1/35 ドイツ超重戦車 マウス レビュー・評価

満足度：5.00

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[ぎゅねいげおるぐ]

2012年1月3日 22:58 [468983-1]

満足度	5

こんなものがキット化とは

やってくれるぜ。こんなマイナーな代物をキット化してくれるとは。
しかも異常に出来がいい。

実車が実戦に参加したかどうかがナゾだったが、どうやら出撃はしたが戦闘する前に動かなくなったらしい。

まあ、迷彩なしでダークエロー単色で組み上げたのだが、車体の面積が広い上に、突起物や付属品がほとんど存在していないため、かなり仕上げ上のアクセントが少なくなってしまう。（のっぺりする）

このへん、ちょっと難しい。全くごまかす方法なし。

逆にこれが、マウスのプロトタイプ感や、その巨大さを引き立てる上で効果的になっている。

なんたって完成した戦車の中でぶっちぎりの重さである。当時のナチスドイツ、いや、アドルフヒトラーの歪みをある意味象徴するものなのではなかろうか。

どうも話が大げさになってきた。キットそのものの出来は大変よろしい。
入手が難しいので、見つけたら買っておこう。

押入れにストックが何個かあるが。

実はこの戦車、いま流行りのハイブリットカーなのだ。ディーゼル駆動発電で、モーターで動く。
プリウスの先祖なのだ。

こいつを作ったのはポルシェ博士で、こんなでかいものを作るだけでも発狂しているのに、さらに電動にしてしまうなど、完全にぶっ飛んでしまっている。
それに許可を与えてしまうヒトラーもやっぱりどうかしている。

その、いわば狂った時代を体現している戦車なのだ。

それにしてもキットはよく出来ているのだが、ズバリいってしまうと、

「かっこわる」