『12インチクラスでコスパ最強タブレット』 Xiaomi POCO Pad 8GB+256GB [ブルー] noel2さんのレビュー・評価

[noel2]

2025年3月11日 23:35 [1944246-1]

満足度	5

デザイン	5
処理速度	4
入力機能	4
携帯性	4
バッテリ	5
画面	5
付属ソフト	4
コストパフォーマンス	5

12インチクラスでコスパ最強タブレット

iPadをずっと使用していたが、ようやくAndroidタブレットでも使いやすそうなのが出揃ってきた昨今、店頭でRedmi Pad Proを触って、液晶の綺麗さ、実際の重さなどを体感して12インチ以上もありかと判断。その後、ネットで調べていたところ、ネット直販バージョンのPOCO Padがメモリ、ストレージともに容量アップしており、楽天公式で安心して最安値とポイントもつき納得しての購入。

【使用用途】
仕事で無線でクライアントに写真閲覧、動画閲覧用に使用しています。アプリはどちらも問題なく、一日使用してみてのWIFIの接続、安定性などの挙動もiPadと同じで安定していました。むしろ、写真アプリはAndroidバージョンの方が若干UIが変わっており、良くなっていました。また何よりバッテリーの持ちが良いのが素晴らしい。iPad Airは当初から一日使うと午後には絶対モバイルバッテリーで充電しないと持ちませんでした。POCOはその点、余裕があります。

【12インチと11インチとの違い】
iPad Airとは約100g違うだけですが、ケースもつけるとそれなりの重量感となり差を重さ以上に感じます。しかし複数の人に使用感、重さを聞いたところ、問題ないとの答えを聞けました。液晶も大きく、色表現もiPadと比べて劣るということもなく綺麗で満足しています。ただ、実際の取り回しは11インチクラスが一番使いやすいとは個人的に思います。

【iOSとHyperOSとの違い】
XiaomiのHyperOSは設定、コントロールセンターなどのUIは確実にiOSに寄せているので違和感なく使用出来ています。ただ、細かいところではやはりiOSに軍配があがります。ドックの収納アイコンはiOSは13個だがHyperOSは8個。メモリ、キャッシュの管理でiPadでは気にしたことがないが、Hyperはクリーン、クリアを促されて、実際に挙動に若干差がでる。液晶の輝度自動コントロールでもiPadではストレスフリーだったが、POCOは自動調整の反応が遅いときがあり若干ストレスを感じる。

iPadで使用していたアプリもAndroidではないのもあるので、本当に使用したいアプリがAndroidでも使えるか、代替はあるのかを下調べする必要はある。使用していたクラウドメモ管理アプリのUpNoteは、iOSで購入していたが、アカウントが同じだとAndroidでも問題なく使用できる良心的なアプリだったので助かった。しかも買い切りなのでオススメです。

Androidで良かったのは、ロック解除でパターンがあること。自分のように他者にわたす必要がある場合、ロックは厄介です。ロックなしだとセキュリティ的によろしくなく、また仕事で使用するときだけロックなしで渡す場合は、指紋認証などすべてやり直しになります。パスワードは1234とかは設定出来ないし、個人的に使用している番号は教えたくありません。幸い、iPad Airには指紋認証があったので、ロックした場合は近くに来てもらい簡単に解除していました。なのでパターンだと気兼ねなく教えることができ、覚えやすく、変更も簡単です。

【耐久性、OSやセキュリティサポート】
耐久性については今後わかることなのですが、バッテリー管理では自分は最適化を選択していますが、80％制限もあるのは良いです。iPadは結局バッテリーの消耗で歴代4台買い替えてきています。3年以上は基本持ちました。なのでこのPOCOも3年は持ってほしいです。OSやセキュリティサポートではAppleの基本7年は流石ですが、上記に書いたとおり、実際は3年~5年稼働。聞いたことがないブランドの中華タブレット、スマートフォンはその点が不安すぎです。安物の中華メーカーは、スマートウォッチ、コードレス掃除機、バッテリーなど手を出してきましたが、いつのまにか居なくなることが多いです。使い捨てと割り切るのが嫌なのでその点、大手であるXiaomiのタブレットは5年サポートを公表しているので、安心できます。

【総評】
12インチ以上のタブレットはiPad Airでも10万超えでオーバースペックになります。その点、このPOCOは12.1インチで中華ではXiaomiという信頼できるほうのメーカーでセール、ポイントを考えると現時点で最強にコスパよくバランスがよいタブレットです。ある程度使ってみて、耐久性なども良かったら、プライベートもAndroidに変えても良い出来だと考えているほど今のところ不満は少ないです。その際は、ハードとは別のAppleエコシステム依存からの脱却の決意が必要なのですが。