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カーナビ のユーザーレビュー

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カーナビ > パイオニア > サイバーナビ AVIC-CQ910-DC

石田 功さん

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プロフィールフリーランス・ライターの石田 功です。カーナビやカーオーディオを中心に、雑誌やWebで記事を書いています。現在、執筆中のおもな雑誌はカーオーディオ専門誌のオートサウンド、カーオーディオマガジンなど。またカー&ドライバーなどの自動車専門誌や…続きを読む

満足度5
デザイン5
操作性4
ナビ性能5
画面表示5
AV機能5
拡張性5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

試乗車はトヨタ・ヴェルファイア

ハードキーを無くしたデザインが特徴

ネットワークスティックで容量無制限でつなぎ放題

動画や音楽のストリーミングが楽しめる

FireTVスティックを繋げば車内で視聴可能に

コンビニアイコンに「P」マークがあれば駐車場あり

12月に発売予定だった新しいサイバーナビ。生産が早まったようで、すでにお店に並んでいます。そのため急遽メーカーのデモカーを1日借りて試乗してきました。

試乗車はトヨタ・ヴェルファイア。これに9型ナビのAVIC-CQ910-DCが付いています。付属のネットワークスティックセットはフロントシートの下に配置。これでクルマの中がWi-Fiスポットになります。またオプションのマルチドライブアシストユニット(オープン価格)も装着グローブボックスの中に伸ばしてきたHDMIにはAmazon Fire TVスティックも装着され、フル装備の状態です。

まず思ったのが、すっきりしているなぁと言うこと。ハードキーを無くし、タッチパネルだけのフルフラット・ボディだからインパネ周りがとてもすっきり。ボタンがないだけで、インパネはこんなにカッコよくなるんだなあと実感しました。ハードキーが無いとトラブルの時に心配という人もいると思います。が、カロッツェリアのナビにはリモコンが標準装備されていて、電源ボタンの長押しで強制終了?リセットに対応するそうです。まさかフルフラットにすることを見越してリモコンの標準装備を続けていたわけでは無いでしょうが、結果的にはリモコン標準装備が功を奏した形です。

では本題に入ります。新サイバーナビはエンターテインメント性を中心に様変わりした。このWi-Fiを使ったさまざまな機能、素晴らしいです。YouTubeが見られるし、自宅のBD(ブルーレイディスク)レコーダーにアクセスして、録画した番組やリアルタイムでの視聴もできます。自宅のBDがBSやCSを視聴可能なら、クルマのなかでBSやCSも見られるってわけですね。バッファローなど一部の機種に限られますがNASとも接続できます。まだ自宅にNASを組んでいない人なら、対応機種を選んでNASを構築すると良いでしょう。NASにハイレゾ音源を貯めておけば、オンラインでストリーミングができます。

またFire TVスティックを用意すればAmazon Plimeなどの定額動画配信サービスも視聴可能。容量制限なしの見放題だし、ネットワークスティックを付属したタイプなら、1年間は無料で使えます。これは太っ腹。まあ、2年目からは年間12,000円もしくは1ヶ月1,500円、または1日500円のプランを選んで料金が発生するし、4年目にはネットワークスティックのSIMを交換(12,000円)しなければならないので、それなりに料金はかかります。サブスクリプション代もけっこうかかるでしょう。

Amazon Music HDも楽しめます。と言ってもFire TVスティック経由。スティックからでる音のサンプリング周波数は48kHzに制限されているようなので、96/24のハイレゾ音源をネイティブで楽しむことはできません。そこは残念ですが、Spotifyと聴き比べてみるとAmazon Music HDでハイレゾ音源を聴いたほうがほうがクオリティは上。別のタイミングに、試聴室で音をじっくり聴く機会がありましたが、新サイバーナビはオーディオ機器としてもよくできていて、S/Nがものすごく高くなっているのを確認できました。

ライン出力では、ノイズフロアがなんと8dBも下がっているとか。3dB下がるとノイズレベルは半分と言われるので、4分の1以下に下がっています。これは試聴時も実感できました。ノイズフロアが下がっているので、細かい音や弱い音もはっきりと聴こえてきます。情報量は昨年モデルよりも上がっているようだし音の透明感もあって、いまは一部しかなくなったカロッツェリアの最上級機「Xシリーズ」の音に通じるものがある気さえします。

これは、外部アンプに35,000円のPRS-D800をつないで聴いた時の感想。昨年モデルを聴いた時は「内蔵アンプの音、なかなか良いね」でしたが、新モデルはリーズナブルなアンプでも、外部アンプを繋ぐと音がガラリと変わります。残念ながら、外部アンプをシステムアップする人は、サイバーナビ・ユーザーの中の2割もいないとのことですが、新モデルは、予算に余裕があるなら外部アンプを加えて鳴らしてもらいたいものです。

ナビ機能は基本的に昨年モデルとあまり変わりありません。それでもスーパールート探索はナビ内蔵のルート探索とは違って質の高いルートを導きだすしスマートループによる渋滞情報も、細かい道まで表示します。ルート走行中、何度か渋滞考慮オートリルートを体験しましたが、これのおかげで都心を走ってもわりとスムースに抜けることができました。

コンビニのアイコンに「P」マークが付いたのも今回気づいた点。これは駐車場の有無を表すものですが、都心を走っているとかなり便利です。コンビニに行ったら駐車場が無くて路駐することもありますから。この「P」マークがあると、駐車場があるコンビニにめがけて行けるので安心です。

今回、オプションのマルチドライブアシストユニットが付いていたので、借りた時にはスカウターモードになっていました。これが苦手というか、これに惑わされて道を間違えるという経験を以前に味わっているので、普通の交差点拡大図にしようと思いましたが、どうも以前より切り替えるモードの階層が深くなっているようです。このように、操作系が違って迷う部分も多少あったし、機能が増えたので覚えるのも大変ですが、使いこなした時の喜びもサイバーナビ・ユーザーだから味わえるものです。

マルチドライブアシストユニットをつけた時に出るスポットウォッチャーは、画面が小さすぎて走行中に確認することはほぼ不可能だったり、改善点は多々ありますが最先端のカーナビ機能を持っているのは事実。それに加えて、エンターテインメント性も、ここまでやるかというくらいだし、音質そのものも素晴らしい出来。幸い、最近は9型ナビが装着可能なクルマも増えているので、装着可能なクルマにお乗りで予算に余裕があるなら、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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カーナビ > パイオニア > 楽ナビ AVIC-RL910

石田 功さん

  • レビュー投稿数:118件
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プロフィールフリーランス・ライターの石田 功です。カーナビやカーオーディオを中心に、雑誌やWebで記事を書いています。現在、執筆中のおもな雑誌はカーオーディオ専門誌のオートサウンド、カーオーディオマガジンなど。またカー&ドライバーなどの自動車専門誌や…続きを読む

満足度5
デザイン4
操作性5
ナビ性能5
画面表示5
AV機能4
拡張性4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

フルHDディスプレイを搭載した8型ラージサイズモデル

AV切り替え/AVソース/ナビ画面に別れたメニュー

AVメニューは上下フリックで切り替えられます

6ルートを同時探索可能

コンビニの駐車場の有無が一目でわかります

交差点拡大図はわかりやすい

1280×720ピクセルのHD解像度を持つディスプレイを搭載した楽ナビです。試乗したのは、8型ワイドモニター採用のラージサイズ・モデル、AVIC-RL910を装着したN-BOX。メーカーのデモカーを1日借りて試乗しました。

まず印象的なのは、画面の綺麗さ。HDパネルを採用したカーナビは他にもありますが、楽ナビは地図データもHD用に新しくしました。つまり同社のサイバーナビの地図データよりもグレードが高いわけです。8型ワイドの大画面でも、地図のギサギザ感をまったく感じない滑らかな地図ははっきりくっきりしていて、とても見やすいものです。

そのため地図データの容量も増えています。そのせいか、スピードという点では速さが自慢のケンウッドなどには正直、かないません。メニュー操作などはスムースに動くのですが、地図の縮小&拡大やスクロール時には動きがもたつく感じがあります。それでも、遅くてイライラするギリギリのところでとどめているので、許せる範囲かとは思えます。これは地図の操作に関する部分だけで、メニュー操作は普通に動きます。

インターフェイスはガラリと変わりました。画面下の中央にあるボタンを押せば、右にナビ系、中央に再生中のAVソース、左にAVソースの選択画面が現れます。ここに表示できるナビメニューは3つ。これは初期設定で、ユーザーの好みの項目を選択できます。ほかの検索項目を使いたい時は、画面全体を右にフリックすれば全画面に検索メニューが表示できます。試乗車は「自宅に帰る」「周辺検索」「名称検索」の3つが選択されていましたが、普通にドライブするならこの3つで良さそうです。

AVソースの選択画面は、メニューを上下にフリックすることでAVソースが次々と現れ、ここから選択できます。このフリック操作の動きはスムースだし、使用可能なソースしか表示されないといったあたりも、使いやすさを高めています。また、これはおすすめモードに設定したときのメニューですが、カンタンモードに設定すればオーソドックスでシンプルなメニューに変えることも可能です。この辺は「高性能を使いやすく」という楽ナビのコンセプトに沿ったものでしょう。

ナビ機能ですが、測位性能が優れているのは、さすがカロッツェリア。スムースに走っている道の上をトレースするし、ずれたり不安定になったりすることは一度もありません。ヘディングアップ時の、地図の回転も実に滑らか。このあたりは、スマホナビはもちろん他のメーカーのナビでも得られない部分です。

スマートループを利用した渋滞情報もカロッツェリアならでは。これは、都内など渋滞が多いエリアに住む人にとっては、とても有効に使えます。以前は楽ナビで渋滞情報を表示できる道路の距離数は、サイバーナビよりも短いものでしたが、数年前からサイバーナビと同じ約70万キロの道路でスマートループの渋滞情報を表示できるようになりました。

じゃあ、サイバーナビじゃなくていいのね? と思うかもしれませんが、サイバーナビはさらに進んで、サーバー側の高性能コンピュータでルート探索を行うスーパールート探索が使えます。例えば、目的地へ行くのに、距離が伸びてもいいのでひとつ先のICで降りて目的地へ向かったほうが結果的に早く到着できるといったようなケースでは、楽ナビを含めて従来のナビは手前のICで降りて下道を進むルートを引くのですが、スーパールート探索だけは遠くのICで降りて戻るルートを引くことがあります。ここがサイバーナビの優れたところです。

話が変わってしまいましたが、楽ナビの地図で「いいな」と思ったのは、コンビニのアイコンに「P」マークを付けたこと。駐車場があるコンビニかどうかが一目でわかります。地方ならば駐車場のないコンビニはほぼ考えられませんが、東京など都心部では駐車場の無いコンビニもしばしば。検索して行ってみたら駐車場が無く停められなくてがっかりということもありますから、一目でわかるのは便利です。

音も悪くありません。デモカーはスピーカーをTS-C1730Sに変え、プリインストールされているN-BOX用のチューニングを施しているそうですが、とても透明感があり気持ちの良い音でした。ハイレゾを聴きたいというマニアじゃない限り、これで十分だと思います。そしてこれが、スピーカーを変えて簡単な設定をしただけで楽しめるのだから、AVナビを手に入れたら純正スピーカーのままで済ますのではなく、是非ともスピーカーの交換も行いたいものです。

最近は、スマホナビで十分という声も良く聞きますが、やはり本格ナビの丁寧な画面案内とジャストな音声案内は安心感があります。地図更新も2022年4月末までは追加費用無しでバージョンアップ可能。年2回の配信なので、少し待てば地図も新しくなります。加えて、HDMIの出力があるのも気が利いたところ。最近、HDMI付きのリアモニターが増えているのに、ナビ側の出力がコンポジットだから性能を活かせないものもあり残念だと思っていましたが、これならフルHDの画質をリアモニターにも活かせます。これで10万円を切る価格なら、十分にお買い得と言えるのでは無いでしょうか。

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カーナビ > パイオニア > サイバーナビ AVIC-CZ902-M

石田 功さん

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満足度4
デザイン3
操作性3
ナビ性能5
画面表示4
AV機能5
拡張性5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

スポットウォッチャー。自車位置がほとんど見えなくなる

地図はクリアで見やすい

MapFanコネクト。操作性が改善されれば有効

 

目的地の天気予報もわかる

ミュージッククルーズチャンネルも楽しみのひとつ

 

カロッツェリアの高性能カーナビ、サイバーナビの2018-2019年モデルです。より性能が高いものをということでMAユニット同梱のものを試乗しました。画面サイズは7型ワイド。通常の2DINサイズのモデルです。

さまざまな機能を盛り込んだせいもあって、前年モデルはキーオンから画面が立ち上がるまでの時間がかかりましたが、その点は改善されています。とはいえ、立ち上がりが早いモデルに比べると、まだまだの感はありますが。一度立ち上がってしまえば動きはスムース。早いものに比べると特段早いわけではありませんが、不満なく使えます。

何よりもすごいのは、その機能の多さです。地図の動きのきめ細やかさはもちろん、何しろ情報量が多いんです。たとえばスポットウォッチャーはライブインフォでルート案内中に目的地までのスマートループアイスポットの画像を表示。スポットを通過すると次のスポットの画像に自動的に切り替わるという具合に、次々と先の状況を把握できます。

以前はユーザーがまだまだ多くなくて、あまりに古くて役に立たない情報も多かったのですが今は情報も増えてかなりリアルタイムに近い情報が得られるようになっているので、実用的になりました。

ただし、画面下に画像が出ることによって、自車位置が隠れてしまいます。完全に隠れるわけではなく、▲の先っぽはかろうじて見えてはいるのですが、運転中だと「あれ?」という状況。また文字情報も細かいので、どこの画像なのかを把握するには、注視しなければなりません。瞬時に判断するのは困難です。結局、毎日走り慣れている人には便利だけど、初めて行った道だとわかりづらいかもという感じでしょうか。せめて、自車位置が隠れないような改善は必要かと思います。

スマートループ渋滞情報は、楽ナビよりも多い全国約70万kmの全道路に対応。その時に最適なルートを、サーバー側で探索して導き出すスーパールート探索も行います。この渋滞対応力は、他のカーナビにはない魅力です。スマートフォンのWi-FiテザリングやBluetoothデザリングによる情報取得にも対応したので、カメラ等が不要ならば、MAユニットや通信モジュールがないモデルでもいいかもしれません。

マップファンコネクトも新しく採用された機能です。これはスマホのアプリと連動してサイバーナビに行き先を転送したり、ドライブプランを確認したり、広い駐車場でマイカーの位置を探したりできるもの。MapFanアプリに登録しておけば、サイバーナビのスポットフォルダからいつでも呼び出せるので出発までがスムースだし、スマホで目的地を送信すればクルマに乗り込むと自動的にサイバーナビが受信するので、目的地設定自体もスムースにできます。

とても便利なのですが、たとえばGoogleマップなどに比べるとアプリの操作がいまいちわかりづらい感じなのが残念。慣れれば簡単なのかもしれませんが、少し手間が多い気がします。この辺が改善されたら、有効なものかと思います。

このモデルはハイレゾ音源の再生もできます。ハイレゾを聴くと、さすがに音は良いです。ノイズフロアが大幅に低く抑えられているので音そのものが非常にクリーンでクリア。これまでノイズに埋もれていた細かい音までクリアではっきり聴こえます。Xシリーズというハイエンド・サイバーナビも出ましたが、音楽好きにはこちらでも十分なサウンドが楽しめます。

一度、サイバーナビを使ってしまうと他のカーナビは物足りなく感じてしまうほど、独自の魅力的な部分があるカーナビです。その多彩な機能をすべて使いこなせるかどうかで、その価値は変わってくると思います。要するに、使う人を選ぶナビということでしょう。クルマ好きにこそ使ってもらいたいカーナビです。

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カーナビ > パナソニック > ストラーダ CN-F1XD

石田 功さん

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満足度4
デザイン4
操作性4
ナビ性能4
画面表示4
AV機能4
拡張性4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

2DINサイズのオーディオスペースに9型大画面を装着可能

画面の首振りが可能に

案内画面。黒が締まって見やすい画像

 

ルートは5種類を同時探索できる

地図とAVの2分割表示も可能

 

昨年ヒットした9型大画面カーナビ「ダイナビッグ」CN-F1Dの改良版がCN-F!XD。2DINサイズの本体から手前に飛び出したフローティング構造の9型モニターはエアレス構造になり外光反射を大幅にカット。しかも左右に首振り可能なスイングディスプレイとなり、視認性は大幅に上がっています。メーカーのデモカーを2度ほど借りて試乗しました。

試乗車はトヨタ・シエンタ。車種限定で9インチや10インチナビが付きますが通常は横幅200mmのワイドナビが付くスペースしかありません。ここに専用のパネルが無くても9型の大画面ナビを装着できるのがダイナビッグの大きな利点です。しかも画面が手前に出っ張っていますからインパネ面に画面がある通常のAVナビよりも画面がより大きく見えます。さらにF1Xでは画面の角度調整ができますからより見やすくなりました。昨年のF1に比べ、映像の黒が引き締まっていて、色鮮やかですし、地図もメニューの文字もくっきり。昨年モデルは画面に直射日光が当たった時に映像がしらっちゃけて見づらいこともありましたが、今年のモデルはそんな不満は全く感じません。映像のクオリテイは大幅に高まっています。

ナビ機能に関しては大きな変更はありませんが、より使いやすくなっています。まずフリック&ドラッグでできる地図スクロール等の操作レスポンスが上がっていること。最速レベルとまではいきませんが、まったくストレスを感じないスムースな動きです。また昨年モデルではモニター上部にあるメニューキーがわかりにくかったのですが、小さな突起を付けることでわかりやすくなっています。その上、画面下部の情報バーにモニター上部のハードキーを表示させることも可能。前モデルに比べて、使いやすさは格段に上がっています。

パナソニックのカーナビは制限速度や一時停止の案内など、安心運転サポート機能が充実しているのが一つの特徴ですが、そのポップアップ表示も見やすくなりました。サービスエリアなどで休憩後に電源オンしたときに働く逆走注意アラームも、今回新たに搭載されています。画面の大きさやメニューの文字の大きさも含め、免許返納の時期がそろそろ近くなってきた年代の方にも安心して使えそうです。

サウンド面も大きくブラッシュアップしています。まずハイレゾ音源の再生に対応したこと。前モデルはブルーレイオーディオのハイレゾ再生はできたものの、他のメディアではできませんでした。ところが今回、SDカードやUSBメモリに保存したハイレゾ音源も再生できるようになっています。再生可能なファイルはFLAC/WAV形式の最大192kHz/24bitまで。CDなどハイレゾ以外の音源も192kHz/24bitにアップコンバートして再生しますので、CDなどの音も良い音で楽しめます。今年のハイレゾ音源対応ナビを聞き比べましたが、トップクラスとは言えないものの、十分に楽しく良い音で音楽が楽しめるクオリティがあります。

さらにブルーレイ・ディスクが再生できるという最大の強みがあります。9型の大画面ですからブルーレイの高画質も生きてきます。家庭のBDレコーダーで録画したディスクの再生も可能。いちいち、クルマで見るためにDVDにコピーしなくてもいいのがありがたいですね。

走行中でも画面の揺れはほぼ気にならない程度。ディスクを入れ替える時に、モニターを手動で倒すのがやや面倒ではありますが、電動にしてコストが上がることを考えると、このままで良いとも思います。大画面を手ごろなコストで導入したい人には、最優先の候補になり得るのではないでしょうか。

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カーナビ > クラリオン > NXV977D

石田 功さん

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満足度4
デザイン4
操作性4
ナビ性能4
画面表示5
AV機能4
拡張性4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

1つの画面を4つのエリアに分けて地図/AVなどを同時表示するクァッドビューが特徴

AVエリアをメインエリアにした状態。メインエリアの画面サイズは約6.7型

ツールエリアをメインエリアに設定することもできる

一つのエリアを全画面表示することも可能。映像は鮮明

メニューボタンを押すとそれぞれのメニューが均等4分割で現れる

フルデジタルサウンドを接続すればタッチパネルで操作可能に

やはり大きい画面はいい! そう実感したのがこのモデル。しかも高精細な1280×720ドットで24bit/1677万色のフルカラー9型HDディスプレイだからなおさら。さらにクァッドビューというユニークな操作系も搭載しています。

これは画面を4分割して地図/AV/ツール/アプリの画面を同時に表示できるもの。均等4分割だけではなく一つのエリアを大きくして他のエリアを小さく表示することもできるし、一つのエリアだけを全画面に表示することもできます。その切り替えは4つのエリアがクロスするポイントにタッチしてドラッグしてもいいし、大きくしたいエリアをタッチするのでもOK。その動きはスムースで使い勝手は良好です。

各エリアの配置は固定。個人的には右ハンドル車なら地図エリアが右上のほうがいいなぁという感想。せめて、上段の左右を入れ替えられるようなカスタマイズ性が欲しいですが、それは今後の課題でしょう。おそらくカーナビよりもAV機能をメインに考えているのでしょうか。

カーナビ利用者でも常に道案内機能を使っているという人は稀でしょう。むしろカーナビに道案内をさせるのは見知らぬ場所へ出かける時で、多くはAV機器として使っているという人がほとんどではないでしょうか。と考えると普段はAV画面をメインにしておき、地図が必要な時はワンタッチで地図を大きくできるクァッドビューは、理にかなった便利な機能と言えるでしょう。

そのAV機能ですが、まず映像の綺麗さが目を引きます。ブルーレイディスクは見られませんが、地デジやDVD、SDカードに収録した動画は鮮明に楽しめますし、地図の文字もくっきり見えます。音楽再生面はフルデジタルサウンドとのデジタル接続に対応して同軸デジタル出力を装備したのが特徴です。この端子を使ってフルデジタルサウンドと接続すればNVX997Dで再生したハイレゾ音源をハイレゾ再生(96kHz/24bit)できますし、グライコ/タイムアライメント/クロスオーバーといった機能で細かいサウンドセッティングも可能です。また調整以外の操作はNVX997Dのタッチパネルで出来る様になります。という意味では、フルデジタルサウンドを組み合わせた時にNVX997Dの魅力が最大限に発揮できるといえるでしょう。

ナビ機能ですが同社スーパーワイドナビに採用していたピクチャービューなど、いくつかの機能が省略されています。ただしVICSワイドに対応していますし、インテリジェントボイスによる音声検索も可能。またスマートアクセスやNaviConのアプリに対応していますので検索機能は充実しています。目的地探しも道案内も困ることはないでしょう。地図更新は最長3年間無料。ただし最大3回までなので、オリンピックに向けて道路状況が大きく変わりつつある都内では、更新頻度が少ない気がします。その点に関してはAndroidAutoにも対応していますので、そちらの地図を使って案内するという手もあります。

画面に地図以外の様々な表示があるため、最初は戸惑うこともありましたが、慣れるとこの表示はなかなか楽しいモノです。例えば道案内をさせながらAV表示をメイン画面にしていても、案内があるポイントでは自動的に地図エリアが拡大しわかりやすく表示する機能も。均等4分割の時、一つのエリアの画面サイズは約4.4型ですが、一つのエリアを大きくした時にメインエリアの画面サイズは約6.7型ですから7型カーナビに近い広さで地図が見られます。使い方は人それぞれですが、個人的にNXV997Dを使うなら、常にAV表示をメイン画面にしておくでしょう。

9型の大画面なので取り付け可能車種は限られますが、アルファード/ヴェルファイア、エスティマ、ノア/ヴォクシー、プリウス、アクア、ヴィッツ、ハリアー、C-HRなど、トヨタの純正9型装着可能車には取り付け可能。思ったよりは取り付けられるクルマが多いなという印象です。取り付け可能車種のオーナーなら、検討してみる価値はありかと思います。

参考になった26

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カーナビ > ユピテル > MOGGY YPB741

外川 信太郎さん

  • レビュー投稿数:230件
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プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドンに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、輸入車専門誌にてライターを始める。その後、育った英国に渡りレース活動などを経…続きを読む

満足度4
デザイン5
操作性5
ナビ性能5
画面表示5
AV機能4
拡張性3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

街中では見やすい地図と通過交差点が表示される。

曲がる交差点が拡大表示され視認性は非常に高い。

ワンセグの感度は良好。大画面でも映りは鮮明だ。

高速道路でも案内画面は大変見やすい。

到着したSAの案内も詳細に表示されるのは嬉しい。

夜間モードは目に優しく、眩しいと感じることはなかった。

MOGGY YPB741のテストは今回で、4回目になります。詳細な過去レビューは下記をご覧下さい。

http://review.kakaku.com/review/K0000788075/ReviewCD=912173/#tab

今回は高速道路を走ってみましたが、7インチの大画面に簡素化されたハイウェイガイドが大きく表示されるため、非常に見やすいです。ハイウェイガイドには、次の出入り口やPA/SAまでの距離、通過時間なども明確です。

このナビの特徴の一つは、レーダー探知機メーカー大手のユピテル製ということもあり、街中では感じられなかった安心感を得られます。

走りなれない高速道路で夜ともなれば、ついつい速度も上がりがちですが、ループコイル/LHシステム/新Hシステム/レーダー式オービス/トンネル出口ターゲットといった速度取締機に対応。ナビゲーション以上に丁寧な音声アナウンスと地図表示で速度取締機までの距離を教えてくれます。この機能には何度も助けられた筆者でありました。データーは同社では、更新できるので安心です。

また、画面左側には、高速道路の制限速度アイコンが常に表示されています。その上にはGPSのスピードメーターが表示され、制限速度を上回るとスピードメーターが赤く表示色が反転し、警告を促します。このスピードメーターはとても正確で、取り付けた自動車のスピードメーターと大差がありませんでした。

数々のトンネルも通過しましたが、まだ一度も動作が停止したことはなく、3キロ〜5キロまでのトンネルでは案内を中断することはありません。ジャイロセンサーがなくても今のところ十分と言えます。

街中では、「交差点音声案内」がないのがやや不満が残りましたが、高速道路では、余計な情報が不要なため、見やすい画面と相まって、YPB741の評価が上がりました。








参考になった29人(再レビュー後:24人)

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カーナビ > 三菱電機 > DIATONE SOUND. NAVI NR-MZ100

石田 功さん

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満足度5
デザイン4
操作性4
ナビ性能4
画面表示5
AV機能5
拡張性4

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画面周囲のフレームの出っ張りがないフラットなデザイン

フリック&ドラッグなどスマホ風の操作ができる

直射日光が当たっても画面が白く飛んで見えなくなることはない

スマートループ渋滞情報を取得でき細かい道の渋滞具合がわかる

交差点拡大図。従来よりもわかりやすくなっている

スマホDEメモに登録した地点リストがカーナビで簡単に見られる

昨年10月の発売以来、幾度となくデモカーに試乗しているDIATONE SOUND.NAVIですが、こちらではまだレビューしていなかったので記しておきます。

【デザイン】
初代DIATONE SOUND.NAVI、MR60シリーズの登場以来、初めてのフルモデルチェンジで、デザインも大きく変わりました。ディスプレイは静電タッチパネルを採用し、周囲のフレームのないフラットなデザインに。高級感が大幅に高まっています。

【操作性】
フリック&ドラッグやピンチイン&ピンチアウトといった、スマートフォン同様の操作を採用したことに加え、クアッドコアCPUを搭載したことで、操作に対するレスポンスが大幅に向上しています。スマホ風操作を採用したカーナビは今時珍しくありませんが、操作レスポンスもスマホ並みのものは、それほど多くはありません。DIATONE SOUND.NAVIはそんな数少ないカーナビの一つです。Wi-Fi接続のボタンがちょっと深い階層にあるとか、渋滞考慮リルートに何度かボタン操作が必要など、改善を望みたい点はいくつかありますが、操作レスポンスが速いので、操作性はおおむね良好です。

【ナビ性能】
今回のフルモデルチェンジにより、大きく変わったのはナビ性能です。まず地図の見た目が変わり、なんとなくカロッツェリア風に。またWi-Fi接続により、スマートループ渋滞情報を取得できるようになり、渋滞対応力も向上しています。やや遠回りしても広い幹線を優先するような傾向は感じますが、何度もルート走行している中で「このルートはないでしょ」と思うことはありませんでした。目的地までの道案内役として、過不足はありません。

【画面表示】
今回のフルモデルチェンジで新たに採用したピュアブラック・ハイコントラストモニターは、外光反射に大きな強みがあります。早朝や夕方など、画面に直射日光が差し込んできたときに、画面が白く飛んで地図が見えづらくて困ったという経験をしたことがある人は多いと思いますが、MZ100シリーズの画面は直射日光が当たった状態でも地図がよく見えます。これにはびっくりです。

【AV機能】
音が良いの一言に尽きます。これまでMZ60から80、90と徐々にクオリティ向上を果たしてきたDIATONE SOUND.NAVIですが、音質の向上幅は今回のモデルチェンジが最も大きい感じです。とにかくS/Nが良い。そのS/Nの良さから解像度も抜群に高く、微細な音まで聴こえてきます。ハイエンドオーディオを名乗る総額100万円クラスのシステムと聴き比べる機会がありましたが、そのシステムで聴きとれなかった微細な響きが、MZ100でははっきりと聴こえてきたのには、正直驚きました。前モデルまでは、クリアで解像度の高い中高域に比べて低域がちょっと弱い印象がありましたが、そのあたりも改善されて低音までしっかりした音が楽しめます。また外部アンプを接続した時の音も大幅にクオリティアップしているので、システムアップも楽しそうです。

DVDビデオの疑似サラウンド再生も素晴らしい出来です。一般的に疑似サラウンドというと、位相がずれた気持ち悪さを感じることも多いのですが、この疑似サラウンドにはそれがありません。その上で、センタースピーカー無しの4スピーカーで5.1チャンネル・システムなみの臨場感ある音場を再生。MZ100シリーズを手に入れたなら、ぜひDVDのサラウンド再生を体験してみてください。

【拡張性】
Wi-Fiを内蔵し、スマートループ渋滞情報の取得ができるほか、スマートフォンアプリとの連携も可能になりました。わりと便利なのが、スマホDEメモというアプリ。例えば食べログで店を探し、スマホDEメモに登録しておけば、カーナビのメニューからその地点を簡単に目的地に設定できます。この機能を知ってから、50音検索や住所検索などのカーナビが持つ検索機能を使っての目的地を設定するのが面倒で、ほぼスマホDEメモに頼るようになりました。

【総評】
MZ60からMZ90までのDIATONE SOUND.NAVIは、音は良かったのですがカーナビとしては機能に物足りなさがあり、音が良いオーディオが欲しい人にはオススメできるものの、カーナビが欲しいという人に勧めるのには躊躇してしまう面もありました。しかしMZ100シリーズなら、音が良いカーオーディオが欲しい人にはもちろんのこと、高性能なカーナビが欲しい人にも自信を持ってオススメできます。

参考になった46

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カーナビ > パナソニック > ストラーダ 美優Navi CN-RX02WD

石田 功さん

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プロフィールフリーランス・ライターの石田 功です。カーナビやカーオーディオを中心に、雑誌やWebで記事を書いています。現在、執筆中のおもな雑誌はカーオーディオ専門誌のオートサウンド、カーオーディオマガジンなど。またカー&ドライバーなどの自動車専門誌や…続きを読む

満足度4
デザイン5
操作性4
ナビ性能4
画面表示4
AV機能4
拡張性5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

全面がフラットなデザインはインパネへのフィット感よし

ダブルタップや2点タッチで地図スケールの変更が可能

スマホ連携により対話式の音声検索もできる

制限速度を画面上で確認可能

都内では頻繁に渋滞考慮オートリルートを行う

別売の専用ドラレコの手動録画開始/停止を画面上でできる

ブルーレイディスク(BD)プレーヤーを内蔵した唯一の市販AVナビとして2014年に登場したパナソニックのストラーダ「美優(ビュー)Navi」RX01シリーズの2015年モデルがRX02シリーズ。地図が最新版に更新されたのと、VICS WIDEに標準で対応した以外は、前年のRX01シリーズとほぼ同じです。CN-RX02WDは横幅200mmのワイドボディ・モデル。デモカーのプリウスαを2?3日借りて試乗しました。

【デザイン】
画面周囲のフレームの出っ張りがなく隅々までフラットなデザインは、インパネへのフィット感が良好。画面右横のハードキーまでフラットなので、一体感があります。ボリュームだけがロータリー式で出っ張っていますが、これがデザイン上のアクセントになっているし使い勝手も良く、いいデザインだと思います。

【操作性】
画面右の上から順に現在地ボタン、メニューボタン、ロータリーボリューム、トラックアップ/ダウン、ディスプレイの開閉ボタンが整然と並んでいて、右ハンドル車では使い勝手がいいものです。もはや伝統とも言えるツートップメニューは、メニューボタンを押すと、検索メニューとAVメニューが半々に表示されるので、何を操作するにもメニューボタンから始められ、操作に迷うことなし。地図スクロールはフリック&ドラッグででき、ピンチイン&アウトによる地図スケールの変更もできます。またダブルタップと2点タッチでの地図スケール変更も可能。2点タッチはややタイミングが難しい面もありますが、取り付け場所によってはピンチイン&アウトよりも操作性が良かったりします。スマホ連携により、クラウドを活用した対話型の音声検索も可能。操作レスポンスは「速い!」というレベルではありませんが、使い勝手は上々です。

【ナビ性能】
今回、VICS WIDEに標準対応したことで、FM多重の情報だけで区間旅行時間がわかるようになり、光/電波ビーコンがなくても渋滞を考慮したオートリルート(スイテルート案内)が可能になりました。これが、都内を走っている限りにおいては頻繁にオートリルートが行われ、渋滞に遭わずに目的地に着くことができます。画面上では新ルートと旧ルートを見比べることも可能。ほおっておくと、自動的に新ルートでの案内を始め、右下の「旧ルートに戻す」にタッチすれば、旧ルートでの案内を継続します。制限速度を表示するのも独自。最初、画面に大きく表示され、数秒後に速度看板は小さくなって画面左上に移動します。制限速度の看板表示はわりと見逃しがちで、他のクルマの流れに乗って走っていると気になりませんが、単独で走行していると「あれっ? この道の制限速度は何キロ?」と思うこともしばしば。それが画面上で確認できるのは安心感があります。推奨ルートは幹線道路を優先しがちですが、初期設定でルート探索の優先度合いを細かく調整可能。道案内機能もわかりやすいものです。

【画面表示】
静電タッチ式のクリアパネルを採用しているので、多少、反射が気になる時もありますが、映像はクリアで透明感のあるもの。PEAKSプロセッサーを始め、家庭用の大画面TVで培った技術を投入し、地図もBDも美しい映像で楽しめます。

【AV機能】
BD再生ができるのは、大きな特徴です。7型ワイドVGAなので画質的なメリットはそれほど感じませんが、家のBDレコーダーで撮ったTV番組やBDのパッケージソフトを車内で見られるのは大きなメリットです。オーディオ機能では音の匠が特徴。レコーディングエンジニアの監修によるチューニングで、音楽が生き生きと楽しめます。

【拡張性】
ダッシュボード上に案内等の様々な情報を表示するFID(フロント・インフォ・ディスプレイ)やドライブレコーダー、カメラ付きのリアモニターなど、豊富なオプション品を用意しています。ドライブレコーダーは、画面上から手動録画の開始/停止が簡単にできますし、映像をナビ画面で確認するのも簡単。カメラ付きのリアモニターは後席でBDの高画質が楽しめますし、後席の様子を前席のナビ画面上で見ることができますから、小さいお子さんがいる家庭などには、とても便利です。

【総評】
VICS WIDEでスイテルート案内ができるようになったことで、渋滞対応力が大幅に高まり、昨年モデルに比べてかなり進化した印象です。昨年モデルもファームウェアのアップデートによりVICS WIDEに対応しますから、昨年モデルをお持ちのかたはすぐにアップデートすることをお勧めします。全体的には操作がわかりやすく、安全性を重視した機能も充実。文字通り、ユーザーに「優」しいナビといえます。また、車内でBDを楽しみたいなら、これしかありません。

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カーナビ > クラリオン > スーパーワイドナビ MAX775W

石田 功さん

  • レビュー投稿数:118件
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プロフィールフリーランス・ライターの石田 功です。カーナビやカーオーディオを中心に、雑誌やWebで記事を書いています。現在、執筆中のおもな雑誌はカーオーディオ専門誌のオートサウンド、カーオーディオマガジンなど。またカー&ドライバーなどの自動車専門誌や…続きを読む

満足度4
デザイン4
操作性3
ナビ性能4
画面表示4
AV機能4
拡張性3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

縦横比9:20の7.7型スーパーワイドモニターを採用

主要交差点ではこんなイラスト交差点拡大図も登場

通常の交差点拡大図。音声案内のタイミングがいい

これがピクチャービュー。周辺の施設の写真を表示

スマートアクセスで様々なスマホアプリが使える

Smart EQ Plusで個々のクルマにあった音響調整が簡単にできる

2015年春発表のモデルですが、発売が遅れたこともあり、年末になってようやくメーカーのデモカーに試乗することができました。1日使ってみての印象です。

【デザイン】
幅200mmのワイドコンソール車にぴったり収まるワイドボディ機です。一般的なワイドボディ機は、7型ワイドモニターの横にボリューム等のハードキーを配置していますが、MAZ775Wは、ハードキーを2DIN機のように画面下に配置し、200mmの横幅いっぱいが画面。画面サイズも7.7型に広がっていますし、装着後の見た目もスッキリしています。ワイドボディを活かした、良いデザインだと思います。

【操作性】
地図のスクロールはスマートフォンのようにフリック&ドラッグでできます。スマホ並みの速さとはいきませんが、動きはまあまあスムースです。また機能ボタンがスマホやタブレットのようなデザインで、使用頻度が高いボタンをトップに配置することもできます。ユーザー各々がカスタマイズすることで、より操作性を高めることができます。インテリジェントボイスは、目的地検索やメールの受信&返信、音楽再生などの操作を音声でできる機能。これも、使いこなせば操作性を高めてくれます。

【ナビ性能】
VICSワイドに対応し、区間旅行時間やプローブ情報を含む、より詳細な渋滞情報を取得できるようになったおかげで、光/電波ビーコンがなくても渋滞を考慮したルート探索ができるようになりました。ルート探索は省エネルートを含む5ルートを同時探索可能。検索機能はGoogle音声検索で対話形式の検索ができます。前モデルに採用され始めた当初は遠くの施設がいきなり検索トップに表示されたりして、使いづらい面もあったGoogle音声検索ですが、MAX775Wでは、ずいぶん改善された印象です。50音検索で一文字打つごとに検索ワードを予測して候補を表示するのも便利です。案内は、交差点直前で「ここを右です」という具合にタイミングよく音声で知らせてくれるあたりが気が利いているし、交差点にコンビニ等がある場合は「コンビニがある交差点を右折です」と教えてくれます。細街路に入っても、案内を継続してくれるところも安心感あり。丁寧な案内で、短時間の試乗では一度もルートを外れることがありませんでした。

【画面表示】
画面の天地は2DIN機と変わりませんから縦横比は9:16ではなく9:20とより横長ですが、シネスコサイズの映画がほぼぴったり収まる縦横比。DVDを見たときに上下に黒い帯がついたり左右が切れたりすることなく表示できますし、地図は左右により広い範囲が表示されます。クラリオン独自のピクチャービューも、個人的には気に入っています。これは自車位置周辺にあるグルメスポットまたはプレイスポットの写真を、画面下に次々と表示する機能。気になる写真にタッチすれば詳細情報が見られて、目的地に設定するのも簡単です。ただし画面がスーパーワイドになったおかげで、ピクチャービューを表示させたときに、地図がさらに横長に感じてしまいます。ピクチャービューの写真を画面の横に移動するなど、スーパーワードならではの表示があってもいいと思います。

【AV機能】
Intelligent TuneというスマホアプリのSmart EQ plusという機能を使って、個々の車に合わせた音響チューニングを簡単に行えるなど、独自の楽しい機能があります。Smart EQ plusの調整を行うには、顔の周辺でスマホを移動させるだけと簡単。顔とスマホの距離などでも若干チューニングが変わってくるので、厳密なチューニングというわけではありませんが、簡単にスマホで調整できるのは楽しいし、何よりも簡単です。またイコライザーのターゲットカーブも自在に設定できるし、ヴォーカルの定位を任意の位置に調整できるヴォーカルイメージコントロールやバーチャルステージエンハンサー、ダイナミックビートエンハンサーなど、独自の機能を多数搭載し、好みのサウンドに調整できます。音の良し悪しは別として、いろいろ楽しめます。

【総評】
コンソールに7型ワイド以上の大画面のナビを装着しようとしたら、一般的にはナビ本体の他に別売のパネルキット等が必要ですが、MAX775Wは幅200mmのワイドコンソール車であれば、別売パネルは不要。簡単に7.7型のモニターを装着できます。スマートアクセスにより、スマホアプリとの連携も充実。ピクチャービューに代表されるように独自のナビ機能も楽しいものです。とくにレジャーユースには便利さを実感できるナビだと思います。

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カーナビ > パイオニア > 楽ナビ AVIC-MRP660

外川 信太郎さん

  • レビュー投稿数:230件
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プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドンに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、輸入車専門誌にてライターを始める。その後、育った英国に渡りレース活動などを経…続きを読む

満足度5
デザイン5
操作性5
ナビ性能5
画面表示5
AV機能5
拡張性5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

楽ナビのデザインを踏襲。地図の見やすさも相変わらずだ。

説明書が必要がないほど明確なメニュー画面。

拡張性も高く、アクセスや接続も「楽」である。

 

エアージェスチャー機能は本体に触れずに様々な操作を可能としている。

SDカードスロットはゴム素材で開閉や容易である。

 

友人のクルマにパイオニアの最新「楽ナビ AVIC-MRP660」を装着したので早速レビューを敢行してみました。

最近では、「スマホナビ」に押され、各社共に、5インチ以下のポータブルナビの生産を続々と終了しております。老舗パイオニアもその例に漏れず、”ポン付け”の出来るポータブルナビの生産を終了。現在、最もシンプルに装着できるのが、この「楽ナビ AVIC-MRP660」となります。

【デザイン】

前機種のデザインを踏襲し、一目で「楽ナビ」とわかるデザインです。余計な宝飾もないため、様々なクルマのダッシュボードに装着しても、違和感のないものとなっています。

全ての操作をタッチパネルに任せる機種もある中、メニュー呼び出しなどは、物理ボタンを採用し、説明書がなくても、すぐに操作が可能なのは、美点です。また、物理ボタンには、ホワイトLEDによるイルミネーションが灯り、夜間での操作も明確です。

【操作性】

さすが、老舗パイオニアだけのことはあり、「楽ナビ AVIC-MRP660」と初対面で、即座に目的地設定が可能でした。

検索方法も、「名称」「住所」「周辺施設」「電話番号」「登録地」「検索履歴」「ジャンル」と多岐に選べ、どの方法を使っても、情報量が多いため、すぐに目的地を検索することが可能でした。

文字入力も、「あかさたな」入力と、「携帯入力」があり、日頃使い慣れた携帯文字入力では、直接目的地名称をサッと入力でき、迅速な設定が可能となっています。

また、本体に触れることなく動作を切り替えられる、「エアージェスチャー」も便利で設定は数通り可能。テスト機は、最も使われるであろう「地図縮尺切替」でしたが手を軽く振るだけで地図スケールを変えることが可能です。この「エアージェスチャー」機能は前機種にも搭載されておりましたが、反応がやや過敏なところもあり、運転中の何気ない動作にも反応してしまうことがありましたが、「楽ナビ AVIC-MRP660」では、改良されており、誤作動は確認できませんでした。

【ナビ性能】

前モデルに比べ、自車位置精度は大幅に向上したといえます。1秒間に5回というスピードで自車位置を測位するシステムを採用したことから、狭い路地などに分け入っても自車位置がずれることはありませんでした。また、前モデルでは、「つづら折れ」が続く道などで、自車位置が次のカーブに飛び越えて表示されることもありましたが、「楽ナビ AVIC-MRP660」では、そのようなことがなく、地図上をトレースしていきます。

車速パルス信号を接続しなくても、誤表示になることもなく、例として中央自動車道「笹子トンネル」(全長5キロ弱)内でも、正確に自車位置を表示してくれました。

”ナビ泣かせ”でもある、「玉川通り」でもテストを敢行。立体交差の「首都高速3号線」と側道の「国道246号線」をしっかりと認識し、一度も、自車位置を間違えることはありませんでした。独自の車速補完型3Dハイブリッドセンサー(クルマの上下・左右・前後の動きに加えて、車体の傾きを感知)の効果を確認することができました。

「この先○○キロは運転に十分気をつけて下さい。」といった安全アナウンスや、「この先○○キロの渋滞が発生しています。」などの渋滞音声案内は、非常に便利な機能でした。

ただ残念な点は、相変わらず交差点での「音声読み上げ機能」が搭載されていないことです。絶妙なタイミングで音声アナウンスは行われますが、知らない土地では、やはり「交差点名音声読み上げ機能」は欲しいところです。次期モデルでは、是非搭載して欲しい機能です。

【画面表示】

パイオニアオリジナルの地図画面は、色使いもわかりやすく、鮮明。表示情報が多い場合でも、解像度が高いディスプレイのため、明確に地名、施設名を読み取ることが可能です。
また、反射防止加工が施されているため、映り込みが少ないのも特徴です。

【AV機能】

ワンセグの受信感度は優れており、ロッドアンテナを伸ばせば、大抵の場所で、その地域の放送局を受信可能です。またワンセグとは思えないほど、鮮明な映像を映し出してくれます。

【拡張性】

SDカードに収められた音楽再生、バックカメラ接続によるモニター機能とこのサイズにしては十分と言えます。
また、別売りのキットにてフルセグによる鮮明な画像を楽しむ事も可能です。

【総評】

5インチ以下のポータブルナビが市場から希薄となり、軽自動車やコンパクトカーには、「楽ナビ AVIC-MRP660」でも大きく、取り付け場所に悩むかもしれません。再び5インチ以下のポータブルナビの販売を望むのも事実です。

しかし、簡単な取り付けで、本格ナビにも匹敵する操作性、即位性能を備えた「楽ナビ AVIC-MRP660」。気軽に取り付けられるカーナビゲーションでは、最も魅力的な機種といえます。





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カーナビ > パイオニア > 楽ナビ AVIC-RL99

石田 功さん

  • レビュー投稿数:118件
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プロフィールフリーランス・ライターの石田 功です。カーナビやカーオーディオを中心に、雑誌やWebで記事を書いています。現在、執筆中のおもな雑誌はカーオーディオ専門誌のオートサウンド、カーオーディオマガジンなど。またカー&ドライバーなどの自動車専門誌や…続きを読む

満足度4
デザイン4
操作性3
ナビ性能4
画面表示3
AV機能4
拡張性3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

試乗車はステップワゴンスパーダ

これがスマートコマンダー

有料道/一般道切り替えはスマートコマンダーのみでできる

一時停止を画面のアイコンと音で知らせる

目的地へ早く着く道が見つかったら新ルートを提示

めったに出ないがこんな派手な交差点拡大も

10月に発売された2015年版カロッツェリア楽ナビ。昨年型がベースのマイナーチェンジです。デモカーを2?3日借りて試乗しました。

【デザイン】
8型モニターを採用したAVIC-RL99は装着に車種別の専用取り付けキットが必要。試乗車は現行のホンダ・ステップワゴンスパーダで、KLS-H806D(K)というキットを使用しています。車種別専用設計だけに、無難にフィットしており、可もなく不可もないデザインです。ツヤありのフレームは、指紋等の汚れが目立ちやすいのが気になります。

【操作性】
操作性の良さは楽ナビが重視している部分で、2015年モデルはスマートコマンダーをメインに掲げています。昨年モデルはスマートコマンダー無しのモデルも用意していましたが、今年は型番「99」のモデルに全機種標準装備です。

そのスマートコマンダーの使い勝手を高めるためトヨタ・プリウスαやホンダN-BOXなどいくつかの車種には別売で車種別専用のコマンダーホルダーを用意。それ以外には汎用のホルダー(別売)で操作しやすい場所に取り付けます。ステップワゴンスパーダも、汎用ホルダーを使いATレバーの下あたりのダッシュボードにホルダーをネジ止めして装着していました。

スマートコマンダーの操作性は、使いやすい位置に装着できるかに左右されますが、ステップワゴンスパーダの場合、運転席に座って肘かけに腕を乗せた状態から少し前に手を伸ばせば届くので、使い勝手は悪くありません。とくに地図スケールの変更はスマートコマンダーのダイヤルを回してできます。最近、スマホのようにピンチイン&アウトで地図スケールを縮小&拡大できるカーナビが増えていますが、ダイヤルを回すのが運転中はもっとも使いやすいといえるでしょう。

ただし、スマートコマンダーでの地図スクロールは動きが唐突なのが気になります。そのため地図のスクロールは画面をフリックしたほうがスムースなのですが、地図スケールの変更はスマートコマンダーで、スクロールは画面のフリックでという具合に、操作によって場所が違うと、操作する前に一瞬「あれっ、どこで操作すればいいんだっけ?」と考えてしまいます。もちろん、慣れてしまえば問題ないのかもしれませんが、操作する場所は1カ所に集中しているにこしたことはありません。長い期間使い込めば評価は変わるかもしれませんが、短期間の試乗では、スマートコマンダーの良さは、それほど感じられないというのが実感です。

もちろん、良い点も多々あります。たとえば今回、ルート走行時の高速/一般道切り替えがスマートコマンダーで簡単にできるようになりましたが、これは高速道路を走行中いきなり渋滞したときに、下道で帰るとどうなのか簡単に確認できるのでとても便利です。

【ナビ性能】
ナビ性能に関しては、さすがカロッツェリアといったところでしょうか。今回の試乗車には通信モジュールを追加していましたが、これによりスマートループ渋滞情報を取得できますし、フリーワード音声検索も使えます。スマートループによる渋滞対応力はカロッツェリアナビの真骨頂で、渋滞をできるだけ避けた質の高いルートを選んでくれますし、渋滞状況が変われば即時に反応して、新たなルートを提示してくれます。このあたりは他のカーナビがなかなか追随できない部分です。

また今回、地図データに一時停止や冠水地点、ゾーン30の情報が加わりました。走行中、一時停止の場所に近づくと画面上に「止まれ」のアイコンが表示され、設定により「ポンポーン」という警告音を出すこともできます。道が狭い住宅街などでは道路標識が街路樹に隠れていたり、路上の字が消えかけていたり、見落とすこともありますが、そんな状況でも確実に一時停止できるため、安心感が高まる機能です。

【総評】
2?3日の試乗でスマートコマンダーを含む操作性を評価するのは難しく、その点はやや厳しくなってしまいましたが、楽ナビの良さはなんといってもナビ性能です。自車位置の正確さがもたらす案内の確実性と安心感、スマートループ渋滞情報をもとにした渋滞対応力など、カロッツェリアのカーナビでしか味わけない良さが随所にあります。楽ナビが持てる能力をフルに活かすなら、ぜひ通信モジュールも追加購入することをお勧めします。

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カーナビ > パイオニア > サイバーナビ AVIC-ZH0999LS

石田 功さん

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満足度5
デザイン4
操作性3
ナビ性能5
画面表示4
AV機能4
拡張性4

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8型ワイドモニターは軽自動車には十分以上のサイズ

フレームまでフラットに近いデザインで見た目はすっきり

スマートループ渋滞情報は細い道の渋滞までわかる

ルート上に渋滞が発生したら回避ルートをすかさず提示

最短時間で目的地に着ける道を再探索するタイムブーストも便利

ミュージッククルーズチャンネルは邦楽好きの人に向く印象

しばらく間があいてしまいましたが久々の投稿です。デモカーを数日借りて試乗してみました。

【デザイン】
サイバーナビとしては初めての8型ワイドモニターを搭載。軽自動車の車内には大きすぎるくらい迫力がある映像です。画面とフレームがほぼフラットで、後付感を感じさせないデザインも好印象です。

【操作性】
操作性に関しては、普通としておきます。これだけを使っているぶんには、さほど不満は感じないと思いますが、ケンウッドのような操作レスポンスが速い機種に比べると、どうしても動きが鈍いからです。機能が多いため、それらをすべて使いこなすには時間が必要ですが、わかりづらさはさほど感じません。

【ナビ性能】
ナビ性能は、サイバーナビの真骨頂です。とくに地図の鮮度、ルートの質、渋滞回避能力に関しては、これに勝るものはありません。よく「スマホナビのほうが地図更新が早いからカーナビは要らない」という話を聞きますが、サイバーナビに関してはあてはまりません。毎月、道路データの差分更新ができますし、全データ更新も年二回あります。Googleマップにはまだ反映されていない新規開通道路が、サイバーナビの地図には載っていたという経験も幾度もあります。また開通したばかりで地図に反映されていない道を走ると、走行軌跡をもとに道路として書き加えてくれるロードクリエイターという機能もあります。

渋滞回避能力に関しては、スマートループの効果が絶大。まず最初のルート探索時にスマートループ渋滞情報を加味した最適ルートを探索しますし、ルート上に渋滞が発生すると、すかさず渋滞を回避する新ルートを提示します。このルートの的確さは、他のナビがかなわない点です。スマートループ情報の区間旅行時間を利用して算出した到着予想時刻の正確さも、旅の予定を立てるにはありがたい点です。

【画面表示】
今回、ブリリアントフィニッシュ・フラットパネルという液晶画面を使い、画像のコントラストが向上したような印象です。8型の大型画面とも相まって、地図のみならず、地デジやDVDもメリハリある映像が楽しめます。

【AV機能】
今回、新たにミュージッククルーズチャンネルという機能が加わりました。これはスマートフォンの通信を利用した音楽ストリーミング機能。レコチョクのサービスに、カロッツェリア独自の音楽レコメンドシステムを加味したもので、1年間は無料。その後は年間3000円/税別の料金がかかります。他の定額ストリーミングサービスよりは利用料が安く済み、カーナビの画面で選曲等の操作ができるのは便利。また、歌詞を表示できる機能もあるため、車内でカラオケするには重宝しそうです。が、邦楽が中心のコンテンツのため、音楽の好みによって、役立つかどうかは異なると思います。個人的には不要。いくつかのキーワードを組み合わせオリジナルのチャンネルを作成して聞いてみたところ、3時間も走っていると同じ曲がリピートしてしたからです。メジャーではない特定のジャンルを好んで聴く人には、あまり向かないようです。

今回はマイナーチェンジだったので、オーディオ部分には手を加えていないものだと思っていましたが、大幅に改良してクオリティが大きく向上しているのは、個人的にうれしい点です。昨年モデルと比較試聴すると低音のエネルギー感が増したのと、中高音の質感が向上したのが確認できました。タイムアライメントやイコライザー等のデジタル音響補正機能もあり、かなりのレベルの良い音が楽しめます。

【拡張性】
望むならば、ヘッドアップディスプレイの追加ができますし、バックカメラやフロントカメラ、リアモニター等も用意されています。拡張性は十分です。

【総評】
昨年モデルのマイナーチェンジで、ナビ機能に関しては、ほとんど変わっていませんが、それでも高性能ぶりは他の追随を許しません。とくに自車位置の測位精度の高さとそれに基づく案内の的確さ、スマートループ渋滞情報を利用した優れた渋滞回避能力、ロードクリエイター…etc.サイバーナビでしか味わえない魅力があるため、一度、サイバーナビを使ってドライブしてしまうと、他のナビでは物足りなさを感じてしまいます。

サイバーナビにも、操作レスポンスをはじめ、もっと改善してもらいたい点は多々あるのですが、それらを差し引いたとしても、サイバーナビでしか味わえない魅力があります。クルマに乗る機会が多い人ほど、大いに重宝するカーナビといえるでしょう。

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カーナビ > パナソニック > GORILLA EYE CN-GP747VD

石田 功さん

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デザイン4
操作性4
ナビ性能4
画面表示4
AV機能3
拡張性3

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モニターは7型ワイドVGA

GPSのほかグロナスとみちびきを受信可能

6月下旬に開通した圏央道・高尾山IC〜相模原愛川IC区間もルート探索可能

ドライブカメラはモニターの背面に。角度調整は不可

撮影した映像をナビ画面で確認可能。地図で撮影場所もわかる

ジャンクションの拡大案内はとてもわかりやすい

16GBのSSDを搭載した7型ワイドVGAモニター搭載のポータブルナビ。モニターの背面にドライブカメラを装着し、フロントウインドウ越しの映像を記録することも可能です。計2週間ほどデモ機を借りて、あちこちをドライブしてみました。

このゴリラアイの大きな特徴は3つあります。ひとつは測位精度、ふたつ目が地図の鮮度、3つ目がドライブカメラです。

まず、ひとつめの測位精度。ポータブルナビは基本的にGPSのみで測位を行うものが多く、マップマッチングにより多少はスマートフォンのナビアプリよりも優れているものの、基本的には同程度。その点、パナソニック・ゴリラは内蔵のゴリラジャイロにより、クルマが向きを変えたり、加速&減速したり、道路の傾斜等を判断できるため、トンネルや高速道路の高架下など、GPSの電波をキャッチできない道でも、ある程度正確に測位できます。また年内にはオプションのOBD2アダプターも発売予定。これは車載コンピュータの自己故障診断システムから車速信号を取り出すもので、これを接続すれば本格AVナビに近い測位精度になるでしょう。

またGPSだけではなく、ロシアの衛星測位システム「グロナス」や国産の準天頂衛星「みちびき」の電波も受信できます。衛星による自車位置測位は、受信できる衛星が多ければ多いほど、測位できる可能性が高まります。両側に高いビルが建ち並ぶ道や峠道などは低高度の衛星が受信しづらいので、GPSだけだと自車位置を測位できないこともあります。その点、パナソニック・ゴリラは24個のグロナス衛星と1個のみちびきを加えた計56個の衛星を受信できますから、測位できる確率も高まるわけです。

ふたつ目の地図の鮮度。ポータブルナビというと、買ったら一度も地図更新せずに、地図が古くなったら使い捨てというイメージがある人も多いと思います。が、ゴリラアイは差分更新を採用しており、新しい道ができたらWebサイトから更新データをダウンロードすることで、手軽に地図の更新ができる。更新データは1年に6回のペースで配信。しかも2017年11月30日までは、何度でも無料で更新できます。だから常に新鮮な地図でドライブできるというわけです。

元々の地図データも鮮度が高く、6月28日に開通したばかりの圏央道・相模原愛川IC?高尾山IC区間もカーナビの地図に載っていました。もちろんルート探索も可能です。相模原愛川IC?高尾山IC区間を走った様子はゴリラアイのドライブカメラで記録してきたので、カメラの性能ともどもご参考に。
https://www.youtube.com/watch?v=8lfUCNhXxtc

3つ目のドライブカメラは、キーONとともに記録を開始し、約1分ごとのファイルをSDカードに記録します。SDカードがいっぱいになったら、古い映像を消して新しい映像を上書きしていくという具合。画面左下にあるムービーアイコンにタッチして手動録画すれば、タッチした時点から1分間遡って、上書きしないファイルとして残るので、保存しておきたいきれいな風景などに出会った時は、手動録画するといいでしょう。また、急減速したときなども、上書きされにくいファイルとして残るので、万が一の事故等も記録できます。

録画した映像は、ナビ画面でも再生可能。地図と映像を2画面表示し、撮った場所を確認できるのもナビとカメラの一体型ならではです。映像は高画質モードなら解像度は約92万画素、フレームレートは27フレーム/秒とハイビジョン相当。8GBのSDカードに、高画質モードなら約1時間50分、標準で約14時間の映像を記録可能です。カメラは高感度で、3ルクスの明るさで撮影可能。水平131度、垂直81度の広角の撮影ができます。

カメラ単体での角度調整ができないため、クルマによってはダッシュボードが広く映ってしまう可能性もあるし、ダッシュボードが映らないようにするには画面が下向きになってしまう場合もあります。これは現車で確認するしかありません。クーペ・タイプなど、フロントガラスが寝ているクルマは不利かもしれません。ちなみにテスト車はVWパサート・ヴァリアントでしたが、ダッシュボードが広く映ってしまうこともなく、画面が下を向いてしまうことも無く、きれいな映像が取れました。風景中心の映像を撮るコツは、できるだけフロントガラスに近づけて設置することです。

ポータブルナビには、安いから手に入れるというイメージがあると思いますが、ゴリラアイは違います。地図データの情報量はAVナビに匹敵するし、地図の鮮度も本格ナビ並み。オプションの追加で、自車位置の測位精度も本格ナビに近くなります。そしてドライブカメラで旅の記録を残すことも可能。2DINサイズのAVナビの装着が不可能なクルマに付けるカーナビを探しているが、スマホのナビアプリや安いポータブルナビでは物足りないと思っている人に、おすすめしたいモデルです。

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カーナビ > パイオニア > サイバーナビ AVIC-ZH0099H

石田 功さん

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満足度4
デザイン4
操作性3
ナビ性能5
画面表示4
AV機能4
拡張性4

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フリック&ドラッグによる地図スクロールが可能に

ルート探索の的確さが長所

走行中に目的地へ速く着くルートが見つかると教えてくれる

ロードクリエイターは地図に無い道を書き加えてくれる

スマートループアイは他のサイバーユーザーと画像を共有できる

スカウターモードとスポットウォッチャーを併用すると…

昨年型サイバーナビをベースに改良を加えた2014年サイバーナビ。このAVIC-ZH0099HはAR HUD(ヘッドアップディスプレイ)とスカウターユニットを標準装備した最上位機種で、ナビ本体は2DIN仕様。ほかに1DINテレビ+1DINナビの「VH」タイプや横幅200mmワイドボディのタイプもあります。デモカーのレンジローバー・イヴォークを借りて、2?3日試乗してみました。

昨年モデルのマイナーチェンジですから、見た目はほとんど変化無し。昨日も大きくはかわっていません。昨年モデルとの違いといえば、地図スクロールがスマートフォン風にフリック&ドラッグでできるようになったこと、操作レスポンスが大幅にスピードアップしたことでしょうか。とはいえ、最速レベルに比べるとまだまだ操作レスポンスは敵いませんが、昨年モデルに比べると大きく改善され、普通に使えるようになっています。地図スクロールのフリック&ドラッグは、まだまだスマホやタブレット並みというわけにはいきません。従来の操作方法も残されており、個人的には従来通りのほうがスムースに操作できました。

ナビ能力の優秀さは、相変わらずです。とくに渋滞対応力と到着予想時刻の正確さ。スマートループ渋滞情報があればこそで、これに敵う市販ナビは、今のところ他にはないでしょう。今回のドライブでもこんなことがありました。撮影場所から戻る時にルート探索した際、推奨ルートは想像していたルートとはまったく逆方向へ首都高の分岐を進むようになっていました。しかも目的地への到着予想時刻が、予想よりも異常に早い。半信半疑で、その推奨ルート通りに走ってみたところ、当初の予定時刻よりも2分早く、目的地に到着したのです。どうやら、想像していたルートを通ると、途中の渋滞により、到着時刻がもっと遅くなったようです。この、目的地へ速く着くルートの的確さと、到着予想時刻の正確さは、仕事でクルマを使っている人には手放せないものになるでしょう。僕も、この渋滞対応力があるからこそ、サイバーナビを愛用しており、他のナビでは物足りなく感じてしまいます。

地図に載っていない道を走ると、その道を地図に書き加えてくれるロードクリエイターも、サイバーナビならではの機能です。今回の試乗では、こんなことがありました。東京オリンピックや築地市場の豊洲移転で開発が急ピッチで進んでいるお台場&豊洲エリアを走行中、レインボーブリッジのお台場側の付け根付近から豊洲方向へ抜ける新しい道を見つけました。地図には載っていません。さっそく走ってみたのですが、その時はなにも変化無し。ところが取材を終え、一旦エンジンを切り、再びエンジンをかけたところ「新しい道路が作成されました」という表示が画面に出たのです。先ほど走った場所を見てみると、黄色の道が描かれています。今回は試していませんが、この道はルート探索の対象にもなるとか。最近は差分更新により地図更新が頻繁にできるナビも増えていますが、高速道路を中心とした主要道が中心で、細かい新規開通道路までは対応していないのがほとんど。そんな「地図が古くなる」という悩みを解消できる点で画期的な機能といえるでしょう。

昨年から始まったスマートループアイは、まだまだ情報が集まりきっていない印象。都内だと場所によっては比較的直近の画像を確認できるのですが、それでも30?40分前の画像ですし、数時間前、1日前の画像もざらにあります。リアルタイムに近い画像が見られるようになるのは、もっとユーザーの増加が必要でしょう。スマートループアイを表示させると、スカウターモードでルート案内中は、画面から地図と自車位置の関係を確認できなくなってしまうあたりも改善してもらいたい点です。

デモカーに搭載のサイバーナビはAR HUDユニット標準装備のモデルですが、HUDユニットに関しては必要と思う方なら導入すればいいと考えます。個人的には不要。技術的には素晴らしいとは思いますが、とくにイヴォークのように頭上の空間が少ないクルマでは、微妙に視界に入るコンバイナが気になり、快適にドライブできません。また、夕方、中央道を西に向かったのですが、サンバイザーを使えないため、西日を遮ることができないもの大問題です。

それでも、サイバーナビのスマートループ渋滞情報と、それに伴う渋滞対応力やルートの的確さはかけがえの無い魅力。ただし、個人的に選ぶなら、HUD付きモデルではなく、スカウター付きモデルと、ベースモデル+通信ユニットの価格を比較してみて、お買い得なほうを選ぶでしょう。

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カーナビ > パイオニア > 楽ナビ AVIC-MRP008

外川 信太郎さん

  • レビュー投稿数:230件
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プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドンに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、輸入車専門誌にてライターを始める。その後、育った英国に渡りレース活動などを経…続きを読む

満足度4
デザイン5
操作性5
ナビ性能4
画面表示5
AV機能5
拡張性5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

6.1サイズはちょうど良いサイズ。視認性もこのサイズで十分。

パイオニアらしく見やすい表示は一目瞭然だ。

独自の地図配色は次の曲がり角なども非常に分かりやすい。

ハイウェイでは、画面右側に道路情報が表示される。シンプルで視認性もよい。

裏面には、フルセグのB-CASカード挿入口やGPSアンテナ端子を装備。

驚くほど薄い。右側にはSDカード挿入口やヘッドフォン端子を備える。

家族の所有するコンパクトカーに“大き過ぎず、小さすぎない”カーナビゲーションを探していたところ、「楽ナビ AVIC-MRP008」を購入。楽ナビでは、すでに同サイズの新製品である「楽ナビ AVIC-MRP088」が登場していますが、2015年10月まで地図更新が無料、そして、なにより型落ちでリーズナブルになったことで即決購入。

説明書を熟読し、使いこなせるようになりましたので、レビューを記します。


【デザイン】

さすがにパイオニアだけあり、車両に装備した際の調和も設計に組み込まれています。廉価版モデルでは艶アリ、メッキ枠などで、汚れや傷が目立ちやすいものですが、「楽ナビ AVIC-MRP008」は、シックで高級感もあります。
装備した輸入車にも違和感はなく、購入した満足感は高いといえます。

【操作性】

特徴は、手をさっと振るだけで画面にアイコンが表示されます。必要な操作が終了すると、アイコンが消えるため、6.1インチの画面いっぱいに地図を余すことなく表示できます。

このエアージェスチャー機能は、ユーザーが良く使う機能を設定できる。筆者の場合は、地図縮尺変更に設定しました。
目的地検索もジャンル、名称、住所、電話番号など、多岐の方法から選択可能です。筆者の場合、スクロールでダイレクトに地図を移動して大まかな目的地を設定することもありますが、スクロールの滑らかさは特筆モノです。操作性には文句の付け所がないほど、優秀です。

【ナビ性能】

測位に関しては、エンジンを始動したと同時に現在地を表示します。また、電源を落とし数百キロ離れた場所で電源を投入しても即座に現在地を表示しますので、申し分ありません。
また、中央自動車道を都心から山梨方面に走りますと、小仏トンネルや笹子トンネルといったしばらく測位不可能なトンネルが続きますが、「車速補完型3Dハイブリッドセンサー」のおかげでトンネル内でも自車位置を正確に表示してくれました。(たまに、下の国道に外すこともありましたが、数秒で高速道路上に復帰)

FM-VICSを内臓しているのも便利で地図上に渋滞箇所を点滅させる基本機能のほか、音声で「この先○○キロ渋滞しています。」、「車線規制があります。」といったアナウンスはポータブルナビゲーションの域を超えた機能といえます。

しかし、パイオニアのポータブルナビにここは!という箇所もあります。同社のポータブルナビゲーションは過去に何台も使用しましたが、明確な画面表示、16Gの大容量メモリを搭載しているにも関わらず、交差点の名称案内がないことです。これは、走り慣れた道なら問題ありませんが、地方などにドライブに出かけた際、交差点の読み上げは、かなりのキモとなります。運転中は画面を常に凝視している訳にもいきませんので、音声にて、交差点名を読み上げてくれれば、事前にドライバーもステアリングを切る準備ができます。

「まもなく左です。ここを左です。」このようにアナウンスされますが、知らない道では、曲がり損ねたことも何度かありました。是非とも、交差点名読み上げ機能を搭載してほしいところです。

【画面表示】

パイオニアの伝統のシンプルな地図画面は、一度慣れてしまうと、他メーカーのナビゲーションには戻れないほど明確なものです。リアルな交差点ガイドなども鮮明で、この点はさすがです。

【AV機能】

フルセグメントの受信性能も高く、極めて鮮明です。地方に出かけた際も、サーチ機能で即座にその地の放送局を視聴することが可能です。

【総評】

文句の付けようがないほど良く出来たポータブルナビゲーションなのですが、唯一といえば、先ほど記した「交差点名読み上げ」機能が搭載されていないことです。これは、画面の小さなポータブルであるからこそ、装備していただきたいと思いました。その点、5年前のソニー「ナブユー」4Gの方が音声案内は丁寧です。

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