スチーム アンド ミストL 8L HD6080J0
- コンパクトで、スチームの吹き出し方向を360度自由に変えられ、置き場所に困らない加熱超音波式加湿器。
- タンクを外さず上から注ぐだけの上部給水に対応(タンクを外しての給水も可能)。8Lの大容量タンクで、強運転でも最大10時間の連続運転が可能。
- 湿度や温度を表示するモニターを備え、リモコンで離れたところからでも快適に操作できる。誤操作を防ぐチャイルドロック付き。
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プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。
主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む
2024年9月30日 19:11 [1888881-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 加湿能力 | 5 |
| 使いやすさ | 5 |
| 静音性 | 5 |
| サイズ | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
全体。よくまとめてあるし、見た目の当たりも柔らかい。 |
トップビュー。水タンクの上側に当たる。 |
上段、水タンクの底面に当たる。矢印の部分を押さない限り、タンクから水は出ない。 |
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下段。機能はここに集中している。 |
コンソール。アイコン表示。さすが国際企業。 |
アロマボックス。個人的に好きな機能。 |
加湿器は、大きく2つに分類される。水蒸気を加えるタイプと水滴を飛ばすタイプだ。水蒸気を加える方式は、「スチーム式」「気化式」「ハイブリッド式」の3つがある。スチーム式は水を沸騰させ水蒸気を作るタイプ。最も衛生的だが、問題は電気代。ヒーター加熱なので、電気消費量がバカにならない。気化式というのは、自然蒸発で水蒸気化させる。とは言うものの、それでは余りに時間がかかるため、風を利用して、気化を促進する。ハイブリッド式は、風だけでなく、熱も使う。空気を温め、熱風で気化を促進する。
水蒸気は、水が相変換したもので、元の水の中に汚れ、病原菌などがあっても、それが水蒸気に移ることはない。
一方、超音波発生器で微粒子化した水滴で加湿する方法もある。ただ問題は、こちらは微粒子化しても水は水。水の中に含まれる汚れ、病原菌も空気中に拡散されることになる。
これを防ぐには、機器を清潔に保ち、水の中で微生物が繁殖させないことだ。マニュアルに、毎日清掃に勤しむことという旨が記載されているのはそのためだ。が、それと共に、守るべきことは、必ず水道水を使うことです。水道水に含まれる塩素は微生物にとり毒。日が経つに連れ、塩素は抜けて行き、塩素の濃度がある程度薄くなったら、微生物の繁殖が始まる。
このため、最低限の水量で稼働させるモデルが多い。が、冬に水を扱うのは、とにかく億劫。このため、大容量タンクのリクエスト要求は高い。
が、今回のモデルにはびっくりした。2年前、4Lの大容量タンクが、倍の8Lになっているのだ。
今回、メーカーよりモデルを借り、チェックした。
【デザイン】
単純に言うと白箱デザイン。しかし、上に8Lもの水タンク、その下に水を微粒水滴化するシステムの二段構造。
操作は、個別スィッチによるが、表示部が正円であるのは少し面白い。
【加湿能力】
時間当たりMAX 720mlの水滴を空気中に送り出せる能力を持つ。日本人が通常持ち歩く500mlのペットボトル1本分以上の水を水滴化できる。
急速加湿も十分可能。
また、連続加湿は10時間。就寝中ずっと運転することも可能。
【使いやすさ】
操作は、「自動」と「マニュアル」に分けることができる。が、マニュアルと言っても、自分の好きな湿度に設定し、あとはモデル任せなので、カスタム化できる自動を言った方が良いかもしれない。
あと、使い勝手を左右するのは、給水と洗浄性。
給水はタンク(上側全部)を外して給水する、または薬罐などで継ぎ足し給水してやるという方法が選択できる。
さて難題の洗いによるお手入れ。じつは当モデルに、洗い清掃に関する上手いノウハウはない。またパーツも洗いを考慮した形状になっていない。残念ながら、ここはマニュアルに従ってとしか、言えません。
それに加えて、ヒーターによるウォームミストを出したり、アロマをセットし使うこともできる。
【静音性】
動作音は、ほぼ感じられない。
【サイズ】
角がないように丸みを帯びたデザインにしているが、基本は収まりのよい四角で構成されている。このため、横:18.6cm、奥行:30.7cm、高:38cmに収まっている。高さはあるものの、設置面積はそれなりになっている。
【総評】
よくできている加湿器。ただし、タンクに入れられる水量が多い分、無駄遣いしそう。一番の問題は、結露だろう。たんまり結露すること間違いないので、ケルヒャーのウォーターバキュームクリーナーなどガンガン吸い取る機器が欲しいところ。また、タンク内の水に微生物が侵入しない様に、空気清浄機を使うのも一つの手。
加湿器の選択肢を狭くしないためにも、いろいろなアイディアを出し、問題なく使いこなしたいところだ。ちなみに適正畳数は、12から19畳だ。それより狭い部屋には勧められない。
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