SF-H631(PL) [サーモンピンク]
手持ち、首掛け、デスクファンの3WAYで使用可能なハンディファン

プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。
主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む
2025年6月27日 13:42 [1971246-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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使いやすさ | 5 |
風量 | 5 |
静音性 | 4 |
微風 | 5 |
サイズ | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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本体裏側。しかし、首にかけた時は、前後ろが逆に。デザイン向上希望。 |
上下方向は手で180°しつかり回すことができる。 |
本体の電源ボタンは、長押し2秒。鞄に入れた時の誤作動対策もバッチリ。 |
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シンプルな充電台。しかし、穴の形状など、いろいろ考えられた設計になっている。 |
充電接触部。濡れた場合は必ず拭いて。 |
本体にも充電口はある。フル充電には3.5時間かかる。ターボで2.5時間使用可。 |
電車に乗ると必ずハンディ・ファンで涼んでいる女学生がいる。現代版団扇だ。
花火大会で浴衣となると90%の人は団扇を持つだろう。団扇は、伝統的な日本に滅茶苦茶合う。が、洋服に、特にフォーマルの場合、団扇は下品かも知れない。こんな時使われるのは、洋の東西を問わず扇子。
それはさておき、このハンディ・ファンは、日本のアイディアではない。生まれは韓国、2006年のことだそうだ。それが、日本に伝わる。日本での流行は、2017年位から。
ユーザーの多くは女学生。しかし女の子は物持ちが良い。となると、今ではOLの子も使っているのだろうか?
それはさておき、この暑さ、個人的にカバンに入れておくことにした。モデルはシロカ製。ここ6-7年扇風機に力を入れている家電メーカーだ。このハンディ・ファンは、末っ子にあたる。
いろいろな場所で使ってみたが、満足度が高いのは、エアコンがある程度効いている室内。風での数℃温度下げは、利く。例え、室内温度が20℃代後半でも、20℃代前半に持って行くことができる。
女学生が、エアコンの利く交通機関内で使っているのは理由があるのだ。
問題は、風ではなく音。シロカは4段階の風量調整が可能。室内は1-2で、お静かモードで過ごすのがよい。ちなみに、最大はターボモード。扇風機に使われているモード名称そのもの。音もかなりのもの。
戸外で使うなら、風力:3-4でフルで使う。が、効き目は薄い。とにかく使うなら、最低木陰。日向は直射日光のエネルギーが強靭すぎて、どうしようもない。
意外に有効だったのは、机の上。正面からの風は屋内で受けることは余りない。普通の扇風機だったら、風呂上がりくらいだ。仕事中などもっての外、書類が飛んでしまう。が、小さいと話が変わってくる。至近距離、斜め45°位から、顔から胸にかけて、風を当てることができる。これは、かなり気持ちがいい。部屋にはエアコンがある前提。涼しくもある。ヒートアップする頭を冷やしてくれる。
ハンディ=外で使うという短絡的な考えでなく、そのモデルの有効活用するために、どの様な使い方があるのかを考えるべきと改めて思う。
シロカのハンディ・ファンは、部屋の中、机の上で上手く使える様設計されている。
本体と充電器からなる構成だ。
本体単体では机に立たない。重さのバランスが取れないのだ。外で使う時は、持って使うので問題はない。むしろ重さ:170gというペットボトルでもない重さがいい。ネックストラップもついているが、このネックストラップも、ちゃち過ぎないところが嬉しい。
またON/OFFはスィッチ長押し2秒。カバンの中で誤作動しないことが考慮されている。
席に戻ると、充電台にさせば充電しながら使えるわけだ。消費電力は、3.3W。会社の電気を使っても誰も文句を言わないレベル。文句を言われるとすると、音だろう。
ま、高いものでもなし、電気団扇として全員に配るのも、酷暑日本ではいいかも知れない。
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プロフィールライター・編集者。家電評論家。ウェルビーイング研究家/プランナー/プロデューサー。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、…続きを読む
2025年6月24日 13:22 [1970671-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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使いやすさ | 5 |
風量 | 5 |
静音性 | 5 |
微風 | 無評価 |
サイズ | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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サイズ感。350ml缶との比較 |
背面。充電はスタンドまたは本体に直接USBケーブルを挿して行う |
ヒンジ部分が曲がりファンの角度を調整できる。真上に向けた状態 |
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真反対の方向にも |
付属のストラップを本体に取り付け可能。首から下げて使用するのに便利だ |
シロカのハンディファンの2025年モデル。メーカーより贈呈されたサンプル機を使用。
スタンドとストラップが付属し、ハンディ、卓上、首掛けの3WAYで利用でき、室内から屋外まで幅広く対応する。ファンの向きを真反対にまで変えることができ、首掛け時に真下から顔に向かって送風できて便利だ。
本体サイズ(約)は、幅11×高さ19×奥行6.2センチ(突起部を含む)、重量約170グラム。充電台のサイズ(約)は幅7×高さ3.7×奥行7センチ。
風量に「ターボ」モードが追加になり、従来モデルの3段階から4段階で設定可能になり、よりパワフルな風を送れる。従来モデル同様に、軽量コンパクトだが弱運転でも十分な風量。自宅の卓上ファンとしてデスクサイドで愛用している。ターボモードは外出時のクーリングダウンに最適だ。
リチウムイオンバッテリーを内蔵。駆動時間(約)は、2.5時間(ターボ)/3.5時間(強)/5.5時間(中)/9.5時間(弱)。
約3.5時間でフル充電でき、従来モデルの約5時間から約3割スピードアップしている。充電は、本体に装備するUSB Type-C端子から直接、または付属の充電台でも行える。
温度センサーにより、ハンディファン本体の異常温度上昇を防止。使用中に本体が高温になった場合には一時的に電源を切り、バッテリーの温度上昇をコントロールする機能を備えている。
従来モデルと同じく、ガードを取り外すことができない構造だが、持ち歩き時に誤って外れてしないのはいい。ガードの隙間からおしぼりティッシュなどを差し込んだりすれば、付着したホコリなどのお手入れはできる。
5色のカラバリを用意し、インテリアやファッションに合わせれて選べる。2024年モデルは淡色のラインナップだったが、2025年モデルは少し彩度が上がったカラーだ。本色(ストーングレー)は、インテリアとしても空間に調和しやすく、落ち着いた大人っぽいカラーでどんなファッションとも合わせやすい。
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