AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデル MXP93J/A レビュー・評価

満足度：4.57

（カテゴリ平均：4.24）

満足度ランキング58位

集計対象68件 / 総投稿数68件

1. 5 63%
2. 4 31%
3. 3 4%
4. 2 1%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	4.52	4.19	82位
高音の音質 高音部の音質の良さ	4.42	4.14	91位
低音の音質 低音部の音質の良さ	4.33	4.11	112位
フィット感 装着したときのフィット感など	4.12	4.08	177位
外音遮断性 外の音を遮断するか	4.21	3.79	61位
音漏れ防止 音漏れを防止するか	4.02	3.79	151位
携帯性 コンパクトさ	4.79	3.86	19位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[山本元柳斎重國]

2024年10月31日 20:28 [1898888-1]

満足度	3

デザイン	1
高音の音質	3
低音の音質	4
フィット感	1
外音遮断性	1
音漏れ防止	1
携帯性	5

AirPods3から大幅に進化したものの、外出時の利用には不向き

【総評】
AirPods3から全方位に大幅進化したと感じます。
特に開放型（オープンイヤー型）イヤホンにも関わらずアクティブノイズキャンセリング機能が搭載された事は素晴らしいの一言。
ただ一方で開放型ゆえに音漏れしやすい、密閉型でないがゆえに装着時の安定感が心もとない、本体再生時間が最大4時間と短い等の理由から、屋外利用よりも屋内利用の方が望ましいという意外と刺さる層の狭いイヤホンだと感じました。
以下AirPods Pro2と比較した上での詳細レビュー。

【AirPods4がオススメの人】
�@iPhone・Appleユーザー
大前提としてAirPodsシリーズの一番の売りはApple製品との連動性（シームレスな接続や空間オーディオ機能）にあります。
単純な音質やノイキャン性能でいえば現在のワイヤレスイヤホン界隈では決してトップクラスとは言えないので、AndroidスマホユーザーがわざわざAirPodsシリーズを選ぶメリットは少ないです。

�A密閉型（カナル型）だと耳が痛くなる人
本製品は耳を栓しない開放型（インナーイヤー型）イヤホンなので、AirPods Pro2のような密閉型と比べて耳内が蒸れにくく、開放的な装着感となっています。
なので密閉型だとどうしても耳が痛くなる人にはオススメです。
一方で密閉型のAirPods Pro2の方が音質・ノイキャン性能ともに上ですし、音漏れも少ないので、密閉型で問題のない方がわざわざAirPods4のような開放型のイヤホンを選ぶメリットは少ないです。

�B屋内利用がメイン
開放型のイヤホンゆえに音漏れがしやすく、耳に栓する密閉型に比べて装着感が心もとないので、屋外利用にはあまり向いていない印象です（運動時は特に）。
iPhoneユーザーで屋外利用メインならAirPods Pro2、屋内利用メインならAirPods4という風に場面分けで選ぶのが良いと思います。

【AirPods PRO2との比較表】

・価格
AirPods4がノイキャン機能付きで定価29,800円。
AirPods PRO2が定価39,800円。
AirPods4の方が約1万円ほど安価。

・バッテリー持ち
AirPods4は本体の再生時間が最大4時間、ケース込みで20時間。
AirPods PRO2は本体の再生時間が最大6時間、ケース込みで30時間。
AirPods PRO2の方が優秀。

・音質・ノイキャン性能
音質・ノイキャン性能ともにAirPods PRO2の方が優秀。

・装着感
密閉型のAirPods PRO2の方がフィット感・安定感がある一方、開放型のAirPods4の方が耳に栓する事なく快適。

・充電機能
AirPods4はAirPods3やAirPods PRO2と異なりMagSafe充電非対応。
（ここだけはAirPods3からの明確な退化点）

・携帯性
ケースの大きさに関してはAirPods4の方がAirPods PRO2よりもコンパクト。

・操作性
AirPods PRO2はイヤホン本体をスライドタッチ（スワイプ）する事で音量調整が可能ですが、AirPods4は出来ないので注意。

比較製品

Apple > AirPods Pro 2 MagSafe充電ケース(USB-C)付き MTJV3J/A

主な用途

音楽

接続対象

スマートフォン・携帯電話