プロフィールライター・編集者。家電評論家。ウェルビーイング研究家/プランナー/プロデューサー。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、…続きを読む
2025年5月30日 10:57 [1964605-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 使いやすさ | 4 |
| パワー | 4 |
| 手入れのしやすさ | 4 |
| 静音性 | 4 |
| サイズ | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
「H400」と同じく「マルチスクリュー」を採用しているが高さが約3センチコンパクト |
パーツが少なくお手入れがラクな「マルチスクリュー」。フローズンにも対応する |
1.8Lの容量の「メガホッパー」 |
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フタに投入口を備え、運転中も食材を追加投入できる |
搾りかす用のカップを側面にセットして使用する |
量や色を前面の「ジュースポケット」で確認できる。レバーの解除でジュースを注げる |
HUROMのコールドプレスジューサー。4月中旬に行われたメーカー主催の体験会でチェックと試飲した。
HUROM(ヒューロム)は、韓国のメーカーで、世界で初めて縦型のコールドプレスジューサーを開発した。
コールドプレスジューサー=スロージューサーとも言うが、食材を低速で圧縮して搾汁する形式のジューサーだ。カッターで粉砕するミキサーに比べると、ジュースを搾り取るため、のど越しのよい滑らかで飲みやすいジュースを作ることができる。摩擦熱による酵素と栄養素の損失を抑えられるのも利点だ。
本製品は、2023年に発売された「H400」のコンパクトタイプのモデル。スクリューとフィルターが一体化した、ヒューロム独自の「マルチスクリュー」を採用しながら、設計の違いにより、高さを若干抑えた。
「マルチスクリュー」は、パーツが少なく、分解・洗浄が簡略化される手軽さが魅力。野菜・果物、凍った食材などの区別なく、同一パーツでジュースやフローズンの抽出にも対応できる点も長所だ。構成パーツ数が少ないため、分解・洗浄がラクな点もメリット。
野菜や果物などの食材を切らずにそのまま投入して一気に絞れる、直径13センチ・容量1.8Lの「メガホッパー」も採用している。投入口から追加の材料を搾汁中でも投入でき、材料を細かくカットしなくても自動でカットしてくれる機能も便利だ。
本体サイズは、幅17.4×奥行21.6×高さ44.1センチ、重量5.4キロ。「H400」に比べると、幅と奥行きはほとんど変わらないものの、高さが3センチほど抑えられている。たった3センチ差ではあるものの、高さのせいで棚の中などに収納しやすくなっているのがうれしい。
一方、本体自体の高さは抑えられているが、使用時は搾りかす用のカップをサイドにセットする必要がある。「H400」は搾りかす用カップは背面に一体化されて装備しているため、使用時はより設置スペースが必要になる。
ちなみに、ヒューロムのスロージューサーのスクリューには、「マルチスクリュー」を採用したモデル以外にストレーナーを採用したモデルがある。ジュースのサラサラ度でいえば、ストレーナータイプが上。ただし、お手入れがちょっと面倒。
マルチスクリュー式は、ストレーナー式に比べるとジュースのサラサラ度は劣るものの、それでも十分サラサラしたジュースを楽しめる。かつ使い勝手やお手入れのしやすさで多くの消費者に受け入れられやすい。
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プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。
主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む
2025年5月28日 14:31 [1964015-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 使いやすさ | 5 |
| パワー | 5 |
| 手入れのしやすさ | 5 |
| 静音性 | 5 |
| サイズ | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
本体。操作スィッチはあるが、こちらが裏側。 |
モーターが入っている土台を上から。180°は使われていることがわかる |
同梱のジュース受けと搾りカス受け。大きい。個人的には、コップ他で代用。 |
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ホッパー内部。中にある刃はプラ製。切ると言うよりは力で叩き割る感じ。 |
ドラム内部。最重要パーツのドラムスクリューが見える。 |
ジュース出し口のパーツ。呆れるほど、精密にできている。 |
ヒューロム H70FTは、ある意味、スロージューサーの一つの完成形といえる。1回1人分のコールド・プレス・ジュースを楽に作ることができるH310Aを大型化させ、「ラク速」の標準型ができたということ。ただし大型化によりプラスの部分とマイナスの部分が、より明確に出てきているのも事実。
スロージューサーは、ドラム内にフィルターとプレス用のスクリューを持つ。スクリューで果実、野菜を潰し、ジュースを絞り出す。フィルターでそれを濾し、「ジュース」と「搾りかす」に分け、外に出す。つまり、口が2つあるわけだ。
使いやすい家電は、後ろに水タンクが付くなど、360°利用していても、フロントコントロールだ。操作で使うのは、天面と正面:180°内に、コンパネと出し入れ口があるのは、使いやすい。
そのセオリーには乗っ取っているのだが、H70FTは心理的に使いにくいところがある。
H70FTは、右から「ジュース」「搾りかす」「操作スィッチ」の順に並ぶ。ジュース排出は、絞り終わるまで使わないので、「搾りかす」と「操作スィッチ」を使いやすい方向にセットする。で、ジュースを絞る。
ジュースを絞った後、位置の調整をし、ジュースを出す。H70FTは、
重いので、動かしにくい。
マシンレイアウトから言うと、ジュース注ぎ口が正面。そうなると操作スィッチが真後ろにくる。操作スィッチは一度押せば用が足りるが、真後ろはないだろうと思う。
レイアウト以外は、H70FTのコンセプトの「ラク速」通りと言っていいだろう。
さて、料理で1番めんどくさいのは、後片付け、次が下ごしらえだ。それは、コールド・プレス・ジュースでも変わらない。それをラクに熟すため、ヒューロムはパーツを全部新設計した。
どこが変わったのかという細部はヒューロムのホームページに詳しいが、昔のモデルととことん違うのは「洗いやすさ」。そして「食材を切らずに扱える」ことだ。洗いやすさは、使用直後は、流水だけで全て落とすことができることだ。手すら使わないでいける。私が有しているのは、まずフィルターにストレーナーという金属フィルターを使っている古いモデル。正直、ブラシを使ってもなかなか目詰まりが取れない。物理的な詰まりなので、洗剤は用をなさない。水でふやけているからだろうと、乾かしてもう一度洗うなどまでしていた。
H70FTは、そんなことはない。2つのパーツに分かれるマルチフィルターは、ちょっと強い水を当てると、見事に張り付いた絞りかすが落ちる。それは、全パーツ同じ。ただメガポッターのフタは取れないので、ちょっと扱いにくいこともあるが、それでもカットした余り、流れ出た果汁は見事に落ちる。その後、布巾で拭いてみたが、ピカピカ。何も残っていない。
このマルチフィルターは、自動機としてよくできているが、作れるジューススペックは1つだけ。ストレーナーを変える、つまりフィルターの目のサイズで、ジューススペックが変えられるようにはできていない。
そしてメガホッパー。芯抜きしたりんご、ヘタを取り、皮を剥いた人参。何でもござんなれ。見事に砕き送り込む。オールドモデルは、りんごは1/8に切って入れていたし、太い人参は場合によっては、縦方向へ切っていた。そうしないと入らなかった。が、H70FTは、メガポッパーの中でもデカサイズ。径:13cm、容量:1.8Lだ。かなりでかいりんごでも問題なく砕く。
ただし、芯を抜く、皮を剥くなどはしないとダメ。一番最後に樹皮の香りがどっと押し寄せてくる。料理する時に、除去するものは、除去するべき。そうしないと美味しいだけのジュースではなくなってしまう。
プラス、種は硬い。モデルが破損する可能性がある。
あとはサイズ。本体幅:17.4cm、奥行:21.6cmはともかく、高さ:44.1cmは高い。また、これ以外に、搾りかすカップ、ジュースカップ、掃除ブラシ、押し棒が同梱されているが、カップ類はかなり大きい上に、重ねることすらできない。私は受ける容器は変な形を要求されなければ、大体出すことができる。必要スペックを、HP、マニュアルなどに入れ省くことはできないだろうか? 捨てるに捨てられないカップは、省エネ、省スペースのためにも増やしたくない。
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多賀一晃 さん
(ミキサー・フードプロセッサー)
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