Galaxy Tab A11+ 5G SIMフリー [グレー] レビュー・評価

満足度：5.00

（カテゴリ平均：4.15）

満足度ランキング—位

集計対象2件 / 総投稿数2件

1. 5 100%
2. 4 0%
3. 3 0%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	4.50	4.32	-位
処理速度 ストレスなく快適な処理が行えるか	4.00	4.07	-位
入力機能 入力機能・タッチ操作性は優れているか	3.50	3.83	-位
携帯性 軽さ・コンパクトさ	3.50	3.90	-位
バッテリ バッテリの持ちはよいか	3.50	4.02	-位
画面 発色のよさ・画面の明るさなど	4.00	4.26	-位
付属ソフト 付属ソフトの質と量は適切か	5.00	3.66	-位
コストパフォーマンス 価格に対する性能の高さ	5.00	3.98	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[ピオーネ党員]

2025年12月30日 14:28 [2002169-1]

満足度	5

デザイン	5
処理速度	4
入力機能	4
携帯性	4
バッテリ	4
画面	4
付属ソフト	無評価
コストパフォーマンス	5

他に代替できる製品は少ない貴重なタブレット

【デザイン】
A9+と見た目はほとんど変わらず。特別な高級感はありませんが、安っぽさもないです。十分に薄くてカッコいいです。

【処理速度】
A9+より一段上です。A9+ではしばしば起こる引っ掛かりも普段使いではありません。A9+はキャッシュが溜まると、何ならホーム画面のページ移動ですら引っ掛かりが起こりますが、さすがにそれはなくなりました。OSの最適化も感じます。ゲームにはまったく向かないですが。

【入力機能】
相変わらず日本語IMEもキーボードも使い勝手が良いわけではありませんが、これは仕方ないです。気になれば他所のを入れましょう。

【携帯性】
重くはないのでこのサイズとしては携帯性は悪くはないです。手で挟んで掴んでもたわみなどは感じません。剛性感は高いです。

【バッテリ】
まだ起動してひと月も経ってないので何とも言えませんが、相変わらず調教はしっかりできていて、起動直後から最適化やらでバックグラウンドでバリバリ動いてメリメリ電力消費したりとかはありませんでした。このあたりはS9でもA9+でもしっかりしてて信頼できます。バッテリー保ち自体は至ってフツーです。5Gを掴みに右往左往してる時は結構消費か激しいですが、室内でWiFiで使う限りは大人しいものです。特別保ちが良いとは感じませんが、弱々しくもありません。

【画面】
ハッとする美しさはありません。輝度もそこそこ。コントラストもそこそこ。過度な機体には応えませんが、ガッカリするような品質でもまったくありません。素の表示性能はA9+から劇的な進化はありませんが、退化もありません。精細さも十分あります。応答性も良し。目の保養機能を有効にするとかなりアレーな色味になりますので、有効化する場合は色味の調整はしっかりした方がいいです。同じ調整にしても、A9+より少し黄色味が強くなります（これは変えられないと思います）。

【付属ソフト】
悪さする独自ソフトは特になし。Samsung謹製アプリはどれもよく調教されてて素晴らしいです。使わずにGoogle謹製にしても問題ありません。天気予報アプリだけはいまはGoogleの方がいいかな（曜日だけで日付が入らないし、予報自体が微妙になりましたー

【コストパフォーマンス】
本機の最大の魅力はコレじゃないでしょうか。現状、microSDが使えてモバイルネットワークで使えてイヤホンジャックがある10インチクラスのタブレットは本機とLenovoのTAB8くらいしかないと思います。TAB8もかなり良くなりましたが、あちらはとにかくSoftbankアプリが本当にウザいですし、何よりリセールバリューが…。処理速度などは向こうが有利な面もあるかと思いますが、使い勝手とコストパフォーマンスはこちらの方が上と思います。

【総評】
microSDが使えて、モバイルネットワークで使えて、イヤホンジャックがある10インチクラスのタブレットをGalaxyで出してくれただけで十分です。本機のイヤホンジャックを見ればわかりますが、これがある限り、現状以上に薄くすることはできないでしょう。内部回路的にも外した方が有利でしょうが（防水化も難しくなるでしょうし）、それでも敢えて残してくれて本当に助かります。仕事環境によっては、まだまだ3.5mmイヤホンジャックがあった方が助かる所がたくさんあるので、そうした方にとってはまさに福音のような製品です。そこに魅力がなければ、そこそこフツーのエントリークラス（ちょい上）タブレットです。いま持ち出されているので、写真画像は後日添付します。

[Junkerの極み]

2025年12月27日 05:08 [2001617-1]

満足度	5

デザイン	4
処理速度	4
入力機能	3
携帯性	3
バッテリ	3
画面	4
付属ソフト	5
コストパフォーマンス	5

カーナビ用の車載タブレットとして購入

		Geekbench 6
3DMark

【購入の経緯と決め手】
'17製の日産車の純正ナビが、主にスマホとの連携や操作性の面で不便に感じたため、いつかタブレットを導入しようと考えていました。
タブレットといえばiPadですが、GPS搭載の最安はiPad A16 Cellularモデル (\84,800〜) と高価で、ちょっと手が出しづらく、躊躇していました。
安価なAndroidタブレットも検討はしていましたが、価格と性能、そして信頼性(←重要)の観点で、どれも条件に合わずでした。

しかしながら、12月に入ってなんとなく流れてきた「Galaxy Tab A11+ 5G」のニュースを見て、即購入を決意。サイズは11インチとやや大きめではありますが、私が求めていたものをほぼ全て満たしており、それでいて4万円台で購入できるというコスパの良さが決め手でした。

iPadと違い、Wi-FiのみのモデルでもGPSを搭載しているのですが、5Gモデルのほうが発売記念の割引が大きかったため、せっかくなのでこちらを購入しました。
現在は、ドコモ系の日本通信SIMを挿して使っています。

さて、前置きが長くなりましたが、ここからレビューです。

【デザイン】
価格を考えるとなかなか良いと思います。
上位モデルと似たアルミ筐体で安っぽさを感じず、指紋も目立ちにくいです。
ただし、ユニボディではないため継ぎ目はあります。ディスプレイのベゼルもお世辞にも細いとは言えず、そういった点は価格相応だと感じました。

【処理速度】
SoC：MediaTek MT8775 / メモリ：6GB / ストレージ：128GB (UFS 3.1)
※ベンチマーク結果は添付画像をご確認ください。

SoCは"Dimensity 7300"と同じコア構成とのことで、実際にそれに近いスコアが出ています。iPadなどに比べれば性能は低いですが、日常利用で困る場面はほぼありません。
メモリは6GBと少なめ。「ブラウザ+YouTube」「カーナビ＋YouTube Music」など一般的な利用シーンで困ることはありませんが、SoC性能も相まって3Dゲームはかなり厳しめです。
ストレージは128GB (UFS 3.1)を搭載。4万円くらいのタブレットは安価なUFS 2.0が搭載されていることも多いですが、本機はより高速なUFS 3.1です。

前世代のGalaxy Tab A9+と比べると全てが進化しており、感動です。
GalaxyはAndroidだと世界シェアNo.1なこともあり、Apple同様に性能の割に価格が高いイメージがありましたが、Tab A11+は非常に競争力のある価格設定ですね。

【入力機能】
タッチの追従性はそこそこ。安いタブレットにありがちなもっさり感はありません。
AシリーズのためSペンは使用できません。市販のスタイラスペンなら当然反応します。
お絵かきしたい場合は、素直にiPad Airか、Sペン付属のGalaxy Tab S10 Liteあたりが良いと思います。

【携帯性】
これもそこそこです。特にコメントはありません。

【バッテリ】
何かしら操作していると、割と減っていく印象を受けました。待機時はよく持ちます。
※画面輝度をMAXに固定していることも影響していると思います。

【画面】
解像度：1920x1200 / 比率：16:10 / ﾘﾌﾚｯｼｭﾚｰﾄ：90Hz / 輝度：480nits

WUXGA 90Hzの液晶ディスプレイを搭載しています。
有機ELではなく液晶ということで、どうしても残像感は感じてしまいます。
ただ、リフレッシュレートが90Hzということで、それなりにサクサク動いてくれます。
ドットの粗さは特に気になりません。輝度も室内では十分で、シーリングライトの真下でも綺麗に映ります。一方で、屋外の直射日光下では見づらさがあります。
とはいえ、iPad (無印) も明るさはこんなものなので、液晶タブレットとしては一般的な輝度だとは思います。
色味は自然ですが、有機ELではないためやや冷たい発色です。Sシリーズと異なり色味の調整ができない点は注意が必要です。

【付属ソフト】
Galaxyなのでソフトウェアの完成度は高いですし、余計なソフトもあまり入っていない(入っていても基本消せる)ので、特に思うところはありません。

【その他】
重要なことだと思ったので、最後に追記します。
どれだけ負荷をかけても、全く熱くなりません。
3DMarkのストレステスト20回完走直後でも、CPUがあると思われる部分はほんのり温かくなっただけというレベルです。当然ながら、性能低下も全くと言っていいほど見られません。
真夏の車内でも安定して稼働してくれそうな予感がします。

【総評】
全体的によくまとまっており、ゲーム以外の様々なシーンで活用できるタブレットです。特に、5Gモデルは非常にコスパが良く、これより安い製品は何かしらの大きな妥協点が存在するので、とてもおすすめできます。
さらに、7年間のソフトウェアアップデートが保証されているのも安心できるポイントです。

欠点は、アクセサリー(ケース等)が少ないことと、eSIM非対応なこと、ゲームが厳しいこと...くらいでしょうか。

Wi-Fiモデル：39,600円 (Samsung公式価格)
5Gモデル：47,300円 (Samsung公式価格)

上記の価格を踏まえると、非常に価値・競争力のある製品だと思いました。