Singolo [Black]

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評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
デザイン![]() ![]() |
4.58 | 4.18 | -位 |
高音の音質![]() ![]() |
4.58 | 4.14 | -位 |
低音の音質![]() ![]() |
4.58 | 4.11 | -位 |
フィット感![]() ![]() |
3.17 | 4.08 | -位 |
外音遮断性![]() ![]() |
3.42 | 3.80 | -位 |
音漏れ防止![]() ![]() |
3.42 | 3.79 | -位 |
携帯性![]() ![]() |
3.83 | 3.86 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
2025年1月14日 03:44 [1925131-1]
満足度 | 4 |
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デザイン | 4 |
---|---|
高音の音質 | 4 |
低音の音質 | 4 |
フィット感 | 2 |
外音遮断性 | 4 |
音漏れ防止 | 4 |
携帯性 | 5 |
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||
---|---|---|
【デザイン】
Kiwi Earsらしいとも言えるが価格に対してやや質素な外観
ケーブルも細く貧弱な質感
【高音の音質】
音線は細目で温度感は中庸的〜やや寒色寄り
若干程度華やかな色付けのある美音系
一聴すると柔らかい鳴りにも聴こえるがよく聴くと一音一音は割と硬質で凛としている印象
一音一音に絶妙に空気感を含んだような質感でそのことから柔らかく感じるのかもしれない
音場は大きくなく立体的とも言えないが広がりそのものは良く抜け感も繊細さが漂う
ボーカルは近すぎず遠すぎず適度な距離で唄う
楽器群との一体感がありながら分離も良い
とは言え楽曲にもよるがやや線が細く痩せて聴こえる場合がある
楽曲やボリューム位置によっては若干五月蠅く感じることもある
致命的な欠点が無く価格レベルのボーカルとは感じるものの特に透明度が高いとか肉声的なリアルさがあるとかいった特色は感じない
絶妙に空気を含んだようなふっくらした質感の中に凛とした高域〜中音域が在り、ナチュラルな解像感も高いものの、試聴レベルでは至って「普通の高音質」といった感じで所謂試聴映えはしない機種
【低音の音質】
前情報からは意外な量感、音圧がありぼやけた感も無い
特に疾走感やメリハリがあるわけではないが、立ち上がりが速く減衰も素直で量感の割に後を引かずスッキリした鳴りは好印象
分解能は価格レベルで、ある程度の描き分けを感じられこの辺りは下位レベルとは明確に差が出る
【フィット感】
先ずステムが通常より短い上に付属のイヤーピースが中華に有り勝ちとは言え近年珍しいくらいの低クオリティーでフニャフニャで使い物にならず
なるほど言われる通り高さのあるAZLA ORIGIN Lサイズに換装するとこれ以上ないフィット感が得られたがこのAZLA ORIGINは評判以上に優秀なイヤーピースに感じる
★評価は付属のイヤーピースでのもの(付属のイヤピで試聴される方が大部分と思われるため)
【外音遮断性】【音漏れ防止】
可もなく不可もなし
【総評】
個人的に興味があった機種で場合によっては購入するつもりでしたが今回は見送りました。
メーカーによるところでは本機の推しは「KARS」サウンドと言うことらしいのですが、残念ながら試聴レベルではその恩恵を感じることは難しいようです。
メーカー説明によると、
以下引用。
Kiwi Acoustic Resonance System (KARS)
「KARS は、ドライバーへの気流を操作し、低域出力を調整するバンドパス・フィルターです。この特許取得済みの革新的技術には、精巧で複雑なラビリンス・チューブ・ネットワークが採用されており、数多くの科学的・物理的モデルを使用して設計されたことで、ドライバーの適切な共振ポイントを完璧に計算することができます。KARS は、これまでシングルドライバーのイヤホンでは不可能であったタイトなサブバスシェルフを可能にしています。低音の質、量、質感、どの要素をとっても同様のドライバー・フォーマットで採用されているチューニング戦略とは異なっています。」
やや一般的には理解し難い専門的な文言の羅列ですが、個人的な理解では低音域の空気感と言いますか、音として感じるか感じないかの微妙な境界線の振動音、空気の揺らぎのようなものに独特の質感があるのかと。
低域のみならず一音一音に絶妙に空気を含んだような質感で、これが言われるところのKARSなるものなのかとも思いましたが、明確に感じるには至らずです。
これを感じるには実際に購入して腰を据えて楽曲やイヤーピース等あれこれ吟味しながら聴き込む必要があるのかもしれませんが、購入するには至って普通の高音質なわけで食指が動き難い感は否めません。
とは言え、癖が無く素直な上に価格的には全ての面で平均的且つバランスの取れたサウンドクオリティーは初めてこのクラスの機種を購入候補にされる場合はかなりお勧めしやすいイヤホンになります。
この機種独特のサウンドを秘めているにしても俄には判り難く、そういう意味ではそれなりにマニアックな機種ということになるでしょう。
試聴レベルでレビューを挙げるには所有者に対しては勿論のこと本機にも失礼になるかとも思いましたが、あくまで試聴での個人的感想はこうだということで御理解して頂きたいと思います。
聴感上の感度は一般的でスマホで鳴らそうと思えばそれも問題ありません。
近い☆ー☆ー★ー☆ー☆遠い
柔い☆ー☆ー★ー☆ー☆硬質
温い☆ー☆ー☆ー★ー☆冷い
繊細☆ー☆ー★ー☆ー☆迫力
暗い☆ー☆ー☆ー★ー☆明るい
解像☆ー★ー☆ー☆ー☆音場
楽器☆ー☆ー★ー☆ー☆ボーカル
響き
少☆ー☆ー☆ー★ー☆ー☆ー☆多
余韻
少☆ー☆ー☆ー★ー☆ー☆ー☆多
乾湿
乾☆ー☆ー★ー☆ー☆ー☆ー☆湿
厚み
薄☆ー☆ー★ー☆ー☆ー☆ー☆厚
立体的or平面的
平☆ー☆ー★ー☆ー☆ー☆ー☆立
透明度
低☆ー☆ー☆ー☆ー★ー☆ー☆高
スピード
遅☆ー☆ー☆ー★ー☆ー☆ー☆速
音像重心
高☆ー☆ー☆ー★ー☆ー☆ー☆低
演出0rリアル
演☆ー☆ー☆ー★ー☆ー☆ー☆リ
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よく投稿するカテゴリ
2024年11月2日 06:08 [1900276-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 4 |
外音遮断性 | 3 |
音漏れ防止 | 3 |
携帯性 | 3 |
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---|---|---|
パッケージ |
ケーブルが接続された状態で納品されてます |
イヤホン本体 |
![]() |
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KARSの音響道管 |
まず、初めに総合満足度は完全に主観的な評価です
なので、満点の評価点だからと言って誰しもが唸るようなイヤホンではありません
ちょっと迷いましたね、ここは
価格を考慮しての客観的満足度は3から4くらいになると思います
自身の縁側では試聴時に「KARS」が確認出来る楽曲など紹介していたんですが、やはり騒音がある場所での試聴では中々難しい様ですのでここら辺は割愛させて頂きます
ネックとして販売価格がちょっと高いですね
キャリングケース(ポーチ)も付属されてないので、やはり1万円を切らないと駄目だと思うところです
中華イヤホンですが非常に真面目に作られたイヤホンです(変なこだわりが一切無し)
流行りのDIPスイッチさえないシンプルな構造
タイトルで「極上の普通が聴ける」と書いてますがまさにその通りのサウンドで、試聴して感動する代物ではありません
その点においてはかなりマニアックな位置付けのイヤホンになるのかなと
色々とKiwi Earsらしからぬところがあるので、そういうところに焦点を当てて書いていきたいと思います
*KARSとは
メーカーサイドで詳細に説明してあるので、そちらをご覧になった方が早いでしょうね
ただ、最初に書きましたけれどKARSがちゃんと機能しているかどうかの判断は試聴などでは難しいようです
なので、このKARSに関しては無視した方が良いでしょうね
簡単に説明すると良い低音が鳴るように設計されたもの、という事ですね
低域はサウンド全体に影響するので、正しくはより良いサウンドが鳴ると言った方が正解かもしれません
*史上希にみる使い物にならない付属イヤーピース
折角のKARSを搭載していても全てを台無しにするようなクオリティーの低いイヤーピースが付属されてきます
当然デモ機にも付属イヤーピースが装着されてますから、試聴時にはご自身が愛用しているイヤーピースをご持参して音を聴いた方が良いです
置いてある状態そのままで試聴しても意味をなしませんから
イヤーピースが無ければ、店舗で他のイヤーピースと交換してから試聴して下さい
*付属ケーブルも出来が良くない
細くて取り回しも良くない、見た目も質素なケーブルが付属されております
まさに負のスパイラルと言って良い付属品のオンパレードです
これで、1万円以上の価格設定は高いと言わざるを得ないですね
しかもキャリングケースも付属されておりませんから
モンスタークラスのサウンドを奏でるquintetが3万円を切る価格で入手出来てしまう事を考えるとメーカーの価格設定の基準が崩壊していると言ってもいいでしょう
ここら辺は本当に残念ですね
*ビルドクオリティー、デザインなど
これも価格を鑑みればあまり褒められたものではないですね
5,000円クラスから買えるレベルです
肝心のサウンドに関して書いていきましょう
*サウンドインプレッション
ダイナミック型ドライバー一発機らしい正統派と言った感じです
一時期はこればっかり使用してましたから
ですので総合満足度が個人的に満点なのは仕方がないです
解像度は高過ぎず非常に絶妙なバランスで良いですね、個人的には素晴らしい出来です
個性的な表現力で聴かせるタイプではなく淡々と楽曲そのものを聴かせる感じですかね
サウンドステージも極々普通で決して広くはないです、イヤホンらしいサウンドと言いましょうか
ライブ音源を得意とするイヤホンでは無いですが、不満を感じる事はないと思います
・低域、高域
サウンドバランスも絶妙で素晴らしいです
過度に低音が出る訳でもなく、突き抜けるかの様な爽快な高域がなる訳でもなく
表現が難しいですが、独特の空気感の様なものを感じるサウンドなんですよ、それも過度ではなく
なので、一聴しての絶大なインパクトを求める方々には非常にお勧めしづらいイヤホンです
私は私で、デュアルDDだのトリプルDDだの変則的ドライバー構成のイヤホンばかり収集していたので、シンプルなドライバー構成のSingoloのサウンドを聴いてノックアウトされた感じです
そう言った意味でも極上のマニアック的なイヤホンだと思うところなんですね
・どんな楽曲でもそつなく鳴らす
あまり楽曲を選ばないタイプのイヤホンです
なので非常に使いやすいですし、長時間のリスニングでも聴き疲れするタイプではありません
私は大音量派なのですが、自然とボリュームを落としたくなるくらいですから優秀なのでしょうね
適切な音量を教えてくれるイヤホンでもありますね
・イヤーピースには非常にシビアである
かなりイヤーピースを選ぶタイプで、これ程イヤーピースにシビアなイヤホンも経験がありません
それでいて上記の様なイヤーピースが付属してくる訳ですから、他社製イヤーピースを後から買い足すのは必須となります
私自身は色々試した結果高さのあるAZLA ORIGINに落ち着きました
このイヤホンでわかった事ですが、AZLA ORIGINは非常に優秀なイヤーピースで価格も求めやすくお勧めです
*総括
癖がなく優秀なイヤホンが一本欲しいなという方々には非常にお勧め出来るサウンドなんですが
果たして感動出来るサウンドかと言うとそうでもないので、難しいんですよね
お粗末な付属品なのに価格も安くはないですからね
ただ、変則的なドライバー構成のイヤホンのサウンドばかり聴いていた方々には一種の解毒剤的な効果がありますね
楽曲を素直に楽しめると言う観点においては間違いなく逸品のイヤホンとなるでしょう
ただ、私の様に楽曲だけでなく、イヤホンの奏でる「音そのもの」を楽しむ方も居ることは否めませんし
そういった方々にはあまりにも個性が無いのでスルーした方が良いと思います
以上、私自身においては積極的にお勧めする事は出来ないですね
これは各々判断して欲しいと思うところです
(私は素晴らしいと感じましたので、レビューを書かせて頂きました)
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