LG PuriCare AeroCatTower AS207CBZ0 [サンドベージュ]
- ペットモードを搭載したマルチ機能空気清浄機。プレフィルター・HEPAフィルター・光触媒(脱臭)フィルターを装備し、360度汚れた空気を吸引する。
- すっぽり収まるドーム型のシートに温熱機能を追加。低温34±1度、高温39±1度の2種を設定可能で、環境温度、猫の成長過程に合わせて選べる。
- 「持続温熱モード」はタイマー設定に応じて温かい状態を維持。「検知温熱モード」は猫がシート上に乗っているときのみ温熱機能が作動する。
LG PuriCare AeroCatTower AS207CBZ0 [サンドベージュ]LGエレクトロニクス
最安価格(税込):¥99,000
(前週比:±0
)
発売日:2025年 5月
プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。
主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む
2025年6月30日 18:07 [1972384-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 使いやすさ | 5 |
| 清浄能力 | 5 |
| 脱臭能力 | 5 |
| 静音性 | 5 |
| サイズ | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
外観・寸法。家電としてはすごく大きいが、キャットタワーとしては並。 |
サイドビュー。猫はポンポン昇っていく。好きなんだなぁ、高いとこ。 |
空気清浄機コンソール。表示部は横から見えるが、操作部は底面。本体操作は難しい |
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使用されるクロス。動物の皮のような感触。 |
キャットドーム接合部。ACアダプターが見える。 |
ベース部。猫の動きに耐えられる様に、ねじ止めする。 |
猫は、昔からのペット。いろいろなところで飼われてきた。自宅、猫カフェ、酒蔵、倉庫、船・・・。
これほど多種多様な環境で飼われるペットも珍しいだろう。
理由は3つ。
1つめは、犬の様に散歩させる様な世話が不要であること。猫はどこに行くのも勝手気まま。ふらりといなくなって、お腹が空いたら催促する様に戻ってくる。
2つめは、フンシの始末がよい。猫は狩猟動物。自分がいることを悟られると狩がしにくくなる。存在を一番主張するのはフンシ。このため、一箇所でするようになった。
3つめは、人間の敵、鼠を狩る。蔵、船に猫が付き物なのは対鼠用だ。人気漫画、「薬屋のひとりごと」では、主人公の猫猫(マオマオ)が拾った子猫は、毛毛(マオマオ)と名付けられ、皇帝から「盗賊改」という官職を与えられるエピソードがある。小粋でなかなか面白い話だ。
猫は人がいなくても大丈夫と言うことで、「家に付く」とまで言われた。要するに手がかからないわけだ。
飼うに必要なのは、「猫トイレ」「水飲み皿」「食事皿」これに「クッション」が一つ。これだけ。しかしストレス改善のため、上下に移動できる「キャットタワー」。外が見える「窓辺スペース」。そして「動く」おもちゃが欲しい。おもちゃは動けばいいので、そこかしこに生えている「ねこじゃらし」でもいいし、「毛糸の玉」、「ゴムボール」でもいい。猫が追えれば、それでよいのだ。
猫はもともと野生動物。毛も抜ければ、臭いも強い。このため、人間との共同生活では、強力な掃除機と空気清浄機なども欲しい。が、欲しいものを並べると、寝ることもできなくなったりする。
猫の道具で一番スペースを取るのは、遊び道具のキャットタワー。これと空気清浄機を組み合わせられないか、考えたメーカーがある。LGだ。
LGは韓国の総合家電メーカー。規模もすごいが、技術もすごい。日本市場で扱われている家電は少ないが、実際はほとんどの家電を作っている。
大画面有機ELテレビを、初めてモノにしたメーカーでもあり、世界でも一流メーカーで通っている。
お金持ち用の巨大なデザイン家電、日本でも扱われている衣類の汚れを落とすロッカーなどある意味のアイディア商品もあり、それらもヒットしている。
その中に、テーブルと同一化した空気清浄機がある。テーブルは4つ脚ではなく、1つ脚。円筒形の空気清浄機を脚にして天板を付けテーブル化したものだ。
空気清浄機は、花粉、黄砂、インフルエンザなどが威力を発揮する時、それらから、人を護ってくれる家電だが、それなりに大きく、置いておくだけでもスペースをとる。
それをテーブルにしたものだ。実際私も所有しているが、重宝している。注意すべきは、電源ケーブルの位置だろうか。人間の動線に交差しないようにしなければならない。
その円筒形の空気清浄機で、キャットタワーを組み合わせたのが、本モデルだ。
キャットタワーと言っても複雑ではない。手前にステップがあり、そこを伝い昇り、キャットドームに駆け上がる。ごくシンプルな構成。キャットドームは薄手の手触りのよい敷物が敷かれており、冬場は温めることができる。
友だちに猫を連れてきてもらうと、一も二もなく駆け上がり、ドームに居座って寝てしまった。
寝たのは子猫だったが、当モデルは、成猫、デブ猫が載っも大丈夫なように、ねじ止めする。
スイッチ類は本体にもあるにはあるが、スイッチ類は猫の手が届かないドームの底。
「LG ThinQ」というアプリで、スマホで操作するのが基本だ。空気清浄機はもちろん、付加機能の猫大好き温熱機能、体重測定もできる。
シンプルながら猫が昇ってくれたのは、こんなもんでと思ったが、考えてみれば、猫は少しでも高いところに登りたがる習性を持つ。
猫好きな人は一考するに値すると思う。
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空気清浄機
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性能は良い。ただし適応畳数など、表記などに曖昧なところがある
(空気清浄機 > KI-UX75-W [ホワイト系])
4
多賀一晃 さん
(空気清浄機)
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