SilentPower iDefender+ Type A >Type AiFi audio
最安価格(税込):¥8,802
(前週比:±0
)
発売日:2024年 9月 9日
プロフィールオーディオ・ビジュアル評論家。
VGP(ビジュアルグランプリ)審査副委員長。同ライフスタイル分科会座長。
THX/ISF認定ホームシアターデザイナー。
日本オーディオ協会 諮問委員(2013-2020)。
専門誌、ネット、テレ…続きを読む
2024年12月27日 16:01 [1917308-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 音質 | 4 |
| 操作性 | 無評価 |
| 機能性 | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
デザインと質感のご参考に。 |
側面に外部電源供給用のType C端子。 |
裏面 |
メーカーサンプル機(メディア用)をお借りしてのレビューです。
USBバスパワードのDACヘッドホンアンプ(iBasso DC-Elite)と、据え置き型DACヘッドホンアンプ(FIIO K11R)を用意し、ヘッドホン(FIIO FT1)を組み合わせて確認しました。
【デザイン】
デザインには好みがあると思いますので、写真などを参考にご判断いただければと思います。
天面はポリゴン風の造形。真っ平より変化が有って面白味を感じます。
質感ですが。同モデルのC→Cタイプは少し軟らかいラバー調ですが、本機はツルツルのプラスティック。因みにC→Aタイプもツルツル素材です。ロットや製造時期によって異なるのか、タイプ別に使い分けているのかは分かりませんが、ご参考までに。
【音質】
ハムが音としてはっきり聞こえ環境は再現できず、ハムの抑制効果は未確認ですが、音質の変化を感じました。印象はC→Cタイプとほぼ同じ。外部電源を使用するFIIO K11Rでは、音の立ち上がりが鋭くなるのが印象的。解像度がアップするのか、高域も伸びるようで、明るく好ましい方向に思います。
iBasso DC-Elite(USBバスパワード)の場合も傾向はC→Cタイプと近いの印象。トーンはそのままで中低域の存在感が増す雰囲気に。さらに外部給電(モバイルバッテリー)を行うと、ノイズが乗って高域がやや煩く感じましたが、この際の音質は電源の質に左右されるようで、モバイルバッテリーの出力にiSilencer+を挟んで供給すると、低域の音量がアップして感じられ、聴感として力強いサウンドに。この効果はC→Cタイプよりも顕著に感じました。
【操作性】
特に操作はないので無評価とします。
【機能性】
外部電源を接続して機器への供給が可能です。外部電源の質でも音質が変わるので面白いです。通電時にLED点灯、外部電源接続時にLEDが切り替わります。LEDは似た色で位置が少し違うだけなので、色が違うともっと分かり易いように思いました。
【総評】
本機を使用すると、どなたも音の変化は感じられると思います。音質については、環境や聴き方によって意見が分かれそうですが、当方は上述の通り、概ね向上したように感じました。
本機は端子がType A > Type Aで、Type C普及前の機材を使われている方に適するでしょう。比較的手に届き易い価格設定は大きな魅力で、趣味のオーディオとして変化を楽しみたい方は是非ご注目を。
(ご参考までですが、磁石を用いて確認したところ、端子はプラグ側もレセプタクル側も明らかな磁性を示しました。シールド部分がスチール素材のようです。)
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2
多賀一晃 さん
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