Super Unpleasant Companion レビュー・評価

満足度：—

（カテゴリ平均：4.36）

満足度ランキング—位

集計対象0件 / 総投稿数1件

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評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	無評価	4.33	-位
操作性 音色調節などの操作がしやすいか	無評価	4.29	-位
機能性 本体の機能、音の作りやすさ	無評価	4.30	-位
耐久性 本体の耐久性	無評価	4.40	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[K(きになるおもちゃ）]

2025年7月26日 03:14 [1976818-1]

満足度	4

デザイン	5
操作性	4
機能性	4
耐久性	4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

ガレージロックのためのファズペダル

全体	コントローラー	筐体スタイル

ロンドンでギタリストとしても活動するビルダーが制作するFredric Effects。特にヴィンテージ系ファズなどの再現を多く行っています。定番のヴィンテージペダルだけでなく、ほとんど知られていないような機材を再現したエフェクターも制作しています。このSuper Unpleasant Companionは、1960年代に作られた2種類のファズを1台で再現したエフェクターです。Shin-Eiが制作したFY-2というファズとFY-6 Super Fuzzのサウンドを切り替えることができます。筐体もShin-ei Companion FY-2をイメージしたスタイルとなっているので、ペダルボードに置くだけでもヴィンテージな雰囲気になります。2つのスイッチがあり、FY-2とFY-6を切り替えるスイッチと、TONEを切り替えるスイッチがあります。オリジナルFY-2は、その独特の音色から蜂の羽音のようだとして一部に人気がありますが、オリジナル回路は出力が弱く、音量が下がってしまう面もありました。実際に音を出してみると、このSuper Unpleasant Companionは十分な音量が出せるよう調整されているのが分かります。普通のファズペダルのように使うことができますが、その音は60年代のヴィンテージファズらしい、ちょっとゴワゴワした感じの音色です。使いやすいファズではありませんが、他に出せない音がたしかにあります。FY-6モードにすると、より人気の高いSuper Fuzzサウンドになります。オリジナルSuper Fuzzはゆらゆら帝国をはじめ、ガレージロックなどを中心によく使われているファズペダルです。迫力があって鋭く、うっすらとオクターブが混ざるような感じの音色です。TONEスイッチで超ぶっとくするか音を鋭くするかを選んで使用します。こちらも今の一般的なギタートーンとして使いやすいかと言うとそうではありませんが、FY-2と比べると使いやすい音色だと思います。ガレージやグランジなど、激しく分厚く、ジリジリと焼けるようなギタートーンを作るなら最高です。FY-2とFY-6を切り替えることができるというのは、その方面のペダルとしてはかなり便利です。まさにガレージロックのために作られたファズペダルと言えるかもしれません。