DIGNO G レビュー・評価

満足度：2.87

（カテゴリ平均：4.05）

満足度ランキング—位

集計対象12件 / 総投稿数12件

1. 5 25%
2. 4 17%
3. 3 8%
4. 2 33%
5. 1 17%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	2.93	4.33	-位
携帯性 軽さ、コンパクトさ	3.36	3.95	-位
レスポンス 操作時の反応速度	2.71	4.10	-位
画面表示 明るさやコントラストなど、表示の見やすさ	3.19	4.32	-位
バッテリー バッテリーのもちのよさ	3.33	3.74	-位
カメラ 画像・動画の精細さ、写りのよさなど	2.07	3.93	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

製品の絞り込み

DIGNO G SoftBank

[すこやか]

2019年6月11日 02:23 [1234020-1]

満足度	3

デザイン	4
携帯性	5
レスポンス	1
画面表示	3
バッテリー	5
カメラ	2

サブスクで音楽を、本体スピーカーでBGM鳴らすならお薦め

　本体容量が少ないけれど、最近流行のサブスクリプションで音楽配信を聴くならば、ストレージに余裕が無くても使えます。色はレッドが上品で安っぽくないカッコ良さがあり。「シャア専用」にもなれる。動作は重い代わりに、本体重量は軽い。2台持ちサブスマホにお薦め。



【重量】

　本当に軽い。TPU透明ケース付けても、まだ軽い。これは、高スペックハイエンド端末ばかり使っている人がコレを買い足したなら、驚くほど軽量。重心の重量バランスも良くて、本体の「ランチパック」的なフォルムと相まって、圧倒的に持ちやすい。軽い端末って、それだけでこんなにも良いものか、と感心してしまった。高級端末ばかりが能じゃないんだ、と思い改めさせられた。



【画面】

　ブルーライトカットガラスフィルムと組み合わせて使って、目の疲れもあまり感じない。極端に暗く出来ないぶん、輝度最低レベルでのPWM調光のちらつきフリッカー弊害も受けにくいと思う。ただ、Amazonで入手したそのサードパーティガラスフィルム装着の具合は、四隅が1cm平方ほど丸く空気が入ってしまった。もしかしたらガラスフィルムではなく本体の仕様なのかもしれない（対衝撃性を高めるため、もともと本製品のディスプレイは液晶の上に何層か透明素材を張り合わせているので、その接着で四隅の高さが僅かにへこんでいるのかも。但し、あくまで憶測。）


【ストレージ容量が9割近くひっ迫した状態同士で、
SC-01F（Galaxy Note3）と比較】

　動作の機敏さは、それでもSC-01F のほうが少し優れている。ただし、その差を感じない時もある（特に機内モードからの復帰時。SC-01F は高確率で もたつく）。


　Wi-Fi は、本機のほうがSC-01F よりも便利。AndroidのVer.が新しいためか、設定次第でスリープ中にWi-Fi自動OFFにも出来るから。つまり寝床に脇に置いて機内モードWi-Fi ONでおけば、電波を感じ取る人間の脳を疲れさせる度合いが、SC-01Fよりも減る。



【スピーカー】

　本体音楽再生時や、ハンズフリー通話（というか、スピーカーホン通話）に支障無いほど、音量は十分出る。ただし、Xperia XZ1 あたりまでのソニースマホのように前面から出るのではなく、本機は背面のメインスピーカーから音が出る。わからないけれどたぶん、音楽再生やスピーカーホン通話ではない、通常の耳当て音声通話の時にのみ、正面上部のサブスピーカーともいうべき場所から音が出るんだろうと思う。とにかく本機のスピーカーは侮れない。いくら安物スマホとはいえ、これは使える。というか、使わないと勿体ない。本機より性能が上で評判の良い、ミドルスペックの富士通Arrows Be2（F-04K）なんか、スピーカーはダメですから。

　本機は16GBでロースペックだから、開発者さんたちも当期で音楽を聴く利用者なんていない、と思っているかもしれない（いわゆるハイレゾ非対応なのも、そのせいか）。しかし最早それは、月会費の定額制聴き放題の無かった時代の昔ばなしだ。Wi-Fiで聴くサブスクにはストレージ容量など不要と言っても良いくらいなのだから。バックボーカルや細かい楽器の音はあまり表現されないとは思うけれど、BGMとして部屋を盛り上げる事には使える。ただし、TPU素材のケースを装着し（斜めに立てかけても、ずり落ちない滑り止め効果）、木製の家具や壁や扉へもたれるように立てかけて設置し、背面スピーカーから出た音をそれら木材に反射させてUターンさせた音を聴くのが前提となる。本機背面を正面にして直接耳へ向けるのは、音質の良さも引き出せないのでお薦めしない。

　
　何より残念なのは、後継機種のDigno Jが、背面スピーカーを廃止してしまったこと。SoCもストレージもメモリもスペックアップしているのに、旧機種である本機に、本体スピーカー再生の性能だけは勝てそうにないからだ。逆に言えば、本機の背面スピーカーは魅力になる。最近のスマホって、背面スピーカーが廃止される傾向にありませんか。昔使っていた au の isai やその他のAndroidスマホにも、背面スピーカーがあった。GalaxyやiPhoneのような底面側面スピーカーに優れる長所だったのに、もったいないな。



【GPS性能】

　かなり良い。手持ちの端末の中でピカいち　（Googleマップのタイムラインでの比較）。ただしモバイルネットワークにも左右されると思う。少なくともSoftBankで4G通信ONの場合は、高精度です。Wi-Fiのみや機内モードでも、位置情報さえONになっていれば（精度は落ちるけれど）ある程度Googleマップのタイムライン移動の痕跡は記録可能です。



【センサー精度】

　プリインストールアプリの歩数計も、結構精度高く使える。（取説記載の条件が揃えば）徒歩と自転車、鉄道をしっかり区別される。



【本体色】

　ワインレッドというのかな、本当に良い色ですよ。女性用っていう感じは全くせず、性別問わずお薦めです。



【SIMスロット】

　京セラ独自なのかな、このシーソー的なバッタンコ開け方は珍しい。auガラホのグラティーナ4Gも同タイプだったと思う。初めてだと慣れないけれど、案外この方式も出し入れしやすいかもしれない。ただしSDカードを使うならば、最近主流のSIMトレー方式のほうがラクだと思う。



【プリインスト効果音】

　デフォルトの新着通知の音や充電開始終了のシステム音が、けっこう好感もてる



【入力アプリ】

　デフォルトのそれは富士通スマホのATOKよりも良いと思う。音声入力もGoogleのそれがすぐに使えるし、コピペ作業もしやすい。富士通スマホのそれは、ひと癖あるので本機のほうが使いやすい



【必要性】

　SoftBankの契約キャンペーンで、無理しても回線契約した人は、そのIMEI制限の掛かった貸与SIMカードのせいで、どうしても同社販売のAndroid端末を使わざるを得なくなる。ならばこの機種で契約期間をしのぐのはアリだと思う。あくまで，メインではなくサブどまりの端末にするならばGood！

比較製品

FCNT > arrows Be F-04K docomo

京セラ > DIGNO J SoftBank

サムスン > GALAXY Note 3 SC-01F docomo [Classic White]