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評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
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デザイン![]() ![]() |
無評価 | 4.23 | -位 |
使いやすさ![]() ![]() |
無評価 | 4.40 | -位 |
仕上がり![]() ![]() |
無評価 | 4.44 | -位 |
静音性![]() ![]() |
無評価 | 3.32 | -位 |
手入れのしやすさ![]() ![]() |
無評価 | 4.10 | -位 |
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無評価 | 4.25 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。
主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む
2025年4月24日 23:18 [1955275-1]
満足度 | 4 |
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デザイン | 4 |
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使いやすさ | 5 |
仕上がり | 5 |
静音性 | 4 |
手入れのしやすさ | 3 |
サイズ | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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本体。幅以外、高さも奥行きもある。また重い。 |
精米機構部ロックシステム。一番、重要な部位であり、ロックしないと動かない。 |
玄米を入れるホッパー口。最低容量(一合)以下ではスタートしない。 |
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精米度ダイヤル。リフレッシュの削りが5分づきと同じであることがわかる。 |
糠受け、精米受け。3日に1度はメンテして欲しいとある。 |
玄米・糠・精米。写真では暗く写っているが、精米はかなり白い。 |
今、手に入れられる家庭用精米機としては、最も充実かつお米にやさしい性能を持つモデル。精米とは、籾殻を取ったお米、つまり玄米の周りに付いている糠を取り除くこと。方式はお米にやさしい「圧力式」。
圧力式のついになる言葉は「攪拌式」。双方共に、糠を擦り落とすのだが、擦り落とす相手が異なる。
お米には砕米というのがあることをご存じだろうか。割れたり、欠けたりした米のことだ。これが入ると、「ぐしゃ」っとした食感になったり、「ざらつき」を感じたり、均一であるべきご飯にムラがでる。要するに、ご飯を不味くする要因で、市場に出されるお米は、含まれるのは、何%以下であることと言うように、品質管理されている。
砕米は、米袋を落としたりするとできるのだが、米の含水状態なども関係し、米の管理にも左右される。そしてもう一つ。糠を取り除く時に発生する。糠は擦り落とすことにより除去されるのだが、米より硬いものに擦り合わせると米が割れる。
このため、一番良いのは、米同士を擦り合わせ糠を取る方法。これが「圧力法」。業務用精米器は、全モデルこの方法ですが、ちょっと複雑な構造な上、業務用は量をこなさなければならないため機械も大型、それなりの価格になります。
「攪拌法」というのは金属のザルに入れて擦り合わせる方法。ほとんどは、米同士の擦り合わせになりますが、一部金属ザルになります。まぁ金属ザルに擦り付けられたと言って、必ずしも米は割れませんが、米にはやさしくないのは事実。最近のエアコン付き倉庫では考えられませんが、水分がなくなくなる等、米が脆くなると割れる可能性は高くなります。メリットは安価に作れること、そして簡便なため使いやすい。
象印マホービンの「圧力式」家庭用精米機BR-WB10は、本格派の、精米機です。
この米にやさしい方式を使ったのが「白米フレッシュ」コース。白米の風味が時間と共に落ちるのは、酸化によるもの。このため外側から風味は落ちていく。基本、お米は精米後、1ヶ月内が美味しいとされる。では、それを削ぎ落としてしまい美味しくいただこうと言うわけだ。当然、古米にも適用できる。
そして、知っておいた方がもう一つ。精米は、「つく」共言います。これは昔ついて精米していたから(一升瓶の中に玄米を入れて棒でつつき精米する人が稀にいますが、昔の精米法です)が、「つき減りがする」と言って1割ほど減る。つまり10%は糠なのだ。欲しい精米量に対し、10%アップの玄米が必要となる。
今回、メーカーから貸し出してもらいテストしてみた。
なお、今回のテストは、スーパーで玄米を購入。「上白米」に精米した。
【デザイン】
「圧力法」を採用したためか、大きく重い。幅はないが奥行、高さはかなり大きい。買う時に注意したい。
ただしデザインは、使い勝手によっているので、使い難くはない。
【使いやすさ】
使う時のポイントがいくつかある。
1)精米機構部を正確にセットすること。
2)糠の清掃は丁寧に行うこと。
1)は正確でないとどうなるかというと、電源が入らない。キーパーツなので、正しくセットされていないパーツを無理やり動かすと、壊れるための措置だ。2回もすれば、すぐ慣れる。
2)は、糠は腐りやすいためだ。剥ぎ取った糠は、フワフワな粉末であり、湿度を含みやすい。糠は栄養価が高く、それに水分がある。日本だと黴が生えやすい。注意ラベルに「3日に1度手入れをしてください」と書いてあるほどだ。加えて、水洗いできないパーツもある。とにかく、それでも玄米から精米したいと思うかで、この精米機との相性が決まる。
【仕上がり】
スーパーなどで販売しているお米は、全て圧力式。そのため、スーパーでも意識して精米したてを狙って買っているお客さんに対して、目立った仕上がり差はない。
ただ香りは、精米直後が一番立つ。この差が一番わかりやすかった。
【静音性】
それなり、思ったほどやかましくはない。
【手入れのしやすさ】
扱いにもよるが、とにかく糠をばら撒かないこと。
このため、慣れる前と慣れた後で、感想がまったく異なると思われる。
【サイズ】
奥行きと高さがある。低めのテーブルに置きたいが、精米機構部が目線に近い方が、扱いやすい。
【総評】
c逆に、月1回、不定期だと、大きい上、メンテナンスが面倒臭いということになると思われる。
古米リフレッシュにも使うことはできるが、どの位手に入れることができるのか、わからないと判断できない。
日本は、お米を大事にする流通システムを築き上げているため、それでかなり満足できる。より突っ込んだ形で、お米に関わりたい人にお勧めしたい。
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