| 発売日 | 2025年7月10日発売 |
|---|---|
| 画面サイズ | 6.5インチ |
| 重量 | 197g |
| バッテリー容量 | 5000mAh |
| 対応SIM | nano-SIM/eSIM |
| メーカーサイト | |
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プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。
主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む
2026年4月28日 18:28 [2019153-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 携帯性 | 4 |
| レスポンス | 4 |
| 画面表示 | 5 |
| バッテリー | 4 |
| カメラ | 5 |
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背面。カメラがある側。 |
カメラ部は飛び出している。なんとなく「もののけ姫」のこだまを思い出した。 |
ベゼルは細い。シャープとして映像で負けられない。 |
作例。個人的には、もう少し前ボケが強い方が好み。 |
スマートホンが発明されたのは、2007年。約20年の歴史がある。
商品の一生は「黎明期」「成長期」「成熟期」「衰退期」の四期に分けることができる。。黎明期は市場導入期。アーリー・アダプターという新しいものに理解のあるユーザー(全体の3%)が買い使う。この時期に商品コンセプト、最低仕様が決まり、その後の方向性が決まる。
「成長期」は、関連技術が進化し、機能が飛躍的に良くなる。スマホの場合は、チップ、メモリ、バッテリー、センサー、通信、カメラ、アプリなど多岐に渡るが、現在十分な機能を持つに至っている。
こうして「成長期」が終了、「成熟期」になる。成熟期は、商品のポイントが性能から、「個性」に変わる。必要性能を満たした上で、そのモデルならでの特徴を出す。技術だけでなく、メーカーの考え方が問われる。
技術を追加すれば、トップを取れた成長期と違い、ここからはユーザーに寄り添うことが重視される。が、心地よい距離感が人それぞれ違うように、一つで語ることはできない。このためモデル数も一気に増える。
デジタルは均一化を目指す技術、高性能回路をチップ化することにより高性能を安価に、均一に供給する技術だ。このため、性能はあまり変わらなくなる。ではデジタル機器を作っていたメーカーは、これにどの様に対応したのか。
一つ方法は、デザインによる差別化だ。例としては、初代iMacだ。この時代、Windows98も出ており、PCが家庭に普及する時代。ビジネスを思わせるモデルより、自由に使えるモデルが欲しいとされた時代だ。
しかし独自OSで頑張るAppleはこの時期ほぼ瀕死。会社がなくなってもおかしくない時代だった。そして、スティーブ・ジョブスはCEOとして、Appleを再生。伝説の男になる。
ジョブスが世に出した初代iMacは3つの特徴を持っていた。1つはディスプレイと本体が一体化していることだ。キーボードとマウスは別にして、素人にはわかりにくい接続を簡略化したわけだ。段ボールから出して置けば、もう使えるわけだ。
2つめは、デザインだ。スケルトンを取り入れたデザインは、それまでの無彩色の四角の箱とは一線を画すデザインで、コロンとしたおにぎりを思わせる愛くるしいデザインは、女性受けも良かった。ボンダイブルーなどという言葉も流行った。
3つめは、簡単にネット接続できたことだ。当時は、まだ光回線が十分普及していない時代。内蔵モデムを有していたので、電話ケーブルでのダイヤルアップも可能だった。また、Ethernetポートも有しており、LANケーブルの接続にも対応していた。デザインだけで勝負しなかったのが強みだ。
日本はこういうデザイン・バリエーションに関しては強くない。が、カシオのG-SHOCKなどの成功例もある。
さて、今、スマホは4方向に、進んでいる。1つは2つ折に代表される「高機能」モデル。2つめは、1つ1つの技術精度をあげる「高品質」モデル。この分野は、日本人の気質もあっており、日本んメーカーが得意な方向でもある。3つめは「デザイン」モデル。スマホはのべ板が基本デザインであるが、カメラ部などのデザインなどの差別化ができる。また、半スケルトンなどのデザインを採用しているメーカーも出てきた。4つめは「廉価」モデル。大量生産している、韓国、中国メーカー他が強い分野。特に、性能を上げなくても良いとなれば、液晶テレビの様に、大きく、自動化が進んだ工場を持っているメーカーは強い。
今回チェックしたモデルは、シャープ AQUOS R10はカメラを含む映像品質にこだわったモデルだ。メーカーから貸し出してもらったモデルは、手に取った瞬間から品質の良さが伝わってきた。SIMフリーモデルで価格は約10万円。メモリ(ROM)は256GB。
中級クラスのスマホだ。
デザインは、凡庸であり尖ったところはない。が、質感は別物。日本らしい。無駄にスゴいと言うこともできるが、大人がスマホをカメラとして使っても、貧相な雰囲気は皆無。大人として様になるのは、ちょっと嬉しい。
カメラはLEICA(ライカ)。完全なライカ製ではなく、システム監修だ。CCDはSONY製だろう。
日本は舶来品に弱いところがある。国民的に新しい文化、文明を感じさせるものが好きなのだろう。その上、昔のイメージにもかなり弱い。このドイツを代表するカメラメーカーのライカなどはその最たるもの。戦後、ニコン、キヤノン、ミノルタ、ペンタックス、オリンパスなどの日本のカメラメーカーはドイツを追撃、コスパを含む性能で、世界一にもなったはずだが、やはりライカと聞くと血がさわぐ。
近くの亀戸天神が藤祭を行っていると言うので、気分転換を兼ねて撮影しに行ってみた。花はほぼ散っていた。温暖化のためだろうか。亀戸天神の太鼓橋は、多分、日本で最も絵にされた橋だろう。江戸百景の広重の絵は特に有名だが、北斎から川瀬巴水に至るまで、ほとんどの画家が描いている。
本来なら橋+藤の花がお決まりだが、終わっていたので、スカイツリーとの2ショットを撮った。
現場で感心したのは、ディスプレイだ。自家発光型の方が綺麗に見えるので、液晶ではなくOLED(有機EL)を使っているのだが、直射日光下でも異様なまでにキレイ。思わず画面に見入ってしまった。6.5インチ フルHD+(1080×2340)なのだが、それだけでは終わらないのが日本。直射日光下で私はろくな経験がない。多くの場合画面確認がし難いことに由来する。このためフィルムを貼って使うのだが、すっぴんでこれはスゴいと思った。
カメラの方は悪くはないが、個人的には、もう少しボケが強調される方が好きだ。あと、色はかなり濃いめだ。こちらは修正で変えられる範囲。
また「フォト」に収納された写真はあとでAI補正をかけることができる。
最近のスマホカメラは、一眼レフを必要としないほど撮れる。光量を考えると一眼レフに部があるのだが、あの重さを考えると毎日外に持って出る気にはならない。スマホはいつでも持って歩く。そう考えると、10万円スマホは妥当な値段なのかも知れない。
「高品質」デジカメとしてもお勧めしたい。
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映像技術に秀でた高品質スマホ。大人に似合うモデル。
(スマートフォン > AQUOS R10 SH-M31 256GB SIMフリー [トレンチベージュ])
5
多賀一晃 さん
(スマートフォン)
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