DreamWell Humidifier H38i 113369 [コースタル ベージュ] レビュー・評価

2025年11月28日 発売

DreamWell Humidifier H38i 113369 [コースタル ベージュ]

  • 清潔さと手入れのしやすさにこだわった単機能気化式加湿器。UVランプ搭載で、タンク内を清潔に保つ設計。
  • 加湿フィルターとタンクが完全に分離されているため、加湿フィルターを常に清潔に保てる。タンクは凸凹の少ないシンプル構造で、食洗機でも洗える。
  • 給水方法は2通りで、上から注げばサッと補充、タンクを取り外せば大容量の給水が可能。アプリと連携すれば水が少なくなったときに通知で知らせる。
最安価格(税込):

¥25,340

(前週比:±0 ) 価格推移グラフ

価格帯:¥25,340¥25,340 (1店舗) メーカー希望小売価格:¥26,400

加湿タイプ:気化式 タンク容量:3.8L 適用畳数(木造和室):7畳 適用畳数(プレハブ洋室):11畳 設置タイプ:卓上 その他機能:アロマオイル/DCモーター/チャイルドロック DreamWell Humidifier H38i 113369 [コースタル ベージュ]のスペック・仕様

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DreamWell Humidifier H38i 113369 [コースタル ベージュ]ブルーエア

最安価格(税込):¥25,340 (前週比:±0 ) 発売日:2025年11月28日

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  2. 4 0%
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  4. 2 0%
  5. 1 0%
評価項目 投票平均 カテゴリ平均 項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感 無評価 4.15 -位
加湿能力 加湿を行うパワー 無評価 4.28 -位
使いやすさ ボタンの配置や、機能など 無評価 4.22 -位
静音性 運転時の騒音 無評価 3.84 -位
サイズ 省スペース性・コンパクトさ 無評価 3.98 -位
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神野恵美さん

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プロフィールライター・編集者。家電評論家。ウェルビーイング研究家/プランナー/プロデューサー。

書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、…続きを読む

満足度4
デザイン4
加湿能力4
使いやすさ4
静音性4
サイズ4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

ポンプで水を汲み上げ、加湿フィルターに補給する。水に浸かりっぱなしにならない

抗菌仕様の加湿フィルターは布製で洗濯機で丸洗いできる

給水は上から可能。平らなお皿状の受け皿に直接水を入れる

約3.8Lの給水タンク。タンク内にはUVライトを備え、ナイトライトとしても使用できる

操作部

スマホアプリのメイン画面

ブルーエアの加湿器。11月中旬に行われたメーカー主催の新製品発表会を取材後、メーカーより提供された自宅でサンプル機を試用している。

本体サイズ(約)は直径24.5×高さ33センチ、重量は約2.8キロ。加湿量は約400mL/h、適用床面積は、プレハブ洋室が〜11畳、木造和室が〜7畳が目安。

2024年に加湿機能付き空気清浄機「Blueair 2-in-1 DH3i 」を初めて発売した同社。本製品は、同社初となる単機能の気化式加湿器だ。「Blueair 2-in-1 DH3i」同様に、加湿フィルターとタンクが完全に分離する構造を採用している。給水タンクからポンプで水を汲み上げ、給水を続ける仕組みで、加湿フィルターが水に浸かったままの状態にならないことから、清潔さを保ちやすいのが特徴だ。ポンプ内にはUVライトを搭載。除菌した水をフィルターに浸透させる。

加湿フィルターは、抗菌仕様で洗濯機で丸洗いできる布製の素材を採用している。

タンク容量は約3.8L。タンクは食洗機で洗浄が可能で、一般的な気化式の加湿器に比べて手入れの手間が少なく、メンテナンスがしやすい。

高効率なDCモーターを採用し、コンパクトながら加湿能力も高い。運転音は20(「ナイトモード」時)〜40dBと控えめだ。

タンク内のUVライトは、「ソフト」「ノーマル」「ウォーム」の3段階から明るさを選択可能。ベッドサイドを照らすナイトライトとしても使用できる。

本体には小型のカートリッジ「Blueair セントポッド」(香りポッド)を装備。アロマオイルを垂らせば加湿した空気をアロマ香とともに空間に放出できる。

Wi-Fiを搭載。スマホアプリでスケジュールなど細かな設定ができる。個人的にはこれが思った以上になかなか便利。自宅では「Blueair 2-in-1」をはじめ、ブルーエアの製品を使用しているが、いずれも空気清浄機能を備えるため、基本的には24時間つけっぱなしで問題がない。設定するとすれば、夜間に運転を抑えたり、帰宅時間に合わせて一時的に風量を強めたりという使い方だったが、本機は単体の加湿器。不在時には運転する必要がないことが多く、細やかなスケジュール設定が空気清浄機以上に有用。アプリでは「ドライモード」を設定することができ、非稼働時に微風で加湿フィルターを乾燥させることもでき、より清潔さを保てる。

既に「Blueair 2-in-1」で加湿フィルターとタンクの分離型の構造のよさは実感していたが、加湿器単体で製品化されたのはうれしいところ。空気清浄機との複合タイプに比べて小型で設置しやすく、すでに空気清浄機を設置している部屋にも追加で導入しやすい。

「Blueair 2-in-1」同様に、小型ながらなかなかの加湿能力。雑菌の繁殖が気になり、超音波式や気化式を敬遠していた人にはありがたい仕様だ。ヒーターによる加熱式ではないものの、フィルターがタンクの水に浸かりっぱなしではないというだけで、衛生さを保てる。週に1度程度、給水タンクを灌ぐ手入れをしているが、ヌメリや臭いが少ない。もちろんヒーター式に比べると消費電力も3.3〜12Wと控えめだ。

加湿フィルターの交換目安は9〜12ヶ月。使用環境にもよるが、加湿をする季節家電のため、実質2シーズンは交換不要だろう。

本体カラーは、「Coastal Beige」(ベージュ系)の他に、オンライン限定の「Stone Grey」モデル(グレー系)が用意されている。

現時点での直販価格2万6,400円と、気化式の加湿器としてはお安いほうではないが、高価過ぎず、機能と性能を考えれば、むしろコスパが良好な加湿器と思う。

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多賀一晃さん

  • レビュー投稿数:722件
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プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。

主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む

満足度5
デザイン5
加湿能力4
使いやすさ5
静音性5
サイズ5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

外観。どことなく愛嬌のある丸っこいデザイン。

背面。アロマなどはこちらから。

コンソール。使いやすい。

最下層の水タンク。

フィルター部。水トレイを設けず、フィルターにはポンプで水を送り込む。

フィルターを中空に固定する仕組み。

Blueairが初めて出した加湿器。
DreamWell Humidiffier H38iと名付けられたこのモデルは、コロナ後の室内衛生事情をよく考えて作られている。

水は「傷む」。具体的には、中で細菌が繁殖、腹痛などでそれを飲んだ人を害する。
細菌は空気中にいっぱいいる。周りにカビなどないのに、パンにカビが生えるのもそのためだ。昔の人は、目に見えずに人に害をなすものを黴菌(バイキン。黴はカビの胞子のこと)と呼んだが、生き物が育つのに必要なのは、「水」と「栄養」。溜まった水で、彼らが繁殖するのはごく当たり前のことだ。

が、気づかず飲むと、体に被害がもたらされる。このため人間は上水道という衛生的な水を各家庭で使える社会システムを作った。飲み水の衛生管理システムだ。安全な代償として、少々水の風味は落ちる。が、細菌のいない稀有の水とも言える。このため、加湿器で使う水は水道水と定められている。

加湿器は、水を水蒸気もしくは水粒に変え、空気中に送り出し加湿する家電だ。
湿度は、空気中にある水蒸気量をさす。水蒸気は、水が相変化し気相になった状態だ。水と同じ無色透明。水蒸気を、湯気と間違える人がよくいる。湯気は液相。細かい水粒なのだ。例えばヤカンでお湯を沸かす。湯気はどこから見えるかというと、ヤカンの口から少し離れたところから見える。湯気が見えないところは水蒸気なのだが、少し離れると冷える。水蒸気は気相から液相(水)に戻る。その細かい粒が光を乱反射するので、白く見える。似て非なるものだ。

超音波で微細な「水粒」を作り、空気中に飛ばす加湿器を「超音波式」というが、こちらは水粒が乱反射するために、水煙が見える。湯気をイメージさせるためか、人気がある。

水蒸気は水分子なのでサイズは0.38nm。一方、水粒は最低でも2μmはある。水が傷んだ時の問題は、この水粒の中に細菌が入ることだ。

細菌感染は「空気感染」「飛沫感染」「接触感染」があるが、この中の「飛沫感染」の状況が整うわけだ。

このため、新型の超音波型はフィルターが接触している水トレイを加熱する機能が付加されている。熱で細菌を殺すわけだ。煮沸ではない、ドラム式洗濯機が除菌コースとする60℃のお湯による殺菌だ。60℃というのは、タンパク質が変質する温度であり、外皮を持たないほとんどの細菌などは、これで死んでしまう。

一方の水蒸気で加湿する「スチーム式(煮沸させ水蒸気を出す)」「気化式(風を使って常温で気化させる)」「ハイブリット式(温風を使って気化を促進)」は、トレイ内の水が傷んでも、大丈夫。水蒸気は水分子であり、細菌より微小だからだ。

しかし、だんだんパーツに汚れ、ぬめりが付着、水トレイの汚染が酷くなる。ぬめりは微生物の排出物でもある。

このためパーツを洗浄するのだが、これがかなり頻繁で、ユーザーには負担になっていた。が、全部キレイにしておかないと、いつ何時、ひょんなことから、タンクなども汚染されるかわからない。しかし水トレイは、リブなども多いパーツであり、洗い難い。

ブルーエアの加湿器は、「気化型」であり細菌感染はし難いが、もう一歩進み、細菌が極めて繁殖し難い仕様を目指した。細菌が一番繁殖し易いのは、水が淀みやすい隅とフィルターだ。このため、水トレイとフィルターを切り離すことができる仕組みにした。タンクの上に櫓を組み、フィルターを釣り上げる感じに設置したのだ。

まずパーツだが、基本は食洗機で、フィルターは洗濯機で洗える仕様にした。ヨーロッパは食洗機の普及率が70%近いので、1つの考え方だ。

が、それだけに止まらない。

フィルターを中空に浮かせ、ポンプで水を送り込む仕様にした。
これには2つの意味がある。それは常に水と接触させないことで、乾燥状態を保ち清潔にすること。もう1つは、フィルターへ送る水量をポンプで制御。UV照射で消毒できることだ。

過剰設計の気がしないでもないが、ブルーエアは加湿に関して元々細心の注意を払っている。日本では当たり前の、空気清浄機との合体であるが、ブルーエアは万が一フィルターにカビが生えたらいけないと数年前まで採用しなかった。

またIoTでネットを繋げられ、24時間監視もされている。

そうしてラインナップされた加湿器は、黴菌部屋になる可能性を極力排除した設計になっている。
そういう骨太の設計ながら、水も上から追加給水できるなど、ユーザーニーズを外さない。

このモデルの凄さは、いろいろなことを想定し、予防策が打たれていることだ。それはどこまで有効だったのか不明のところもある。が、細菌感染は発熱、肺炎を引き起こし、時には死に至る。当モデルの仕組みを理解すると、インフルエンザ感染予防のために買った加湿器で、ユーザーを絶対に病気にする様なことはあってはならないとの熱い思いが伝わってくる。

しかも、この加湿器、睡眠を一番重要に考えており、程よいライト機能、静音設計、そしてアロマが使える仕組みを採用している。スルメの様に後からどんどん旨味に気づかせてくれる感じの加湿器と言える。

ゆっくり、長く、付き合いたい加湿器だ。

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