700シリーズ S792/06 [チャコールグレー] レビュー・評価

満足度：—

（カテゴリ平均：4.20）

満足度ランキング—位

集計対象0件 / 総投稿数1件

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評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	無評価	4.23	-位
使いやすさ 持ちやすさ、操作のしやすさなど	無評価	4.23	-位
剃り心地 剃っているときの感触	無評価	4.18	-位
手入れのしやすさ 手入れのしやすさ、洗いやすさ	無評価	4.21	-位
バッテリー バッテリーの持ちの良さ	無評価	4.26	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[多賀一晃]

2025年7月31日 13:14 [1977728-1]

満足度	4

デザイン	4
使いやすさ	5
剃り心地	5
手入れのしやすさ	4
バッテリー	5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

2枚刃で使いやすい。ライバルは3枚刃のオリジナルか

外観。デザインはオーソドックスだが、電源の入れ方にはビックリした。	刃は2枚刃。3枚刃の圧迫感はない。	専用ケーブル。いまやUSBのDC供給は当たり前。
ユニットを取り替え鼻毛カッターに。割と使いやすい。	ケースに収納したところ。ケーブル、清掃ブラシは収納できない。

数年前、パナソニックが、ラムダッシュ・パームインというモデルを出した。カテゴリーでいうとコンパクトモデルということになるのだろうが、鷲掴みにして肌に押し当てる感じで剃る。半端ではない新しい感覚がそこにはあった。小職は未だにその感触が忘れられず、次購入するときにはと思っているが、メインで使っているシェーバーはこれっぽっちも壊れそうなそぶりを見せない。

それはさておき、今年、世界シェアNO.1のフィリップスがS791/06、S792/06、S793/06という小型モデルを出した。ラムダッシュ・パームインを意識したモデルらしいが、写真を見る限り、単に３枚刃モデルを2枚刃にした小型にしたモデルの様に見える。

メーカーよりサンプルを貸し出してもらいテストした。

【デザイン】
まず驚いたのは、電源オン、オフのやりかた。中央にある溝をゆっくり撫で上げると電源が入り、撫で下ろすと電源が切れるのだが、今までにないやり方。
ヨーロッパは、高級オーディオ、高級車など、特殊なデザインに優れるが、この様に扱うのは初めて。

次に優れるのは3枚刃でなく、2枚刃と言うところ。3枚と肌への設置面積が異なるため、円刃とは思えないほど、剃りやすい。

今までと全く異なるシェーバーと言えるが、できれば、見た目ももう少し変えて欲しかった。

【使いやすさ】
3枚の円刃を肌に密着させると、面積が大きいため、円を描きながら剃る様にというのが、フィリップス・シェーバーを使う時のお約束。が、これ、完全に思った通りコントロールすることはできない。
特に、時たま髭を残して遊んでいる私は、このコントロールし難いのはあまり好きでない。

フィリップスにコントロールする方法を聞いたこともあるが、答えはなかった。3枚円刃で、髭を残す剃り方はないという。
髭をデザインする場合はヘッドを円刃からバリカンに変え、剃る。

2枚刃の場合、かなり自由度が広がるので、3枚刃より扱いやすく、髭もデザインし易いが、取説には3枚刃と同じ剃り方が掲載されている。
剃り切るシェーバーであり、コントロールするシェーバーではない。

【剃り心地】
3枚刃より肌あたりがよい。が、その分、どの位深く剃れているのかがわからない。

【手入れのしやすさ】
手入れは普通のモデルと変わらない。

【バッテリー】
フル充電で60分使用可能。今回充電ケーブルは、USBとシェーバー専用の特殊ケーブル。ワイヤレス充電パッドでも充電可能だが、
倍の120分かかる。

【総評】
電源の入れ方など、ユニークなところは散見されるが、2枚刃の使いやすいモデルという感じが強い。要するに意外性はとても薄い。例え鼻毛カッターのアタッチメントが同梱されていてもである。
そういう意味では、ライバルは同社の3枚刃モデルであり、それを使いやすくしたモデルとして扱うのがもっとも適切かもしれない。