『悪くはないが、日本市場に対するケアが不十分。特に収納が問題』 ケルヒャー SE 3 [白] 多賀一晃さんのレビュー・評価

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価格帯:¥29,800〜¥34,799 (2店舗) メーカー希望小売価格:¥―

タイプ:カーペットリンスクリーナー SE 3 [白]のスペック・仕様

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SE 3 [白]ケルヒャー

最安価格(税込):¥29,800 (前週比:-4,999円↓) 発売日:2025年 4月24日

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多賀一晃さん

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プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。

主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む

満足度3
デザイン4
使いやすさ3
吸引力・パワー3
静音性3
サイズ2
手入れのしやすさ4
取り回し3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

悪くはないが、日本市場に対するケアが不十分。特に収納が問題

外観。余分なものはないが、かなり大きい。

コンソール。清水タンク、回収タンクを上から。シンプル。

排水タンク。結構複雑。

清水タンク。

ホースを固定するためのゴムバンド。

ホースをまとめてみた・・・

ドイツ、ケルヒャー社。世界でも有数の清掃機器メーカーだ。
民生、業務を問わず、清掃機器を出しており、日本ではホームセンター、家電量販店で扱われている。

最も有名な清掃機器は高圧洗浄機。欧米では、高圧洗浄機で洗車をする時、「ケルヒャーする」と言うほど生活に入り込んでいる。

同社の製品を使っていて感心するのは、これでもかというほど、多種多様なアタッチメントがあること。今まで廃番にしたアタッチメントはないのでは、と思えるほどだ。
ケルヒャーは、モデル毎に径を変えることは少ないので、アタッチメントを持っておけば、必要時に使えることを意味するが、その分倉庫にケルヒャー製品が溜まることになる。使う時はあってよかったという反面、これって本当に必要だったのかと思うこともある。いわゆる反面教師だ。

清掃機器、しかも業務用も手がけているので、製品は質実剛健。まさにドイツ製と言う無愛想さが漂う。ここ一番の威力は大したもので、さすがと思うものの、室内、特に日本の様に狭い室内だと扱いにくいこともある。基本的に欧米仕様なので、日本市場にはフィットしないものもある。

最近、流行り始めた特殊クリーナーにカーペットリンスクリーナーがある。リンサークリーナーと覚えている人もいられるかも知れないが、「リンサークリーナー」は日本のアイリスオーヤマ(株)の商標。カーペットリンスクリーナーが一般名称になる。

カーペットリンスクリーナーは、大きく3つのことをチェックしたい。1つめは汚れをどこまで落とせるかだ。汚れのうち、土汚れは物理的な力で落とし、その他の汚れは化学的な力で落とす。日本では、普通家の中で靴を履かないので、土汚れ以外が基本。このため、水、洗剤がポイントになる。水も、60℃まで温度が上られると汚れは落ちやすくなる。またマイクロバブル水も汚れが落ちやすくなる。
日本のほとんどのエリアは軟水なので、水だけでも落ちるのは事実。

が、その時は、染み抜きで行うような叩くような力があると効果的だ。

使うのが水だけの場合は、このあと汚れた水を吸い出すだけで良い。が、洗剤を使う場合は、より念入りに洗剤を吸い出す必要がある。洗剤は繊維を傷める可能性があるからだ。

2つ目はサイズ。ハードサイズが大きいと、吸い込みパワーなどをあげることができる。が、大き過ぎると、現場で困る。持って行くのも不便だ。
3つ目は収納。カーペットリンスクリーナーは毎日使うものではない。このため、収納棚の中奥に置かれることになる。このような家電は大きいと本当に邪魔。小さい方が良い。

今回、メーカーから最新のSE3を借りテストした。

まず、サイズは40 x 21 x 24.5cm。ちょっとップ・プランニング・古い大型のキャニスター型掃除機の大きさだ。しかし重さは、4.26kg。重い。空の状態で、この重さ。使う時は収納時空の水タンクに水を入れ使う。タンク容量は1.7L。使用時は合計6kg。水系なので本体に車輪などはない。使用場所でタンクを取り付け使うことも考慮した方が良いだろう。
タンクを入れる場所は、軽くするためだろうか、枠で作られている。
業務用を思わせるが、びっくりした仕様だ。

スプレーヘッドにブラシは付いていない。またヒーターも付いていない、ひたすら水もしくは、洗剤での洗浄になる。叩く、擦るなどはユーザー責任と言う意味かも知れないが、使いにくい。

吸い込み能力はかなりのもので、洗浄に使った水はかなり回収できる。
洗剤の方が使いやすいのだが、清水タンクに混ぜて使用することになる。正直混ぜる量がピンとこない。割高になるにせよ1回分ごと、分けてもらいたかった。化学物質は空気に触れると、劣化することが多く、カーペットリンスクリーナーの様に、使う間が開く場合はなおさらである。

で、問題はここから、このモデル非常に収納しにくい。特に、ホースの収納に「ホース固定バンド」としてゴム紐があるのにはびっくりした。

輸送箱は隙間が少ないので、輸送箱に収納する手もあるが、それを計算して作られてはいない。日本は海外に比べると家が狭い。海外の様に棚隅にでも入れておいてと言うことはない。日本市場特有の事情だが、無視すると日本では売れない。

ケルヒャーは、毎日使う業務用を、民生用に移植したようなところがある。だが、市民は毎日カーペットを掃除しない。家の中は裸足が当たり前の日本人は特にだ。

悪くはないが、勧められるほどではない。もう少し、日本市場に合わせて欲しい。

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ケルヒャー

SE 3 [白]

最安価格(税込):¥29,800発売日:2025年 4月24日 価格.comの安さの理由は?

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