MIVE ケースマ
- 32GB
物理キーを搭載し、ガラケーのようなスタイルで使える折りたたみ型のSIMフリースマートフォン
| 発売日 | 2026年2月19日発売 |
|---|---|
| 画面サイズ | 4.3インチ |
| 重量 | 195g |
| バッテリー容量 | 2100mAh |
| 対応SIM | nano-SIM |
| メーカーサイト |
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プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。
主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む
2026年2月25日 04:07 [2010461-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 携帯性 | 2 |
| レスポンス | 4 |
| 画面表示 | 4 |
| バッテリー | 4 |
| カメラ | 3 |
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外観。ケータイと同じ縦方向2つ折りデザイン。が、大きく、重い。 |
開いたところ。かなりでかい。 |
ディスプレイ部。4.3型ディスプレイ。 |
電話時。ソフトキーボードがディスプレイに表示される。何故だろうか? |
カメラ。スマホと似た位置にあるが、ディスプレイの位置が違うので、使い難い。 |
SIMホルダー。デカSIMも入れることができる。 |
ALT(アルト)は韓国のベンチャー企業。
韓国には、サムソン、LGが2大家電メーカー。双方とも、強いのはスマートホン(以下スマホ)。特にサムソンは、スマホ分野のトップ。ALTは、サムソン、LGでスマホの仕事をしていた人が、立ち上げたメーカー。が、面白いのは、サムソン、LGなどが生産していない、隙間製品のみで勝負すると言うのだ。
隙間から初めて、それを普及させるというプロジェクトは多い。が、ALTは、そうではない。隙間製品は隙間商品。手数を出すと言う話だ。
ALTの新モデルは「MIVEケースマ」。ケースマとは携帯電話(以下ケータイ)とスマホを組み合わせた造語だ。
確かに、ケータイのニーズはある。70歳以上、ネットにそんなによらず仕事をこなしてきた世代だ。が、それだけではない。ネットが肌に合わない人もいる。このような人たちの中には、未だに古いケータイを買い求め使っている人もいる。
確かに、メディアには新型のスマホのレポートが並ぶ。しかし、だんだん、それがどうしたという風潮になりつつもある。情報過多の現代、情報はどうやったっても入ってくる。自分でクリエイトする動画に写真双方とも、数年前にかなりの品質レベルに達した。
最新のスマートホンの売りはカメラだ。私も、取材にカメラを持ち歩かない様になった。今のスマホは、それほどすごい。デジカメの中でコンパクトデジカメ、通称コンデジ、と言われる分野があった。軽く、小さく、どこにでももっていけ、誰でも高画質で撮影できる。が、コンデジは高性能スマホに駆逐された。それほどの進化を遂げた。
しかしスマホカメラの高画質化も、そろそろ終わりかなと思っている。スマホだと、レンズサイズ、奥行の制限が強く、高画質化のための情報量が足らなくなってきているからだ。
そんな時代だから、隙間ニーズの製品化は意味があるのかも知れない。
ALTがユニークなのは、「隙間」専門メーカーであることだ。
隙間の売り方で問題になるのは販売数量。どの位売ればいいのかだ。
これはかなり難しい。が、ALTは自信があるようだった。
このケースマをメーカーからレンタル、テストしてみた。
今のスマホを動かすには、SIM、Googleのパスコードの2つが必要だ。今回は、AndroidなのでGoogleのパスコードだが、これがiOSの場合はiCloud他、Apple系のパスコードが必要となる。
ケースマはSIMのないモデルなので、今回は自分のメインスマホ、iPhone 14 PROからSIMを取り出し入れた。
ただ、iPhoneに比べると、かなり深く差し込まないといけない。
設定自体は、そんなに難しくはない。
また一面に表示させるアプリは少なく、その分文字も大きく、目が悪くても楽に扱える。
が、使い始めて、いろいろなところが気になった。
1つ目はサイズ。今のスマホを前提としているためか、スマホ並みの幅がある。ただ、手で開く場合、グッと掴まなければならないのだが、スマホ幅だと広すぎ、力が入りにくい。極めて開け難いのだ。開いて使うケータイはスマホから見ると幅が狭いのが通常だった。
が、幅広採用に関しては分からないでもない。ネットでの画像の見やすさを優先させたと思われる。
が、ちょっと重い。のも事実。昔のケータイは幅狭だったが、スマホサイズで2面はそれなりに重い。ズボンのポケットで良いかという感じにならない。
次に違和感を覚えたのはカメラ。スマホはディスプレイの真後ろにレンズがあり、眼で見たのがそのまま撮影できる仕組みだ。
が、こちらは、レンズはキーボードの裏についており、ディスプレイはその上、しかも見やすいように角度が付けられている。
このため、スマホと同じ感覚で、カメラモードにした時、何が写っているのかが分からなかった。人間の情報は視覚:80%以上。自分で想定していた以外の映像が映ると、何が何だか分からなくなるのだ。
思い出してみると、ケータイのカメラは、ディスプレイの後ろに付いていた。結局、私はこのカメラに慣れることはできなかった。
あと、できれば音声入力も作って欲しかった。高齢者ターゲットの場合は必要だ。
使っているうちに、ケータイが使わなれなくなった理由は、使われる情報が変わったことだったのが身にしむ。電話の代わりにラインが、情報を本からではなく、ネットから得ることが当たり前になったからだ。
このためディスプレイが大きなスマホにとって変わられた。ケータイは、ギリギリまで仕様を進化させたが、ディスプレイの巨大化はできなかったので、その寿命を終わったとも言える。
今回、新しいケータイとも言えるケースマは、乱暴な言い方をするとスマホの大きなディスプレイをケータイの形に押し込んだモデル。
コンセプトだけみると、いい感じで隙間を突いた感じだが、実際に使ってみると練れていないことがわかる。カメラ位置などは典型例だ。
いろいろ良いところはあるが、ちょっと無理をしすぎたかなと思う。
通信機器としては安いが、スマホを使っている人が乗り換えることはお勧めできない。
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カメラを中心に、いろいろな魅力を持ったスマホ。AIに期待。
(スマートフォン > OPPO Find X9 SIMフリー [チタニウムグレー])
4
多賀一晃 さん
(スマートフォン)
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