EVOPOWER SYSTEM BOOST+ LC751JLV [ライトラベンダー]
自動ゴミ収集ドックがセットになったコードレススティッククリーナー(ライトラベンダー)
EVOPOWER SYSTEM BOOST+ LC751JLV [ライトラベンダー]Shark
最安価格(税込):¥91,420
(前週比:-3,180円↓)
発売日:2025年 9月 1日
『360°全方位から吸引できるヘッドが「EVOPOWER」にも採用!』 神野恵美さん のレビュー・評価


プロフィールライター・編集者。家電評論家。ウェルビーイング研究家/プランナー/プロデューサー。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、…続きを読む
2025年9月5日 10:29 [1983937-1]
満足度 | 4 |
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デザイン | 4 |
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使いやすさ | 5 |
吸引力・パワー | 4 |
静音性 | 4 |
サイズ | 4 |
手入れのしやすさ | 4 |
取り回し | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
Sharkのスティッククリーナー。2025年8月中旬に行われたメーカー主催の新製品発表会でチェックした。
自動ゴミ収集ドック搭載、本体はパイプが曲がる"FLEX機能"を搭載したモデル。
スティック時の本体サイズは、高さ103.8 x 幅22.8 x 奥行160センチ、重量約1.7キロ。ハンディ時の本体サイズは、高さ51.4 x 幅7.2 x 奥行9.8センチ、重量約800グラム。
2020年から展開している「EVOPOWER SYSTEM」は、リリースボタンを押しながら本体を引き抜くだけでパイプ下が離れ、スティッククリーナーからハンディクリーナーに変わる手軽さと使い勝手のよさで人気のシリーズ。初代モデルの発売以来、コンスタントに新モデルが登場し、そのたびに改善が図られ、進化を続けている。
新モデルでの最も大きな改良点はヘッド。本製品に先駆け、6月に発売された「PowerClean 360」に搭載された、独自の「360インテリジェントノズル」が本製品にも採用されている。
とはいえ、もちろんそのまま採用されているのではなく、「EVOPOWER SYSTEM」用に最適化。シリーズの特長である"軽快さ"を損なわないよう軽量さと両立する「360インテリジェントノズル」を新たに開発。
EVOPOWER SYSTEMの従来機を含む一般的な掃除機は、後ろに引いた際はゴミを取り除くことができないものがほとんどだが、「アクティブフラップ」と呼ぶ独自の設計により、掃除機を前方に押す時にはフラップが後方に倒れ、後ろに引く時にはノズル前方に倒れることで空気の通り道をつくり、後ろへ引いた動きでもゴミをしっかりと取り除くことができるようになった。加えて、従来からの左右両サイドからもゴミを取り除く機構により、360°全方位からゴミを吸引することができ、効率的な掃除ができる。
従来同様、ヘッドには3つのセンサーが搭載されている。ゴミの量に合わせて吸引力を自動調整する「iQセンサー」、フローリングやカーペットなど床材に合わせてブラシの回転速度を自動調整する「フロアセンサー」、壁際を検知して吸引力を最大2.5倍アップさせる「エッジセンサー」により、効果的な掃除が行える。
ヘッド前方には新たに「青色LEDヘッドライト」も搭載。床を明るく照らして、目に見えにくいゴミやほこりを浮かび上がらせて、ゴミの取りこぼしを防ぐ。ヘッド部のLEDライトは最近のハイスペックな掃除機では当たり前の機能となったが、この機能があることで目視ではキレイになったと思っていても、意外に取り残しがあることに気づいて掃除がしやすい。ゴミがない箇所を無駄に掃除しなくて済むので効率的だ。
従来同様、毛が絡みにくく、除去しやすいブラシロールを採用している。高速回転しながら床に当たる音が大きく感じられることがあった、従来のラバー製フラップから新たにケブラー繊維を採用し、従来比で2倍の静音性となったこともポイントだ。
本体をドックに戻すだけで充電しながら本体からゴミを自動で収集する「自動ゴミ収集ドック」も改良されている。従来の四角形からひし形のデザインに変更され、どの角度からもコンパクトに見える形状になった。ダストカップ横に大きめの窓が配備されたことで、ドック内に溜まったゴミの量を把握しやすくなったのも便利だ。なお、ドックは約30日分のゴミを溜められる容量。
自動収集機能を掃除終了後の毎回ではなくストップさせる「自動ゴミ収集停止ボタン」の位置も変更されている。ドックポストの天面に配置し、かがまずに設定できるようになった。ちょっとしたことだが心身に負担をかけずに気が利いている。「自動ゴミ収集停止ボタン」の後部には、予備のバッテリーがセットでき、充電しながらスタンバイしておけるのも使い勝手がいい。
約3.5時間でフル充電。スティック時の運転時間(バッテリー2個使用時)は、エコモードで約60分、ブーストモードで約15分。ハンディ時はエコモードで約70分、iQモードで約15〜70分、ブーストモードで約15分。
ハンディ時の付け替えアクセサリーとして、ブラシ付き隙間用ノズル、ミニモーターヘッド、マルチノズルが付属している。
ほぼ1年に1回のタイミングで、毎回毎回バージョンアップを重ねるメーカーの姿勢には相変わらず頭が下がる。今回はヘッドの改良により、清掃効率が格段にアップした。吸引力強化モデル「PowerClean 360」に比べると、パワーは劣るが、そのぶん軽量、コンパクトで使い勝手がよく、カーペットを敷いていない家庭や、ロボット掃除機との併用している家庭では十分だ。
スペック上、重量は従来モデルと同じだが、ヘッドの変更により、床との密着力などのバランスが変わったせいか、以前のモデルに比べるとスムーズさは若干損なわれたようにも感じたが、慣れの問題で許容範囲。そのぶんゴミの除去能力は高まっており、依然として総合的に満足度が高い製品だ。
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「EVOPOWER SYSTEM BOOST+ LC751JLV [ライトラベンダー]」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2025年9月5日 10:29 |
EVOPOWER SYSTEM BOOST+ LC751JLV [ライトラベンダー]のレビューを見る(レビュアー数:1人)
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