まで「うるさら」シリーズの設置を諦めていた人には朗報だ。

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エアコン・クーラー > パナソニック > エオリア CS-X400D

神野恵美さん

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書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、現地邦人向けのメディアなどにも関わる。帰国後は、新聞、雑誌、ウェブ媒…続きを読む

満足度4
デザイン4
使いやすさ4
パワー4
静音性無評価
サイズ4
除菌・消臭4

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室内機(横から)

室内機(電源オフ時)

室内機(電源オン時)

フィルター自動お掃除機能の内部構造

熱交換機

リモコン

パナソニックのルームエアコン2019年モデル最上位機種。同年10月下旬に行われたメーカー主催の発表会を取材。

「Eolia」シリーズと言うと、以前より空気の浄化機能に力を入れ、清潔性や清掃性に優れている印象だが、新製品ではさらに強化。
注目の新機能としては「ナノイーX」による室内機内部のクリーン性能の向上が挙げられる。ナノイーXとは、パナソニックの独自のイオン発生技術「ナノイー」の中でもOHラジカル量が標準の10倍を持つのが特徴。本製品では、さらにその2倍となる同社史上最高濃度のマイナスイオンを室内機の内部に放出することで、内部に入り込んだホコリに含まれるカビの発生源となる油分を強力に分解し、カビを抑止する。この機能により、通常時よりも内部の油分を最大41%も低減できるという。

Eoliaシリーズは、"ホコリレスコーティング"と呼ばれる独自の技術によって熱交換器に付着するホコリを低減しているのも特長だ。熱交換器の表面にまで浸水撥油性・防カビ効果のある特殊塗装を施すことで、断面部分を含めてホコリの付着を隅々まで防御する。

これに加えて、前述の高濃度ナノイーXの力で表面の油分まで分解することができ、よりクリーンな状態を保てる。さらに、ナノイーXには脱臭効果や花粉抑制効果もあるという。

もう1つの進化のポイントは、フィルターの自動お掃除機能のブラシに付着した汚れを取り除けるようになったこと。従来はブレードで叩き落とす仕組みだったのが、左右前後4枚羽のシェーバーによりこそぎ落す仕組みとなり、ブラシをよりキレイな状態に保てる。

それ以外では前年モデルで搭載されたAIによる自動運転制御が進展。外部機関が提供する気象予測をもとにした空気清浄運転に加えて、外気温や日射、住宅環境、活動量などのより多くのデータを用いてAIが分析し、より快適で省エネな運転制御を行う。無線LAN経由でのスマートスピーカーによる音声操作いも対応した。

その他室外機の対応能力がアップ。コンプレッサー制御を見直すことにより、高温時でも運転能力を下げずに、外気温50℃まで対応できるとしている。

冷暖房の能力と同等に清潔性も重要視される昨今のエアコン事情。無線LANの搭載、AIによる自動分析・運転制御、高温時への対処能力など、現在のエアコン市場における最新のトレンドは網羅しつつ、独自のイオン技術を活用することで清潔性にこだわったエアコンだ。

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エアコン・クーラー > 三菱電機 > 霧ヶ峰 MSZ-FZ4020S

神野恵美さん

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満足度4
デザイン4
使いやすさ4
パワー4
静音性無評価
サイズ3
除菌・消臭無評価

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搭載されている赤外線センサー

スマホアプリ

「サーモでみまもり」機能

   

横方向からの外観

   

三菱電機のルームエアコン2019年フラッグシップモデル。8月下旬に開催された新製品発表会でチェックした。

「霧ヶ峰」と言えば、独自の赤外線センサー「ムーブアイ」が特徴。2年前のモデルからは、AIを組み合わせ、「ムーブアイ mirA.I.」として、室内の温度変化を予測して先読み運転を行い、断熱性など住宅性能に捉われない快適運転を可能にした。前年モデルでは、室内の温度・湿度によって、冷房・除湿・爽風の中から最適な運転モードを自動で選択する機能が追加されている。

新モデルでは、高解像度の赤外線センサーも組み合わせた新開発の「ムーブアイ mirA.I.+(ミライプラス)」を搭載。エアコンから吹き出す気流を高精度に検知して、居住空間に合わせて適切な調整を行う。センサーは地球観測衛星「だいち 2号」にも搭載されている赤外線センサー技術を応用したもので、従来の80倍の画素数、2.5倍の感度があり、エアコンから吹き出した温風・冷風が接する床面などの温度変化からAIが風の流れと強さを推測して目標地点への到達度を推測し、居住空間に合わせて気流を自動でコントロールする。

例えば、家具や間取りの影響でエアコンの風が目標地点に届いていないことを検知すると、きめ細やかに風向を変えて最適な気流を送る。学習機能もあるため、以降の運転では稼働直後から最適な気流を送る。障害物などで風を直接送れない場合には、壁などの反射を利用して気流を目標場所まで届けてくれる賢さだ。

本モデルから、無線LAN機能も標準で内蔵。スマホ向け専用アプリを用いることで、外出先からの遠隔操作が可能な他に、「ムーブアイ mirA.I.+」のセンシングデータをサーモグラフィー化した画像によって室内の温度状況を確認できる「サーモでみまもり」機能も提供する。

なお、本シリーズ(FZシリーズ)は、左右独立駆動プロペラファンを採用したモデル。一方、Zシリーズはクロスフローファン(ラインフローファンを採用したモデルで、基本的な機能・性能はほぼ変わらない。

人工衛星に使われている技術をエアコンに応用するのは、重電も手掛ける総合電機メーカーならではという印象。昨今は業界全体的にソフト面での進歩、改良が主流となっている中で、ハイテク方向に進化を遂げた一歩先の未来が感じられる新製品エアコンだ。

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エアコン・クーラー > 日立 > ステンレス・クリーン 白くまくん RAS-XJ40K2

神野恵美さん

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満足度4
デザイン4
使いやすさ4
パワー4
静音性無評価
サイズ3
除菌・消臭無評価

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本体側面から

ルーバー、フラップ部分

室外機

 

凍結洗浄機能で霜を発生させた室外機の熱交換器

3年間使用した室外機の汚れの例

 

日立のルームエアコン2019年フラッグシップ機。9月初旬に行われた記者発表会でチェックした。

2017年のモデルで搭載された、室内機の熱交換機を凍らせて発生させた霜を溶かして汚れを洗い流す「凍結洗浄」機能。今年のモデルでは、これを応用し室外機にも搭載したのが一番の特徴。室内機と同様に、室外機の熱交換器を凍らせて発生させた霜を溶かした水で洗い流す仕組みだが、室内機と違い、フィルターを装備していない室外機では、この機能を作動させる前にファンを逆回転させてまずは大きなホコリを取り除ける工程が追加されている。室外機の設置場所を識別し、空間に応じてファンの回転の方向や、汚れやすさに応じて回転数を変更する機能もあり、ムダなエネルギー消費も抑制する。

日立のエアコンは、従来から通風路やフラップ、フィルターにステンレスを採用しているが、新製品は水受け皿にも採用。さらに、運転停止中もセンサーで室内機内部のカビの状況をモニタリングし、温度や湿度に応じてプラズマイオンを放出してカビの発生を抑制する「カビバスター」機能も搭載されて、より万全なエアコン内部のカビ対策が施された。加えて、前年モデルから搭載された「ファンロボ」機能も継承。熱交換器のさらに奥の部分であるファンに付着したホコリまで払い落とすことができ、清潔性に徹底的にこだわる。

「くらしカメラ AI」と呼ぶ、30万画素のCMOSイメージセンサーを採用した画像カメラを搭載しているのも特徴。これに、温度カメラや近赤外線LED技術を組み合わせることで、在室者を識別し、人数や位置、在室時間、活動量、温度・湿度分布、床材や窓、家具までを認識して気流の制御を行うなど最適な運転を行う。

正直ここ数年はエアコンとしての本質的な機能・性能ではなく、清潔性の向上に力を入れている印象。とはいえ、耐久消費財であり、買い替えサイクルの長いエアコンにおいてはメンテナンス性や清潔性は重要な要素。特に、内部の汚れは性能の低下に直結するため、できれば最新・最先端の技術を選ぶことで、快適さを長く保つことにつながるのは確かだ。

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エアコン・クーラー > ダイキン > うるさらX AN22XRS-W

神野恵美さん

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満足度4
デザイン4
使いやすさ4
パワー4
静音性無評価
サイズ3
除菌・消臭無評価

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室外機

室外機(カットモデル)

新モデル「うるさらmini」との比較(正面から)

 

「うるさらmini」(手前)との奥行比較

下からの外観

 

ダイキンのルームエアコン2019年最上位モデル。10月初旬に行われた記者発表会でチェック。

風を真下に送れる"垂直気流"や、AIで室温と湿度をコントロールする機能が従来からの特徴。前年モデルでは無線LANも標準で搭載し、業界のフラッグシップモデルのスタンダードを網羅した。

新製品は基本性能は変わらず、新たに加湿と除湿により脱臭を行う機能「水de脱臭」を搭載し、冷暖房に加えて空気浄化機能を高めた。

メンテナンス性では、熱交換器を洗浄する「水内部クリーン」機能を搭載。ダイキンの"うるさら"シリーズは、室外から取り込んだ空気中に含まれる水分を利用して加湿を行う無給水加湿も特長の1つだが、これを応用し、加湿・暖房運転中に部屋の水分量を上昇させて加湿水を発生させて、外気温が低く結露水が発生しにくい冬場も熱交換器の洗浄を可能にした。ちなみに、発生できる水の量は最大1Lで、適用畳数14畳モデルの場合、約90分の加湿運転に加えて約60分の冷却時間が必要とのこと。

その他、フラップの形状が若干変更されている。ルーバーから吹き出る気流を2方向に分けることで、暖房運転時の風が包み込むように拡散できるようになり、快適性が増している。

2019年モデルは、新たに奥行をコンパクトにした「うるさらmini」を発表したこともあり、フラッグシップモデルは前モデルからの進化はごくわずかに留まった印象だ。型落ちとはなったものの、もともとの性能が高く、機能もあまり変わっていないことから、現時点では価格が下がった前年モデルもお値打ちだ。

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エアコン・クーラー > シャープ > AY-L22X

神野恵美さん

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満足度4
デザイン4
使いやすさ4
パワー4
静音性無評価
サイズ3
除菌・消臭4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

ロングパネル気流

独自のパネルで下方向へも風を送ることができる

正面から。送風口には「プラズマクラスター5000」のデバイスを6基装備

パネルやルーバーは簡単に取り外すことができ、奥までお手入れできる

フィルター、お掃除ユニットも簡単に取り外せる

室外機

シャープのプラズマクラスターエアコン、2019年フラッグシップモデル。10月初旬に行われたメーカーの発表会を取材。

従来モデルに引き続き、無線LANを標準で内蔵。スマホと接続し、専用アプリを通じて遠隔操作や運転状況の確認が行える。

昨今の最先端のエアコンは、AIを搭載しているのも特徴だが、本製品も存続。他社のAI搭載エアコンと異なり、シャープはクラウド型のAIを採用しているのが特筆すべき点だ。

AIがクラウドにあるため、エアコンが取得したデータもクラウドに集められる。新製品では、外部の気象情報機関が提供する気象予報データを参照し、部屋の状況を予測して先読み運転を行えるようになったのが1つ目の進化点だ。メーカーの試算では、暖房運転の場合、積算消費電力が約15%も削減できるようになったとのこと。

睡眠改善ソリューションプロバイダーのニューロスペースとも手を組み、快眠のための運転機能も搭載。睡眠中の体温と体感のデータに基づき、入眠から起床まで睡眠に最適な温度調節を行ってくれるとのこと。運転後は、ユーザーが感じた快適度を問うアンケートをスマートフォンに送信。以降は、回答をもとにエアコン自体が学習し、AIによってより快適な運転制御を行うという。

その他の基本性能や機能、構造は従来製品と同じ。「ロングパネル気流制御」と呼ぶ、冷房時と暖房時で吹出口にあるパネルを上方向と下方向に吹き分けられる独自の機構や、「プラズマクラスター50000」の搭載、フィルターやダストボックスだけでなく、パネルやルーバーまで簡単に取り外して吹出口内部やファンまで手軽に清掃できる設計などもこれまで同様踏襲している。

新たに追加されたAIによる運転制御は便利だし、省エネにもつながり評価できる。しかし、個人的に気になったのは、本当に必要な機能であるか否か。というのも、本製品のラインナップは適用畳数6〜26畳の9機種。広い畳数に設置する場合は、おそらくリビング設置が主流となるだろうが、リビングで快眠のための機能を使用する機会は限られてくるように思う。むしろ寝室向けの機能のように思うが、その場合、一般的には10畳以下の設置が多いと思うが、その場合にはあまり日中用の機能は必要ないように思う。また、適用畳数は室外機のスペックで、室内機は共通なので、小部屋に設置するには本体が大きく、機能的にも不釣り合いに思わなくもない。それぞれの機能は素晴らしいとは思うが、各々の製品ごとに、それを必要とする人や場所に応じた機能の取捨選択というのも重要に思う。

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エアコン・クーラー > アイリスオーヤマ > airwill IRR-2219GX

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満足度3
デザイン3
使いやすさ3
パワー4
静音性無評価
サイズ3
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下から見上げた外観

本体横からの外観

本体上側

 

室内機の前面パネルには室温が表示される

付属のリモコン。リモコンにも温度センサーを搭載し、周辺の温度を測定できる

 

2017年から市場に初参入したアイリスオーヤマのルームエアコン新製品。従来製品の系譜を汲む「AWシリーズ」に対して、新たなシリーズ。無線LAN搭載・AIスピーカーに対応する「AWシリーズ」に対して、冷房能力を強化したシリーズ。4月下旬に行われた新製品説明会でチェック。

冷房運転で"猛暑モード"を搭載しているのが一番の特長。冷房時の定格能力は2.2kWの仕様だが、猛暑モードに設定すると、6畳用では業界最大クラスの3.5kWの冷房能力を発揮できるという。通常、日本のエアコンの冷房運転では、外気温が35℃以下での動作保証がされているが、これにより本製品は外気温が47℃まで冷房能力を担保できるという。

また、猛暑モードでは、従来機に比べると、冷却スピードは約2倍。例えば室内温度35℃の場合には、24℃まで冷やすには、通常50分かかるところを23分で到達できるとのことだ。

ただし、機能は結露水によって熱交換器を洗浄する内部清浄機能、タイマー運転、おやすみモードなど、極めてスタンダードなものに厳選される。

冷房能力としては高い性能を備えていながら、その他の機能を最低限に留めることで、リーズナブルな価格に抑えた製品だ。

現在のエアコン市場は、性能や機能が高いと価格もそのぶん高いという選択肢がほとんどだ。そうした中、消費者が重視したい要素を厳選し、価格を無理に吊り上げないという選択肢を広げるという、"ユーザー本位"の製品企画姿勢に敬意を表したい。

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エアコン・クーラー > アイリスオーヤマ > airwill IRW-2219A

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満足度3
デザイン3
使いやすさ3
パワー3
静音性無評価
サイズ3
除菌・消臭無評価

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多機能化よりも必要な機能に絞り、そのぶん、消費者の手の届きやすい価格を実現することをモットーとするアイリスオーヤマのルームエアコン。2017年にエアコン市場に初参入して以来2年経ち、新たに企画された新製品。4月下旬に行われた、メーカー主催の商品説明会でチェック。

従来モデルから、低価格帯のエアコンでありながら、無線LANを標準で搭載していたのが特長のアイリスオーヤマのエアコン。本製品でもその路線を踏襲し、新たにスマートスピーカーによる音声操作にも対応したのが特長だ。専用アプリと無線LANと連携し、GoogleアシスタントとAmazonのALEXAに対応したスマートスピーカーを通じて、声により、電源のオン・オフや温度調整、運転モードの切り替えができる。

人の在室状況を検知して、運転制御を自動で切り替える人感センサーの搭載や、冷房または除湿を10分以上運転した後に停止すると、自動で室内機の内部を乾燥させる内部洗浄機能、オン・オフ大麻、おやすみモードといった機能は継続して搭載。

従来モデルは、冷房時の適用畳数が6〜9畳用と、8〜12畳用の2タイプだったが、11〜17畳用が追加になっている。冷暖房の定格能力や消費電力、室内機の本体サイズは基本的には同じだ。6〜9畳用、8〜12畳用のスタート時の価格はともに従来モデルより+1万円となっているが、現状、10万円以下のこの価格帯で標準でスマートスピーカーによる音声操作まで対応したエアコンはこのシリーズのみなので、予算上、他社のフラッグシップモデルは手が届かないけれど、Wi-Fi×スマートスピーカー対応の製品が欲しいという消費者にとっては、まさに"大穴"と言うべきありがたき存在だ。

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エアコン・クーラー > パナソニック > エオリア CS-WX409C2

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パワー無評価
静音性無評価
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側面からの外観

稼働時の外観

"アクティブクリーンフィルター"非搭載機(右)との空気浄化スピードの比較

オートクリーンシステムによる効果

オートクリーンシステム非搭載機の場合、同じ稼働時間でもここまで内部が汚れている

「つけっぱなし判定」機能のスマホアプリ画面

パナソニックのルームエアコン「エオリア」ブランドのフラッグシップモデルにあたる"WXシリーズ"。2018年9月中旬に行われた記者発表会を取材。

他の大手家電メーカーのフラッグシップ機同様、無線LANを内蔵。専用のスマホアプリで遠隔操作や室温の確認が行える他、リモコンでは設定できない運転モードが利用できる。

他社のフラッグシップ機同様に、"エオリアAI"と呼ばれる人工知能(AI)も搭載。民間の大手気象情報サービス会社・ウェザーニュース社と提携し、PM2.5や花粉の飛散予測データから、室内への侵入状況を予測して、先読みで空気清浄運転を自動で開始する。エオリアと言えば、「アクティブクリーンフィルター」と呼ばれる集じんフィルターを空気の吸い込み口に装備して、冷暖房とともに浄化した空気を送り出すのが特長だが、AIによる自動制御運転と組み合わせることでその効果を強化する。

また、従来モデルから、熱交換器や送風ファン、送風路などの部品に、汚れが付きにくいコーティングが施されているのも特長だ。パナソニック独自のイオン発生技術「ナノイーX」の効果と合わせて内部のカビを抑制する機能など、内部の清潔性にもこだわっている。

スマホアプリが提供する機能として、「つけっぱなし判定」がおもしろい。エアコン運転時の電気代のシミュレーション機能だが、任意の時間の外出中にエアコンをつけたままの場合と運転を停止した場合のどちらが経済的なのかを判定できる。AIとウェザーニュースの気象予報情報によって室温変化なども加味されるので、より現実に近いシミュレーションができるとのこと。少しでも電気代を抑えたいという人にはお役立ちな機能だ。

本製品をはじめ、もはや各社のフラッグシップモデルと呼ばれるエアコンは、冷暖房の能力では甲乙がつけがたいほどに進化している。省エネ性に関してももはや大差はないほどまでに追求されている。スマホ連携やAIによる自動制御に関しても機能自体はスタンダードで、それが実現する画期的に便利な価値はまだ見えていないというのが正直なところだ。他社と比較した本製品の価値は現状はやはり空気清浄機能も兼ねたクリーンな空調性。将来実現されるであろう便利な何かを期待値を持って待ちながらも、現状さしあたっては清潔な空気にこだわった冷暖房を求める人に選んでほしい一台だ。

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エアコン・クーラー > 三菱電機 > 霧ヶ峰 MSZ-FZ9019S

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満足度4
デザイン4
使いやすさ4
パワー4
静音性無評価
サイズ3
除菌・消臭無評価

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

スクエアなフォルムとシンプルな外観で壁に溶け込みやすいデザイン

横からの外観

稼働時のフラップ、ルーバー部分

46℃の環境下でも室外機が動作できることを示したデモ

室内の設置イメージ

リモコン。基本は「A.I.自動」設定で後はエアコンにお任せでよい

三菱電機のルームエアコン「霧ケ峰」シリーズ、2018年フラッグシップモデル。8月下旬に行われた新製品発表会でチェックした。

独自の赤外線センサー"ムーブアイ"を2000年から搭載し、以降毎年バージョンアップを重ねて、新モデルは9世代目となる。センサーは360°室内を見渡し、床温度、壁温度、壁からの距離、人の位置、人の状態、身体の部位、天井、日射熱、間取り、温冷感、大人・子どもを識別・検知できるのに加えて、昨年からはAIを組み合わせることで体感温度を先読みできるようになった。

新モデルではさらに湿度を検知し、温度と湿度の先読み変化に基づき、AIが自動で冷房・送風・除湿の3つのモードの中から運転を切り替え、より室内の快適性を保てるという。ここまで進化すると、正直素人にはもう何のことかわからない。ユーザーはリモコンにある「A.I.自動」ボタンを押すだけで、後は何も考えなくてもエアコンが判断して、快適さを維持してくれるということだ。

その他従来機種からの独自の機構として挙げられるのは、2基の独立したプロペラファンを搭載していること。回転数を左右のプロペラファンでそれぞれ制御できるので、エリアごとのよりきめ細やかな空調を実演する。

エアコン内部の部品には、フッ素粒子と親水性皮膜を名のレベルで配合した"ハイブリッドナノコーティング"が施され、自動お掃除機能付きのフィルターユニットや、前面パネル、後フラップといったパーツも簡単に外すことができ、手入れを手軽にできる。

新製品は、従来は43℃までだった屋外温度の正常作動保証が46℃までアップして、猛暑にも耐用できることを謳う。高価だが、三菱電機が有する最先端・最高峰の技術と性能が詰め込まれた文字通りのフラッグシップ機。今現在の最高の家庭用の空調技術を体験できる製品の1つであることは間違いない。

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エアコン・クーラー > 日立 > ステンレス・クリーン 白くまくん RAS-X56J2

神野恵美さん

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書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、現地邦人向けのメディアなどにも関わる。帰国後は、新聞、雑誌、ウェブ媒…続きを読む

満足度4
デザイン4
使いやすさ4
パワー4
静音性無評価
サイズ4
除菌・消臭無評価

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

室内機下方からの外観

室内機、横からの外観

運転中のフラップ部分の様子

センサー類、リモコン受信部、表示部

霜を発生させて溶かした水で洗い流す"凍結洗浄"のデモ

新モデルではファンに装備されたブラシを使ってホコリを掻き取ることもできる

内部の部品にステンレスを採用した清潔設計や"くらしカメラ"と呼ばれる画像認識によって室内の様子を判断し、AIと連動して快適な運転制御を行うのが特長の日立の「白くまくん」シリーズの最上位モデル。"凍結洗浄"と呼ぶ熱交換器を凍らせて発生させた霜を一気に溶かした水分で洗い流す機能を搭載した前年モデルに続いて、新モデルではスクロールファンの部分まで凍結洗浄できる仕組みに応用、拡大した。2018年8月下旬に行われた、新製品発表会を取材した。

原理的には、ファンの外側を覆う熱交換器の内側に装備された可動式のブラシによってホコリを掻き取り、清掃時にファンを逆回転させること生じる風の流れで熱交換器や水受け皿に集めた上で、凍結洗浄を行い、ホコリやブラシに付着した汚れを洗い流すという流れだ。メーカーの試算では、この機能により、5年相当運転した際の期間消費電力量は約4%削減できるという。日常的にお手入れが不可能な内部部品まで自動でメンテナンスを行い、クリーンな風を送り届けるとともに、冷暖房の能力低下を抑える効果がある。自動清掃は、約42時間に1回の頻度で行われる。

数年前までは、カメラ認識を用いた自動制御技術による快適な空調機能と省エネ性の機能訴求が高かった本シリーズだが、ここ2年ほどはクリーン技術に力を入れた独自機能の開発が目を惹く。2018年のエアコン市場は、AIの搭載がすっかりスタンダードになったと感じるが、他社に先駆け早くにAIに取り組んでいた日立が逆に一言もAI技術への言及が控えめなのがなかなか興味深く、独自性という点では皮肉にもかえって目立っていたと感じる新製品だ。

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エアコン・クーラー > シャープ > AY-J40X2

神野恵美さん

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満足度4
デザイン4
使いやすさ3
パワー無評価
静音性無評価
サイズ4
除菌・消臭無評価

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

冷房時に有効なシャープ独自の上向き気流

ルーバーを下側にも開くことができ、暖房時に有効な下向き気流

簡単に外すことができる内部部品

 

内部部品を取り外した状態。直接手を入れてお手入れがしやすい

非稼働時の外観

 

シャープのルームエアコン2018年フラッグシップモデル。9月下旬に開催された内覧会でチェックした。

前年モデルで無線LANを標準で内蔵し、人工知能と連動した学習運転機能といったエアコンのIoT×AI化では、他社に先行して挑戦的な製品を開発しているシャープのエアコン。2018年のエアコン新製品においては、いずれの技術も業界のスタンダードになった。
シャープでは「COCORO AIR」と呼ばれるスマホアプリを通して、ネットワークとAIを組み合わせた新しい機能や"価値"を提供している。新製品では、室温の変化やエアコンの操作履歴などの情報を参照して、冷えやすさや暖まりやすさなどの部屋の性能を学習できるようになった。さらに、AIが1日の生活パターンを分析・学習し、部屋の快適性を保ちながらも省エネ運転できるように自動で制御できるという。これにより、例えば帰宅時間に合わせて事前に冷暖房の運転を自動でスタート。外出先から遠隔で操作するよりも消費電力のムダがなく効率的に設定温度に到達できるなどのメリットがある。

それ以外では、目立った新機能の追加、改善などは見られない。前年モデルから搭載されている室内のイオン濃度を5万個/p3まで高めた「プラズマクラスターNEXT」の搭載をはじめ、ルーバーが上にも下にも開く機構、パーツが簡単に外せて水洗いできるお手入れしやすい構造など特徴的な機能はそのまま継承されている。

2018年モデルで、もはや無線LANやAIの搭載は珍しくないものになったが、シャープの技術で特筆すべき点は、AIがクラウド型であること。AIがハードウェアに内蔵されているのではなく、クラウド上にあるため、アップデートが容易なことが利点だ。ある程度はハード側の処理能力も求められるが、エアコン側に搭載されている人工知能に比べると、アップデートされた場合にもハードウェアのスペックにそれほど依存しないのがメリットだ。ハードを売っているメーカーとしては自らの首を絞めるような仕様だが、ユーザー視点に立てば英断とも言える。設置には工事が必要で、ある程度は長期で使用する耐久消費財でもあるエアコンのため、ユーザーとしてはうれしい仕様だ。ソフトウェアによる今後のアップデート次第で期待が持てる製品だ。

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エアコン・クーラー > ダイキン > うるさら7 AN40WRP-W [ホワイト]

神野恵美さん

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満足度4
デザイン5
使いやすさ5
パワー4
静音性無評価
サイズ4
除菌・消臭無評価

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

気流を真下に向けて送る独自の「垂直気流」時のルーバーの様子

流線形のフォルムで空間になじむデザインに。表面の塗装もマットな仕様になった

センサーやリモコンの受光部といった部品も稼働時のみに露出する機構に

 

熱交換器に"除湿弁"を設けることで冷媒量を制御でき、細かな湿度調整が可能になった

壁面に直接ネジ留めできる構造にし、耐震強度をアップ

 

ダイキンのルームエアコン「うるさら7」シリーズの2018年フラッグシップモデルにあたり、通称"Rシリーズ"と呼ばれる。10月初旬に行われたメーカーの記者発表会で取材。

空調機専業メーカーのダイキンが誇るフラッグシップだけに、メーカーの威信をかけて最新鋭の技術が詰め込まれているという印象。その1つが前年モデルから搭載された人工知能(AI)。新製品では、室内の温度、湿度、壁からの輻射熱のセンシングに加えて、リモコンの操作履歴をもとに、ユーザーが好む温度や湿度環境をAIが解析し、それに見合った運転制御を自動で行う。前年モデルまでは、温度を優先に自動制御を行っていたが、新モデルでは湿度との相関性をもとに快適な空調環境が保てるよう自動でコントロールする。

また、これまでは別売で外付けだった無線LANアダプターを標準で内蔵。近年、他社も含めてフラッグシップモデルでの無線LANの搭載が標準となっているトレンドもしっかりと取り入れられた。

今年のモデルでは、ダイキンに限らず、もはや無線LANとAIの搭載は上位モデルでは標準の仕様となっている。ただし、それらを利用して消費者の生活を変える実用的な"価値"を提供するというような画期的な新規性は、まだどのメーカーも手探りの状態だ。ただし、ダイキンの場合も他社と同じように、もはやエアコンのネットワーク化はインフラの1つと考え、先行投資的な意味合いで搭載しているとのことだ。

従って、現時点でのRシリーズとしての消費者が即座に実感できる優位な機能は、従来からの気流を真下に向けて送る「垂直気流」と、室外機の周囲から集めた水分子によって室内を加湿できる「無給水加湿」というのは変わらぬまま。これに加えて、新製品では、熱交換機に"除湿弁"を設け、冷媒の流れをコントロールできる設計になった。冷媒量を調整することで、室温に影響を与えず、効率的かつ省エネに除湿が行える。メーカーによると、AIとの相乗効果によって1Wあたりの除湿量は従来機の2倍に向上しているとのことだ。

それ以外、消費者の目にわかりやすい変更点としては本体のデザイン。センサーやリモコンの受信部なども極力本体の内側に収め、稼働時の時のみ露出する機構にするなど、デザイン上のノイズを失くして、空間と調和する外観に仕上がっている。その他にも室内機の裏側をネジで固定できる構造を採用するなど耐震性能や、耐浸水性など、300以上の試験をクリアした耐久性の強化も図られている。

まさしく、現在の最先端のルームエアコンというべき存在。価格相応の技術、デザイン意匠などがここぞとばかり満載のモデルだ。空調の最先端の技術体験をするのであれば、現在のエアコン市場においては申し分のない製品と言っていいだろう。

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エアコン・クーラー > ダイキン > risora S22VTSXS-F [ファブリックホワイト]

神野恵美さん

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書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、現地邦人向けのメディアなどにも関わる。帰国後は、新聞、雑誌、ウェブ媒…続きを読む

満足度4
デザイン4
使いやすさ4
パワー4
静音性3
サイズ5
除菌・消臭無評価

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

同じホワイトでもマット調で壁紙と調和するデザイン

フラップ部分も機能性と外観を損ねないデザインを両立

パネル部分の質感は5層のレイヤーを重ね合わせた加工技術が用いられている

リモコンの受信部やセンサー系も本体下側に違和感なく配置

薄型化と制音化を両立させるために新たに開発されたファン(写真下)

稼働中も極力フラットで水平さを意識した美しいたたずまいを実現

ダイキンが発売したデザインエアコン第2弾。ラインナップは7種類を展開するが、製品のアイコンカラーとなっているソライロ、フォレストグリーン、ツイルゴールドはセミオーダーパネルの受注生産。標準パネルのうちラインホワイトとグレイッシュブラウンのみが量販モデルとなっている。

デザインエアコン第1弾として発売された「UXシリーズ」とは異なり、外観の形状は箱型で極めてシンプルなデザイン。壁にいかに調和させるかに重きが置かれ、センサーや、リモコンの受信部、表示部などが外側から目立たないようにスッキリデザインされているのが特長だ。

また、本体の縦横サイズは同社のフラッグシップモデル「うるさら7」と同等でありながら、奥行きの薄型化が図られている点が特長。壁に設置された際の出っ張り感をなくすことでもスッキリとしたスタイリッシュさを実現している。185oという奥行き(厚さ)は発表時点では業界最薄。

薄型化を図りながらも、空調性能を落とさないというのが本製品開発のこだわり。同社の製品では"垂直気流"と呼ばれる、真下に気流を送ることができる気流制御が特長だが、本製品でもその技術を採用。薄型化により、ファンと熱交換器が近接することで発生する風切音をファンの形状を変えることにより抑制した。

具体的には「多連結ソウエッジクロスフローファン」と呼ばれる部品の採用。ファンの連結数を従来の11から20に倍増したのに加えて、ファンの翼にノコギリの刃状の切込みを入れることにより、吹き出し時の風の剥離を抑え整流化が図られている。

外観のデザインは、外側のパネル部分によってバリエーションが変えられている。単なるカラバリに留まらず、インモールド成型技術と呼ばれる、5層のレイヤーからなる加工により、異なる質感を表現しているのも特徴だ。例えば、ホワイト系は2種類用意されているが、メタリックなツヤ感のあるラインホワイトと、壁紙や布地のようなマットな質感を表現したファブリックホワイトがあるなど、インテリアの雰囲気に合わせて選ぶことができる。

性能に関してはフラッグシップ機同様の妥協のない仕様を実現したが、犠牲になったのはいわゆるフィルターお掃除の機能。自動でフィルターのお手入れはしてくれないが、ダイキンのイオン発生技術「ストリーマ」により内部のカビの抑制やニオイの低減にはある程度対処してくれる。

運転中に上方にスライドして開く前面パネルの所作も美しい。パネルが開いた状態でも、吹き出し口の奥のルーバーが目立たず、外観や周囲の景観を損ねない点も部屋のインテリアやデザインにこだわる人には外せないポイントだ。

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