Lシリーズ LL26 レビュー・評価

満足度：4.00

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[smile4u]

2007年1月11日 11:06 [49645-1]

満足度	4

Lシリーズ LL26のレビュー

買って満足！所有ギター（マーチンＤ１８ＧＥ、Ｄ２８ＪＰＴＣ、ギブソンＪ４５、モーリスＳ１０６）の中で一番弾きやすくて、買ってから1ヶ月でメインギターになりました。押尾コータロー氏の曲を弾きやすいギター（多数のフレットでハーモニクスが出やすい。低音が十分。ナット幅４４ミリ。弦長６５０ミリ、丈夫な造り）として購入しました。「道具」としては1級品でしょう。３フレットのハーモニクスが出やすい（鳴らないギターも結構ありますよね）など、正確に仕上がっていると感じる出来栄えです。また、ネックが薄い三角ネックで、握りこみもし易くて非常に楽に指運びができます。最大の副産物は長時間弾いても疲れないボディ形状です。ドレッド・ノートとほぼ同等の大きさですが、ボディのくびれが少し深くなっていてソファーに座って弾いたときに右ひじへの突き上げが少なくて長時間弾いていられます。音の特徴は、透明感のあるストレートな癖のない感じで弾いている本人も気持ち良いです。倍音は豊か、音量も豊か、出音のバランスが良くオールマイティな音色だと思います（押尾氏の曲にもはまります。多分）。音色・ネックの形などは各人の好みによりますが、所有ギターと比較しての感想です。ヤマハさんへの唯一の希望はデザインです。細部（ピックガード、ヘッドロゴ、バインディング、パーフリング、ポジションマーク）のデザインバランス（ヘッドが軽くボディが重い印象）が悪くてかえって存在感や個性を薄くしているのだと思います。とりあえず、ピックガードを透明にして、YAMAHAのロゴの下に「音叉マーク」をドーンと入れると全体のバランスが良くなるとともにオリジナルのボディシェイプが浮き上がってくると思います（これで名器になること間違いなしですよ！？）。