温調機能用炊飯鍋 5合 LP0150 [シルバー] レビュー・評価

満足度：5.00

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[初代黄紫ピカチュウ]

2025年5月20日 09:28 [1962203-1]

満足度	5

電気炊飯より”ガス直火炊き”のほうがご飯が美味しく炊ける！

右の一般鍋より炊飯鍋は背が高く厚みがあるので重い。	電気炊飯器のお釜と比べても背が高い。自動炊飯する際に中身が吹き上がってくるため。	鍋の内側や蓋の裏もテフロン加工されている。内側に水量の目安のラインがあって便利
上の溝に白い吹き上がり跡が見える。ここまで吹いてくるから深鍋仕様が必須なのだ。	ガスで炊いたご飯、お米にツヤが出る。味良く米の甘みを感じる炊き上がりだ。

【総評】
ビルトインガスコンロを買い替えたので、念願だったガス炊飯に挑戦。今回ガスコンロと同じノーリツ製の炊飯専用鍋を入手。世の中でよく言われている『「ガス火」で炊いたご飯は「電気炊飯器」で炊いたご飯より美味しい』が本当かどうか試してみた。

これまでまったくガスで炊飯しなかったわけではない。ル・クルーゼの琺瑯鍋・土鍋・ティファールの炊飯鍋と３種類の鍋を使って何度か炊飯したことはあるのだが・・ガスコンロ側に「炊飯機能」がなかったこともあり、つきっきりでガス炊飯しなくてはならなかった。これは結構面倒で数回試みてはやめてしまう、という経緯であった。

先月導入した最新のノーリツのビルトインコンロには、後ろコンロに「炊飯モード」という自動ガス炊飯ボタンがついている。「ごはん・早炊き・炊きこみ・おかゆ」の切り替えで４種類の炊飯メニューに対応している。

手元にある炊飯専用鍋LP0150の取説によると、鍋自体はアルミ合金製だが鍋底の厚みが「5mm」と分厚く、その分重量も一般的な鍋よりかなり重い(1.678kg）。

まず炊飯モードで数回5合を「ごはんモード」で炊いてみた（最大5合炊ける）。最初に炊飯モードを選択するだけであとは自動で炊き上がるのでその場にはりついておく必要はない。所用時間は約35分、蒸らし込み。これは所有のIH炊飯器と比べて10分以上短い。次に「炊きこみごはん」にトライ、万遍なく均等に炊けている。たまにIH炊飯器だと半生の米が混じったりと失敗することがあったりするが（具材が多く水分が少なかったりすると起こりやすい）ガスだとそういうことはなさそうだ。

そして、肝心な点のお味だ。炊き上がりのごはんは見た目ツヤツヤとしてふっくら、まず相方が「いつもより美味しい！」と喜ぶ。ご飯に甘みも出ているとのこと。なんといっても味が肝心なので、炊飯専用鍋に５千円ほど出してもすぐに元は取れそう。

最後に、電気炊飯器のほうにメリットがあるのは「予約炊飯」ができること、さすがにガスではこれは無理。その分、炊飯時間は電気炊飯器より短いのでこれをどう捉えるかによるかな。私的には大満足です。