THIEAUDIO Origin
- 4 0%
- 3 0%
- 2 0%
- 1 0%
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| デザイン |
5.00 | 4.19 | -位 |
| 高音の音質 |
5.00 | 4.15 | -位 |
| 低音の音質 |
5.00 | 4.12 | -位 |
| フィット感 |
5.00 | 4.08 | -位 |
| 外音遮断性 |
5.00 | 3.79 | -位 |
| 音漏れ防止 |
4.00 | 3.79 | -位 |
| 携帯性 |
4.00 | 3.86 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
プロフィールオーディオ・ビジュアル評論家。
VGP(ビジュアルグランプリ)審査副委員長。同ライフスタイル分科会座長。
THX/ISF認定ホームシアターデザイナー。
日本オーディオ協会 諮問委員(2013-2020)。
専門誌、ネット、テレ…続きを読む
2025年8月29日 10:22 [1982521-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 5 |
| 外音遮断性 | 4 |
| 音漏れ防止 | 4 |
| 携帯性 | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
デザインと質感のご参考に。 |
形状と質感のご参考に。 |
プラグ部。デザインと質感のご参考に。 |
メーカーからサンプル機(メディア用)をお借りしてのレビューです。ポータブルプレーヤー(A&ultima SP3000T)と組み合わせ、主にハイレゾ音源で試聴しました。(バランス接続)
【デザイン】
デザインには好みがあると思いますので、写真などを参考にご判断頂ければと思います。
質感ですが、イヤホン本体は樹脂素材でカスタムIEM風。ケーブルは極太で端子ケース部分が凝ったデザインの金属素材。デザインは個性が強いと賛否が分かれると思いますので、製品選びのポイントになろうかと思います。
【高音の音質】
歪を感じず滑らかさが上質に感じる高音質。雑味が無く軽やかで、ボーカルが口の動きが目に浮かぶかのよう。ブレスに含まれる繊細なニュアンスも鮮明に描き出します。こうした特性は、周波数帯域の強調によるものではなく、優れたドライバーや音響設計によるものと思え、ナチュラルさも特筆に値します。有機的で琴線に触れるような表現にも驚かされ、音楽が持つ熱量までも感じ取れます。
【低音の音質】
非常に低い周波数帯域まで量感たっぷりに追従します。ダイナミックドライバーに加え、骨伝導ドライバーの効用を感じます。ブーミーに感じず、キレや弾力感といった基本を押さえているのは勿論、ポイントは中高域とのマッチングの良さでしょう。本製品は、ダイナミックドライバーx1基, ESTドライバーx2基, バランストアーマチュアドライバー2基, バランストアーマチュアドライバー2基, 骨伝導ドライバー1基と、4種もの異なるドライバーを組み合わせていますが、違和感を覚えないのは感心。完成度の高いサウンドと言えます。
【フィット感】
骨伝導ドライバーを含めたくさんのドライバーを搭載しているためか少しボリュームがありますが、装着すると特に気になる部分はなく。フィット感は良好です。
【外音遮断性】【音漏れ防止】
カナル型としては一般的な範疇です。
【携帯性】
キャリングケースが付属しています。安心して携行できるでしょう。
【総評】
骨伝導ドライバーによる超低域からESTドライバーによる超高域までワイドレンジにカバー。全帯域で歪を抑え、また一貫性の高いサウンドが、音源に込められた情報と音楽性を余すことなく引き出すよう。お安くはありませんが、それ以上の驚きが体感でき、イヤホンファンのステップアップとしてお勧めできます。予算が許される方は是非ご試聴を!
参考になった1人
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よく投稿するカテゴリ
2025年6月22日 23:41 [1970376-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 5 |
| 外音遮断性 | 5 |
| 音漏れ防止 | 4 |
| 携帯性 | 4 |
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|---|---|---|
高額なので無駄に大きな箱に入ってました。DAPはJM21 Fiio君 |
最近の中華系イヤホンがどれもこれもハイクオリティなので、
神田明神にお参りの帰りにeイヤホンによって2時間くらいふらっと視聴してきまして、
うっかりOriginをお買い上げしちゃいましたのでレビューを致します。
3万超えてくるとなかなか単一のDDとか解像度とか可聴範囲全域の周波数特性とか無理あるしって事で
色々入っているイヤホンとかを片っ端から視聴しまして、
AfulのPerforma 5+2とか、すごくよくって、あぁこりゃESTないとダメだねぇってなって。
こないだ購入したKiwiEarのQuintetがそのそもそも平面磁界入れて高音高解像度キラキラに出来てるし、
3万円でそれだったら、それ以上のもの探しにきてDDシングルとかコスパ悪すぎるし
BAx6とかも5万円台で良いのあったんですけど、低音が響かんのですよね。綺麗な低音なんですけどね。
ベースはちょっとだけ滲んで余韻を出して欲しいんすよね。
BAのトゥィータも難しくって7万円台でもちょっとだけ刺さるんですよね。
視聴はいつもの通り、
ミセスの天国でピアノ、ギターのエフェクト、ベースの響き、ドラムの応答性などを聴いて、
YOASOBIのアイドルのAメロで高音刺さるか聴いて、
NiziUのAlwaysで女性ボーカルの音像をチェックしてます。
さて、Origin君ですが
ドライバー構成は1DD + 4BA + 2EST + 1BC(骨伝導)
特長は、音像があり余韻も出す強烈な10mmのダイナミックドライバ、ただし低音はこれ1発で出してるので
余韻は出しても滲んでないのがとても気に入っています。
低音好き向けイヤホンって、DDを2枚入れてるやつが多いんですが、Origin君は1枚だからベースの音は
残ってて欲しい余韻が同居できてて、滲んでないので音像が見えてきます。
このDDが250Hz付近でカット、お役御免で、ここから4発のBAが音声周波数帯域をゴリゴリ鳴らしてきます。
そこでさらに男性ヴォーカルと楽器が分離できているので音声周波数手前で周波数特性は凹ませているはずですね。
この辺もお見事です。
前述したPerforma5+2やDragonflyなどは男性ヴォーカルと楽器が近くて一部くっついてしまってます。
逆に離そうとすると、ドラムやギターの上側の倍音の範囲の出力を下げる事になるので
結果耳で聴こえず余韻不足と感じてしまう。
Origin君はそこを上手くやってますな。
ヴォーカルですが、とても生々しいくて、低音の良さと合わせて購入に踏み切った理由です。
ヴォーカルも倍音を出していますし、声ではなく吐く息にも周波数がありまして、
これをBAで拾えるかどうかがポイントです。
よくコンサート会場のような歌声って印象を聞きますが、それはこの逓倍と呼吸音が拾えてない事と同意です。Origin君はそこを綺麗に拾っています。口内の前で声を鳴らしているか、鼻腔を使っているか、その時の息の抜き方まで
表現できています。(私自身ヴォーカルで定期的にボイトレのレッスンを受けてましてここ繊細に聞きます。)
またESTの実力も素晴らしく高音域での高レスポンスを実現でき、声と息と声の間の少しの静寂を作れています。
シングルDDとかマルチBAはここが滲むから声と呼吸音の間の隙間で声の余韻が続いちゃうんですよね。
NiziUのAlways、Aメロはピアノとヴォーカルだけですので、
このわずかな無音が曲前半の静寂を作れるか大変重要になってきます。
最後に高音域ですがこれはESTとBAで音の物量は多く高精細なので情報量が多いです。
音の立ち上がりが速く正確なので滲みは少ないですが、おそらくBAとESTで音が消える時の消える速度が違うので
高音は音像が正確で情報量が多くしかし余韻がある、これまた大好きな特性です。
10万円越えのイヤホンは2つ目です。キャンプファイアのソラリス2020と今回のOrigin、
両方とも余韻があるけど滲んでいない。
ソラリスは2DDと4BAの音、楽器も声も艶っぽい。
対してOrigin君はESTの力で中高域が生々しくリアル。そしてクリアです。
DAPをibassoのDX260にして両方アンバランスにして聴いてきてまた感想入れます。
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- ポータブルプレーヤー
参考になった1人
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5
鈴木啓一 さん
(イヤホン・ヘッドホン)
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