Core Ultra 9 285K BOX
- 24(8+16)コア24スレッドで動作するソケットLGA1851対応のデスクトップ向けCPU。基本クロックは3.2GHz、最大クロックは5.7GHz、PBPは125W、MTPは250W。
- PCIe Gen 5.0に対応。「Intel Graphics」を搭載。
- コードネームは「ArrowLake-S」。RetailBox版で、CPUクーラーは付属しない。
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2025年5月26日 23:04 [1963675-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| 処理速度 | 4 |
|---|---|
| 安定性 | 5 |
| 省電力性 | 4 |
| 互換性 | 無評価 |
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|---|---|---|
CPUをマザーボードに取り付けた状態 |
CPS RZ820 トリプルファン仕様を取り付けた状態 |
CINEBENCH_R23の結果 |
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CPU-ZのStress CPUでフルロードしている時のCPU到達温度 |
Intel Core 13世代(13900K)と14世代(14900KF)を使ってきたのですけど、発熱がものすごく、しかもどちらも運悪くハズレ石を引いてしまい、Core電圧を-0.03VオフセットするだけでBSoD確定コースで省電力化も出来ずに困っていました。
そんな折、インテルはCore iシリーズからCore UltraシリーズへとCPUをモデルチェンジしてきました。
ワットパフォーマンスを向上させて最上位のCore Ultra 9 285Kでも空冷式CPUクーラーを使えるようにしているとのことで、意気揚々と購入したのが今年の1月です。
【PCのハードウェア環境】
M/B:MSI MPG Z890 Carbon
CPU:Intel Core Ultra 9 285K
RAM:G.Skill DDR5-6800 64GB
G/B:MSI GeForce RTX 4080 SUPER 16G GAMING X SLIM
ケース:Fractal Design Define 7 XL Black
P/U:MSI MAG A1250GL PCIE5
CPUクーラー:CPS RZ820 +Noctua 120mmファン追加 トリプルファン仕様
CPUグリス:Ainex JP-DX-ELITE
CPUの固定は純正ではなくPCER24さんのAnti bent cool boosterを使用しています。
BIOS:7E17v1A56
設定について、CPU電力制限および電流制限は無制限とし、Core電圧を-0.07Vオフセットしています。
なお、オーバークロックは一切しておりません。
【処理速度】
条件付きではありますが、前世代となるCore i9-14900KFから有意差のある進化を見せています。
・CINEBENCH R23 CPU(Multi Core)結果
Core i9-14900KF :40266pts
Core Ultra 9 285K:43148pts
Core Ultra 9 285Kが優位な結果を出したのがCINEBENCH R23でした。一見して違いはわかりにくいのですが、4万点に到達するのがやっとのCore i9-14900KFに対して、Core Ultra 9 285Kは3000ptsほど上回るスコアを出しました。
なお、Single Coreはどちらも2250pts前後でほぼ同じ成績でした。
ハイパースレッディングが廃止されて32スレッドから24スレッドへ減少しているにも拘わらず、スコアアップしているところは天晴れですね!
・ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク
Core i9-14900KF :スコア14408、平均フレームレート102fps
Core Ultra 9 285K:スコア13454、平均フレームレート 94fps
CINEBENCHで好成績を残したのですが、ゲームタイトルになると成績を落としてしまいました。4K画質なのでGPUの性能が支配的になるはずなのですが、同じGPUでテストしたにもかかわらず1000点ほど下回りました。
テスト中にフレームレートのグラフを見ていたのですが、ほとんどの時間でCore i9-14900KFの時よりも下回っていました。
8fps違えば、わかる人にはわかる違いになるかもしれません。
【安定性】
安定性については、かなり向上していると言えます。
AviUtlとAvisynth+を使用して、FullHDで24fpsの動画を補間して48fpsとして、4Kにアップスケールしてエンコードしてみました。
Core i9-14900KFではエンコードがなかなか進まずにしばしば異常終了していたのですが、Core Ultra 9 285Kでは異常終了することなく動画エンコードを完了できました。
CPUアーキテクチャが新しくなるだけでここまで安定するものなのか?釈然としないのですが、結果は結果ですねw
【省電力性】
温度リミッターに当てながら性能を出していたのが前世代でしたが、Arrow Lakeでも同じような運用になるかもしれません。
特に調整せずにBENCHを走らせても、105℃でサーマルスロットリングが作動して性能が落ちることになります。
例えそれが最強の空冷式CPUクーラーと呼ばれるCPS RZ820であってもです。
そこから、CPUコア電圧を引き下げて、RZ820をトリプルファン仕様にして、CPU固定金具をAnti bent cool boosterへ交換して、(恐らく)登場したばかりのAinex JP-DX-ELITEで塗り直したら、かなり冷えるようになりました。
CPU-ZのAll CoresでStress CPUを実施した際の到達温度
0. ドノーマル:105℃
1.電圧引き下げ:92℃
2.トリプルファン化:88℃
3.Anti bent cool boosterへ交換:81℃
4.JP-DX-ELITEへ塗り直し:76℃
少々手が込んでしまいましたが、空冷式CPUクーラーでもフルロードできるようになりました。
【互換性】
LGA1851はまだ歴史が浅いため、無評価といたします。
【総評】
少し難しいことをやってますが、空冷式CPUクーラーで不自由なくフルロード出来ますし、サーマルスロットリングが起こっていないため、水冷式CPUクーラーを使った場合と比較して遜色ない性能になっていると思われます。
もっとも、空冷式CPUクーラーに拘るのであれば、電力無制限じゃなく、Intel Default Settingsを用いた方が間違いないと思いますw
なお、4月下旬にArrow Lake-S向けに"200S Boost"という公式オーバークロックのプロファイルが追加されていますが、速いメモリが必要になります。6800MT/sのメモリでは御利益がありませんでした・・・
ゲーム用途で使用する場合、未だにRaptor Lakeに負けている状態なのは悲しいところです。
使用しているMSIマザーボードの機能であるCPU Lite Loadを使いたいのですけど、最新のBIOSをもってしても、CPU Lite Loadの設定を変更しても反映されません。
また、enhanced Thermal Velocity Boostは自動または無効にしないと、有効にするとBSoDで確定してしまいます。
これらの現状から、恐らくBIOSの完成度が未だに高くないように思えます。
少なくとも、enhanced Thermal Velocity Boostを有効活用できるようになれば、ここから確実に性能アップできると思います。
Arrow Lakeはこれからに期待しましょう!
- 比較製品
- インテル > Core i9 14900KF BOX
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