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プリメインアンプ のユーザーレビュー

(19件)
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プロフェッショナルレビュー
プリメインアンプ > ケンウッド > Kseries KA-NA9

鴻池賢三さん

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プロフィールオーディオ・ビジュアル評論家。ビジュアルグランプリ審査員。THX/ISF認定ホームシアターデザイナー。日本オーディオ協会 諮問委員。「デジタルホームシアター普及委員会」委員。

専門誌、ネット、テレビなどのメディアを通じて機器の選び方…続きを読む

満足度4
デザイン4
操作性4
音質5
パワー3
機能性5
入出力端子5
サイズ5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

デザインと質感のご参考に

底面。インシュレーターがオーディオの雰囲気!

リモコンは小さい。電源はAC/DCアダプターを利用

メーカーからサンプル機(メディア用)をお借りしてのレビューです。
LS-NA9と組み合わせて試聴しました。

【デザイン】
デザインには好みがあると思いますので、写真などを参考にご判断頂ければと思います。
筐体は6mm厚のアルミ押出材で、金属ならではの高級感が漂い、「コンパクトプレミアム」的な美しさを感じます。

【操作性】
音量は本体センターの大型ツマミで行え、フィーリングも上々です。
全ての操作は付属リモコンで行えます。サイズは小さいですが、音量UP/DOWNの他、入力選択、BASS/TREBLEのUP/DOWNがダイレクトで行えるなど、実用充分です。
Bluetooth接続や外部デジタル入力を主に利用するならば、選曲は送り出し側で行うことになるので、本機側の操作はあまり必要ないかもしれません。

【音質】
組み合わせたLS-NA9のリボンツイーターの特性を生かす、繊細で耳触りの良い高域が印象的です。また、広がりのある音場に、音像の引き締まった音が精密に配置される様子もハイファイライク。コンパクトですが、本格的なサウンドを楽しむことができます。
「K2テクノロジー」の効果も素晴らしく、ハイレゾ音源からYouTubeのような配信音楽まで幅広く効果を発揮。ONにすると音場が広がり、ボーカルに厚みが出て存在感が増すなど、音楽全体が活き活きします。

【パワー】
パワーはLS-NA9と釣り合うくらいです。
大型のスピーカーを鳴らすのは難しいでしょう。スピーカーターミナルの都合上、ケーブルも細いモノしか接続できません。

【機能性】
入力が豊富で幅広いソースに対応できます。
「K2テクノロジー」による音質の改善効果は大変魅力的です。
ハイレゾ対応のヘッドホン端子を搭載しているのも、トレンドに合っていて良いですね。

【入出力端子】
Bluetooth(SBC/AAC/aptX)、USB(192kHz/24bit)、光デジタル、アナログ(φ3.5mmステレオミニジャック)、と豊富です。

【サイズ】
幅117x高さ53x奥行き179mmです。
手の平程度のスペースがあれば設置可能と大変コンパクトです。

【総評】
近年のヘッドホンブームは、省スペースかつ音楽のパーソナル化が背景にあると思います。
本機は、狭小なデスクトップスペースでも本格的なスピーカーサウンドを実現するサイズ感と本格的な音質性能が魅力。また、デスクトップに相応しい各種デジタル入力に対応するなど機能も充実。
ヘッドホンでオーディオに興味を持ったユーザーが、スピーカーサウンドにチャレンジするのにピッタリの製品に思います。高品位ですので、昔オーディオを楽しんだ中高年層が、自身のスペースで再び箱庭的に楽しむにもお勧めです。

参考になった4

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プリメインアンプ > Cambridge Audio > TOPAZ AM5

鴻池賢三さん

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満足度5
デザイン5
操作性5
音質5
パワー5
機能性4
入出力端子4
サイズ4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

フロントパネルはアルミ材で質感良好!

天板にロゴをプレス。憎い演出!

背面の入出力端子とスピーカーターミナル

メーカーからサンプル機(メディア用)をお借りしてのレビューです。
同シリーズのCDプレーヤー「Topaz CD5」と組み合わせて試聴しました。

【デザイン】
デザインには好みがあると思いますので、写真などを参考にご判断頂ければと思います。
フルサイズコンポーネントとしては、トラディショナルなスタイルで、落ち着きを感じます。
質感ですが、フロントパネルはアルミ材のようで、大変見栄えします。
ツマミ類は樹脂そのものですが、この価格で、これ以上を望むのは酷でしょう。
総じて、価格以上のルックスです。

【操作性】
機能がシンプルなので、操作も簡単です。
必要に応じて入力切替を行い、センターのボリュームノブで音量を調整するだけです。
機械モノが苦手な方にも使いこなせると思います。

【音質】
小音量域でギャングエラーがありましたが、音質自体はこの価格帯の製品としては完成度が非常に高く感じます。
特に、低域の厚みは特筆に値し、温かみのあるリッチなサウンドに驚きました。
安価ですが、フルサイズ故に何かとゆとりがあるためか、音が窮屈にならず、伸び伸びとした余裕が感じられるのは美点です。リラックスして音楽に浸れるでしょう。

【パワー】
25Wx2ch(8Ω)。一般家庭用としては、充分なパワーです。
4Ω対応で、低域のドライブ能力もなかなかハイレベル。少し大型のスピーカーも、力強く鳴らしてくれるはずです。

【機能性】
Bass(低音の量を調整)、Treble(高音の量を調整)、Balance(左右の音量バランス調整)が可能です。

【入出力端子】
背面にステレオ(RCAx2)入力4系統、出力1系統を備えています。
フロントにφ3.5mm(ステレオミニ)入力端子があり、携帯型プレーヤーなどを簡単に接続できるよう配慮されています。

【サイズ】
430 x 80 x 340mm、5.1kgです。
スリムで格好良いですね。

【総評】
オーソドックスで面白みの無いデザインですが、トラディショナルで落ち着きが感じられると考えるべきでしょう。
「2万円で…」という前置きが付きますが、質感も音質も大変満足できるクオリティーで、コストパフォーマンスは非常に高く感じます。流石、英国の名門ブランドで、世界中で人気を集めているのも納得!
予算が限られながらも、フルサイズオーディオを始めてみたい入門者にお薦めできる好製品です。上質な空間を演出したい飲食店や美容室などのBGM用としてもピッタリに思います。

参考になった10

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プリメインアンプ > ヤマハ > WXA-50

鴻池賢三さん

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満足度5
デザイン4
操作性5
音質5
パワー5
機能性5
入出力端子4
サイズ5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

外観

背面

リモコン

メーカーからサンプル機(メディア用)をお借りしてのレビューです。
スピーカーはヤマハ「NS-B330」と組み合わせて試聴しました。

【デザイン】
デザインには好みがあると思いますので、写真などを参考にご判断頂ければと思います。
従来のオーディオというよりは、ルーターや外付けHDDを連想させる雰囲気です。評価は好みで大きく分かれそうです。
筐体は金属素材で、質感は良好です。

【操作性】
付属リモコンはカードタイプの簡易型ですが、操作の大半はアプリで行うことになるので、あまり気にしなくて良いでしょう。とは言え、リモコンがあると、とっさに音量調整したい時などに便利です。
アプリ「MusicCast」では、ソース、ネットワーク再生、ストリーミングサービスの選択ができるほか、サウンドセッティングなども可能です。
アプリはGUIが洗練されていて、操作性は良好です。

【音質】
パソコン周辺機器のような外観ですが、S/Nが高く音質はしっかりとオーディオグレード。
デジタル臭を感じさせないシルキーで温かみのある音調が楽しめます。

【パワー】
デジタルアンプでコンパクトながら、115W x 2ch(4Ω)の大出力です。
低域のドライブ能力もなかなか強力で、組み合わせたNS-B330をキレ良く鳴らしてくれました。

【機能性】
MusicCast対応で、ネットワーク再生機能、ストリーミング再生機能を備えています。
Spotify Connect対応。Spotifyプレミアム会員なら、本機にキャスト(本機がストリーミングを直接受信)可能で、CDに遜色のない高音質で楽しめます。

【入出力端子】
LANは有線(RJ45)とWiFiに両対応しています。
光デジタル入力x1、AUXはRCAx2でInとOutを備えています。
スピーカー端子はバナナ対応品で、質感も上々です。

【サイズ】
幅214mm×高さ51.5mm×奥行き251.4mmです。
パワー、音質、機能性を考えれば、非常にコンパクトと言えます。

【総評】
コンパクトさを重視した製品ですが、電源も内蔵とヤマハの良心を感じます。
見た目はコンパクトでクールな印象ですが、音質は本格派。機能もストリーミングや屋内配信に対応するなど本格的で、"新しいオーディオのカタチ"と言えると思います。
価格は廉価なAVアンプ相当とお安くありませんが、ミニマムに音楽を楽しみたい方にオススメできる好製品です。

参考になった10

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プリメインアンプ > パナソニック > Technics SU-G30

鴻池賢三さん

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満足度5
デザイン4
操作性4
音質5
パワー5
機能性5
入出力端子4
サイズ5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

質感の参考に

本体表示部

SB-G90との組み合わせで試聴

メーカー試聴室(一般非公開)で、スピーカーはSB-G90を組み合わせて試聴しました。

【デザイン】
デザインには好みがあると思いますので、写真などを参考にご判断頂ければと思います。
質感はハイエンドオーディオに相応しい仕上がりです。

【操作性】
ネットワーク再生での曲選択などは、原則アプリで行います。
リモコンが付属していて、音量調整などは従来のオーディオと同様に操作できます。
操作性は良好です。

【音質】
独自のフルデジタルアンプ「JENO Engine」が特徴です。アンプがDAC機能を兼ね、デジタル音源はアナログに変換されることなくデジタルのまま処理されるので、鮮度の高い音が楽しめます。
また、2017年3月にMQA対応アップデートを実施しました。MQAはデジタル変換に伴う"滲み"を低減することで音質改善を狙っていますが、再生機側ではレンダリングと呼ぶ工程とその精度が重要です。本機の場合、音源とフルデジタルアンプが一体化され、レンダリングも最適化されていて、MQAの神髄が体感できます。
「音が出る前の気配を感じる」あるいは「音が遠くから飛んで来る」といったような、従来のHiFiとはまた違った進歩が感じられ、体感ベースで生音に近づいた感を覚えます。
余韻が混じり合って濁らず、美しいハーモニーとして聞こえるのもMQAの特徴で、本機は上手く再現できています。

【パワー】
デジタルアンプですが、このクラスになると、低域のドライブ不足のような弱点は感じません。LAPCによる低域遅延の補正も効果的です。
家庭用としては充分にパワフルです。

【機能性】
USB入力を備え、PCを接続できます。何らかの方法でTIDALが利用できる方は、ストリーミングでMQA音源を楽しむこともできます。(MQAデコード可)

【入出力端子】
USB入力、同軸デジタル2系統、光デジタル1系統、LINE IN(RCA x2)、PHONO(RCA x2)、スピーカー出力(2ch)、LAN(RJ45)、WiFi、ACインレット。
シンプルですが、必要充分に思います。

【サイズ】
430mm x 98mm x 424mmです。
いわゆる幅430mmのフルサイズですが、アンプとネットワークプレーヤが一体化されているという点で、省スペースと言えます。

【総評】
プレーヤーとアンプが一体でMQAとの相性は抜群です。
海外では、MQAを用いたハイレゾ配信「TIDAL Masters」のストリーミングを直接受けることができる旨の発表があり、日本も利用出来る日が楽しみです。
お安くありませんが、ハードウェアの基本性能が高く、今後のアップデートに耐える余力もありそうですので、ネットワークオーディオ時代に適した製品に思います。

参考になった5

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プリメインアンプ > TEAC > AI-301DA-SP-S [シルバー]

鴻池賢三さん

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満足度5
デザイン5
操作性5
音質5
パワー5
機能性4
入出力端子4
サイズ5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

シンプルなデザインの本体。リモコン付属。

天面もアルミ材でゴージャス!

リアパネル。高品位なスピーカー端子を搭載。

メーカー試聴用機(メディア用)をお借りしてのレビューです。

【デザイン】
デザインには好みがあると思いますので、写真を参考にご判断頂ければと思います。
質感は、アルミの素材感が活かされていて美しいです。
フロント、サイドのプレート、トップと見える部分は全てアルミ材と豪華な作りです。
発熱の少ない、デジタルアンプ採用の恩恵か、コンパクトな筐体で放熱穴も目立たちません。

【操作性】
プリメインアンプで主な操作は音量のUp/Downと入力切替くらいですが、リモコンが付属していて遠隔操作が可能です。

【音質】
PCをUSB接続してハイレゾ音源を再生、スピーカーは「S-300HR」を組み合わせて試聴しました。
本機は、デジタルアンプ(ICEpower社製50ASX2-SE)ですが、デジタル臭の少ないウォームな音調が心地良いです。
DSD系音源は粘りと密度感が感じられ、DSD再生の醍醐味を体感できます。
PCM系は比較的ライトな印象ですが、軽快で伸びやかな音調で、総じて心地良く楽しめます。

【パワー】
低域は硬さを感じさせず、鳴りっぷりも見事です。スピーカーのキャラクターもありますが、スピード感/解像度と量感を上手くバランスさせたチューニングに思います。(一般的にデジタルアンプは馬力はあってもトルク不足・・・というケースが多いですが、本機はそうした不満を感じません)

【機能性】
パソコンからのUSB入力は、最大、DSD 5.6MHzおよびPCM 192kHz/32bitに対応し、簡単にハイレゾオーディオを楽しむことができます。
ほか、高音質で定評のあるaptXコーデックが利用可能なBluetooth入力にも対応しています。

【入出力端子】
入力はUSB、光デジタル、同軸デジタル、アナログステレオ(RCAx2)が2系統です。
ほか、サブウーファープリアウト(RCAx1)を備えています。
スピーカー端子は良質で、バナナプラグにも対応しています。(金メッキバナナプラグも付属)

【サイズ】
215 (W) × 61 (H) × 254 (D)mm (突起部含む)です。

【総評】
コンパクトな筐体で、デスクトップでPCオーディオ、ハイレゾオーディオを手軽に愉しみたい・・・という方にピッタリです。
BluetoothはaptX対応で、スマホ(Android系)とのワイヤレス接続もHiFiライクで実用的です。
スペースを節約しつつも、高音質を求める方にお薦めできる高品位モデルです。

参考になった28

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プリメインアンプ > DENON > PMA-2500NE

鴻池賢三さん

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満足度5
デザイン5
操作性5
音質5
パワー5
機能性5
入出力端子5
サイズ5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

本体前面。フロントパネルやツマミの質感が素晴らしい!

入力はデジタル表示で確認可能。

リアパネル。デジタル入力はUSBも搭載。

DENON本社の視聴室(一般非公開)で視聴してきました。
ソース機器はDCD-2500NE(CD/SACDプレーヤー)、DNP-2500NE(ネットワークプレーヤー)、スピーカーはB&Wの801Dです。

【デザイン】
肉厚のアルミフロントパネル。立派なボリュームツマミ。物量感、高級感はマニアも納得の仕上がりです。

【操作性】
アルミトップで、クリック感の良いリモコンが付属しています。CDの操作も可能です。

【音質】
ハイレゾ音源を再生した時の、ゆったりと深い低域表現が見事です。量感とスピード感の両立もハイレベル。アンプの駆動力が高く、組み合わせた801Dを完全に支配し、余裕すら感じます。
S/Nの良さで音場を広く描き、楽器の配置も立体感に富んでいます。特筆すべきは、距離まで掴める奥行き表現の的確さ。20万円弱の価格とは思えない、上質な音質です。

【パワー】
38cmの大口径ウーファーを持つ801Dを軽々とドライブし、鳴っぷりは堂々たるものです。
「温度検知による保護」を採用し、電流リミッターを外した恩恵でしょう。

【機能性】
OPTICAL、COAXIAL、USB(USB-DAC)と、豊富なデジタル入力を備えています。
デジタル入力を持つと、D/A変換などデジタル回路も内蔵することになりますが、本機は「アナログモード」を備え、デジタル回路は専用トランスのAC側から切ってしまい、ピュアなアナログアンプとして使用できます。
当方はそれほどデジタル嫌いではありませんが、この「アナログモード」は、アナログソースを聴く時、気持ち的に非常に良いです。

【入出力端子】
アナログ入力: アンバランス(RCAx2)×4、PHONO(MM / MC)×1
デジタル入力: USB-B×1、同軸(COAX)×2、光(OPT)×2
アナログ出力: アンバランスステレオ×1(RCAx2)

【サイズ】
434 x 182 x 431 mm。25kg。物量感は充分です。

【総評】
20万円弱の価格ながら、外観も音質も立派。クラス以上のクオリティーを備えています。この価格帯でハイファイを始めるなら、本機は比上に魅力的な1台です。

参考になった41

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プリメインアンプ > DENON > PMA-50

鴻池賢三さん

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満足度5
デザイン5
操作性5
音質5
パワー5
機能性4
入出力端子5
サイズ5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

 

横置き

縦置き。表示も90度回転!

 

専門誌での取材活動などを通してのレビューです。

【デザイン】
デザインには好みがあると思いますので、写真などを参考にご判断頂ければと思います。
シルバーとブラックを基調としたツートンカラーで、古典的なオーディオとは違ったモダンさを打ち出しつつ、奇をてらった派手さも感じません。洗練度の高いデザインだと思います。
シルバー部はアルミ素材で仕上げも美しく、高級感も充分です。

【操作性】
アンプで重要なボリュームノブがセンターに配置され、しかも大型で、見た目にも触れた感じも扱い易いです。

【音質】
鮮度が高く、歪みを抑えたクリアなサウンドです。それでいて、アナログアンプのような温かみが感じられるのも美点です。
本機はフルデジタルアンプ「DDFA」を採用し、D級アンプのようにDA-AD処理が入りませんし、またDDFAは歪みの少なさもAB級のアナログアンプを超える性能を持ち、これらが項を奏しているのだと思います。
総じて、ハイレゾ音源が持つ空気感なども味わえ、価格以上に上質な音質です。

【パワー】
スペックは、50W+50W(4Ω,1kHz,THD1%,JEITA) です。
ドライブ能力が高く、そこそこ大型のスピーカーと組み合わせても低域を深くかつディテール豊かに鳴らします。ブックシェルフとの組み合わせなら、かなりの余裕を感じます。必要充分以上です。


【機能性】
USB-DAC機能は、DSDが最大5.6MHz、PCMが192kHz/24bitに対応しています。
デノン独自のアナログ波形に近づける32bit処理技術「Advanced AL32 Processing」も搭載されています。デジタル臭さが抜け、温かみのある音調が得られます。
Bluetooth機能も搭載し、高音質コーデック「aptX」にも対応しています。
スピーカー出力とは別系統に設けられた専用のヘッドホンアンプは、音質面でも魅力です。

【入出力端子】
入力:
USB(type B)×1、光デジタル×2、同軸デジタル×1、アナログ音声入力×1、Bluetooth
出力:
ヘッドホン(Φ6.3mmジャック)×1、サブウーハープリアウト×1

【サイズ】
このパワー感と多機能にして、横置き時、W200×H86×D258mmとコンパクトです。
さらに縦置きが可能なのも本機の特徴で、その際はW80×H206×D258mmと、接地面積を少なくすることができます。

【総評】
コンパクトで美しいデザインから、オーディオの新時代を感じます。
デスクトップに無理なく設置でき、しっかりしたヘッドホンアンプを搭載するなど、パーソナルユースに最適化されたコンセプトも斬新に思います。
最近、本機とデザインがマッチするCDプレーヤー「DCD-50」が発表されました。システムアップも楽しみですね。

参考になった11

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プリメインアンプ > ヤマハ > A-S301

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満足度5
デザイン5
操作性5
音質5
パワー5
機能性5
入出力端子5
サイズ4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

価格以上の存在感を醸し出す、立派で豪華な佇まい。

「PURE DIRECT」は、専用ボタンで。音質の変化も楽しめる!

左右対称レイアウトほか、本格的な「作り」が魅力的。

   

黒い基板の下に見える黒色のプレートが、「樹脂フレーム」

   

ヤマハの視聴室(一般には非公開)にて試聴しました。組み合わせのスピーカーは、B&Wの802Dです。

【デザイン】
デザインには好みがあると思いますので、写真などを参考にご判断頂ければと思いますが、フロントパネルはアルミ製で、質感は良好です。
個人的には、シンプルで無難なデザインだと思います。

【操作性】
全てフロントのツマミで操作できますが、付属リモコンでの操作も可能です。機能がシンプルなこともあり、どなたも使いこなせると思います。

【音質】
ヤマハらしい、爽やかで音離れの良い、軽快な音調です。B&W802Dとの組み合わせでは、流石に低域を鳴らし切るのは難しいように感じましたが、本機とバランスの取れる価格帯のスピーカーと組み合わせる分には、不満は無いと思います。
この価格帯なら、文句無しの高音質です。

【パワー】
100W+100W (実用最大出力/JEITA/1kHz, 8Ω, 10%THD)
この価格帯のアンプとしては、非常にパワフルです。

【機能性】
トーン、ラウドネス、バランスの各コントロールをバイパスする「ピュアダイレクトスイッチ」を搭載し、「オン」にすると、音が開放的で心地良くなります。

【入出力端子】
アナログ6系統(Phono x1含む)
デジタル2系統 (光x1, 同軸x1)

【サイズ】
幅435mm x 高さ151mm x 奥行き387mm
高さもあり、かなり「大柄」ですが、「立派」とも言えます。

【総評】
アンプ基板の配置は左右対称で、信号経路のストレート化および最短化、樹脂フレームや制震・高剛性シャーシなど、アンプとして本格的な設計です。
本機を単独で設計・生産すると、とてもこの価格では販売できないでしょう。
上位のA-S801やA-S501と共通部分が多く、コストダウンの恩恵を受けたもので、ユーザーにとっては非常にお買い得なモデルと言えます。
ハイファイコンポーネントオーディオ入門者におすすめしたい、ベーシックで高品位な逸品です。

参考になった51

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プリメインアンプ > インターアクション > Olasonic NANOCOMPO NANO-UA1

岡安学さん

  • レビュー投稿数:240件
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プロフィールデジモノ誌やウェブで活動するフリーライター。
デジカメ、テレビ、レコーダーなどデジタル機器を中心に
白物家電やPCまで執筆対象を拡げている。
また、ゲームやアニメ、ホビー、トイなど、サブカルチャーも扱う。
近著に『INGRESSを…続きを読む

満足度5
デザイン5
操作性4
音質5
パワー5
機能性4
入出力端子3
サイズ5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

CDジャケットサイズでかなり小さい。

正面。4つの入力端子の切り替えはボタンひとつで行う。

リモコン。小さくてちょっと使いづらい。リモコンそのものもなくしそう。

   

背面。小型サイズなので端子はギリギリな感じ。

   

メーカーにお借りして
しばらく使用していました。


【デザイン】
NANOCOMPOシリーズで統一されたCDジャケットサイズが
コンパクトかつ、シンプルにまとまっていて
非常に見た目が良いです。
単品で使うことはもちろん、シリーズをセットで使いたくなります。
質感もよく、小型のわりには重量感があり
しっかりとしています。
小さくてもチープな感じはまったくしません。


【操作性】
リモコンが小さく、ちょっと使いにくいですが
頻繁に使うものでもないうえ、デスクトップで使っていたので
特に問題ない感じです。
本体の操作はシンプルなので
特に気になるところはありませんでした。


【音質】
デスクトップにおいて使っていたので
デスクトップ回りの音響としては十分すぎる音質です。
比較することすら失礼ですが
モニターのスピーカーとは段違いです。
音の質自体の違いがすぐに体感できると思います。
あと、デスクトップで使うにせよ
PCスピーカーではなく、
相応のスピーカーを接続すると
本領を発揮するので
スピーカーにも気を配って欲しいです。


【パワー】
パワーも十分です。
あまり大きな音で聴く環境ではありませんでしたが
それでもしっかりと力強い音場で再現してくれています。


【機能性】
基本機能としては十分ですが
付加機能があるわけではありません。
アンプとして忠実に機能を果たしている感じです。


【入出力端子】
十分と言えば十分なのですが
コンポジットがあっても良かったかもしれません。
まぁ繋げる機器があるかというと
実際は使わない方が多いと思います。


【サイズ】
UA1の最大の魅力のひとつがサイズです。
CDジャケットサイズは置き場に困りません。
とくにデスクトップで使えるのは嬉しいです。
シリーズで重ねて使えるのも便利です。


【総評】
音質も高く、サイズ感も良いので
音の環境を良くするには
導入しやすい一台です。
ただ、価格はちょっと二の足を踏むかも知れません。
とくに、あまりオーディオに手を出してこなかった人には
高く感じると思います。
もちろんコスパが悪いと言うわけではないので
損をしたと感じることはないでしょう。

参考になった8

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プリメインアンプ > インターアクション > Olasonic NANOCOMPO NANO-UA1

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満足度5
デザイン5
操作性5
音質5
パワー5
機能性5
入出力端子5
サイズ5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

左は大きさ比較用のCDケース。リモコンも付属。

美しい筐体。ツマミの質感、色使いも品位に寄与。

背面スピーカー端子部。見えない部分の質感も抜かりなし。

メーカーからの貸出機によるレビューです。
本機はCDサイズのコンパクトさと、HiFiオーディオの本格的な音質を目指して開発された、USB-DAC機能も内蔵する極小の2chアンプです。

【デザイン】
外観はアルミダイカストで、全面、天面、側面からは継ぎ目やネジが見えません。キューブ形状で、色使いも文字表示もシンプルで洗練されています。
ボリュームツマミ、背面の赤いパネル、スピーカー接続端子も高級感があり、所有する悦びも味わえるでしょう。デザインも質感も非常に高品位です。

【操作性】
本体での操作は電源ボタン、入力切り換えボタン、ボリューム調整ツマミだけとシンプルで、どなたにも使いこなせると思います。

【音質】
同社のCD1とUSB接続で試聴しました。
このサイズからは信じられない、豊かで滑らかな高音質が楽しめます。
低域は歯切れが良く、ベースの弾むようなリズム感や音程の違いもクリアに再現してくれます。中域から高域は繊細で伸びがありつつ、滑らかで疲れません。
デジタルアンプながら、全体的に厚みと温かみのある音調で快く、旧来のHiFiファンも好感が持てると思います。

【パワー】
独自のSCDS機能を搭載し、小信号時に余る電力を蓄え、大信号時に放出する仕組みで、コンパクトながら、高いスピーカー駆動力を持っています。
実際に聴いてみると、バスドラムのアタックのような低音も立ち上がりが早く、音色がリアルで響きも豊かです。
流石に大音量でガンガン聴きたいユーザーには適しませんが、近隣への音漏れを心配する一般的なご家庭なら、充分な音量と豊かな低音が得られるはずです。

【機能性】
リモコンが付属し、リモコンではMUTEとBASS BOOST機能が操作できます。
USB-DACを内蔵し、パソコンとUSBケーブルで接続すれば、パソコンの音も高品位に聴く事ができます。

【入出力端子】
音声入力は同軸デジタル、光デジタル、USBに対応。音声出力はスピーカー2chとヘッドホン(ステレオ)を備えています。

【サイズ】
CDケースより一回り大きい程度と非常にコンパクトです。スペースを節約したい場合は、縦置きも可能です。
電源はACアダプタ方式で、携行を考えている方は事前に考慮しておきましょう。

【総評】
オーディオ離れが進むと言われる一方、ヘッドホンが大ブームになり、良い音を体験している方も多いと思います。従来の据え置き型オーディオのように重厚長大でなく、ヘッドホンのように手軽に本格的なオーディオを楽しめるのは、生活に潤いをもたらす観点からも、非常に良いことだと思います。本製品は音質だけでなく、所有欲を掻き立てる「モノ」としての魅力も持ち合わせているのもポイントです。
今後、本製品のような極小オーディオブーム(ナノコンポブーム)がやってきそうな予感をさせる、魅力的かつ満足度の高い製品です。
スピーカーに何を選ぶかも楽しみですね。KEFのQ300あたりが価格面でも音質面でも馴染みが良さそうです。

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プリメインアンプ > ONKYO > A-9000R(S)

黛 健司さん

  • レビュー投稿数:28件
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プロフィール1953年生まれ。少年時代に音楽とオーディオに目覚め、病膏肓。学生時代は秋葉原通いに明け暮れ、いつの間にかオーディオ専門誌「ステレオサウンド」編集部に潜り込む。趣味のオーディオがいちばん輝いていた時代、編集部を取り仕切り、ありとあらゆる製…続きを読む

満足度5
デザイン4
操作性4
音質5
パワー5
機能性5
入出力端子5
サイズ4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

A-9000Rプリメインアンプの定格出力は140W+140W(4Ω)。

ウォルフソン192kHz/24bit対応高音質DAC内蔵。豊富な入力端子を持つ。

回路基板の振動を防ぐブリッジマウンティング方式を採用した内部構造。

【製品の概要】
 オンキョーとしては久々のセパレートアンプとなるP-3000RプリアンプとM-5000Rパワーアンプが好評だが、その技術的・音質的成果が反映されたプリメインアンプの高級モデル。デジタルオーディオの動的ノイズとその発生メカニズムを究明して低歪率化を達成した新開発のDIDRC回路の搭載が最大の特徴。ウォルフソン社製192kHz/24bit対応DACを使用したD/Aコンバーターを内蔵、通常のアナログ入力以外に、光、同軸、AES/EBU、USBの各種デジタル入力端子を完備する万能機だ。

【製品の特徴】
 デジタル機器では超高周波数帯域の歪みが原因でビート(うなり)現象が生ずることがある。これが原因で人が知覚できる周波数帯のノイズが発生、有害な混変調歪となることを突き止めたオンキョーは、ビートの発生メカニズムを究明。MHz帯までの増幅能力をもち、反応速度が速く、ノイズレベルの低い新回路『DIDRC(Dynamic Intermodulation Distortion Reduction Circuitry)』を開発、『裸特性のよい低NFB回路設計、グランド電位を安定させる閉ループ回路、瞬時電流供給能力の高さ』などを重視したオンキヨー独自の設計思想『AWRAT技術』によってアンプ回路を設計しているが、その成果はA-9000Rプリメインアンプでも如実に現れている。
 過渡応答特性の大幅な改善を実現するため、NFB(Negative Feed Back)を最小に止めて、電圧の安定化を図る3段インバーテッドダーリントン回路を採用。各チャンネルに対して8つのトランジスターを使用したクアッドプッシュプル構成を用いて、スピーカードライブ能力を向上させている。
 また、内部の各基板の装着は、一般的なオーディオ機器のようにボトムシャーシにではなく、両サイドフレーム間をブリッジする支柱に取り付けるブリッジマウンティング方式を採用。筐体底面から内部の基板への不要な振動の影響を大幅に抑制している。フロント/サイドパネルには制振性に優れたアルミ押し出し材を使用。共振の発生を徹底して抑えるために各面ごとに分割させるセパレート構造とし、筐体全体を支えるボトムシャーシには肉厚なスチール材を使用することで、制振性をさらに高めている。

【24bit/192kHz対応のD/Aコンバーター】
 ウォルフソン製の高性能192kHz/24bit対応のD/Aコンバーターを各チャンネル毎に搭載。デジタル入力端子も光、同軸、AES/EBU、USBと豊富に装備し、同軸、AES/EBUでは最高24bit/192kHzに対応(光は24bit/96kHz)。パソコンとのUSB接続においては、24bit/192kHzのHDオーディオの再生に対応する。
 さらにアシンクロナス(非同期)転送方式を採用。通常のUSB接続ではデータを送信する機器内のクロックで同期を図るが、受信する機器内のクロックとの差によりジッターが発生しやすい。A-9000RのUSBインターフェースでは、受信側となる本機内の高精度クロックで同期を図る『アシンクロナス転送方式』を採用。信号の送受信時におけるジッターの発生を極限まで抑えることに成功している。

【音質の特徴】
 音質はセパレートアンプのP-3000R+M-5000Rの組合せと酷似し、クォリティ的にも肉薄している。適度な艶やかさを感じさせる上品で控え目な音だが、ジャズ系のソースでは低域の確かな駆動力を実感でき、ボーカルも情感溢れる切々たる表現が楽しめる。
 本機にNASやパソコンをUSB接続して聴いてみると、圧倒的なハイクォリティに驚く。アシンクロナス転送の効果が大きいのだろう。たとえば、オンキョーのCDプレーヤーC-7000Rと組み合わせても、アンプ内蔵DACを使った方が音がいいことも確認できた。プリアンプやプリメインアンプへのDAC内蔵は、これからのトレンドとなるのではないだろうか。

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プリメインアンプ > LUXMAN > L-550AX [ブラスターホワイト]

黛 健司さん

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プロフィール1953年生まれ。少年時代に音楽とオーディオに目覚め、病膏肓。学生時代は秋葉原通いに明け暮れ、いつの間にかオーディオ専門誌「ステレオサウンド」編集部に潜り込む。趣味のオーディオがいちばん輝いていた時代、編集部を取り仕切り、ありとあらゆる製…続きを読む

満足度5
デザイン4
操作性4
音質4
パワー3
機能性4
入出力端子4
サイズ3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

大型パワーメーター採用のデザインは上級機L-590AXと共通。

フォノ入力を始め豊富な入力端子を装備。スピーカー端子も2系統備える。

最適な部品配置と最短の配線を可能にしたビーラインコンストラクションの内部構造。

【製品の概要】
 ラックスマン伝統の純A級動作パワーアンプ部を採用したプリメインアンプ「AXシリーズ」の最新モデル。すでに登場している上級モデルのL-590AXの30W+30Wに対して、本機は20W+20Wの出力となる他は基本的に同一内容を誇る。L-590AXでは、電子制御アッテネーターLECUA(レキュア、Luxman Electric Controlled Ultimate Attenuatorの略称)をプリメインアンプとして初採用したが、本機にも搭載。高音質帰還回路ODNFの最新バージョンをA級動作に最適化したODNF3.0Aを採用するなど、回路構成や筐体構造、配線レイアウトまで、ラックスマンの理想を追求した注目作。

【製品の特徴】
 大型パワーメーターをセレクターとボリュウムの大型ツマミで挟む外観デザインの基本形はL-590AXと共通。パネル横幅もラックスマンの新世代機に共通の440mmに変更され、内部コンストラクションもL-590AX同様、全面的に見直されている。配線経路が合理的で最短となる「ビーライン・コンストラクション」による新設計を本機も採用(ビーは蜂の意味で、蜂の飛行ラインは目的物の間を結ぶ最適かつ最短のラインと言われるところから名付けられた)、機構面と電気面、両面から最適化を図っている。
 また、シャーシ電流によるアースインピーダンスの上昇や発生磁界の影響を隔絶するループレスシャーシ構造を採用。シャーシ各構成部材は電気的には1点でのみ導通していて、アースループが出来ないよう配慮されている。
 電子制御アッテネーターLECUAは、音量調節時における音質の劣化を最低限に抑えたシンプルな抵抗列構成のアッテネーターで、コントロールアンプに内蔵されてきた大規模な回路ブロックをプリメインアンプ用にコンパクト化した最新バージョンを搭載している。
 さらに、独自の高音質帰還回路「ODNF(Only Distortion Negative Feedback)」の最新仕様を搭載。歪成分の検出精度を上げ、再生時における聴感上のS/N比を大幅に改善している。

【音質の特徴】
 最新設計のアンプらしく、音場空間の再現能力に長けている。演奏が始まったとたんに、演奏会場のアンビエンスが感じ取れるところなど、さすがと唸らされる。ローレベルの再現能力が高いことの証だろう。音像の定位もシャープで引き締まっている。洗練された音という印象が強く、たとえば黒人歌手特有の「あく」の強さをサラッと表現する傾向はあるが、溌剌とした輝かしい音楽表現が楽しい。L-590AX同様、微細な音まですべて鳴らし分ける分解能の高さが印象的で、演奏家の息吹がリアルに伝わってくる。
 L-590AXのような堂々たる安定感を本機に求めるのは酷な気もするが、価格を考慮すれば抜群の完成度と言えるだろう。

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プリメインアンプ > MCINTOSH > MA6600

黛 健司さん

  • レビュー投稿数:28件
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プロフィール1953年生まれ。少年時代に音楽とオーディオに目覚め、病膏肓。学生時代は秋葉原通いに明け暮れ、いつの間にかオーディオ専門誌「ステレオサウンド」編集部に潜り込む。趣味のオーディオがいちばん輝いていた時代、編集部を取り仕切り、ありとあらゆる製…続きを読む

満足度5
デザイン4
操作性4
音質5
パワー5
機能性3
入出力端子4
サイズ2

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

漆黒のガラスパネルに浮かぶ鮮やかなブルーのパワーメーターがシンボルだ。

スピーカー出力端子はスピーカーインピーダンスに合わせてつなぎ替える。

異様を誇る上級モデルのMA7000。税込価格92万4000円と高価だが音は凄い。

【製品の特徴】
 漆黒のガラスパネルに浮き上がるグリーンの文字と赤のインジケーター、「ブルーアイズ」と呼ばれる海の碧(あお)を思わせるパワーメーターによる存在感あるデザイン。このアンプでしか聴くことのできない情感豊かなサウンド。60年以上の歴史を誇るマッキントッシュは、いまだに世界中のオーディオファイルを魅了し続けている。そのマッキントッシュの魅力のエッセンスが凝縮されたのがプリメインアンプのMA6600だ。
 マッキントッシュ伝統の出力トランス「オートフォーマー」を採用、「パワーガード」をはじめとする多重の保護回路を搭載して、チャンネルあたり200Wのパワーを実現しながら、安定した動作と高音質を実現している。オートフォーマー出力トランスは、2/4/8オームいずれの負荷においても、10Hz-100kHzという広帯域再生特性を確保したうえで、スピーカーインピーダンスにかかわらず、絶えず一定の出力を供給できる。しかもそれだけでなく、スピーカーからの逆起電力のアンプ回路への悪影響も遮断する役割も担っている。
 また、ボリュウムコントロール回路はアンプの音質に大きな影響を及ぼす部分だが、MA6600はここにVRV(Variable Rate Volume)電子ボリュウムを採用。アナログボリュウムを操作するのと同じ感覚で、高精度な音量調整を可能にすると同時に、接点の経年変化にも強い構造とし、長期間安定した動作を保証している。

【音質の特徴】
 マッキントッシュは「エモーショナルレスポンス・フォー・ミュージック」を標榜するだけに、音ののたたずまいはどこまでも暖かい。これほど肉感的なボーカルがあるだろうか。なんという潤い、表情の艶(あで)やかさ。聴いているうちに思わず微笑みが洩れ、身体が自然にリズムを刻み始めている。スピーカーからは妖艶な色香が振りまかれ、一瞬、オーディオ装置を聴いていることを忘れてしまう。
 どんなスピーカーを鳴らしても、すべてを「マッキントッシュの色合い」に染め上げてしまうところは不思議ではあるが、魅力でもある。個性的でありながら、ハイファイアンプのメインストリームからは外れていないところはさすが。驚くほどの分解能の高さや、静寂な音場感を実現するノイズの少なさなど、最先端かつ最高級のアンプに比肩する基本性能の高さをしっかり有している。
 プリメインアンプとしては異例の高出力を誇り、いかなるスピーカーにも安定してパワーを供給できるだけでなく、スピーカーをグイグイとドライブしてくれる、異色のアンプだ。

【上級モデルMA7000の魅力】
 MA6600だけを聴いていると、マッキントッシュならではの魅力に引き込まれてしまうが、ひとたび上級モデルのMA7000を聴くと、あまりの音質差に驚くに違いない。前述の「マッキントッシュ的世界」が、さらに色濃く、目の前にはまさに「濃密」というに相応しい音世界が展開される。音の安定感やスピーカードライブ能力も桁違いだ。しかも5バンドのイコライザーも搭載し、再生するソースやリスニング空間の状況にあわせて最適なバランスに調整が可能。このイコライザーはほんとうに使いやすい。
 しかし価格差は21万円もあるし、大きさもひと回り大きく、並のオーディオラックには収まらない。純粋に音のよさ、魅力を考えれば圧倒的に MA7000が優位だが、21万円の価格差と大きさの違いを受け入れられるか。悩みはつきない。

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プリメインアンプ > マランツ > PM8004 [シルバーゴールド]

黛 健司さん

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プロフィール1953年生まれ。少年時代に音楽とオーディオに目覚め、病膏肓。学生時代は秋葉原通いに明け暮れ、いつの間にかオーディオ専門誌「ステレオサウンド」編集部に潜り込む。趣味のオーディオがいちばん輝いていた時代、編集部を取り仕切り、ありとあらゆる製…続きを読む

満足度4
デザイン3
操作性3
音質4
パワー3
機能性3
入出力端子3
サイズ3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

パネル下側に4個並んだツマミの左3個が低/中/高域のトライ・トーンコントロール。

2系統装備されたスピーカー出力端子はマランツオリジナルの大型スクリュータイプ。

アンプ内部左下側は高効率で振動と漏洩磁束の少ない大容量トロイダル型電源トランス。

【製品の特徴】
 プリアンプ、トーンコントロール、パワーアンプの各ブロックを独立させた本格派の構成を採り、プリ/パワー部にはマランツアンプの特徴であるフルディスクリート構成の電流帰還型増幅回路を採用。高S/Nと低歪率を実現している。
 スピーカードライブ能力を重視した結果、瞬時電流供給能力を強化、強力な電源部やショート・パワーライン・レイアウト(瞬時電流供給能力を向上させるために電源回路とパワーアンプの出力段を一体化したレイアウト)、回路の低インピーダンス化など、パーツの改良にとどまらず回路全体を最適化。スピーカーをハイスピードかつ正確にドライブすることを可能にした。
 また、メインシャーシには1.5mm厚黒色塗装鋼板を2枚重ねた3層構造シャーシを採用。シャーシの剛性を高め、電源トランスやパワーアンプブロック、基板を強固に支持し、振動による音質への悪影響を排除している。
 さらに本機はアナログLPレコードの再生も重視していて、コンスタント・カレント・フィードバック型回路を採用したMMカートリッジ対応フォノイコライザーを搭載。NFB型フォノイコライザーの弊害であった低域と高域の音質差を排除。全帯域で音質変化のないスムーズなサウンドを可能にしている。
 本機は機能面にも特色が見られる。トライ・トーンコントロール機能がそれで、低域、高域に加え、人間の耳が最も敏感なヴォーカルや楽器の基音をカバーする中域も調整できる3バンド(BASS/MID/TREBLE)トーンコントロール機能を搭載する。

【音質の特徴】
 やや細身でフレッシュな印象の音。女性ボーカルはわずかに硬質に感じることもあるが、これはこれで、ある種の魅力につながっている。ピアノなどには好ましい響きと受け取れる。強力な瞬時電流供給能力、剛性のあるシャーシなどのおかげで、オルガンの加わったクラシックのオーケストラでの低域の伸びが印象的で、安定感に溢れた音が楽しめる。

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プリメインアンプ > DENON > PMA-1500SE

黛 健司さん

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満足度4
デザイン3
操作性3
音質3
パワー3
機能性3
入出力端子3
サイズ3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

大型のモータードライブボリウムが存在感を主張する。

リアパネルにはプリ出力端子とパワーアンプ入力端子も設けられている。

アンプのみならず、CDプレーヤーの操作も可能なリモコンが付属する。

【製品の特徴】
 出力素子に、『繊細さ』と『力強さ』を両立させたUHC-MOSをシングルプッシュプル構成で使用。増幅段のバラツキを解消、音のにじみが少なく繊細な表現力とハイパワーを両立する出力段としている。また、エレクトロニクス部分だけでなく、メカ部分に関しても高音質化が意図され、不要な振動の影響を徹底して抑えるためパワーアンプ回路基板の取付け位置を下げるなど、より低重心化を図っている。また、パワーアンプブロックは左右対称のツインモノ構成とし、信号レベルの異なる回路をセパレート化した構造とし、回路間の相互干渉やノイズの流入を防いでいる。
 さらに、大電流に対応したハイカレント・ダイナミック電源を搭載。従来機の1.5倍の電流容量を持つショットキーバリアダイオードとカスタム品の高音質コンデンサーにより構成される電源回路は、安定した電流供給能力を備え、UHC-MOSの特性を余すことなく引き出している。また、電源回路とパワーアンプの基板に従来比2倍厚の銅箔パターンを採用。電源回路の低インピーダンス化を図りダイナミックな音を再現している。
 音の表現力を高めるため、ヒートシンク形状にも工夫が凝らされている。3種類のフィン厚によって構成される新形状を採用。共振点を分散させ、振動による微小信号への影響を防いでいる。また、UHC-MOSとヒートシンクの間に銅板を組み合わせ、発生する熱を効率良くヒートシンクに伝導。これによりUHC-MOSの温度上昇が抑えられ、安定して優れた性能を発揮することができる。
 アンプの音質を決定する重要な要素であるボリウムには、PMA2000SEで採用されている大型のモータードライブボリウムを搭載。このボリウムは、オーディオ特性に優れた高品質な抵抗体と、抵抗体との接触面積が大きく常に安定した抵抗値が得られるブラシを採用した高音質タイプだ。
 また、MM/MCカートリッジに対応するローノイズFET採用の高性能フォノイコライザーを搭載。アナログLPレコードの再生が可能だ。

【音質の特徴】
 音の素性もよく、クセを感じることもない、ごくごくニュートラルなサウンドで、この価格帯では出色の出来だと思う。ミュージシャンが表現しようとしているものも確実に伝わってくる。しかし、このクラスの製品の限界なのだろうか、忠実度は高いが、緻密さには限界も感じる。デノンが意図するものを現実の音として提示するには、さらなる物量投入が必要なのだろう。本機ではやや力不足の感は否めない。価格を考慮すれば、とてもいいアンプなのだが、惜しい。

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