アダマスマキナ AMZ-01 バーサークフューラータカラトミー
最安価格(税込):¥30,700
(前週比:±0
)
発売日:2025年 3月下旬
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2025年5月24日 00:59 [1963010-2]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 作り込み | 3 |
| 再現性 | 4 |
【デザイン】
幼き日に脳裏に焼き付いた“死を呼ぶものの継承者”、アルティメットXの継承者が、今ここに鋼鉄の神性を纏って顕現した。
第一印象はただ一言、「圧倒的な存在感」。これに尽きます。
【作り込み】
◆造形・質感
ダイキャストとABSの緻密なハイブリッド構造により、重量感とディテール再現を高次元で両立。
塗装は成型色を主体としながらも、表面には極薄のクリアコート処理が施されており、光の反射は滑らかで自然。
特筆すべきはバスタークローの連動構造。
1本を開くだけで残り2本もスライドして展開される仕様で、直感的なギミックに歓喜しました。
基部はコトブキヤHMMの系譜を感じさせる作りで、サブアームも広範囲に可動。まさにアダマスマキナシリーズの真骨頂。
ただし、装甲表面のクリア処理は非常に繊細。
【再現性】
◆可動・変形
野生体 → 素体 → 完全体という劇中さながらの変形ギミックは非常に秀逸。
内部フレームの剛性も高く、ポージング時の保持力に不満はありません。パーツが外れやすい箇所もあります。
一部関節に個体差があり、緩い場合は瞬間接着剤の点付け等での補強を推奨。
◆パーティングライン・精度
唯一の減点要素はパーティングラインの処理精度。
特に脚部・背面スラスターユニットにおいて、押し上げ処理が甘く、目立つ箇所があります。
これはバンダイMETAL BUILDシリーズと比較すると明確で、高価格帯トイとしてはやや惜しい点です。
海外のプレミアムトイでは、たとえ成型色でもつや消しクリアで自然に処理されていることを思うと、本作にも一歩踏み込んだ仕上げを期待したかったところ。
【総評】
価格に対して得られる体験は極めて満足度が高く、
「ゾイド」という知性と本能の狭間にある生命体の本質を、完璧に立体化しています。
破損報告等は今のところ見当たりませんが、
デリケートな部分があると想います。
将来的にシュトゥルムフューラー、ヤクトフューラーなどのバリエ展開が控えている可能性を鑑みれば、素体の予備購入も充分に検討価値あり。
特にスラスターユニット周辺の可動範囲や構造は、海外プレミアムフィギュアに匹敵する思想と自由度を感じさせます。
とはいえ、もしこの造形に**もう一段階上の「処理精度」が加わっていたら……**と考えると、惜しさも残る逸品です。
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