WOODNOTE
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| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| デザイン |
4.42 | 4.19 | -位 |
| 高音の音質 |
4.87 | 4.15 | -位 |
| 低音の音質 |
4.40 | 4.12 | -位 |
| フィット感 |
4.20 | 4.08 | -位 |
| 外音遮断性 |
3.52 | 3.79 | -位 |
| 音漏れ防止 |
3.63 | 3.79 | -位 |
| 携帯性 |
4.39 | 3.86 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
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2025年12月1日 00:44 [1997639-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 3 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 4 |
| 外音遮断性 | 4 |
| 音漏れ防止 | 4 |
| 携帯性 | 5 |
ウッドドームと言えば、ある意味「JVCの専売特許」という感じもしますが、中華ブランドから最近出た本機も、ウッドドーム振動板採用の優秀なイヤフォンです。
このイヤフォンは、価格こそ「お手頃価格」ではありながら、内容は販売価格を超えた一級品と言える秀逸なモデルです。
あまり「木製振動板」という点を意識し過ぎると、おかしな先入観を介して評価してしまう可能性が出てきますが、本機は確かに「木が持つ特有の響き」が音に含まれている実感があります。
このイヤフォンで聴くことの出来る「音の温度感、熱感」は非常に好印象です。
何度も繰り返し書きますが、「この価格で手に入る音」ということを考慮に入れれば、これは「一大事件」と言ってもよいのではないかと思います。
例えば、ウッドドーム元祖のJVCから出ていた名機「HA-FX1100」と比べると、音の濃厚さに関してはJVCの方が上ですが、この濃厚さというのは人によっては、ある種の「クドさ」に感じられる可能性もあるでしょう。
その点、本機はFX1100より若干あっさりめの味わいでありながら、音の内部にしっかりとした熱感を湛えており、「あっさり」というのが「つまらない」、「退屈」とはならない点が素晴らしいところと言えます。
この「あっさり」していながら十分な充実感を得られるというのが、FX1100と差別化できる魅惑的なところです。
個人的には、どういう訳か本機の音にすっかり嵌ってしまい、完全に魅了されています。
購入して随分経っているのですが、何か意味もなく毎日ずーっと本機で音楽を楽しんでいるんです。このような感覚は本当に久しぶりです。
絶妙な「中庸」を行く音、とも言えるでしょうか。
飛び抜けた個性的な音とまでは言えないものの、それでも充分に印象的ではあります。音質面では特別気を衒った感じはなく、とにかくバランス感覚に秀でています。
この「自然に聴こえる」にも関わらず、聴き手を純粋に「音の魅力」だけで絡め取ってくるような聴感は、他のイヤフォンではなかなか得られないものです。
最近流行りの「シャープでハイスピードなHiFi調の音」ではなく、適度に「緩さ」を持った音ですが、この「緩さ」が欠点ではなく、むしろ逆に推奨ポイントになるところがオーディオの面白いところです。「たっぷりとした響きの豊かさ」、「生理的に快感を生む程度の、適度な緩さ」、「音の色艶と温かみの魅力」が絶妙にブレンドされています。
ケーブルが太いので人によっては少々気になるかもしれませんが、実用上取り回しに難があるということもなく、特段問題になるようなことはありません。また、装着感も良好で、長時間の連用でもさほど気になるようなことはないでしょう。
本機では、特にピアノと弦楽器の音に注意して聴いてもらいたいと思います。
表題の通り、ピアノの音色が鈍色に輝いて聴こえます。この聴かせ方が実に素晴らしい。
適度に甘く、適度に暖かく、適度に柔らかい。この「適度」が痺れるんです。
弦楽器の音色の「熱っぽさ」も素晴らしく魅惑的です。
特にクラシックのようなアコースティック音源では最適なマッチングと言えるでしょう。
これだけの「最高レベルでの中庸」の素晴らしさが体感できるイヤフォンが、僅か2万円台(セール時なら2万を切る低価格)で手に入るというのが嬉しい。
イヤフォンは価格だけでは語れないものだということが、改めて実感できる名機です。
コクのある音が好みなら本機以外にも選択肢はたくさんあるでしょうが、本機のような「あっさり」系でありながら、聴き手に強い印象を残してくれるイヤフォンは、そうそうありません。
その意味で、本機は唯一無二の音を備えたイヤフォンと評したい。
この妖艶さは、実際に聴かないと分からないでしょう。
本機ではノズル交換による音質チューニングが出来る点もポイントになりますが、ノズル交換による音質変化は僅かではあります。ですが、そこを強いて言うなら、個人的にはデフォルトで装着されている「ヴォーカル」仕様の真鍮製ノズルの音が好みです。
この真鍮ノズルで聴いてこそ、本機の個性が最大限活かされると言いたい。
finalのS5000などにも言えるのですが、真鍮という素材の持つ響きには、人を惑わせるような、深い・底なしの魅力がタップリ詰まっていると思います。
最近発売のエントリークラスのイヤフォンの中では、間違いなく「当たり」の傑作です。
少なくとも個人的には、完全に「好みのド真ん中の音」です。
是非、多くの人の目に留まってほしいと思います。
- 主な用途
- 音楽
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2025年9月9日 11:19 [1984632-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 4 |
| フィット感 | 5 |
| 外音遮断性 | 4 |
| 音漏れ防止 | 4 |
| 携帯性 | 5 |
【音質全般】
天然木繊維をドーム形状へ加工したダイナミックドライバーを使用しているイヤホンです。メーカーもショップも、柔らかい音、暖かい音という点をアピールしています。
そうした言葉から、鈍い音、迫力のない音を想起される方もいるかもしれません。実際は全然そんなことはなく、この価格帯のダイナミックドライバー1機のイヤホンの水準には余裕で達しており、その上での味付けとして、木質の柔らかさが加わっている、という印象です。
アコースティック系の音源に合っている、という評も、確かにその通りではありますが、電子楽器のスピード感ある音にもまったく問題なく追随します。音色面でも変なクセが乗ることはなく、至って自然です。
【高域〜中域の音質】
ボーカルが明確に前に出るバランスです。元Moondropの技術者が立ち上げたブランドだそうですが、この点はMoondropとの近似性を感じます。
高域は少し広めの音場を伴った明るい音で、半開放型イヤホンを思わせるような抜けの良さを感じます。(ベントはやや大きめに開いてはいます。)エレキギターやシンセの高音がきつくなることがなく、適度にほぐれた感じや、爽やかさを伴います。
シンバルなどは、十分に出ているものの刺激はやや弱め。と言っても、籠もりを感じさせるほどではなく、全体のコンセプトに則った、自然な音になっています。
【低域の音質】
低音の量感は普通レベルでしょうか。それでも、Moondrop流儀の穏やかな低音とは印象が違い、十分な押しの強さを感じさせます。切れ味の鋭さや、レイヤーの細かさなどは価格相応ですが、まとめ方がうまく、どんな音源を鳴らしても自然で違和感なく鳴ってくれる印象です。
ブーミーになることもないため、低音が混濁しているような一部のJ-Popやアニソンも上手く鳴らしてくれるはずです。
【装着感など】
ごく標準的な形状で、装着感は何ら問題ありません。ノズルの太さ、長さも標準的で、イヤーピースの選択の幅は広いです。
ノズルは交換式で3種が付属。私は、3種の内の真ん中の特性を持ったボーカルノズル(デフォルトで装着されている)を使用しています。上記の音質評価もそれに基づいています。
【リケーブルについて】
付属ケーブルは低域がそれほど出ません。全体の解像度もほどほどといったところ。悪さをしない無難なケーブルではありますが、物足りないようであれば、中華ケーブルの5千円クラスに交換するだけでもかなりの音の変化が見込めます。
【総評】
根底にあるのは、弱ドンシャリでボーカルをピックアップした、この価格帯のダイナミックドライバー1機のイヤホンの王道の音作りです。そのキャラクターでの品質を確保した上で、木質の柔らかさを適度に加えた、センスの良さが光るイヤホンです。このTWISTURAというブランド、今後も注目したいです。
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- ポータブルプレーヤー
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2025年9月7日 18:44 [1984376-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 4 |
| 低音の音質 | 3 |
| フィット感 | 3 |
| 外音遮断性 | 4 |
| 音漏れ防止 | 3 |
| 携帯性 | 4 |
参考になった0人
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2025年9月1日 14:57 [1983149-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 4 |
| 外音遮断性 | 2 |
| 音漏れ防止 | 3 |
| 携帯性 | 3 |
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||
|---|---|---|
箱が相当大きい |
【デザイン】
傍目から見ると「木」とは無縁のデザインです。JVCケンウッドは通称「どんぐり」の名で親しまれていたHP−FX500などがありますが、本機が敢えてハウジングにアルミを選択した所に拘りを感じます。
【高音の音質】
中低音寄りの音でありながら、クリアで艷やかな高音です。刺さりは感じず、ずっと聴いていても苦にならない素敵な高音です。
今どきの中華イヤホンでは珍しいDD一発構成です。それ故に低音から高音までの繋がりの良さ(自然な音色)はマルチBAやハイブリッド型とは比較にならないほど良いです。この辺りが聴き疲れしにくいサウンドに寄与していると思います。
【低音の音質】
格上のHP-FW1500と比べても丁度よいチューニングです。JVCケンウッドはHP-FX1100までは重低音過多、HP-FW1500は低音過少でバランスが悪いように感じていました。
本機は重低音をほとんど出さないので、音色が重たくなりにくいですね。低音の量も適正且つ艷やかなのでアコースティックな音源にはドンピシャかと思います。
またボーカルも埋もれず出てくるのでJ-POP全般に合うと思いますが、ヨルシカさんの音源が特に合うように思います。
中華イヤホンはFIIOや水雨月に代表されるように固くて高音寄りのモノが多いので、それに慣れている人は相当分厚いサウンドに聴こえるかもしれません。
【フィット感】
コンプライ500シリーズと合わせています。ノズルは太めです。装着感は少し浅めですね。
ケーブルは少し太くて首を振るとハンガーの部分がポロッと外れやすいですね。
電車に乗っている時や軽めのウォーキングでは大丈夫ですが、少し小走りになると心許ないです。それでもメインで使っているXBA-Z5と比べれば滅茶苦茶良いのですが……(笑)
【外音遮断性】
音の抜けや装着感を高めるためだと思いますが、イヤホンにダクトが付いています。お陰で外音遮断性は期待出来ません。僕はこのぐらいの方が安全なので良いと思いますが、遮音性を気にする人は他のイヤホンを購入した方が良いでしょう。
【音漏れ防止】
良くも悪くもないって感じです。
常識的な音量なら電車やバスでも問題ありませんが、爆音だと漏れてしまいます。
【携帯性】
ケーブルが太めな為、携帯性は期待出来ません。イヤホン自体は平均レベルです。
【総評】
ハッキリ言うと本家のJVCケンウッドよりも好みです。もう少しケーブルが細ければ良かったですが、それは流石に高望みし過ぎなのでしょう。
eイヤホンで新品18000円程度でした。同価格帯のイヤホンを国内国外問わず試聴してみましたが、一番好みでした。本機以上の音質を求めるならば50000円は出さないと無理かと思います。好みの差はあれど、それぐらいのポテンシャルがあります。
環境
NW-ZX707
若しくはBTR7(LDAC接続)
バランス接続(付属ケーブル)
コンプライ イヤーチップ
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- ポータブルプレーヤー
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プロフィールオーディオ・ビジュアル評論家。
VGP(ビジュアルグランプリ)審査副委員長。同ライフスタイル分科会座長。
THX/ISF認定ホームシアターデザイナー。
日本オーディオ協会 諮問委員(2013-2020)。
専門誌、ネット、テレ…続きを読む
2025年6月13日 09:27 [1968197-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 高音の音質 | 4 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 5 |
| 外音遮断性 | 4 |
| 音漏れ防止 | 4 |
| 携帯性 | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
デザインと質感のご参考に。 |
形状と質感のご参考に。 |
端子部。プラグ交換可能。 |
この投稿とは無関係に、メーカーから提供を受けたサンプル機(メディア用)によるレビューです。ポータブルプレーヤー(A&ultima SP3000T)と組み合わせ、主にハイレゾ音源で試聴しました。
【デザイン】
デザインには好みがあると思いますので、写真などを参考にご判断頂ければと思います。
筐体は主に金属素材ですが、一部(黒く見える部分)がシリコンのように少し軟らかい素材。色のコントラストと素材感の面でアクセントになっています。
質感ですが、イヤホン本体と接続端子ケース部はアルミ素材で、表面はアルマイト加工されているようです。光沢が強いタイプで、好みにより賛否は分かれそうです。
【高音の音質】
ノイズ交換で調音が可能です。今回は「ボーカル」(真鍮ノズル)で試聴しました。
解像度面ではやや鞣された印象を受けますが、響きがナチュラルでアコースティック楽器の音色を温かみのあるトーンで楽しみたい方に適すると思います。
振動板が「木製」で個性的な製品ですので、賛否が有って良いと思います。
【低音の音質】
骨太な重量感が印象的です。振動板が木製で相応の重量があるためでしょう。レスポンスは穏やかで解像感は控えめですが、分割振動で生じるようなノイズが発生しづらく、また木製振動板の内部損失の高さで吸収されるのか、空間がクリーンでそれが音場の広さとして感じることができます。クセとまでは言いませんが個性が強めのため、楽曲によって聞こえ方に差異を感じますが、音楽の表現方法の範疇と言って良いでしょう。
【フィット感】
筐体は金属素材ですが充分に小型軽量。装着感は良好です。
【外音遮断性】【音漏れ防止】
カナル型としては一般的な範疇です。
【携帯性】
金属素材ですが持ち物としては充分に小型軽量。携帯性は良好です。
【総評】
製品名「WOODNOTE」の通り、振動板に木を採用した個性的なモデルで、サウンドにも表れています。こうしたコンセプトや音調に共感される方には、希少な選択肢と言えます。こだわり派の製品としては価格もまずまずこなれているので、興味を持たれた方は試聴されると良いでしょう。
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