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ヘッドホンアンプ・DAC のユーザーレビュー

(34件)
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ヘッドホンアンプ・DAC > SONY > PHA-2A

鴻池賢三さん

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プロフィールオーディオ・ビジュアル評論家。ビジュアルグランプリ審査員。THX/ISF認定ホームシアターデザイナー。日本オーディオ協会 諮問委員。「デジタルホームシアター普及委員会」委員。

専門誌、ネット、テレビなどのメディアを通じて機器の選び方…続きを読む

満足度4
デザイン4
音質4
操作性5
機能性5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

シンプルで美しい佇まい

φ4.4mmのバランス出力端子を搭載

背面のデジタル接続端子部

メーカーからサンプル機(メディア用)をお借りしてのレビューです。
NM-A35とMDR-Z1Rと組み合わせ、バランス接続で試聴しました。
ほか、NW-WM1ZとNW-WM1Aのバランス出力とも比較してみました。

【デザイン】
デザインには好みがあると思いますので、写真などを参考にご判断頂ければと思います。
個人的にはシンプルな中にも、大型のボリュームツマミをセンターに配置するなど、オーディオ的なこだわりが感じられ、格好良いと思います。
ヘッドホン出力周りのカッパー色もアクセントになっていて、主張もあります。

【音質】
ポータブルヘッドホンアンプとしては激戦区の価格帯で、優良な競合製品が多いですが、本機も負けていません。
基本音質に優れ、傾向としては繊細で煌びやか。ハイレゾの世界感を上手く表現できていると思います。
NW-WM1ZとNW-WM1Aとの比較は、Susan Wongの「You've Got A Friend」(192kHz/24bit/FLAC)で確認しました。結論から言えば、NW-WM1ZとNW-WM1Aが有利に思います。これら両機がウォームな音調ということも有りますが、しっとり落ち着いた感じや、優しく語りかける印象が、アーティストや曲の音作りにピッタリ合っているように感じました。(本機はクールで元気な音調が持ち味ですので、違う曲では異なった印象を受けるかもしれません。)
ただし、高級なアンプ一体型プレーヤーに比べると、ポータブルヘッドホンアンプはUSB接続という点で不利な面は否めません。ポタアンとプレーヤーを購入する層は別だと思いますが、少なくとも、NM-A35と本機を組み合わせて、比較的安価にNW-WM1Aを超えることは出来ないようです。
プレーヤー、接続ケーブルなどを変更すると、また違った結果になるかもしれませんが・・・

【操作性】
ボリュームは大型のツマミで微調整もし易いです。一目でポジションが分かるのも良いです。
他、ゲインは背面のスライドスイッチで3段階切替が可能。
バランス端子とアンバランス端子の両方にヘッドホンを接続すると、バランスのみから出力されます。(この状態でバランス端子からプラグを抜くと、即時にアンバランス出力に切り替わる)

【機能性】
バランス出力を備え、ゲインは3段階切替が可能。
USB-microBに加え、USBタイプA端子を搭載しiPhone/iPad/iPodを接続できます。

【総評】
見た目も音質も、スマートでクール。基本音質は価格以上に価値を感じられるもので、デザインや音調が好みなら、購入しても悔いの無い製品に思います。

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ヘッドホンアンプ・DAC > JVC > SU-AX7

鴻池賢三さん

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満足度5
デザイン5
音質4
操作性5
機能性3

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端正なフロントパネル

オーディオライクで好感触のヴォリュームツマミ

リアパネル

メーカーからサンプル機(メディア用)をお借りしてのレビューです。
音質は、WindowsパソコンにインストールしたHQPlayerでハイレゾ音源を再生し、ヘッドホンはSHUREのSRH1840を組み合わせて確認しました。
ところどころ、SU-AX01との比較を交えつつ・・・

【デザイン】
デザインには好みがあると思いますので、添付写真などでご判断頂ければと思いますが、このジャンルの製品としては最もエレガントに思います。
端子配置を含む造型はバランスの美を感じ、素材感と色使いも絶妙です。
ポータブル機としては、非常に評価したいポイントです。
(もちろん、好みがあると思いますので、最高とは言いませんが!)

【音質】
この価格帯の製品としてはS/Nが良く、柔らかで耳当たりの良い音質は特筆に値します。SU-AX01と比べると、音の輪郭がクッキリして元気な印象を受けます。
アコースティック楽器の音色を華やかに聴かせてくれ、多少録音が古い音源も、活き活きと感じられます。
絶対的な音質は、新モデルのSU-AX01に及びませんが、価格差が大きく、コストパフォーマンスを考慮すれば、本機は大変優秀に思います。(限られたコストで、上手く仕上げている印象です)

【操作性】
操作スイッチが背面にあり、ユーザーによってはやや使い辛いかもしれません。
反面、PC/Android端末やiOSデバイスはフロントに接続し、ボリューム操作もできるので、大半のユーザーは大きな不満を感じないと思います。
ボリュームツマミの感触は、ホームオーディオのように重厚かつ滑らかで、触れる悦びを感じられるのは美点と言えます。

【機能性】
2014年発売モデルということもあり、対応音源はPCMが最大192kHz/24bit、DSDは不可と、最新製品に比べれば、スペックは限定的と言わざるを得ません。
一方、配信音源の現状を鑑みれば、充分と感じるユーザーも多いことでしょう。
何かと器は大きい方が安心ですが・・・

【総評】
進化の激しいデジタル機器において、発売開始から2年を超えると、スペック的に厳しい感は否めませんが、アナログ部分は新しい方が良いとも限りません。
その点本機は、リーズナブルな価格で音質も良く、エレガントなデザインも魅力です。
一般的なユーザーには良い選択に思います。

比較製品
JVC > CLASS-S SU-AX01

参考になった8

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ヘッドホンアンプ・DAC > JVC > CLASS-S SU-AX01

鴻池賢三さん

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満足度5
デザイン4
音質5
操作性4
機能性5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

SU-AX7と比較。一回り大きく力強い印象。

端子と操作部を、フロントパネルに集約。

リアパネル。

メーカーからサンプル機(メディア用)をお借りしてのレビューです。
音質は、WindowsパソコンにインストールしたHQPlayerでハイレゾ音源を再生し、ヘッドホンはSHUREのSRH1840をアンバランス接続して確認しました。
ところどころ、2014年発売の現行モデル「SU-AX7」との比較を交えつつ・・・

【デザイン】
デザインには好みがあると思いますので、写真などを参考にご判断頂ければと思います。
個人的には、SU-AX7の茶系でエレガント色味が気に入っていたので、同じテイストだとより好感が持てたと思います。(本機はフロントパネルがガンメタ(やや黒味を感じる金属色)で、ハードな印象です)
ほか、フロントに入力切替やK2をON/OFFするスイッチが配置されているのは操作面で便利に思いますが、デザインとしては硬質に感じます。

【音質】
一聴して、基本とも言えるS/Nの良さを感じます。SU-AX7と比べても、差の大きい部分です。
Billy Joelの「Travelin' Prayer」(96kHz/24bit/FLAC)は、ピアノの余韻が消え際までスムーズでハーモニーの美しさを保ちます。空間の広さが感じられ、開放感も心地良いです。また、曲の進行に従って、バンジョーやバイオリンなど、楽器が増えてきますが、混濁することなく、それぞれの楽器はもちろん、一音一音の分離が明瞭で、豪華に感じることができます。音に上下の方向性を感じられるのも、基本特性の良さによるものでしょう。
ボーカルのしなやかな表現力、ベースの音程や強弱など、あらゆる部分でレンジの広さから来る余裕が感じられ、音楽をダイナミックに楽しめます。

ほか、外部電源接続時、専用電源に切り替える「ハイインテンシティモード」も試してみました。
効果てきめんで、S/Nがさらに向上し、先述の特性がさらに向上します。余韻の伸びと透明感が増して、空間のさらなる広がりや、柔らかさとして体感できました。
また、ヴォーカルは音が引き締まってテクスチャも明瞭に感じました。例えばDiana Krallの「You Know I Know Ev'rything's Made for Love」は、ハスキーな魅力が増して聴き応えがあります。
「ハイインテンシティモード」のON/OFFは、USB給電ケーブルの抜き挿しで自動的に切り替わりますので、比較試聴も簡単にできます。是非お試しを!


【操作性】
接続する機器によって異なりますが、PC接続時は、ケーブルの真下にヘッドホンを接続しなくてはならず、据え置きで抜き挿しが多い使い方をするユーザーには不便だと思います。
(一度接続すればそのまま・・・、という使い方なら問題無いと思いますが、ご参考までに。)
多くの端子がフロントパネルに集約されているのは、アクセスが良く便利な反面、ポータブル機では面積が狭いので、端子同士が近くなりがちです。PC入力は背面の方が良いように思うのですが・・・
(反面、Android端末ユーザーの場合、USB端子はフロントの方が便利かな・・・とも思います。)
評価は、ユーザーの主たる使い方によるところが大きいと思いますので、各自でご判断を!

【機能性】
「ハイインテンシティモード」は音質改善効果が顕著で、自宅に居る時は常用したいと思いました。
ほか、DSD 11.2MHzおよびPCM(384kHz/32bit)対応やバランス接続など、最新トレンドを網羅しています。
JVC独自のアップサンプリング機能「K2 TECHNOLOGY」も、スイッチ1つで利用可能です。

【総評】
10万円前後とお安くはありませんが、オーディオ機器としてのクオリティーを考えれば妥当に思います。
据置型の実力を備え、ポータブルでも利用可能と考えれば、コストパフォーマンスはさらに良く感じます。
ハイファイグレードの高級モデルとしてお薦めできる好製品です。

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ヘッドホンアンプ・DAC > RHA > Dacamp L1

鴻池賢三さん

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満足度5
デザイン5
音質5
操作性5
機能性5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

洗練度の高いデザインと良好な質感!

「GAIN」「BASS」「TREB」ツマミ

両脇にヘッドホン出力、中央にボリュームツマミと分かり易い配置。

 

底面の入出力端子

付属品。箱に丁寧に収められている。

 

メーカーからサンプル機(メディア用)をお借りしてのレビューです。

【デザイン】
デザインには好みがあると思いますので、写真などを参考にご判断頂ければと思います。
質感は、アルミと思われる肉厚の金属素材に加え、表面加工も高精度。非常に高級感があります。端子部にあしらわれた金色のパーツもアクセントになって格好良いです。

【音質】
WindowsPCとUSB接続し、ハイレゾ音源を中心に試聴しました。プレヤーソフトはHQPlayer Desktop3、組み合わせたイヤホンはRHA CL1CERAMICを中心に、手持ちのヘッドホンやイヤホンでも確認しました。
当初、高域がややキツイ印象を受けましたが、20時間程度のエージングで落ち着きました。基本としてS/Nが非常に高く、透明感溢れるサウンドが楽しめます。余韻に含まれる繊細なニュアンスも丁寧に拾い上げ、澄み切った空間に音の粒が漂うような空気感の再現性も見事です。
RHA CL1CERAMICと組み合わせると、アンバランス接続でも精度の高さは驚くべきレベルで、音の分離が良く、移動する距離感も目に浮かびます。バランス接続ではさらに引き締まり、聴かせるべき輪郭はより明瞭に、倍音や余韻の膨らみはより豊かにと、この価格帯のポタアンとしては最高峰に思います。
「BASS」と「TREB」ツマミで、低域音と高域音のボリューム調整が簡単でにできますので、組み合わせるヘッドホン/イヤホン、音楽、好みに応じて最適化できるのも良いです。
高域が元気ですが、悪い意味ではなく、良く伸びていますので、ユーザー側で抑える方向で調整すると良いでしょう。(出ていないモノを持ち上げるのは感心しませんが、出ているモノを抑えるのは無理が無く、自由度があって良いと思います)
「GAIN」は、LO,MID,HIから選べます。CL1CERAMICは150Ωとイヤホンとしてはかなり高めで、MIDに設定すると低域の厚みが引き出せて良い感じでした。
なお、「GAIN」の切替に際し、付属の取扱説明書には、一旦電源をOffにする旨の記載がありました。おそらく、音量が大きくなってしまった際に聴覚を傷めないための注意書きでしょう。実際のところ、音楽再生中に「GAIN」の切替は有効で、一旦音が切れた後にフェードインするので、面倒さや大きな問題は感じませんでした。比較試聴して最良のポジションを見つけることも可能です。(説明書では一旦電源Offを推奨していますので、くれぐれもご注意ください!)

【操作性】
凹形状と幅広のボリュームダイヤル(電源スイッチ兼用)の組み合わせは、微調整がし易く、ポケットの中で誤って回ってしまうことも少ないでしょう。
側面に設けられた「GAIN」「BASS」「TREB」は、両側から指で摘まないと回りにくい構造で、こちらも鞄の中で誤って回ってしまう心配は無さそうです。これらの設定を変更するのは、イヤホン/ヘッドホンを交換した時がメインだと思いますので、上手い仕組みだと思います。
デザイン性を高めつつ、操作性も抜群で、洗練度の高さを感じます。

【機能性】
USB入力はPCMが最大384kHz/32bit、DSDは最大11.2MHz(DSD256)と最高峰のスペックです。
光デジタル入力(丸型φ3.5mmでアナログラインIN端子と共用)も可能です。(最大PCM192kHz/24bit)
DACはLとRそれぞれに「ES9018K2M」を各1基使用し、アンプ回路はAB級でフルバランス構成、出力はアンバランスとバランス(4ピンのミニXLR)と、実に豪華な仕様です。
因みに、アンバランスとバランスは両方同時に出力はできず、両方接続した場合はアンバランスから出力されました。

充電はUSB(オーディオ入力で使用するmicroBと兼用)です.
PC接続時(USB電源供給有)は、音楽再生中も充電が行われます。
iOSデバイス接続(USB TypeA接続)で音楽再生している間は充電できません。
ほか、内蔵4000mAhのバッテリーからチャージアウト(USB TypeAに接続したモバイル機器への充電)が可能です。(本機の電源をOffにした状態で、「Gain」ダイヤルを"充電マーク"に設定している時)


【総評】
美しく高級感のある外観、最高峰のスペック、ツインDAC、フルバランス構成のアンプ、バランス出力、実力派の高音質、そして値頃感のある価格と、ユーザーの理想を凝縮したかのようです。
この価格帯では最もお薦めしたい優秀製品です!(いろいろな賞を受賞しそうですね!)

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ヘッドホンアンプ・DAC > Chord Electronics > Mojo

鴻池賢三さん

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満足度5
デザイン4
音質5
操作性5
機能性4

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精巧で高級感のある筐体

光るビー玉がユニーク

端子部は面一で極太ケーブルも接続可能!

メーカーからサンプル機をお借りしてのレビューです。
Hugoとの比較も交えて・・・

【デザイン】
デザインには好みがあると思いますので、写真などを参考にご判断頂ければと思います。
質感はHugoよりも好印象です。表面仕上げが精密で、高級感があります。
一方、音量+/-と電源ボタンがビー玉のようで、派手なLED装飾もあり、好みが分かれそうです。

【音質】
AK300の光デジタル出力を用い、SHURE SRH1840を組み合わせて試聴しました。
Hugoと同じく、デジタル臭を感じさせない滑らかなサウンドが魅力です。音にストレスが無く、活き活きした感は、一般的なDACチップを搭載しているポタアンと一線を画す違いで、支持者が多いのも頷けます。
Hugoに比べると、レンジ感と倍音表現の美しさで一歩譲る感はありますが、S/Nの高さ、低域の力感など、よりヘッドホンアンプとして進化しているように思います。
DSDはPC(SSD搭載のVAIO)、ケーブルはSUPRA USB 2.0 Mini Bを用いて試聴しました。
ファイルはマイケルジャクソンのBilly Jean(2.8MHz)で、ドラムの余韻は空気に溶けて行くようにスムーズ。解像度と柔らかさを併せ保ち、HugoよりもDSD音源の良さを引き出せているように思います。


【操作性】
Hugoより圧倒的に良いです。入力切替は信号を検知しての自動切替で、「音が出ない!」という問題も発生しません。
光デジタル入力端子がケースの表面と面一(ツライチ)で、太めの高級ケーブルも難なく接続できます。
Hugoの反省を活かした・・・という所でしょうか!


【機能性】
デジタル入力は最先端スペックを誇ります。
*オプティカルTOSlink x 1 (最大192kHz / 24bit)
*コアキシャル(3.5o)x 1 (最大768kHz /32bit)
*MicroUSB x 1 (最大768kHz/32bit)
特にPCM最大768kHz/32bitは突出しています。実用上過多とも言えますが、スペックも製品選びのポイントとして大きな要素ですので、ご参考までに。

【総評】
Hugoに比べてコンパクトで手軽な価格。ヘッドホンアンプとしての音質性能はHugo以上の部分もあり、主にポタアンとして利用するなら、Hugoでなく本機で決まりでしょう。
6万円前後の売れ筋価格帯で、競合他社も素晴らしい製品を発売していますが、バランス出力に拘らないなら、本機は最良の選択と言えると思います。CHORDの設計思想と音質が楽しめる逸品です。

比較製品
Chord Electronics > Hugo

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ヘッドホンアンプ・DAC > Chord Electronics > Hugo

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満足度4
デザイン3
音質5
操作性1
機能性3

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ひと目でCHORDと分かるデザイン

オリジナルアルD/A変換ゴリズムを収めたFPGA

基盤に印字された「CHORD」もカッコイイ!

   

端子部(USB端子は反対側に搭載)

   

メーカーからサンプル機(プレス用)をお借りしてのレビューです。

【デザイン】
重厚な金属製の筐体、内部のチップや基盤が見える覗き窓など、CHORDらしい要素を持っていますが、成型の精度や仕上げは今ひとつで、ボタン、スイッチ、端子といったパーツからチープな印象を受けます。
光デジタル入力とヘッドホン端子(3.5φ)が奥まった場所にあり、プラグが太めのケーブルを接続できないのも注意が必要です。

【音質】
AK300の光デジタル出力を用い、SHURE SRH1840を組み合わせて試聴しました。
デジタル臭の無い滑らかさに驚きました。
汎用DACチップを用いず、独自のアルゴリズムを用いているのが本機の特徴ですが、一般的なDACチップでオーバーサンプリングした時に問題とされるリンギングやエコーを感じさせず、アナログライクで生々しさも圧倒的です。この特性は、倍音の響きの美しさにも存分に現れます。
音質云々以前に、音にストレスが無い・・・。音質傾向には皆さんそれぞれ好みがあると思いますので、高音質か否かの意見は一致しないと思いますが、「音のストレス」に注意して試聴されると、本機の良さが理解できると思います。

DSDはPC(SSD搭載のVAIO)、ケーブルはSUPRA USB 2.0 Mini Bを用いて試聴しました。
ファイルはマイケルジャクソンのBilly Jean(2.8MHz)で、S/Nが高く情報量の多さは申し分ありませんが、シャキッと元気な印象です。ユーザーによって、評価は二分しそうです。


【操作性】
ボタンやLEDに表示がなく、慣れるまで時間が掛かります。
民生用としては失格ですが、マニアにはこれくらい無骨な方が好まれるかもしれません。

【機能性】
入力はUSB、光デジタル、同軸デジタルのほか、Bluetoothにも対応しています。
デジタル入力時はLEDの色でフォーマットが確認でき、出力側の設定ミスなども容易に判別できて便利です。
出力はステレオミニ(3.5mm)が2つ、ステレオヘッドホン標準(6.3mm)が1つ、RCAステレオが1組と豊富で、ポータブルにも据置にも利用できます。

【総評】
外観は「粗い手作り風」を感じさせる無骨なものですが、CHORD独自のアルゴリズムによるD/A変換は他社製品にない特長です。
ストレスを感じず生々しい音色は特筆に値し、この点が気に入られた方なら、価格相応以上の価値を感じられると思います。

参考になった8

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ヘッドホンアンプ・DAC > TEAC > HA-P5

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満足度5
デザイン5
音質5
操作性4
機能性5

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アルミの素材感と品のある造型で、存在感も抜群!

サイドを面取りして機能切替スイッチを配置。

底面の入出力端子

メーカーからサンプル機をお借りしてのレビューです。

【デザイン】
TEACが100%出資する超ハイエンドオーディオブランド「ESOTERIC」の流れを汲み、アルミ材のソリッドなテイストを活かしつつ、ラウンドフォルムを採り入れた流麗なデザインです。
アルミの素材感に加えて仕上げも良好で、所有する悦びも感じることができるでしょう。

【音質】
再生はパソコン(SSD搭載VAIO+HQPlayer)、USBケーブルはSUPRAの「USB2.0 miniB」、ヘッドホンはSHURE SRH1840の組み合わせで試聴しました。
雑味を感じさせない清々しい音色です。ヘッドホンアンプ「HA-501」で培った技術が活かされ、製造はESOTERIC製品も扱う同社青梅工場で、基板やハンダのレベルまで音質に拘っている成果でしょう。
S/Nが高くダイナミックなサウンドで、余韻は透明感が高く情報量も豊富。クラシック系音楽では、楽器の音色がリアルで表情も豊かに楽しめます。
全体の印象として、線が細く感じますが、これは低域増強などの味付けがなく、また雑味が取り除かれて、本来の音がストレートに出てくる・・・と解釈すべきでしょう。音質面でも、ESOTERICの香りがします。

【操作性】
電源とヴォリュームツマミが一体化し、シンプルで扱い易いです。
ツマミは4分の1だけ露出していて回し難いですが、鞄などの中でも誤って回してしまわないための安全策でしょう。

【機能性】
豊富です。入力は、iOSデバイスの直接接続やPCのUSB接続に加え、同軸/光デジタル入力が可能と、据え置き型に匹敵します。
ヘッドホン出力端子は3.5mmで、一般的なアンバランス(3極)とバランス(4極)の両方に対応しています。
フォーマットはPCM192kHz24bitに加え、DSD5.6/2.8MHzに対応、ほか、ゲイン切替など盛りだくさんです。

【総評】
デザイン/質感と音質の品位が高く、機能も豊富。それでいて価格も59,400円(直販)とリーズナブルで、コストパフォーマンスは大変優秀に感じます。
ポータブルヘッドホンアンプで、今、最もお勧めできる製品の一つです!

参考になった8

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ヘッドホンアンプ・DAC > コヴィア・ネットワークス > ZEAL EDGE ZDC-205A-SG

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満足度4
デザイン5
音質4
操作性無評価
機能性3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

製品表面。シンプルで質感も良い。

製品裏面。クリップ付き。

変換コネクタを用いてラズパイ2と接続。使えました!

メーカーからサンプル機(プレス用)をお借りしてのレビューです。

【デザイン】
金属製で細身。シンプルで質感が良く、なかなか格好良いです。

【音質】
ラズベリーパイと組み合わせ、いろいろなタイプのヘッドホン、イヤホンと組み合わせて確認しました。
同じ音源が入ったiPhone6に、同じヘッドホン/イヤホンを直接接続した時との違いも交え、レポートします。

1. オーバーヘッド型ヘッドホン(SHURE SRH440)
実用音量時は、iPhone6のイヤホン出力と同等の印象でしたが、ボリュームを大きくして、iPhone6で破綻するようなケースでも、本機は歪みが少なく、ヘッドホンアンプとしてのメリット(パワー)を感じました。

2. BA型イヤホン(SHURE SE535LTD)
iPhone6のイヤホン出力と比較すると、本機はベースなど低域楽器の音色にキレや輪郭が伴い、好ましい印象です。
BA型はアンプのパワーをあまり必要とせず、違いが表れ難いと想像していましたが、本製品には、再生音質の点でアドバンテージを感じます。

3. ダイナミック型イヤホン(BOSE Ultra in-ear)
フロアノイズが聞こえ、小さな音、細かな音が埋もれる感が否めません。高域がやや伸び悩む感があります。
しかし、低域の厚みや質感表現は今回試した組み合わせの中で最も好ましく、本製品とダイナミック型イヤホンは相性が良いように感じました。


【操作性】
操作らしき操作は無いので、無評価とします。

【機能性】
コンパクトで充電不要(バスパワード)。Androidスマホと組み合わせて持ち歩くにも苦になりません。

【総評】
決して安価ではありませんが、コンセプト、音質、価格のバランスご取れていて、コストパフォーマンスは悪くないと思います。
また、本機はハイレゾ対応が売りですが、従来のCD相当の音源も高品位に再生できますので、お手持ちのAndroidスマホのイヤホン出力音質に不満のある方は、本機の試聴をお勧めしたいと思います。

参考になった4

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ヘッドホンアンプ・DAC > RATOC > REX-KEB03

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満足度5
デザイン4
音質5
操作性4
機能性5

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試聴に使った機材。

本体前面

本体背面

メーカーから試聴機(プレス向け)をお借りしてのレビューです。

【デザイン】
凝ったデザインではありませんが、そこが逆に、自作風のシンプルさがマニア心に響きます。
ケースやツマミはアルミ製のようで、質感は良好です。

【音質】
試聴環境:
ヘッドホンはSHUREのSRH1840(65Ω, 96dB SPL/mw)を使用し、2本付属しているケーブルのうち1つを、本機のバランス出力端子に適合するようプラグを交換しました。
プレーヤーはRaspberry Pi 2 model Bで、Volumio(音楽再生に特化したソフトウェア)を組み合わせ、USBで本機に接続しています。音源は96kHz/24bitのFLACファイルを中心に、直接接続したUSBメモリからの再生です。

試聴感:
まずは一般的なステレオミニプラグによる接続。価格に見合う充分な音質です。敢えて言えば、音量を最大にしても爆音になりません。小音量派の私でも、ツマミの位置は最大に対して6〜7割回しました。もちろん実用範囲以上の音量は確保でき、一般的なユーザーなら不満はないと思いますが、ご参考まで。

次にバランス接続での試聴。音質傾向は似ていますが、全体的に躍動感のアップが感じられました。ダイナミックレンジの向上は明らかです。
低域は制動性能が向上するようで、ベースの音色も輪郭が明瞭になり、弾むようなリズム感が楽しめます。
セパレーションの向上も顕著ですが、低域がスッキリするお陰で、音場もソースに含まれる広がりや奥行きがさらに引き出される印象です。また、高域の伸びや艶が増すことで、楽器の分離や音色のリアリティーも向上します。
平井堅の「切手のないおくりもの」(96kHz/24bit)は、ボーカルの粒立ちがよく生声のようなクリアさでゾクゾクします。スーザフォンのような低音は、音圧でなくスケールの大きさが感じられ、バランス接続のメリットを感じました。
最大音量はステレオミニ接続に比べて大きいです。


【操作性】
シンプルな製品なので、特に複雑な操作はありません。一点、RALモード(2.5mmモノx2)によるバランス接続の場合は、「L側から接続、電源ON時にR側から接続すると破損の恐れあり」の注意書きあり、ちょっと緊張します。(プラグの抜き挿し時は、電源をOFFにしてからが安心でしょう)
ボリュームはデジタル方式のようで、素早く回すとタイムラグを感じます。ゆっくり回すと違和感は感じず、実用上は問題ないと思いますが、ご参考まで。

【機能性】
USB入力はPCに加え各種スマートフォンに対応しています。ケーブルも同梱されています。
バランス出力は、各社の方式に対応可能です。RALモードは2.5mmモノx2とRATOCの独自仕様ですが、これは自作派には大変扱い易いです。(ミニ4極プラグのハンダ付けは難しいですが、モノなら簡単です。)
DSDに対応しているのも魅力です。LEDランプで入力信号がPCMかDSDか判断できます。

【総評】
この価格でSRH1840をこれほど鳴らせるとは思いませんでした。特に、バランス接続では、今まで気が付かなかったSRH1840の潜在能力を垣間見た思いです。
有償アップグレードでDSD256(11.2MHz)にも対応でき、しかも1,980円(税/送料込)と購入済みユーザーをフォローしてくれるのも嬉しいですね。
バランス接続の世界や良さを体感したいユーザーにおすすめできる、コストパーフォマンスも抜群の好製品です。

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ヘッドホンアンプ・DAC > OPPO > HA-2

鴻池賢三さん

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プロフィールオーディオ・ビジュアル評論家。ビジュアルグランプリ審査員。THX/ISF認定ホームシアターデザイナー。日本オーディオ協会 諮問委員。「デジタルホームシアター普及委員会」委員。

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満足度5
デザイン5
音質5
操作性5
機能性5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

iPhone6と組み合わせたイメージ。新幹線車内にて。

ボリュームツマミ。質感も操作感も良好!

ゲイン切替スイッチなども仕上げは手抜きなし!

メーカーから試聴用機をお借りしてのレビューです。
仕事上、多数のポータブルヘッドホンアンプを試用してきましたが、個人的には移動時、荷物を減らしたいので、音楽を聞くのはiPhone6にイヤホンを直挿し・・・という状態でした。
そんな中、本製品は、「これなら使いたい!」と思えるものでした。

【デザイン】
何より薄型で、iPhone6と並べても違和感のないサイズ感が気に入りました。
デザインには好みがあると思いますので、写真などを参照頂ければと思いますが、造型的にも色使いもシンプルで、大人の小物的な魅力があります。
金属部は筐体、ボタン、端子回りまで、加工が精密かつ仕上げも良好で、高級感があります。
金属の筐体に手帳風の異素材を組み合わせは、エレクトロニクス製品では珍しいですが、ファッションアイテム的な趣が感じられ、良いアイデアだと思います。
iPhoneと重ねても、金属同士がぶつかるような問題がない点でも好感が持てます。


【音質】
iPhone6と組み合わせ、標準のプレーヤーアプリでCD音質(44.1kHz/24bit)の音源を試聴しました。
S/Nが良く静けさが感じられ、透明感や余韻の美しさが印象的です。セパレーションや定位が向上して、音場の広がりや立体感も増します。
密度感がアップして音調が滑らかになり、ヴォーカルは声帯の震えが伝わってくるような生々しさも味わえました。
バランスドアーマチュアタイプのイヤホンを組み合わせると、微少ながら"サー"というフロアノイズが聞こえます。こうした音が気になる方は、試聴でご確認をおすすめします。
(設計時にこうしたノイズ音を除去するのは可能ですが、副作用として音の鮮度が失われるケースが多く、本機では音質を優先した結果なのだと思います。)

ヘッドホンはいくつか組み合わせてみましたが、ドライブ能力が高くOPPOのPM-3も、低域までレスポンス良くしっかり鳴らしてくれます。

パソコンと組み合わせてDSD音源なども確認しましたが、サイズ感を超えた高音質が楽しめました。


【操作性】
iPhoneとの接続は、ライトニングケーブル1本で済み、特別な設定や操作は不要です。

【機能性】
iPhoneとライトニングケーブル1本で接続できるのはありがたいです。
DSD265対応など、スペック的にも最新です。
本機をモバイルバッテリーとしても利用できます。(iPhoneの充電もできます)

【総評】
これほどの音質改善効果が実感できて、このサイズ感なら、ポータブルアンプを持ち運ぶ価値があると感じました。モバイルバッテリーとして使用できることを考えると、持ち運ぶ「理由」にもなります。
出張時、ポタアンを持ち運ぶのは億劫に思っていましたが、考えを改めました。
価格以上の価値のある良い製品だと思います!

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ヘッドホンアンプ・DAC > オーディオテクニカ > AT-PHA100

鴻池賢三さん

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満足度4
デザイン4
音質5
操作性5
機能性4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

アルミの質感とズッシリと来る重さに、堂々たる風格を感じる

金ピカのプレートは好みが分かれそう・・・

DSD再生中。サンプリングを示すLEDが紫色に点灯!

メーカーから試聴用サンプル機をお借りしてのレビューです。

【デザイン】
デザインには好みがあると思いますので、写真などを参考にご判断いただければと思います。
個人的には、金色のプレートが無い方がスッキリして良いと思います。
ボディはアルミ材で、質感は良好。高級感あり、良い音がしそうな雰囲気も・・・

【音質】
PC(VAIO Pro11)とUSB接続し、再生ソフトはSignalyst社の「HQPlayer」を、ヘッドホンはSHUREのSRH1840を使用して試聴しました。
PCM系の音源ファイルは、音離れの良さに驚きました。透明感に溢れ、音の粒がクリアに感じられます。ストレスを感じない、ナチュラルで開放感のある気持ち良い音です。
DSDは2.8MHzの音源で試聴しました。音に粘りと滑らかさが感じられ、DSDの持ち味が堪能できます。
総じて、非常にハイレベルな音質です。

【操作性】
シンプルで扱い易いです。
電源はPCからのUSB給電か、内蔵バッテリーからかを選択できます。
音質に拘るなら、内蔵バッテリー・・・など、こだわりによって選ぶのも楽しいでしょう。

【機能性】
入力しているデジタルデータを示すLED表示が便利です。
32kHz-96kHzは赤色で、ほか、緑、青、紫、オレンジ、と5色で示します。
PCオーディオは、プレーヤーやパソコンの設定ミスもありがちです。ハイレゾを聴いていた積もりが、実は44.1kHz/16bitで再生していた・・・という笑えない話も多々あります。
本機の性能を正しく引き出して楽しむためにも、LEDで信号を確認できるのは非常に良い機能と言えます。

【総評】
この価格帯の製品として、音質自体は非常に良いと思います。
一方、ポータブルタイプながら、ポータブルプレーヤーとの連携は少々厄介です。
iPhone(iOSデバイス)のデジタル出力を直接接続することはできず、Lightning-USBカメラアダプターが必要です。(「HF Player」(オンキヨー)など、ハイレゾ対応のプレーヤーアプリも別途入手が必要)
ポータブルプレーヤーと接続してのリスニングをメインに考えている場合は、お手持ちのプレーヤーと接続がシンプルなポータブルアンプ製品を選ぶのが良いでしょう。
パソコンと組み合わせるなら、本機はそうした不便も感じず、音質の点でお薦めできる良品です。

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ヘッドホンアンプ・DAC > インターアクション > Olasonic NANOCOMPO NANO-D1

鴻池賢三さん

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満足度5
デザイン4
音質5
操作性5
機能性5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

試聴の様子(機材)

洗練度の高い外観

背面

メーカーからの貸出機によるレビューです。

【デザイン】
本機はOlasonic「NANO Compo シリーズ」のコンポーネントとして、先に発売されているアンプやCDプレーヤーと同じテイストの外観です。
アルミダイカスト製で、前からは継ぎ目の見えないデザインは質感も上々です。背面端子部の赤いプレートも格好良いです。価格に見合う所有欲を満たしてくれます。
アナログラインアウトと同軸デジタル入力のRCA端子が削り出しであれば、パーフェクトに思います。

【音質】
配信で購入した96kHz/24bitのWAVとFLACファイル、CDからリッピングした44.1kHz/16bitのWAVファイルを音源に、PCはストレージがSSDのVAIO、プレーヤーソフトとしてAudioGate、USBケーブルはクリプトンのUC-HR(0.5m)、ヘッドホンはSHUREのSRH1840を使用して試聴しました。
音質はぎゅっと凝縮した密度が感じられ、温かみのある音調です。いわゆるデジタル臭さが無く、リラックスして聴けます。
96kHz/24bitのWAVは、SHANTの「Talking Low」を聴きましたが、低域に締まりがあってスッキリと聴き易く、ヴォーカルの繊細なニュアンスが引き立ちます。
96kHz/24bitのFLACは、Susan Wongの「Have You Ever Seen The Rain」を。高S/Nによるレンジの広さと透明感の高さで、ブレスの微かな音や余韻もしっかりと聞き取れます。少しハスキーなヴォーカルも、質感豊かで色香を感じさせます。
44.1kHz/16bitのWAVは、Jane Monheitの「I Won’t Dance」で。SHR1840をiPhone5に直接接続した状態と比較試聴しました。まずドライブ能力の違いは明らかで、iPhone5ではボリューム全開で少し大きめの音といった所ですが、本機ではボリュームツマミが半分くらい(12時の位置)で同等の音量がえられます。音質面でも違いは明白で、iPhone5では薄っぺらく抑揚に充分追随できないのに対し、本機ではシルキーでリッチに聴かせてくれます。iPhone5だけを聴いていると、そこそこ良い音に聞こえますが、本機と聞き比べると、どなたも大きな差を感じ取れると思います。

【操作性】
基本はUSB接続を行うだけです。Windowsで192kHzの信号を出力するには、専用ドライバーのインストールが必要です。

【機能性】
最高192kHz/24bitに対応し、入力信号のサンプリングレートも前面のLEDで知らせてくれます。
背面には、対応インピーダンスを切り換えるスライドスイッチがあり、使用するヘッドホンに応じてHIGHまたはLOが選択できます。
(取扱説明書には、100Ω以上のヘッドホンを接続する場合、HIGHを選択するよう記述があります)
入力はUSBの他、光デジタルと同軸デジタルに対応し、出力はヘッドホンの他、アナログステレオ(RCA x2)を備えています。
ヘッドホン端子は標準プラグ対応ですが、標準→ミニ変換プラグが付属しています。

【総評】
価格は7万円強とお安くはりませんが、音質は価格に見合う上質なものです。1万円前後以上のヘッドホンをお使いなら、DACとアンプの違いによる音質改善効果に納得できると思います。また、5万円前後以上のヘッドホンをお使いなら、ヘッドホンの実力を発揮させる上でも、本機はリーズナブルな価格に感じると思います。
ヘッドホンはいくつか違うものを接続してみましたが、それぞれの個性、良い点、悪い点がより明確に聞き取れるようになりました。ヘッドホンをコレクションしている方にも是非お試し頂きたいと思います。

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ヘッドホンアンプ・DAC > TASCAM > US-366

藤本健さん

  • レビュー投稿数:60件
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プロフィールDTM、デジタルレコーディング、デジタルオーディオといった分野を中心に書いているライター。高校・大学在学中よりシンセサイザ、シーケンサなどの開発、製品化を行っていたが、1989年にリクルートに入社して編集者に。2002年に早期定年退職をす…続きを読む

満足度5
デザイン無評価
音質無評価
操作性無評価
機能性5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

コンパクトなボディーのUS-366

リアパネルのライン端子はスイッチ設定で入力にも出力にもなる

内蔵DSPで動作するデジタルミキサー

TASCAMのUS-366はUSB 2.0対応のコンパクトで低価格なオーディオインターフェイス。しかし、この価格帯な他の製品とは比較にならないほど高機能で、さまざまな用途に利用できる非常にユニークな製品だ。また「この価格帯」と絞らなくても、ほかにない有用な機能を満載している。レビュー用としてメーカーから借りたので、これについて紹介していこう。

形状的にみると、トップパネルにレベル調整やスイッチがあるというものであるた、好き嫌いは分かれるところだが、そうなっているのもコンパクトなボディーに多くの機能が詰め込まれているためなのだ。

スペック的にいうと24bit/192kHz対応で、6IN/4OUTもしくは4IN/6OUTとして使える仕様になっている。その時点で、なかなか不思議なわけだが、リアにあるステレオのライン端子をボトムパネルにあるスイッチを切り替えることで入力または出力に切り替えられるため、必要に応じて決めればいいようになっている。

またフロントにはXLRの端子と、TRSの端子が2つずつあり、マイクでもギターでもその他楽器でも接続できる。このうち左チャンネルのTRSはHi-Zにも対応しているため、ギターやベースを直結することも可能だ。

そしてこのハードウェアにはDSPが搭載されており、そのDSPによりUS-366をデジタルミキサーとしても使えるようになっている。しかも単に音量調整やパンニングができるというのにとどまらず、ここにはエフェクトも搭載されている。具体的にはセンド・リターンで利用可能なデジタルリバーブ、インサーションとして利用可能なDYNAMIC EFFECTSということでコンプ、EQ、ディエッサ、ノイズサプレッサ、エキサイタのそれぞれ。

さすがにDSP処理パワーに限りがあるためDYNAMIC EFFECTSは5つのうちの1つを選択して使うのみとはなるが、使いではいろいろある。

US-366のユニークなのはこれに留まらない。ボトムパネルにはMODEというスイッチがあり、MULTI TRACKとSTEREO MIXの2種類を切り替えて使えるようになっている。MULTI TRACKのほうは、一般的なDAWで活用するタイプの使い方。Cubase 6LEがバンドルされているので、これと組み合わせて使うといったこともできるわけだ。

それに対し、STEREO MIXモードのほうは、ニコ生やUSTREAMといった放送においてうまく使えるようにしたモードだ。いわゆるループバック機能を搭載しているため、PCで再生した音を入力の一つとして利用できるため、iTunesでカラオケを再生し、これに合わせてギターを弾きながら、マイクにリバーブをかけて生放送……といったことが可能になるのだ。

これだけの機能を備えて、この値段、この大きさというのはなかなか驚異的。一つ持っていて絶対に損のない機材といえるだろう。

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ヘッドホンアンプ・DAC > LUXMAN > DA-100 [ブラスターホワイト]

黛 健司さん

  • レビュー投稿数:28件
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プロフィール1953年生まれ。少年時代に音楽とオーディオに目覚め、病膏肓。学生時代は秋葉原通いに明け暮れ、いつの間にかオーディオ専門誌「ステレオサウンド」編集部に潜り込む。趣味のオーディオがいちばん輝いていた時代、編集部を取り仕切り、ありとあらゆる製…続きを読む

満足度5
デザイン無評価
音質無評価
操作性無評価
機能性5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

表示窓にはサンプリング周波数が表示され、右下はデジタルフィルター切替えスイッチ。

デジタル入力はUSB・同軸・光の3系統。同軸・光のデジタル出力も装備する。

小型の割には充実した電源部が印象的な内部の様子。

   

バーブラウン製の最新DACチップPCM5102を採用し、高音質を実現。

   

【製品の概要】
手軽にPCオーディオを楽しめるヘッドフォンアンプ内蔵D/Aコンバーター。192kHzサンプリング/24bit量子化ビット数のハイレゾリューション音源も楽しめる本格派。

【製品の特徴】
横置き、縦置き、どちらの使用法も可能なA5サイズのコンパクトなシャーシに、バーブラウン製最新チップPCM5102を採用したD/Aコンバーターとヘッドフォンアンプを内蔵。新採用のDACチップは、演算誤差を軽減する32bitプロセッシングを採用。バッファーアンプまでを内蔵した最新仕様だ。FIRとIIRの特性の異なる2種類のデジタルフィルターを搭載。フロントパネルのスイッチで簡単に切り替えできる。
デジタル入力は、32kHz?192kHzのサンプリング周波数(USBは96kHzまで)と、16bit、20bit、24bitの量子化ビット数(USBは16bit、24bitのみ)に対応。デジタル入力をスルー出力することで、D/Dコンバーターとしても利用できる。

【音質の特徴】
メーカーが用意した試聴機を使ってテストした。この製品、ヘッドフォンアンプを内蔵することから、PC オーディオ用の手頃な価格のD/Aコンバーターとの認識が先行しているようだが、バーブラウン製の最新DACチップPCM5102は侮れない実力を持っている。
その実力を証明しようと、価格がDA-100の7倍以上に達する同社のD-06と比較しながら試聴してみた。
その結果判明したのは、バーブラウン新世代DACチップの特徴と思われるが、実在感のある音で、楽器の立体感など、D-06に優るとも劣らない音が楽しめること。音に勢いがあるところがDA-100ならではの魅力といえるだろう。バッファーアンプまでを一体化したメリットなのだろう、S/N感がひじょうに良好なのも、DA-100ならではの美点といえるだろう。

【使い方のヒント】
PCオーディオ用としてUSB入力で使ったり。内蔵ヘッドフォンアンプの高音質を活かしてコンパクトなデスクトップシステムを組むのもいいが、DA-100の実力をフルに発揮するなら、本格的なオーディオシステムに組み込んで使用するべきだ。
また、ちょっと古くなったCDプレーヤーを使っている方は、欺されたと思って、CDプレーヤーを買い換える前にDA-100を組み合わせて聴いてみてほしい(CDプレーヤにデジタル出力端子が付いている必要があるが)。きっとビックリしますよ。

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ヘッドホンアンプ・DAC > ローランド > QUAD-CAPTURE UA-55

藤本健さん

  • レビュー投稿数:60件
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プロフィールDTM、デジタルレコーディング、デジタルオーディオといった分野を中心に書いているライター。高校・大学在学中よりシンセサイザ、シーケンサなどの開発、製品化を行っていたが、1989年にリクルートに入社して編集者に。2002年に早期定年退職をす…続きを読む

満足度5
デザイン無評価
音質無評価
操作性無評価
機能性5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

OCTA-CAPTURE譲りの回路となっているQUAD-CAPTURE

リアパネルにはラインアウトとS/PDIF入出力、さらにMIDI入出力も

ASIOドライバの設定なども簡単に行える

オーディオインターフェイスは、DAWと連携させたマルチトラックレコーディング用途、波形編集ソフトを使っての編集用途、さらには最近流行りのPCオーディオ用途とさまざまあるが、それぞれの利用が可能で、かつ高性能で非常に扱いやすい製品というのが、RolandのQUAD CAPTURE(UA-55)だ。

これは名前からも分かるとおり、Rolandのフラグシップモデル、OCTA-CAPTUREの下位モデルであり、OCTA-CAPTUREが10IN/10OUT(マイクプリが8つあるので、OCTAの名称となっている)であるのに対し、QUAD CAPTUREは4IN/4OUTというもの。確かにチャンネル数が違うが、基本的に同じパーツが使われており、音質性能はほぼいっしょとなっている。

実際、フロントには2つのコンボジャックが搭載されており、ここにライン、マイク、ギター(左チャンネルをHi-Zに設定して対応)が接続可能となっており、それぞれにOCTA CAPTURE同様のマイクプリも搭載されている。

またAUTO-SENS機能がついているのも大きなポイントで、このボタンを押してリハーサル入力をすると、その際の最大レベルを元に、入力ゲインを最適化してくれるのだ。オーディオインターフェイスで録音する場合、その入力ゲインをどう設定するかで音質は大きく変わってくるわけだが、それを自動的に行ってくれるというのは、素人ユーザーにとってはもちろん、かなり使い込んでいるユーザーにとっても非常にうれしい機能なのだ。

スペック的には最高で24bit/192kHzにまで対応しているので、どんな用途にでも活用可能。こうした高音質で入出力をするためにはUSB 2.0対応が必須となり、数多くあるUSB 1.1対応のオーディオインターフェイスとは一線を画している。

ただし従来USB 1.1対応のオーディオインターフェイスには大きなメリットがひとつあった。それはUSBバスパワーで駆動するということ。大半のUSB 2.0対応のオーディオインターフェイスはACアダプタが必要であり、前述のOCTA-CAPTUREも例外ではない。そのため持ち運びや外での使用を考えると面倒でもあったのだ。しかし、このQUAD CAPTUREはUSB 2.0対応で、24bit/192kHzに対応しているにも関わらず、USBバスパワーで動作してくれる。これが最大のメリットといってもいいかもしれない。

なお、4IN/4OUTの内訳は、アナログが2IN/2OUT、デジタル(コアキシャルS/PDIF)が2IN/2OUTであり、アナログの同時4入力ができるというわけではないが、通常の使用ならこれで十分という人も少なくないはず。それ以上の入力を必要となると、やはりACアダプタ対応の製品が必要となってくるが、コンパクトで高音質を望むユーザーにはお勧めできる製品だ。

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