FESTINO SMHB-047-WH [ホワイト] レビュー・評価

満足度：—

（カテゴリ平均：4.25）

満足度ランキング—位

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評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	無評価	4.29	-位
使いやすさ 持ちやすさ、操作のしやすさなど	無評価	4.18	-位
スタイリング スタイリングのしやすさ	無評価	4.15	-位
乾燥スピード 乾燥するパワー、スピード	無評価	4.37	-位
静音性 運転時の騒音	無評価	3.53	-位
毛髪ケア 髪・頭皮へのやさしさ	無評価	4.20	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[多賀一晃]

2025年6月29日 22:00 [1972118-1]

満足度	5

デザイン	5
使いやすさ	5
スタイリング	5
乾燥スピード	5
静音性	5
毛髪ケア	5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

髪の毛を傷めにくく、使いやすく、セットし易い。

本体。ショートノーズの最近のモデル。	コンソール。英語、アイコン、色と、いろいろな表示が使われている。慣れが必要。	ランプ色一覧。
吸引口フィルター。定期的に掃除機によるお掃除が必要。	吹出口。風はシャワーのように広がる。	波型ノズル。装着は磁力で行う。

ドライヤーは、ヘアスタイリングに欠かせない道具であり、単に熱風が出て乾かすというものから、ずいぶん進化した。

が、命題自体に変化はない。髪にやさしく、使いやすく、きれいにセットできることだ。

髪にやさしいと言うことで言うと、マイナスイオンが出て髪の毛を護るのは必須。イオンが出てこないドライヤーは令和の今、民生用では見向きもされない。
そして、髪にやさしいということでは、風の温度より風量を重視。なるべく低温で乾かす代わりに、風量でカバーする考えだ。
また、使い勝手て言うとノーズが長いモノは自分では使いにくい。手を伸ばす必要があるからだ。ショートノーズは一番重たいファンとモーターがハンドルの中に収納されていることが多く、軽い。お店で美容師がする場合は関係ないが、ショートノーズは、使い勝手がすこぶるいい。

またノズルアタッチメントは、在らん限りのアイディアで製品化されている。カールをほぼ自動でやってしまうモノまである。

いろいろ進化しているが、今、注目を集めているのが、自動モードだ。単純に言うと、温風と冷風を交互に出すモードなのだが、それが時間縛りだったり、距離縛りだったり、メーカーにより考え方がずいぶん異なる。

ドライヤーは、美容家電の入門機ということもあって、古今東西いろいろなメーカーが参入してくる。家電の中でも、一、二を争う激戦区。新しいアイディアをまとったドライヤーが次々出てくる。

今回、メーカーからサンプルを入手したフェスティノ（FESTINO）ブランドは、1992年創業のウィナーズ社のもの。元々はデザイン制作会社だったが、2009年 オリジナル調理家電ブランド「レコルト」を立ち上げているので、そちらの方が馴染み深いかも知れない。

フェスティノは同社の美容家電ブランドだ。名前は、フェスティバル（祭り、ハレの場）からとっており、自分が輝く場所や瞬間をイメージ。女性のサポートする目的のブランドだ。
ツヤニュアンス ドライヤーは、「ニュアンス ドライモード」を搭載、ツヤ出しから、クセづけまでのセットがドライヤーだけで完結するとしている。

さて、実際に使ってみると、そう言うだけあって、いろいろなことができる。コンソールに書かれている順にあげてみよう。

まず、風量：TURBO、DRY、SET。
TURBOは34.5m/秒。約125km/hr。分類では「猛烈な風」に属する。説明文はほぼ脅し文句。「屋外での行動は極めて危険」「走行中のトラックが横転する」「金属屋根の葺材が広い範囲で剥がれる。」などなど、ほぼ天変地異に等しい。

超局所的とはいえ、すごい風だ。初めて使った時は私もびっくりしてしまった。が、それはTURBOだけ。その他の2つ、DRY（中速）、SET（低速）は、お馴染みのレベルだ。

風は円周に並んだ14の送風口からから出てくる。少し距離を置くとシャワーを浴びている感じ。

さて、このドライヤーの売りは、多彩なモード。6つのモードが使える。が、このモード名は、コンパネに記載がなく、色で見分けるしか方法がない。ここら辺はあと一歩。

１）速乾モード。ランプ：赤。温風：90℃の風で情け容赦無く乾かす。
　　風量は、TURBOか、DRYにして対応。
　　が、私は余りの熱風にビビりました。完全に濡れた状態の女性の髪ならという感じだ。

２）スカルプモード。ランプ：黄。温風：60℃の風で乾かす。
　　これは気持ちの良いモード。

３）ツヤモード。ランプ：緑。
　　おすすめ風量はSET。
　　緩やかな温風（手感触では、90と60℃を行ったり来たり）で髪のくせを伸ばす。

４）セイフティーモード。ランプ：水。
　　約50℃以下の温風で乾かす。

５）COOLモード。ランプ：青。
　　これはモードボタンとは別のCOOLボタンを押す。

６）ニュアンスモード。ランプ：桃。
　　セイフティモード時、波型ノズルを装着することにより発動。
　　約5cm以内で90℃、それ以上で冷風というモード。
　　90℃でくせ付け、冷風でセットが可能。

さて、家電の今後を考えると必ずAI、センサーが絡んでくる。
AIは搭載されなくても、AI搭載された時に、当たり前になるであろう、多モード対応が当たり前になる。このモデルにはAIは搭載されてないが、先を考えて作られたモデルは、そう簡単に古びない。

このモデルは、その意味でもお勧めと言える。

[神野恵美]

2025年6月19日 09:42 [1969632-1]

満足度	4

デザイン	4
使いやすさ	4
スタイリング	4
乾燥スピード	5
静音性	4
毛髪ケア	4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

“ドライヤーキャンセル界隈”にも試してほしい技アリドライヤー

本体のドライヤーとノズル	中央がセンサー。周辺に14の送風口を備える	ノズル装着時。マグネットでワンタッチで着脱
操作部	吸気口はハンドルの下部に。マグネットで簡単に取り外せ、お手入れもサッとできる	別売の壁掛けスタンド。縦横2通りの向きに取り付けられるのが秀逸

ウィナーズの「FESTINO（フェスティノ）」ブランドのヘアドライヤー。6月中旬に行われた記者発表会を取材後、サンプル機を試用中。

FESTINOは、生活家電ブランド「レコルト」でも知られるウィナーズが展開する理美容家電ブランド。これまでにもドライヤーを発売しているが、本製品は軽量さと速乾性を両立させたモデルだ。

消費電力1200W、温風の最高温度は約90℃。本体サイズ（約）は、幅7×高さ24.9×奥行7.6センチ、約350グラム。軽さに加えて、持ち手と送付部にわずかに角度を持たせたバランス設計により、握りやすく、手首や腕への負担を緩和している。

ドライヤーとしての特筆すべき特徴は、送風部。14ヶ所の送風口を備え、風速約34.5m/秒のパワフルな風を押し広げながら髪全体にムラなく熱を伝える。送風口が細かく分かれているため、ピンポイントに集中的に風が当たらず、まとまりよく髪を乾かせるのが利点だ。

実際に使用しているが、大風量、高風速を謳う他のドライヤーに比べると、風圧が穏やか。そのため、風圧で髪が広がった状態で乾いてしまうのを抑えることができる。自毛は柔らくボリュームが少ない髪質のため、風圧が強いドライヤーは広がった状態のまま乾いてしまうことからあまり相性がよくなかった。それに対して、本製品はまとまりよく乾かすことができて、かつスピーディ。暑い時期はあまり長くドライヤーを使用したくないものだが、とても快適だ。ドライヤーとしては特別な機能ではないものの、マイナスイオンと遠赤外線の効果もあり、髪の乾きすぎや静電気を防ぎ、しっとりとしたツヤのある髪に仕上がる。

風量設定は、ターボ/ドライ/セットの3段階、モードは「速乾」（温風約90℃）、「スカルプ」（温風約60℃）「ツヤ」（温冷風・ツヤ出し）、「セーフティ」（低温→冷風約50℃以下）、「ニュアンス」（温冷風・クセづけ）「クール」（冷風）の6つから設定可能。

中でもユニークなのが、業界初と謳う「ニュアンス」モードだ。「セーフティ」モードの設定時に付属のノズルを装着することで利用可能になるモードで、髪との距離を感知して、近づけると温風、離すと冷風に自動で切り替えることで、クセ付けのスタイリングが行える。温風でつくったスタイルを冷風で固めるスタイリング方法だが、通常は温冷風を切り替えながら行うが、自動で行うことでアシストしてくれる。例えば、前髪や根元の立ち上げや、毛束をねじりながら乾かすことで自然なクセづけや流れのあるスタイル、パーマヘアのスタイリングなどに便利だ。

センサーにより、頭皮に近づくと温度を下げるという機能は他にもあるが、その逆を行うという発想がありそうでなかったものでちょっと面白い。とはいえ、個人的には温冷風の切り替えも慣れてしまっているので、ドライヤーを近づけたり離したりする動作でこれを行うのは慣れず、まだあまり使いこなせていない。

付属品は、ブロー用のノズル、収納ポーチ。別売で「壁掛けスタンド」も用意されている。

個人的には、まとまりよく、かつ素早く乾かせるのが一番の長所。前述のとおり、風量がしっかりありつつも、風圧によって髪を飛び散らかせないので、まとまりよく乾かせる点が気に入っている。ボタンを1つずつ押してモードを切り替えていくことで温度をだんだん下げていけるので、乾きの状態に合わせて切り替えることで髪へのダメージを防ぎながらツヤ出しまで段階的に素早く仕上げられる使い方ができるのが◎。約350グラム、バランス設計により疲れにくい設計な上に、使用時間も短ければ、ドライヤーが億劫にならない。