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コーヒーメーカー のユーザーレビュー

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コーヒーメーカー > デロンギ > ケーミックス COX750J-BK [リッチブラック]

鈴木啓一さん

  • レビュー投稿数:101件
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プロフィールITmedia等の情報サイトで記事を書いている フリーランスのライター、兼、IT先端技術コンサルタント。
モバイルやクラウドを駆使するスマートワーク研究をライフワークとしている。

【主なWeb媒体】
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満足度5
デザイン5
使いやすさ4
機能性5
保温性5
手入れのしやすさ4
サイズ4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

ペーパーレスフィルターの受け。この部品が正しくはまっていないといけない。

左:ペーパーレスフィルターの受け。 右:ペーパーレスフィルター

デロンギ kMixのロゴの左が電源ボタン。右に「アロマスイッチ」

突然、愛用のコーヒーメーカーが故障してしまった。もう10年くらい使ってきたデロンギのドリップ式の機種でとても気に入っていたものだ。さっそく新しいコーヒーメーカーを発注したが、もちろん迷わず選択したのは、愛用してきた機種の後継機種だ。では、さっそくレビューしよう。

【デザイン】
デロンギのkMixシリーズはデザイン家電の走りともいうべき製品シリーズで、もう10年以上前から国内でも販売されてきた。本機はそのメインといえるコーヒーメーカーの最新機種だ。

このシリーズはイタリアのメーカーらしく、くっきり鮮やかな色が特徴で赤モデルも魅力だが、今回も黒を選択した。

四角い形の角が適度に丸く、キッチンに置くのにふさわしい親しみやすさもある。

故障した旧機種(CMB6)から年月も経っており、基本は変わらないデザインだが、細部が改良されていて、かなり洗練された印象だ。黒モデルだが、シルバーとのツートーンで、旧機種よりも側面の黒の面積がかなり減っている。シックでスタイリッシュな印象である。

もちろん評価は「5」とした。

【使いやすさ】
旧機種と基本的には同じドリップ式のごく一般的なコーヒーメーカーである。専用のガラス製ボトル(ガラスジャグ)をセットし、タンクに水を入れ、付属の「ペーパーレスフィルター」をセットして、そこにコーヒー豆の粉を入れ、ふたを閉じて電源を入れる。誰でも使いこなせる。

旧モデルのレビューで指摘したペーパーレスフィルターの受け部分がしっかり本体にはまっていないとうまくコーヒーが入れられない点も、形状を変更することにより、完全な解決ではないが改善されていると感じた。

ただ、旧機種と比べると奥行寸法が小さくなった分、水タンク上部の開口面積がかなり小さくなり、水を注ぎ入れるときに外にこぼれやすくなってしまった。ここは残念である。水を注ぐときには付属のガラスボトルを使うよりももっと口の細いものを使う方がよいだろう。

評価は「4」とした。

【機能性】
コーヒーの粉に9つの小さな穴からまんべんなくお湯をかけるシャワー状の機構があり、これは旧機種から踏襲されている。

本機種ではさらに「アロマスイッチ」が追加されている。ハンドドリップの手法により近い方法で、従来の倍の時間をかけて蒸らしながら、アロマを最大限に引き出してコーヒーを抽出できるようになったとのこと。

確かに実際にコーヒーを入れてみると、旧機種よりもさらに薫り高く、おいしく感じられた。倍の時間がかかるのは仕方がないが、おいしくなるのであれば我慢してもいいのではないだろうか。

評価は「5」とした。

【保温性】
保温用ヒーターが搭載されており、保温には問題はない。保温は40分後に自動でオフになるとマニュアルに記載がある。

ヒーターの上面にコーヒーが垂れていたり、ガラスのボトルの外側に水滴が付いていると、熱せられたときに、パチパチとうるさい音を立てることがある。ヒーターの上面やボトルの外側はこまめに布巾で水分をぬぐって使うのが良さそうだ。この点は旧機種と全く同じである。

評価は「5」とした。

【手入れのしやすさ】
手入れは旧機種と変わらず、簡単である。

コーヒーを抽出した後のペーパーレスフィルターは、貯まった「かす」を捨て、簡単に水洗いするだけでいい。

洗うのが面倒なら、市販の紙のフィルタを使っても良いが、購入の手間やコストはかかる。どちらが良いかは微妙だ。

旧機種を使った10年間で1度だけこのペーパーレスフィルターを破損してしまったことがあるが、そのときは販売店で取り寄せてもらい解決した。デロンギのオンラインショップやAmazonでも取り扱いがあるので安心だろう。

ガラスのボトルは簡単に水洗いする程度でも構わない。本体も、こぼれたコーヒーの粉が気になった頃に必要に応じて適当に拭き取ったり、洗ってあげるだけでいい。

評価は「4」とした。

【サイズ】
我が家の比較的狭いキッチンにも、コンパクトに設置することができた。サイズは特に問題ないと思う。

評価は「4」とした。

【総評】
約10年使ってきたコーヒーメーカーが壊れたときにはショックだったが、迷わずこの後継機種を選んで大正解だったと思う。今回も大満足である。

消耗品であるガラスボトルとペーパーレスフィルターは旧機種と同じものなので、壊れたときの予備が同時にできたことになる。

デロンギというと、イタリアのメーカーであり、エスプレッソマシンのイメージが強いが、ドリップ式で手ごろな価格の本機種もなかなかの実力であると思う。デザイン家電をデザインだけだと皮肉る向きもあるが、本機はぜひとも使ってみて評価していただきたい。きっと気に入ると思うのだ。

総合評価は「5」とした。

比較製品
デロンギ > CMB6

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コーヒーメーカー > ツインバード > CM-D465B

神野恵美さん

  • レビュー投稿数:653件
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プロフィールライター・編集者。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、現地邦人向けのメディアなどにも関わる。帰国後は、新聞、雑誌、ウェブ媒…続きを読む

満足度5
デザイン5
使いやすさ4
機能性4
保温性3
手入れのしやすさ5
サイズ5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

1〜3杯用モデル(右)とのサイズ比較

1〜3杯用モデル(右)とのサイズ比較。高さが増しているが、底面積は同じ

ドリッパーは1〜3杯用と4〜6杯用に分かれる。未使用時には重ねて収納できる

本体上部。給水タンクは直接水を注入する仕様。1〜3杯用モデルよりも深くなっている

ミルも外から見ると同じだが、多くの豆を投入できるよう内部の構造は変更されている

着脱式のミルユニットは、分解して手入れも可能

2019年秋に発売されたツインバードの全自動コーヒーメーカー「CM-D457B」に次ぐ第2弾商品で、6杯まで対応する大容量モデル。メーカーから実機をお借りして自宅で試用した。

カフェ界のレジェンドとも言われる、カフェ・バッハの田口護氏が監修したコーヒーメーカーとして、30年以上コーヒー関連器具・家電を手掛けてきたメーカーが万を持して発売し、大評判となった「CM-D457B」だが、1〜3杯用では物足りないという声に応え、1年足らずで新たなラインナップとして発売した。容量を増やすために、単にサーバーなどのパーツを大きくすれば済むと思いがちだが、豆の粒子を揃えて挽くこと、粉の盛り上がり具合、水の量やタイミング、注ぎ方までハンドドリップの作法をメカで再現するには、各部品や抽出のプログラムなど多くがほぼ一から作り直しされている。

それにもかかわらず、見た目にはわずかに高さがアップしただけで、フットプリント(設置面積)は同じ。基本の構成や操作方法も、ユーザーが意識する範囲ではまったく変えていない点が秀逸だ。

それだけでなく、ドリッパーを1〜3杯用と、4〜6杯用に分け、それぞれがスタッキングして使わない時にもコンパクトに一括して収めておける設計を実現しているなど、隅々にまでこだわっている。

1〜3杯用モデルと同じく、淹れたコーヒーは杯数が変わっても等しく美味。豆を挽く音からドリッパーに粉が落ちる様子、お湯が注がれて豆が膨らむ様子、立ち込める湯気、香りまで、ハンドドリップで楽しめる儀式的な要素が五感で楽しめる。

全自動コーヒーメーカー市場全体から見れば、お手頃なお値段とは言えないものの、それでも消費者に手が届く価格で、カフェの名門点同様のコーヒーを自宅で毎日楽しめると思えば、個人的にはむしろお安いように感じた。しかもサイズも極力省スペースで、お手入れのしやすさなど使い勝手も優秀だ。

参考になった6

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コーヒーメーカー > ツインバード > CM-D457B

神野恵美さん

  • レビュー投稿数:653件
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書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、現地邦人向けのメディアなどにも関わる。帰国後は、新聞、雑誌、ウェブ媒…続きを読む

満足度5
デザイン5
使いやすさ4
機能性4
保温性3
手入れのしやすさ5
サイズ5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

6方向から出るシャワードリップの様子

注がれるお湯によって豆が膨らむ様子

シンプルでありながら機能的な操作部

給水タンクは本体上部に。直に注ぎ入れる仕組み

豆の投入口

ドリップ完了後は自動で保温状態に。ヒーターは20分でオフになる

無印良品のコーヒーメーカーを手掛けてきたツインバードが自社製品として開発した全自動コーヒーメーカー。豆挽きから抽出までを全自動で行う。メーカーからテスト機をお借りして自宅にて試用。

カフェ界のレジェンドとして知られる、カフェ・バッファの店主・田口護氏が監修した全自動のコーヒーメーカーは、コーヒー好きをうならせるこだわりが満載。

淹れたコーヒーの美味しさは言うまでもないことだが、淹れる際の所作やビジュアルまで、全自動ながらハンドミルやハンドドリップで淹れた時の楽しみを視覚・臭覚・聴覚で感じることができるのが秀逸。

その秘密は、ドリッパー部分が見える構造をあえて採用していること。全自動コーヒーメーカーというと、中身が見えない完全なブラックボックスな設計となっていることが多いが、この部分が外側から見えるように露出している。これにより、豆を挽く音から、粉が落ちる様子、シャワードリップが注がれ、立ち上る湯気、蒸らしによって豆が膨らむ様子、立ち込める香りまで、すべてハンドドリップの時と同様に楽しむことができるのだ。ちょっとしたことだが、このギミックが全自動でありながらもコーヒーをていねいに淹れた満足感が得られる。

コーヒーミルは、"低速臼式フラットミル"という独自開発のものを採用。摩擦熱を抑えながらコーヒー豆の粒子を均一に砕くことができるため、豆の風味を損なわずに挽くことができる。

お湯は6方向から内側に向けて斜めに注がれるシャワードリップを採用。お湯を注ぎ入れるタイミングと量や停止時間などがプログラムで制御されて、ハンドドリップの作業を再現する。

容量は1〜3杯までに対応。お湯の抽出温度は83℃と90℃の2段階、豆の挽き具合は粗・中・細の3段階から選ぶことができる。設定や操作は必要にして最低限と言う感じに厳選されており、迷わず使える。抽出後20分間は保温機能が働くが、それ以上は保温用の水筒やポットなどに入れ替えておく必要がある。

メンテナンスのしやすさも秀逸。ミルをそのまま取り外すことができ、手入れがしやすい。給水用のタンクは取り外せないが、注入した水は毎回全部排出されるため、衛生面はあまり気にならない。清掃モードもあるため、クエン酸洗浄も行える。

全自動コーヒーメーカー市場全体から見れば、高価格帯の製品だが、これだけの機能・性能を詰め込み、なおかつ極上のコーヒーを家庭でいつでも楽しめると思えば、個人的にはさほど高いとは感じない。かつ縦長でフットプリントを抑えたサイズ感も極力コンパクトに抑えられていると言えるのではないだろうか。ただし、コーヒー豆や水をセットするタンクが上からになるため、設置の際は上方向に空間が必要な点だけ留意してほしい。

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コーヒーメーカー > ダイニチ > CAFEPRO 101 MR-101

多賀一晃さん

  • レビュー投稿数:180件
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プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。

主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む

満足度4
デザイン5
使いやすさ4
機能性5
保温性無評価
手入れのしやすさ4
サイズ4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

焙煎機に投入された生豆。120g。

焙煎後の豆が出てくる豆ケース。チャフも混入している。

「浅」「酸味」の組み合わせでのロースト。色はやや淡い程度。

コンソールパネル。セレクトは多くはない。

サイド。チャフを除去できる様、サイドスペースは必要。

チャフ取りケースとチャフ。

焙煎器に望むことは、業務用でいう8段階の焙煎に近しい焙煎がキチンとできること、そしてエグミの原因となるチャフ(コーヒー豆の薄皮)の処理が楽なことだ。実はこれが相当に難しい。焙煎の8段階というのは、浅い方から「ライトロースト」「シナモンロースト」(ライトとシナモンを「浅煎り」ということもある)「ミディアムロースト」「ハイロースト」(この2つを「中煎り」ということもある)「シティロースト」「フルシティロースト」「フレンチロースト」「イタリアンロースト」(残り4つは深煎りということもある)のことを言うが、隣り合っているローストとの差はハッキリせず、人それぞれという感じだ。このため、個人ユーザー用の焙煎器の場合、8段階のローストではなく、3段階と言うのもある。
CAFEPRO 101 MR-101は、「煎り加減」として、4段階の調整(「浅め」「・」「・」「深め」)が可能な上、風味として「酸味」「・」「苦味」の3段階をセレクトできるようになっている。
基本的には、焙煎が浅いと酸味が多く、深いと苦味が多いため、正確ではないが、「ライトロースト」狙い=「浅め」+「酸味」、「シナモンロースト」狙い=「浅め」+「苦味」、という感じで使うのでイイと思う。

さて稼働させると、かき混ぜる音がかなりうるさい。少々、耳障り。焙煎は約15分で終了するが、その後8分の冷却期間が必要なので、23分かかる。この間はほったらかしておいても問題ない。ハゼ音も明確に聞こえ、豆の強制排出もできるので、豆の調子をみるカッピングも可能だ。

チャフ取りケースにチャフは入れられるが、煎った豆のケースにも、相当紛れ込んでいる。幸い豆ケースの底はメッシュになっているので、ケースを振りながら、ハンドピックがお勧めだ。悪い豆があるとエグミの原因になるので、イイ豆の選別もここで行うといいだろう。また、チャフ問題に終止符を打つような焙煎機は未だない。

コーヒー豆は、焙煎後3日〜7日が飲み頃。焙煎〜飲むまで、豆は酸素、湿気に晒さないように保管する必要がある。私は、真空容器に保存する。
自分で焙煎まで行ったコーヒーは、やはり特別なもの。味が冴える。しかし、こちらの方がよりベターかもと、いろいろな条件にトライしたくなるのも事実。焙煎機一台あると、これでもかと言うほど、世界は拡がる。

あと、少々不都合に感じたのは、焙煎量。MAX:120gなのだが、コーヒー豆は、基本100g単位。余分を見越したためかも知れないがちょっと気になる。

また、私は、この焙煎機、固定位置ではなく、使う度に棚から引っ張り出すことをお勧めしたい。と言うのは、チャフは、すぐグズグズに細かくなってしまうので、掃除を小まめしなければならない。万が一チャフが混入すると、味に差が出るからだ。

ただ、価格の絶対値は高い。現在、電動焙煎機の安いモノは、3万円からあり、5〜7万円クラスの動きが活発だと聞く。それよりちょっと高い。しかし焙煎機まで考える人は、確実によい焙煎ができる機器を求めているわけで、CAFEPRO 101 MR-101はかなりいいチョイスだと思う。

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コーヒーメーカー > ネスレ > ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ デュオ HPM9637-PW [プレミアムホワイト]

多賀一晃さん

  • レビュー投稿数:180件
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過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
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満足度4
デザイン3
使いやすさ5
機能性5
保温性無評価
手入れのしやすさ5
サイズ3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

本体。頭でっかち。マッコウクジラが立った雰囲気。

コンソール。基本的に、ワンタッチで対応可能。

洗い物は、このパーツのみ。楽勝!

ネスカフェなどを補充するため上フタを開いたところ。

水タンクを外すところ。

ネスカフェタンクとブライトタンク

仕事のビタミン剤として、ブラックコーヒーをよく飲みます。また職業柄、いろいろなコーヒーメーカーを持っているのですが、加えてこのバリスタ デュオを購入したのは、ネスカフェがかなり高いレベルにあること、マグサイズに対応していること、カフェラテ風、カプチーノ風も自動的に淹れられることが理由です。

バリスタには現在、「シンプル」「50」「アイ」「デュオ」があります。で、どれも実に巧みにネスカフェを淹れます。良いコーヒーのポイントに「クレマ」(茶色のオイル成分。コーヒーの旨み成分でもある。)があります。それまで、ハンドドリップでコーヒーを飲んでいた私ですが、このバリスタにはビックリしました。なんせ、ネスカフェからクレマを引き出す淹れ方をするのですから。以降、ネスカフェを見直しましたね。そうすると、コーヒー豆抽出のように注意を払っていなかったために、損をしていたことが分かりました。得に湯の温度ですね。バリスタに注目を始めたのは、それがきっかけです。

で、コーヒーのお友達はミルクです。まあ、コーヒー自体、牧畜エリアで発展してきましたこともあるのでしょうが、ミルクは基本、人にやさしい飲み物です。これと混ぜることでバリエーションが拡がります。カフェラテ、カプチーノ、ミルク主体のコーヒー牛乳は、コーヒーを飲んだことのない子どもも大好きです。今のカフェ系は、コーヒー+ミルクのバリエーションを強く意識しています。そうなるとバリスタも意識しなければなりません。デュオが出る前はコーヒーカップに先にブライトを入れておき、それにネスカフェを抽出方法でした。

が、これが地味に面倒臭い。で開発されたのがデュオです。これは「ネスカフェ」「ブライト」相当共に本体内にしまい込まれていることを意味します。要するに、何も考えずに、スィッチを押すと好きなカフェメニューが出てくると言うわけです。

実際、自宅で使うと、その楽さを実感します。カフェ飲みと余り違わない。逆に、ため息がでるのは、はじめから覚悟はしていたのですが、サイズです。設置面積はそれなりなのですが、高さがあるのです。約44cm。いろいろなモノを入れるフタを開けると約60cm。また後ろの水タンクも、上に引くのではなく、斜め後ろに引き外すことを想定して作られていますので、後ろスペースも必要です。

しかしそれは一度切りのこと。問題は、ネスカフェとブライトの補充。それぞれ指定があるのです。ネスカフェの方は「ネスカフェ エコ&システムパック」でこちらは、近くのスーパーにも若干ですが置いてありました。厳しいのは、ブライトの方。こちらで使用できるのは「バリスタ DUO用ブライト」のみです。しかも、タンクに赤字で書いたシールが貼ってあるのを見ると、ネスレの手のひらの上で踊らされている感じがしないわけではありません。

気になっているのは、その2点です。後は洗浄も楽ですし、カプセルのように、ゴミが大量に出ると言うこともありません。仕事中に飲む、時間がないときに使うコーヒーマシンとしては最適だと思います。実際、私も十分楽しんでいます。

私は、買っちゃいましたが、価格はちょっと高目です。ネスレはレンタルサービスもしています。それを検討するのも、一つの手だと思います。

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コーヒーメーカー > ツインバード > CM-D465B

多賀一晃さん

  • レビュー投稿数:180件
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満足度4
デザイン4
使いやすさ5
機能性5
保温性3
手入れのしやすさ4
サイズ3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

本体。写真では分かりにくいが奥行きがある。

コーヒー豆、水共に上から供給。後ろは壁にベタ付け可能。

ミルの刃。燕三条、金属加工技術の賜物。

3杯までは、4〜6杯用のドリッパーに1〜3杯用を重ねて使用。

ペーパーフルターは2種類必要。上:1〜3、下:4〜6杯用。

計量カップ。焙煎の深さ毎に、使用目盛りが異なる。

ネスレがカプセル式のコーヒーメーカーを提案して以降、コーヒーのような嗜好品は、個人々々で好みが違うから一杯ずつ入れるべきだという理屈がまかり通っている。しかし、今やコーヒーは昔のお茶感覚。大人の水筒の所有率がグンと上がった今、こだわりの味を外に持って行きたいというニーズもぐんと増えている。ところが、朝の一杯に加え、水筒に入れるコーヒーを確保しようとすると結構大変。一杯作っては水筒に入れるのは手間なのだ。ではと言うことで大量に入れられるコーヒーメーカーとなると、余りイイ感じのコーヒーメーカーがないことも事実だ。
カフェ・バッハの田口護 氏の協力を得て、2018年に販売されたツインバードのCM-D475Bは、こだわりのコーヒーが簡単に飲めるコーヒーメーカーとして好評を博した。私もテストしてみたが、確かに美味しく淹れられ、満足度が高いことを確認した。
そして、そのツインバードが、冒頭のユーザーニーズ。美味しいコーヒーを大量に抽出したいというニーズを受けて作ったのが、本モデル:CM-D465Bだ。それは揺るがすことが出来ないモノは出来ないとした、こだわりのコーヒーメーカーでした。

コーヒー豆から、大量に抽出する場合、2つのことがポイントになる。
1つめは、ミル(グラインダー)で豆を挽くときの発熱をどう抑えるのか。2つめは、豆量に合った抽出機器を用意することだ。ちなみに、豆量に合った抽出量は、炊きたい量に合わせた炊飯器を選択しないと炊飯器と同じだ。(真に美味しく炊けるのは、中央値前後一合の三合。他を追い好く炊く場合、特に少量は工夫が必要です。)
まず、ミルに必要なことは、粒状が揃っていることと、熱を持たないこと。これは、一杯分の豆を挽くときも、六杯分の豆を挽くときも変わりません。ここで、ツインバードが有利なのは、燕三条に本拠を置くことだ。金属加工の町として有名であるこの町で、ツインバードは、それぞれの条件に最適なミルの刃を加工している。
2つめの問題は、1〜3杯と4〜6杯でドリッパーを分けたことだ。同じドリッパーで、約3杯分は美味しく入れられるというのは、お米に似ている感じだが、嗜好品の扱いは似ることが多い。

コーヒーは化学実験に似て、美味しく淹れるためには、豆の状態、粒状、量、抽出水量、抽出温度が必要だ。本当は、これに加え、自分好みの豆であることが必要なのだが、今回は言及しない。
実は、この中で一番面倒臭いのは、抽出水量だ。多くのコーヒーメーカーは、5杯なら5杯抽出した時点で、抽出はストップする機能が付いているが、これには付いていない。タンクに入れられた量だけ抽出するのだ。だから4杯なのに6杯分の水を入れた場合は、4杯でちょうどイイコーヒーをお湯で薄めることなる。なんともアメリカンな話だ。
何故こうするのかと言うと、タンク内をいつでも清潔に保つためだ。最近、加湿器のタンク内の水の清潔さが取り沙汰されるが、菌を繁殖させないためには、水をなくすることが最も手っ取り早い。加湿器はそれができないので、いろいろな殺菌技術を搭載しているのだ。

さて、コーヒーの味だが、これは1杯で淹れたコーヒーと遜色ない。つまり、見事に当初の目的をクリアしている。

ただし、これを買う場合は、もう一つ注意すべきことがある。それはサイズだ。奥行きが33.5cm。これは結構大きい。ミルが付いているため、しかたがないことでもあるが、結構場所を取る。

部品他、パーツ毎の販売もしている。これだけの価格の家電ならある意味当然とも言えるが、どちらかと言うと、ツインバードの本気度他が窺えて嬉しい。

このようなコーヒーメーカーなので、ある意味コーヒーが好きでないと余りお勧めできないが、コーヒーが好きな人は、良き相棒として、長年付き合えるモデルだ。

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コーヒーメーカー > シロカ > SC-A221SS [ステンレスシルバー]

神野恵美さん

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満足度3
デザイン4
使いやすさ3
機能性3
保温性3
手入れのしやすさ2
サイズ4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

奥側がミル部分。ここに分量のコーヒー豆をセットする

給水タンクの注ぎ口。口が狭いので少々こぼれやすい

水量は外側から確認できる

操作はダイヤルを合わせてボタンを押すだけ

専用ポット。コーヒーカップなら4杯分まで対応する

使用後の状態。パーツごと取り外してコーヒーかすを水で洗い流してお手入れする

低価格ながらデザイン性にも優れ、痒いところに手が届く家電製品を多数展開するシロカの全自動コーヒーメーカー。メーカーから実機をお借りして自宅で試した。

一番のメリット感じたのは、やはりコンパクトなサイズと洗練されたデザイン。ミル付きのコーヒーメーカーとしては圧倒的に小さく、キッチンにあってもテーブルにあっても棚にあっても邪魔に感じない。

機能や出来上がりのコーヒーの美味しさについては、さすがに10万円以上するデロンギの高級コーヒーメーカーには及ばないが、そもそも製品価格が違うので、比較対象にすべきではない。製品価格を考えたら十分。自動でありながら、ハンドドリップに近いコクのあるコーヒーが淹れられる。

使い方も豆と水をセットして、あとはボタン1つ。これだけで豆挽きからドリップまですべて自動で、手間なくおいしいコーヒーが楽しめる。

ただし、お手入れは少々手間がかかる。付属のステンレスメッシュフィルターでコーヒーを抽出するため、繰り返し使えて経済的な反面、毎回水洗いが必要。洗浄が必要な部品はすべて取り外して丸洗いができるものの、使用後のコーヒーかすを取り除くには水で流すしかないため、シンクや排水カゴの手入れは必須。

そのあたり、コーヒーを淹れる時の手軽さを優先するか、手入れの手間のなさを優先するかの選択になる。せめて、コーヒーかすだけでももう少し取り除きやすければ、全体を通して便利だったように思う。

とはいえ、これだけコンパクトで、コーヒー豆のミル挽から抽出まで全自動というのは、粉挽を自力で行っていた人には大いに魅力。挽いた粉をセットしてコーヒーを抽出するモードも備えているが、前述のとおりお手入れが少々めんどうなため、豆を挽かないと言う人にとってはメリットが半減してしまうと思う。

給水タンクが取り外せないので、水をセットする際は直接注ぐ必要があり、水がこぼれてしまいやすいのと、目盛りが見えづらいので、改善が望まれる。

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コーヒーメーカー > シロカ > siroca crossline SC-A121CB [カッパーブラウン]

鈴木啓一さん

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満足度2
デザイン5
使いやすさ2
機能性3
保温性4
手入れのしやすさ2
サイズ4

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上部、蓋をとったところ

フィルタ(手前)とミル付きバスケット(奥)

妻がデザインを気に入り、衝動買い。

【デザイン】
シックな色と、コンパクトにまとまったデザインで外観は悪くない。

【使いやすさ】
「全自動」ということで、電動ミルを搭載し、豆を挽くところから、コーヒーの抽出、保温まで自動的に行われるのが売りである。

しかし、特に後述の「手入れのしやすさ」について評価が低く、残念ながら使いやすいとはいえない。

給水もタンクの蓋が狭く、外に水をこぼしそうで気を使って操作することになる。

粉や豆の量によって切り替えるダイヤルがついている。これを切り替えそこなうと上手にコーヒーが抽出できない。

使いやすさという意味での細部のデザインにはかなり不満を感じる。評価は「2」とした。

【機能性】
電動ミルを搭載し、豆を挽き、コーヒーを抽出し、保温までが自動化されている。
もちろん、豆だけではなく、粉にも対応している。

電動ミルで豆を挽く機能は細挽き・粗挽きの調整機能はない。

コーヒーを抽出する際に30秒ほどの「蒸らし」工程が入る、良いところもある。

【保温性】
コーヒーの抽出が終わると30分間保温ができる。

【手入れのしやすさ】
コーヒーを抽出し終わった後、ミル付きのバスケットを本体から外し、フィルタと底にたまったコーヒー豆を掃除するわけだが、この作業がなかなか面倒である。

これまで私が使ってきた複数機種のコーヒーメーカーはフィルタにコーヒーかすがたまるタイプだったので、それを捨てて洗えばいいだけだが、本機のフィルタはミル一体型の構造のせいか、「底」がなく、コーヒーかすはミル付きバスケットの底にたまる。

比較的大きなこの「バスケット」と、フィルタの両方からコーヒーかすを取り除いて捨て、きれいに洗うのは、従来私が使ってきたコーヒーメーカーと比べて、格段に手間がかかる作業だ。手入れのしやすさの評価は残念ながら「2」とした。

これでは電動ミルを内蔵し、「全自動」で豆からコーヒーの抽出までできるというメリットを完全に相殺する感じだ。これだけ手入れが面倒だと、本機を頻繁に使うことは難しいと感じた。

【サイズ】
サイズはコンパクトで良いと思う。

【総評】
見た目は良いが、手入れを含めた使いやすさの点でマイナス点が目立つ商品だった。

残念ながら私から本機をお勧めすることはないだろう。

参考になった5

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コーヒーメーカー > ネスレ > ネスカフェ ドルチェ グスト ルミオ MD9777-WH [ホワイト]

mujikko-rieさん

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満足度5
デザイン4
使いやすさ4
機能性5
保温性4
手入れのしやすさ5
サイズ3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

土台の高さを変えられます。

ポーションは結構大きめ

透明できれいですが、取り外しにちょっとコツがいります

ポーションをセット

水の量をセット

簡単にできました!

毎朝ハンドドリップしてましたが、お湯を沸かして豆をセットして・・・の、ゆったりした時間があまり取れないので、手軽さを求めて購入してみました。以来、かなりの時短になってます。公式サイトから買うと、甘めのバラエティセット(8杯入り)が付いてきます。やっぱり味を選べるのは楽しいですね。
普段はコスパのいいブラックコーヒーかカフェオレが多いですが、たまにミルク入りのカプチーノ系を飲むと、家でも贅沢なコーヒータイムが味わえます。子供達はチョコチーノが大好きですね。
本格的なコーヒーを求めるならネスプレッソがいいと思いますが、ミルクたっぷりのものや、抹茶ラテなど、バリエーションを楽しみたいならドルチェグストをおすすめします。

お湯は表示通りにセットすると自動で止まります。自動で止まらない手動タイプもあるので、購入前にしっかりご確認ください。(最初はコンパクトな最新の「インフィニッシマ」を検討してましたが、手動が面倒そうなのでこちらにしました)

<本体・パーツ>
水のセット方法が慣れるまでは手間取ります。指を入れる部分だけじゃなく、反対側から押してあげると簡単に外れます。
クリアなので、清潔感がありますね。たまに湯通しをしてあげるだけなのでメンテナンスも楽チンです。

カップを置く台の部分は外れて、三段階で調節できます。これはちょうどいい高さにしないとコーヒーが飛び散りますのでご注意を!
そして、最初に外すときはめちゃくちゃ硬くて、危うく壊しかけそうになりましたが、1度外してからはスムーズに外れるようになりました。

<使用感>
ポーションのセットも簡単で特にコツ等はいりません。セット後に本体カバーをはめるときがちょっと硬いかな?と思いましたが、慣れた今は気になりません。
ただし、ポーションを入れるパーツが金属なのか、結構重いです。誤って落とさないよう、毎回ヒヤヒヤしてます。

<デザイン>
シンプルなデザインでいいと思いますが、コンセントコードがなぜか真っ赤!めちゃくちゃ目立ちます・・・本体が白だと余計に目立ちますね。まぁこれは好みの問題だと思いますが。

<ポーション>
1つ1つが結構大きいので、意外と収納に場所を取りますね。でも、買おうと思えばどこでも手に入るし、ネットストアだと定期購入しておくと便利です。

総合的に、かなり満足しています。贅沢かな?と思いましたが、コーヒー豆も美味しいものはそれなりにしますし、カフェに行かずとも手軽に楽しめるし、買ってよかったです!

参考になった16

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コーヒーメーカー > タイガー魔法瓶 > GRAND X ACQ-X020

多賀一晃さん

  • レビュー投稿数:180件
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プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。

主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む

満足度4
デザイン5
使いやすさ3
機能性4
保温性無評価
手入れのしやすさ3
サイズ4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

ボックス型で、独特のデザイン。

水槽は取り外し可能。

マグの高さ:9cm。余り余裕はない。

金属フィルター。この上にコーヒー粉を入れ、蒸気プレスする。

スタート時のパネル。量を決めることからスタート。

15通りの組み合わせが楽しめる。

タイガー魔法瓶が育て上げたいと願っているスペシャルブランド"Gran X"のコーヒーメーカー。
そのためか、かなり凝った仕様になっている。
単なるドリップではなく、独自方式 蒸気プレス(「Tiger Press」という名前。プロレスのタイガーマスクの必殺技の名前かと思ったのは、私だけでしょうか。)とを採用したことでもわかる。
蒸気プレスというのは、コーヒー粉にお湯を注ぎ、浸す。この時、湯は粉の中に染みこみ、中の成分を外に出す準備が整う。そして蒸気圧を掛け、押し出す方法だ。浸すお湯の温度、時間で、どの位抽出するかが決まってくる。お湯の温度が低いと酸味が強く、高いと苦みが強くなる。そして、時間が短ければ、スッキリした感じだし、長いとコクがある感じとなる。
また、豆を挽くグラインダーは付いていないため、コーヒー粉を用意する必要がある。

さて、使い勝手にも関与するが、ACQ-X020は、コーヒーサーバーを使わずに、マグカップ他、コーヒーカップに直接入れるのが基本となる。入られるサイズは10.5cmがギリギリ、通常のマグカップは、9cmなので、規格外マグでない限り問題はない。
メーカー側は、60mL(アイス用)、120mL(1人用)、180mL(マグカップ用)、240mL(2人用)と考えているようだが、プレス方式は、最後まで抽出して味が整うので、2人用の場合、大きなカップに取り、その後分ける必要がある。
またプレス方式の場合、金属フィルターが基本となるが、この清掃はかなり面倒臭い。このため、2人のために、1人分を2回入れる場合も結構時間がかかる。よくあるカプセル方式だと、結構楽なのだが、ACQ-X020は時間も掛かるし、面倒臭い。個人的には、小型でガラス製のコーヒーサーバーを付属させて欲しい。

この2人用の部分さえ問題なければ、コーヒーの抽出差を楽に楽しめるコーヒーメーカーとしてお勧めだ。
コーヒーは、ドリップ式、サイフォン式、プレス式などいろいろあるが、抽出条件をあれこれ変えて見るのは中々できないのが現状。これ以外にも、コーヒー粉のきめ細かさ、状態で味が変わるので、コーヒー愛好家であっても抽出条件まで手が回らない人もいる。
ACQ-X020の様に、ワンタッチで、抽湯温度3段階(85/90/95度)、コーヒー粉の浸し時間5段階(30/45/60/75/90秒)を変えられると、同じ豆でもいろいろな味が楽しめるし、もっとも自分に合った淹れ方も、わかってくる。コーヒー抽出の醍醐味を教えてくれるコーヒーメーカーといえる。
価格もリーズナブルだ。

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コーヒーメーカー > HARIO > V60 オートプアオーバー Smart7 EVS-70

多賀一晃さん

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過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
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満足度4
デザイン5
使いやすさ4
機能性4
保温性無評価
手入れのしやすさ5
サイズ5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

美しい本体。コーヒーメーカーはこうでなくては!

後ろから見た、水の投入口。前から入れるのはほぼ不可能。

高級コーヒーメーカーに相応しいV60。耐熱ガラス仕様。美しい。

操作はタッチパネル。「Auto Mode」でも十分美味しい。

スタート時に、どの位で抽出出来るのかが表示される。

コーヒーを抽出し終えたところ。

同社のV60コーヒーメーカー EVCM-5のデジタル版と言うのでは、このコーヒーメーカー「V60 オートプアオーバー Smart7 EVS-70」は語れない。
ただし、コンセプトは同じだ。V60 ドリップシステムの抽出を行うための機械だ。それは同じなのだが、デザイン、使い勝手、味、全部がワンランク以上 上に仕上がっているのだ。(その分、価格もお高いですが・・・)

デザインは、ミニマム・コンパクト。よくあるコーヒーサーバー温め機能もない。本当に選択しぬかれた機能だけに絞ってある。
飛び込み台にも似た幾何学的なデザインは、コーヒーブレイクというワクワクする時間にぴったりだ。
そして付属のV60ドリッパーはガラス製。元来、喫茶、お茶やコーヒーは高貴な嗜みであり、なるべくならイイ器を用いたいものだが、非常にいい雰囲気を醸し出している。その上、コーヒーサーバーも、独特の形状をしており、いかにもコーヒーのお道具という感じである。

しかし、このミニマムデザインで犠牲になっているところもある。それは水の投入孔だ。コーヒーメーカーの設置によるが、私は家電はフロントコントロールが出来なければならないと考えている。それは必ずしも後ろ側にスペースを設け、設置することができないことがあるためでもある。EVS-70は、フタを後ろから開けるようになっており、そのため、後ろからしか水が入れられない。正直これがなければ、ほぼ完璧と言ってもいいできなのだが、ここはかえすがえすも残念。

操作は、全部タッチパネルだ。推奨の「Auto Mode」(自動抽出モード)と自分でいろいろ設定できる「My Recipes」(マイ レピシ)がある。Auto Modeを選択すると、水は新しいか、何杯分抽出するのかを、きいてくる。それらに答え、「Start」を押すと抽出が始まる。2杯の場合、温度:93℃、時間:1分26秒(蒸らし時間を含む)、抽出量:270mlだ。実際は、これにお湯が沸くまでの時間が加算され、約5分位となる。

風味は軽やかにして典雅。しかも、雑味がほとんど感じられない。3rd Wave Coffeeかくあらんやと言う味で、満足度は非常に高い。

残り水も、本体を動かさずに排水できるようになっており、後始末も楽。
デザイン、使い勝手、味のバランス良く、トップクラスの実力。
その上、マイ レシピもあり、いろいろな淹れ方に挑戦することもできる。コーヒー・ファンにはたまらない逸品と言える。

それだけに、水の入れ方が非常に残念。後、価格も、もう少し安いと嬉しい。

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コーヒーメーカー > HARIO > V60 珈琲王 EVCM-5TB

多賀一晃さん

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満足度4
デザイン3
使いやすさ5
機能性4
保温性4
手入れのしやすさ5
サイズ3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

本体。かなり大きい。

ハリオのドリッパー V60。付属してます。

コーヒー粉&フィルターも付けた状態で本体セット。

本体右サイドに操作ボタン集中。ボタンは大きく扱いやすい。

抽出時、本体に湯気で水滴が付く。ここは改良して欲しい。

蒸らし、ドリップした後がくっきり残る。(2杯分セット)

猫も杓子も珈琲、コーヒー、Coffee。コンビニも、豆を挽いたホットコーヒーを出すご時世。
こうなったのは、イタ飯ブームで脚光を浴びたスターバックスと、そして3rd Waveと称されるコーヒーが世界的なブームになっているためだ。
内、スターバックスは、フレンチプレスとエスプレッソが基本なので、味はかなり濃い。しかし、3rd Waveはドリップ式の抽出。これは香り高く、風味が軽やかで、コーヒー豆の違いを楽しむのに向いているし、何より軽めなので、ブラックでも飲みやすい。日本の喫茶店は基本ドリップであり、3rd Waveのブームは日本式がアメリカでブームになり、世界に拡がったとも言える。
しかし、ブームになったのは理由がある。その一つがハリオのV60型と呼ばれる優れモノのドリッパー。今や、ドリップの世界標準の地位まで上り詰めている。
ハリオの「V60 珈琲王 EVCM-5TB」は、自社のV60のドリッパーを使い、楽に、美味しく抽出することを目的に作られている。当然、V60をどう扱うべきかは心得ており、味は保証付きである。
ドリップするまでは、ユーザーが用意する。粉末コーヒーをフィルターに入れセットするまでだ。粉末コーヒーは豆を買ってきて、自分で挽いても良いし、店で挽いてもらってもよい。コーヒーが好きなのだが、グラインダー(ミル)を持つまでには至っていない人は割と多い。面倒臭いのと、音が大きい、そして電動でイイモノは結構高いからだ。粉末状態では湿度を吸収しやすいため、保管は1週間が望ましいとされるが、2週間程度で飲むなら、問題はない。7〜8gで一杯分なので、100gで、12〜13杯。一日2杯で一週間を目安にしてもらえればイイだろう。
「V60 珈琲王 EVCM-5TB」は、このセットされたドリップシステムに、適温(93℃)、適量のお湯を、上手く注ぐ(21穴からシャワーように放出される)システムだ。ポイントは蒸らし時間。このため、蒸らしが杯数でセット出来るようになっている。抽出量は水量で管理。これも杯数管理なので便利。(120〜130ml/杯)
イイなぁと思えるのは、スタートさせると勝手に抽出してくれること。自分でドリップすると、コーヒーの粉がお湯を吸収し、膨張。中のエキスがでるまで蒸らすわけだが、これが大体25〜40秒かかる。音と香りが違ってくるので、それで判断するのだが、朝などはその数十秒が待てなかったりする。また、蒸らし時間は杯数で微調整が可能だし、別のドリッパーを使うことも可能なのも嬉しい。ちょっとマニアックにも楽しめる。また、本体はお湯を出すのとコーヒーサーバーを温める機能だけなので、手入れは簡単。これはグラインダー内臓型と大きく違うところだ。
欠点は、サイズ。ドリップシステムがまるまる入るので大きい。テーブルの上に置くと「迫力モノ」と言う言葉がピッタリする。また水を入れるフタなど、作りがイマイチな所もある。そしてコーヒーの道具は、ドリッパーにせよ、サーバーにせよ、デザインが大事。しかし、ありきたりのデザインで、面白くない。
コーヒーを今から始める人で、コーヒー粉を買ってきてトライしてみたい人にはお勧めだ。後日、自分の手で入れるようになってもイイ指標となるし、コーヒーがどんなモノであるのかが分かりやすいからだ。
よりデープにコーヒーにハマりたい人には、いろいろと抽出要素をいじることができる、同社のV60 Auto Pour over SMART7の方がベターだ。

参考になった6

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コーヒーメーカー > デロンギ > エレッタ カプチーノ トップ ECAM45760B

神野恵美さん

  • レビュー投稿数:653件
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プロフィールライター・編集者。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、現地邦人向けのメディアなどにも関わる。帰国後は、新聞、雑誌、ウェブ媒…続きを読む

満足度4
デザイン5
使いやすさ5
機能性4
保温性無評価
手入れのしやすさ4
サイズ2

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

静電式のタッチパネル式の操作部

水タンクは前面式で壁際に設置した際にも操作やメンテナンスがしやすい

ミルクが抽出される様子

たっぷり充填できる豆のセット部

抽出部。圧縮機の着脱はカートリッジ式でお手入れもラク

コーヒー豆のカスはプレスされた固形の状態で排出されるため捨てやすい

デロンギの全自動コーヒーメーカー最高峰モデル。2017年2月に行われた製品発表会を取材。

豆挽きから抽出、水の計量、洗浄に至るまで全自動。デロンギの全自動コーヒーメーカーのフルスペックモデルは「プリマドンナXS」もあるが、水と豆のサプライ容量がそれぞれ2L、370グラムとそれぞれ多く、大容量モデルという位置付けだ。そのぶん、サイズも幅が+65センチ、奥行きが+4センチ、高さが+35センチとひと回り大きくなっている。

コーヒーのメニュー数は、レギュラーコーヒー、エスプレッソ、日本人好みの深蒸しタイプのレギュラーコーヒー"カフェ・ジャポーネ"という独自のメニューなど6種類。その他、抽出量や豆量、湯温度など幅広いカスタマイズが可能。手動・自動で切り替えられるミルク・スチーム機能や、"ラテクレマ・システム"と呼ばれるカプチーノ機能なども備え、プリセットされたミルクレシピはプリマドンナXSよりも4種類も多い全部で7種類も楽しめるのも特長だ。

水タンクの位置が前面に備えられているなど操作性やメンテナンス性にも優れる。内部のお手入れは自動で行ってくれ、日々のメンテナンスはカス受けに溜まったコーヒー豆のカスを捨てるだけでいい。しかもカスは固形状に圧縮されており、捨てる際に散らばったりすることがなく配慮が効いている。

これだけの多機能なコーヒーメーカー、カフェ・ジャポネをはじめ、複数のメニューを試飲してみたが、美味しくないわけがない。希望小売価格24万円と価格ももちろん高価ではあるが、デロンギによるとコーヒー1杯分のランニングコストは約15円。コーヒーを常飲している人で味にもこだわる人であれば数年で元は取れる計算で、家庭で専門店並みの美味しいコーヒーが好きな時に飲めるとなれば買って後悔はしないと思う。造りも頑丈で、すぐに簡単に壊れそうにもないし見た目にも高級感がある。我が家に十分な置き場所さえあれば、すぐにでも欲しい一台だ。

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コーヒーメーカー > デロンギ > マグニフィカS スペリオレ ECAM23420SBN

関口 寿さん

  • レビュー投稿数:196件
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プロフィール東京都練馬区在住。小学生の時に読んだ科学雑誌に触発され電子工作を始める。学生時代は自動車整備に明け暮れ、その後はサーバー/ネットワークエンジニアを生業としながら、2002年よりPC自作、改造、電子工作の記事を執筆。近年はLEDや電子回路を…続きを読む

満足度5
デザイン5
使いやすさ5
機能性5
保温性無評価
手入れのしやすさ4
サイズ5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

主電源スイッチは背面に装備、普段はフロントパネルだけで操作できる

状態や操作すべき内容が日本語表示されるので、初めてのひとでも簡単に操作できる

容易に脱着できるカップ/カス受け。日々の手入れも極めてカンタン

2017年2月に購入、自宅で使用。
10年近く同社のESAM1000SJを使い続けていたが故障、もはや寿命と判断し買い替えに至った。

【デザイン】
非常に良い
シルバーを基調に黒をアクセントとした、すっきりとしたデザイン。
完全とまではいかないが、限りなく左右対称にデザインされているためゴチャゴチャ感がない。

【使いやすさ】
非常に良い
操作部はジョグダイヤルと6つのスイッチに集約され、LCDは日本語表示可能なので、機械が苦手なひとでも苦にならないだろう。
また、ESAM1000SJはアナログ式だったので慣れが必要だったが、この製品では予めエスプレッソやコーヒーなど基本メニューが登録されているのもありがたいところ。

【機能性】
非常に良い
ミルクウォーマーこそ装備されていないものの、スチームを使えばホットミルクも可能。
日本限定とされるカフェ・ジャポーネ機能を使えば、数回にわけて抽出されるため、コーヒー「ライク」なマイルドな味わいも楽しめる。

【保温性】
無評価
カップウォーマーもなく、コーヒーメーカーと異なり1杯ずつ抽出する構造のため、保温と呼べる機能はなく無評価とした。

【手入れのしやすさ】
良い
ESAM1000SJではフロントのカバーを開けないとカス/カップ受けが取り出せなかったのに対し、この製品ではそのまま引き出せるためメインテナンスは容易。
ただし、抽出ユニットのふたが手前に開くため、右側にある程度のクリアランスがないと脱着しづらい。
構造上しかたのない点だが、全体的に良くできているため残念感が大きい。

【サイズ】
非常に良い
幅・約24cmと、一般的なトースターよりもスリムなため置き場所に困らない。
重さは9kgと軽量とは呼べないものの、頻繁に動かすものでもなく、ときどき掃除するぐらいなら許容できる範囲と言えよう。

【総評】
実勢価格で・10万円を超えるため決して安価とは言えないが、エスプレッソ好きには十分価値ある一品。
濃いめが苦手なひとにはカフェ・ジャポーネと、家族の好みにあわせて使い分けられるのも魅力の一つである。

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コーヒーメーカー > パナソニック > NC-A56

多賀一晃さん

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プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。

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過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
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満足度4
デザイン3
使いやすさ5
機能性5
保温性無評価
手入れのしやすさ5
サイズ3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

外観。手前にテストに使用した堀口珈琲のブレンド#2を。

水タンクを上げたところ。上は十分に空いていることが必要

豆投入部。蓋側に湯洗いシステムが。感心したところ。

グラインダーの削り刃。鰹節削り機みたいです。

1杯分用の紙フィルターを入れたところ。小さくコーヒー粉がこぼれることがある。

付属のコーヒースプーン。付属品と言えども少し品質アップを望みたい

多くの人は、余り意識していませんが、コーヒーメーカーは、いろいろな種類があります。
一番大きなのは、抽出方式が、ドリップ方式、サイフォン方式、エスプレッソ方式のどれを選択するのかということです。
次に、何から抽出するのかを決めることが重要です。
「コーヒー豆」、「コーヒー粉」、「カプセル」、どれをメインにしますか?ということです。
価格、扱いやすさ、保存、香り、味、全部違います。
パナソニックのコーヒーメーカー、NC-A56は「コーヒー豆」、「コーヒー粉」が使えるドリップ式の全自動コーヒーメーカーです。
今回は、パナソニックさんから、コーヒーメーカーをお借りし、テストしました。
使用したコーヒー豆は、堀口珈琲のブレンド♯2 FLOWERY&JUICY 。
花を思わせる豊かな香り、そして柑橘系の酸味が爽やかなブレンド・コーヒーです。

【設置】
ある程度大きな家電は、フロントコントロール(全面パネルだけで操作が可能)が基本です。
ところがコーヒーメーカーは、全面を使うモノが実に多い。これは、豆と水を別々所から入れるためなどの必要性からですが、設置するところを選びます。

ところが、NC-A56は、豆の挿入口、水の挿入口を巧みに上にレイアウトし、全てフロントサイドから対応が可能です。これは中々上手くできています。
ただし、水タンクは引き出す時にそれなりの高さが必要なため、棚の中で使うというわけには行きません。

【デザイン】
上から下へ落とすドリップ方式、そのままのデザインといえます。
それなりに大きいのが特徴ですが、シンプルと言えば、シンプルなデザインです。
コーヒーの器具は、化学器具を思わせる珍奇な形が嬉しいのですが、それを全部隠した形なので、面白さは余りありません。
後、プラスチックの黒ですから、品質感も十分ではありません。
ただパーツ毎の動きはイイので、樹脂にこだわっていることは伝わって来ますが・・・。
スペシャリティ・コーヒーは演出も必要ですので、ここは頑張って欲しかった。

【使いやすさ】
NC-A56は、カプセルのように、コーヒーメーカーが1杯分キチンと出す方法ではなく、飲みたいコーヒーの量を決め、それに合うコーヒー豆と水を用意するやり方です。
水は上、豆は前から入れられるので、基本問題はありません。

しかも驚いたのは、豆を挽くところを自動で洗浄するシステム。
グラインダー(豆を挽く道具。ミルとも言う。)に残った豆カスは放置しておくと、次に挽いたコーヒー粉に混ざり、コーヒーの質を落としますので、これは嬉しい限りです。

【機能性】
コーヒーメーカーとして一番の機能である、「美味しい豆から、美味しいコーヒーを抽出する機能」に関しては、かなりのモノです。
前述の堀口珈琲以外にも、スタバのスマトラを試しましたが、香りがかなり出る上、澄んだ感じのコーヒーは、NC-A56がスペシャルティー・コーヒーを意識して作られたことがうかがえます。
書くと簡単な様ですが、最大公約数的な条件出し、仕様盛り込みは、大変だったと思います。

そのため、お湯を活性炭で浄化する、抽出したコーヒーを最後に濾し、コーヒー粉をコーヒー内に極力入れない様にできるなど、意識しないで使える凝った装備が満載です。

意識してか、どうかは分かりませんが、豆を挽いた時の、香りも外に漏れ出します。
コーヒーを満喫できるコーヒーメーカーです。

NC-A56は、きちんと抽出するコーヒーメーカーですので、時間が掛かります。
6〜7分ですかね。
ドリップ式の特徴です。

グラインダーは、カッティング方式。挽いたモノから順次落ちて行く構成です。カッティング方式は、二度三度刃に掛かると微粉がでて、エグミの元になるのですが、細かな所まで行き届いています。

【保温性】
30分まで高温、以降徐々に温度を下げ、2時間で自動的に切れます。
煮詰めると香りが飛び、不味くなりますからね。
適当な時間だと思います。
ただしスペシャリティ・コーヒーは、保温しないで淹れ立てを飲むことが重要です。

【手入れのしやすさ】
全部、しかも簡単に外れますので、問題はありません。

【サイズ】
高さ:34.5cm、底面:22.0×24.5cm。本体重量:2.9kg。
多人数用のドリップ方式としては順当な大きさと言えますが、前述の通り水の目盛りが後ろに付いているので、それを見ることを考えると、ちょっと憂鬱な重さです。

【用語】
本来コーヒーで、「メッシュフィルター」というと紙フィルターの代わりに使う金属フィルターのことを指しますが、パナソニックは、グラインダーのカッティングメッシュで使っています。
ユーザーさんと共に、パナソニック社も注意をお願いします。

【総評】
総合的には、よくできたコーヒーメーカーと言えます。
できたコーヒーのレベルが高いのが、何よりもポイントが高いです。
堀口珈琲の#2ブレンド(700円/100g)も、店に近い味を再現します。
味だけなら、★×5でもイイ位です。
それだけに豆、粉の保管には気を配りたいところです。
NC-A56に適切な設置場所をお持ちの人で、スペシャリティーコーヒーが好きな人には、「是非」お勧めです。

ただ、これだけのコーヒーが入れられるのですから、質感を高めるなどのデザイン演出も欲しかったです。このため★1つ減点させて頂きました。

参考になった47人(再レビュー後:46人)

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