Xperia 1 VII (RAM 16GBモデル) レビュー・評価

満足度：3.33

（カテゴリ平均：4.05）

満足度ランキング—位

集計対象26件 / 総投稿数26件

1. 5 38%
2. 4 23%
3. 3 4%
4. 2 8%
5. 1 27%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	4.40	4.33	-位
携帯性 軽さ、コンパクトさ	3.96	3.95	-位
レスポンス 操作時の反応速度	4.29	4.10	-位
画面表示 明るさやコントラストなど、表示の見やすさ	4.29	4.32	-位
バッテリー バッテリーのもちのよさ	3.83	3.74	-位
カメラ 画像・動画の精細さ、写りのよさなど	4.14	3.93	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

製品の絞り込み

Xperia 1 VII 512GB (RAM 16GBモデル) SIMフリー

[AMD火狐]

2025年6月8日 04:53 [1967311-1]

満足度	2

デザイン	4
携帯性	4
レスポンス	5
画面表示	4
バッテリー	4
カメラ	4

ソフトウェアの退化が残念

Xperia 1 V (XQ-DQ44)からの乗り換えですので、主にそれとの比較になります。

【デザイン】
Xperia 1 V系統からキープコンセプト。
色はモスグリーンを選択しましたが、V/VIのカーキグリーンのほうが好みかも？

【携帯性】
V比で10gほど重くなり、横幅も広くなりましたが思ったより気になりません。

【レスポンス】
Snapdragon 8 Eliteを搭載しているだけあって快適です。

【画面表示】
V比で解像度が低下しており、見比べれば違いは分かるレベルです。
一方で明るくなったため屋外での視認性は改善されています。

【バッテリー】
Vの2倍を謳うものの、体感は1.2〜1.5倍くらい。

【カメラ】
ほぼメインカメラ(広角)および2倍ズームでの使用ですが、メインカメラはセンサーが同じなので大きな変化は感じられません。
超広角は確かにマシになっていますが、それでもメインカメラと比べるとやはり劣ります。
Ultra HDR撮影ができるようになったのはプラスです。

【総評】
ハードウェアはSoCが新しくなったのと画面比率が変わった以外良くも悪くも大きな変化は感じられません。

一方ソフトウェア面は退化してると言わざるを得ない内容です。
Vでは使えた機能、設定、アプリが様々削られています。
例えば以下
・Game enhancerのアプリ格納機能
・Xperiaホームのクイック検索ボックス (ウィジェットではなく)
・外部モニターアプリ
・押し込み式指紋認証
ソフトウェアの退化は今回一番ガッカリしたポイントです。
アップデートの長さは今まで通りでも良いので、このあたりは継続してほしかったです。

良かった点として、Bluetooth出力2倍は体感できるレベルで恩恵があり、WF-1000XM5との組み合わせで使用した際、以前は途切れていた場面でもかなり途切れにくくなりました。
背面照度センサーも地味に役立っているようで、画面輝度関係のストレスが少し減りました。

ただ、トータルとして23万円を出すほどの価値は感じられなかったというのが正直な感想です。

比較製品

SONY > Xperia 1 V SIMフリー

[NW-ZX1]

2025年6月6日 18:50 [1967004-1]

満足度	5

デザイン	無評価
携帯性	5
レスポンス	5
画面表示	5
バッテリー	5
カメラ	5

何といっても超広角

シームレスズーム(光学望遠→広角→超広角)の切換点で上(1VI)は画が変わるが下(1VII)は変わりにくい。

(1)Xperia遍歴
arc→Z→Z4→XZ→XZ3→1II→1IV→1VI→1VII
　2年未満の機種変はZ4(810爆熱問題)以来。

(2)推しポイント
【カメラ】
1.超広角の画質UP
　狭い屋内、或いは風景や集合写真などにメリット大。機種変を決めた最たる理由。
2.シームレスズーム全域の画調に統一感
　上記から超広角と広角の画調に一体感が生じ、また望遠も日中では違和感なし(動画参照)。
3.動画モードに水準器
　1VIではプロ動画モードのみだった。地味に嬉しい。
【オーディオ】
4.Bluetooth送信パワー2倍
　1VIの約10mまでに対し、1VIIは約20mはOKな感。
【SoC】
5.Qualcomm独自設計
　機種変2つ目の理由。Arm準拠から離別。「消費電力を抑えつつも、処理能力を最大化する」設計。
6.TSMC3nm(N3E)
　iPhone16が採用した最新の製造プロセスで省エネ。
【携帯性】
7.約197gで軽さ維持
　とはいえ重量感はある。然し超広角センサー拡大にも拘らず、200gを切る設計は見事。
【画面表示】
8.背面照度センサー
　1VIは前面のみだった。周囲の明るさに負けて暗く見える事が1VIより少なくなった。
【バッテリー】
9.処理性能の効率化
　バッテリー持ちは1VIより良い。大きくはSoC改良による筈だが、用途にもよる。私の様にWebブラウジング(≒SNS)を頻繁にする場合、新機能「処理性能の効率化」の効果も高い(から長持ち)。

(3)総評
　何といっても超広角。加えてSoCの強化。1VIIは1VIで不足だった点を改善した。定価20万円超はスマホとして高価だが、民生用高級ビデオカメラの機能を兼ねると思えば、一応は納得の出来。また気が乗れば追記したい。

(4)番外
Ex1.有線接続時の高音質化
　1VIの時点で良好だったが、1VIIは更に一枚ヴェールが取れた印象。然しWF-1000XM5のLDAC接続で遜色ない。ただし、WI-1000XM2(Bluetooth接続が主)有線接続での比較のため、有線接続(が主の)イヤホン・ヘッドホンなら印象が変わるかも。
Ex2.4K60pHDRのビットレートが半減
　1VIは120Mbps程度だが、1VIIでは60Mbps程度に。もっともBS4Kが33Mbpsなので、1VIが過剰だったか。撮影に要するストレージ容量も半減するから寧ろ歓迎。
【レスポンス】
　体感では1VI(RAM12GB)より速い。
【デザイン】
　興味薄なので無評価。質感は高級機そのもの。

比較製品

SONY > Xperia 1 VI 256GB SIMフリー [スカーレット]