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PCケース > JMAX > JX-FX400B

関口 寿さん

  • レビュー投稿数:148件
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プロフィール東京都練馬区在住。小学生の時に読んだ科学雑誌に触発され電子工作を始める。学生時代は自動車整備に明け暮れ、その後はサーバー/ネットワークエンジニアを生業としながら、2002年よりPC自作、改造、電子工作の記事を執筆。近年はLEDや電子回路を…続きを読む

満足度2
デザイン3
拡張性3
メンテナンス性4
作りのよさ4
静音性3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

フロントカバーに内蔵された12cmファンでハードディスクを冷却する構造

トレイの剛性感も高く、ハードディスクの脱着もスムーズ

電圧毎の容量も標準的で、オーソドックスな300W電源だ

 2012年6月中旬に購入。自宅サーバに使用。
 
 このケースの最大の特徴は、フロントに3.5インチ・ホットスワップベイが2台分用意されていることだ。サイドパネルを開けずにハードディスクが交換できるため、サーバやワークステーションなど、おもにプロユース製品で見かける構造だ。RAIDレベル、RAIDコントローラ、OSの3つの条件が揃えば稼働中でも抜き差しできるので、ハードディスク故障時もシステムを停止せずに済む。Mini-ITX専用ケースと考えると、奇抜な構成と言えるだろう。
 ハードディスクの配線は、ケース内部のバックプレン・ボードにおこなう。電源は2台分まとめて供給できるので、配線をすっきりとまとめることができる。
 ホットスワップベイ以外に、5インチベイが1つ、内部シャドウベイには2.5または3.5インチドライブが1台取り付け可能。拡張カードも1スロット用意されているので、小型ケースながらも高密度に仕上げることができる。全てのベイとスロットを埋め尽くすとかなりの重量となるが、0.8mm鋼板が採用されているため剛性は高い。薄手のアルミケースではゆがみが生じ、サイドパネルの開閉が渋くなる製品もあるが、精度の高さと相まって違和感はほとんど感じられなかった。

 冷却にはフロントに12センチ、リアに8センチファンが装備されている。まず最初にハードディスクを冷却するこのフロントファンも、サーバを意識した設計だ。どちらも風量は中程度ながら、音量はやや大きく感じた。特にフロントファンは、カバーを閉じるとホットスワップベイと密接するため、風の跳ね返りが多く音量がアップしてしまう。また、PWM制御が主流のなか、どちらも3ピンだったのは残念だ。マザーボードによっては細かい回転制御ができず、必要以上の回転音を発するからだ。
 電源にはSFX・300Wが付属する。20+4ピンのATXコネクタ、4+4ピンの12Vに加え、PCI-Expressビデオカード用の6ピンケーブルも用意されているので、ほとんどの構成に対応できる。電源ファンは比較的静かで、ケースファンとは対照的な感じを受けた。

 剛性も高く堅実な作りだが、コンセプトがややボケている感じを受けた。サーバに使うならホットスワップベイは魅力的だが、5インチベイは不要だ。サーバは一般的に光学ドライブを装備しない。運用開始までのセットアップ時しか必要ないので、USBかネットワーク経由でおこなわれるからだ。5インチベイには何も装着しないのも1つの手段だが、そこから流れ込む空気が多くなり、せっかくのディスク冷却構造が意味をなさなくなってしまう。光学ドライブを使用しない場合に備えて、せめてカバーが欲しいところだ。
 パソコン用にと考えると、今度はホットスワップベイもディスク冷却用のフロントファンも過剰な感がある。ディスク交換が容易な点から業務用のクライアントPCにどうかと考えても、フロントファンの青色LEDはあまり好まれないだろう。

 せっかくのホットスワップベイが、他の装備にスポイルされているように思えて残念だ。ホームサーバ向けにと割り切った方が良かったのかも知れない。

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