カフェ ロック 0.8L KO9218JP レビュー・評価

満足度：5.00

（カテゴリ平均：4.32）

満足度ランキング—位

レビュー投稿数：2人　（プロ：1人）

1. 5 50%
2. 4 50%
3. 3 0%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	5.00	4.34	-位
使いやすさ ボタンの配置や、機能など	5.00	4.30	-位
静寂性 運転時の騒音	5.00	4.23	-位
湯沸し力 湯沸しするパワーやスピード	5.00	4.39	-位
手入れのしやすさ 掃除のしやすさ	5.00	4.17	-位
サイズ 省スペース性・コンパクトさ	5.00	4.26	-位

• ※「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております

[多賀一晃]

2025年2月18日 01:30 [1937114-2]

満足度	4

デザイン	5
使いやすさ	4
静寂性	4
湯沸し力	5
手入れのしやすさ	4
サイズ	4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

カフェケトルとしてお勧めの逸品。ただしちょっとした癖もある。

本体。カフェケトルならではプロポーション。グースネックがキレイ。	ティファールの定番スタンド。	フタ。密閉させるために、かなりの厚みを有する。スチーム孔あり。
目分で本体の8分目ほど入たところ、満水線をかなり超える。今までの感覚が使えない。	転倒時、必ず取手が下になる。	出水口の下、黄色斜線分はケトルからこぼれずに残る。

昨年8月より、安全制度が変わった。転倒時のお湯漏れに対し、初めの10秒で50cc以下が義務付けられたのだ。電気ケトルをひっくり返して火傷を負う子どもを少しても少なくするための措置だ。
安全に抜かりのない象印、タイガーなどは、電気ケトルを家電として考えており、設計時からしっかり対策されている。まったくこぼれないモデルもある。ポイントはフタ。注ぎ口を本体ではなく、フタに設けることにより、本体が倒れてもフタ内をロックすることにより対応している。
構造は、対ショック、対温度、対蒸気圧に耐えるため、複雑。とてもでないが、ケトル、やかんのパーツとは思えない。

海外メーカーの多くは、電気ケトル＝やかんと捉えていたため、タフなボディに、すぐ沸く仕組みのシンプル極まりない構造。コンセプトが違うとここまで違うのかと言い程。代わりに安い。とにかく安い。ふつうのやかんと同等以下。やかんの場合、中にお湯があると熱い。それの延長線。

ここで、やけどのトラブルを数字で追ってみたい。東京消防庁が、2022年やけどで搬送した５歳児以下は、358人。魔法瓶・電気ケトルが原因とされるのが42人。（統計は原因のトップ5より下の順位は換算しいていません）約11.7％。この半数が１歳未満。ご存じのとおり赤ちゃんの皮膚は薄い。新陳代謝も激しく、手を握って２時間くらい寝ると、握った拳の垢が取れるくらい。この皮膚がやけどするとケロイド状になり引き攣れる。男の子でも悲惨だが、女の子だと更にということになる。

このため、家電の安全性を定める電気用品安全法という法律の、技術基準に、「転倒流水試験」が加えられた。冒頭の初めの10秒で50cc以下などが定められた。
法律改正は2021年5月。メーカーは対策のための猶予期間が与えられ、そのリミットが2024年7月末。以降、テスト認証できないものは売れませんと言うことになった。

今回の「カフェ ロック 0.8L」は、その名の通り、ロック機構が付いているモデルだ。
だが、カフェ用の場合、注ぎ口の始まりは本体の根本。それからグースネックと呼ばれる細長い首が伸び、注ぎ口に至る。
つまり他のモデルの様に、フタにロック機構があれば、対応できるというものではない。

ティファールがとった方法は、フタは蒸気、圧力に耐えうる密閉構造。加えて、本体の満水線を下げました。だいたい、40％位の位置です。倒れた場合、重い取手のある方が下に来る。これにより、グースネックの付け根（お湯の出口）が高い位置に来るため、お湯の量によっては、グースネックの口から漏れることはないという算段です。

ティファールのカフェロックはシンプルな考えなのはいいのだが、定格容量：0.8Lを入れた時すごく間が開く。本当に、これがメーカー回答なのかと思えるほど。ちなみに、目で8分目という感じで入れると、1.1L。300gも余分に入った。別の言い方をすると、身に付いている普通の感覚とちょっと違うわけだ。気を付けて入れないと事故に結びつく可能性がる。

先日、「カフェ ロック コントロール 0.8L」のテストをしたのでが、今回テストしたのは、新しいロック機能が付いているかも知れないと考えたからです。が、違った。

今回も、メーカーに貸し出してもらい、テストを行った。

【デザイン】
ドリップのためにデザインされたデザイン。思い通りのドリップができる様に、傾きを保持しやすいデザインになっている。全てはコーヒー・ドリップのため。首尾一貫した素敵なモデル

【使いやすさ】
使いにくいところは、水量が分かりにくいところ。水量が見える窓は取手の影になることが多い。メスシリンダーと同じで、正確に読む時は、目線を水位まで下げる必要がある。内部にもMAXの水位線を設け、注ぐ時確認しながら注げると、もっとよい。
ドリップはとてもし易い。コンセプトに沿った作りになっている。

【静寂性】
それなり。フタがぴっちり閉まるので、大きくはない。が、電気ケトルはテーブルの上で使うことも多く、やかんなどに比べると、大きく聞こえる。

【湯沸し力】
強力。グースネックの場合、あまり急速な場合、突沸して、湯こぼれする可能性がある。
対策として、蒸気は一旦フタ内部に運ばれ一部放出。一部水滴化。そしてケトル内に戻される工夫がなされている。
が、自分が満水で沸かした時は、何も問題なかった。

【手入れのしやすさ】
フタを開けると手が入れられるサイズ。洗うのも楽だが、中は、フタから水を戻すためのパイプがあり、ちょっと当たるし、パイプの後ろはなかなか擦ることができない。

【サイズ】
幅：約29cm、奥行：約15cm、高さ：約20cm。特徴的なのは幅。正直、余裕がなければ、置けるサイズではない。

【総評】
正直、水量には慣れる必要があるが、その他のところは、さすがティファールのカフェケトルというべき出来。さすが、日本での電気ケトルシェアNO.1の貫禄というべきか。
日本市場には、他に良くて、安いというカフェケトルはない。一万円でお釣りが来るところも魅力。

[Ｑいっく]

2025年2月3日 14:14 [1933073-1]

満足度	5

デザイン	5
使いやすさ	5
静寂性	5
湯沸し力	5
手入れのしやすさ	5
サイズ	5

注ぎやすいケトル

全面黒で落ち着いた感じのケトルになっています。丸みの帯びた形で
グリップ部は太くてがっちりしていて持ちやすく安定感があります。
注ぎ口は、細長くカーブした形状になっているので、注ぐお湯の
量や速度をコントロールしやすいです。コーヒーのドリップにもぴったり
です。湯切れも良く、注いだ際に液だれしにくいです。
1250Wの電気ケトルなので、パワーがあり、すぐにお湯が沸きます。
800mlのケトルで、300ml以上で沸かすのが推奨されています。
満水の800mlの場合で、だいたい5分以内で沸騰してくれます。お湯が
沸いたら電源オートオフになってくれます。グリップ側に水量窓があり、
0.5.0.7,0.8Lの目盛りが付いているので残量がわかりやすいです。