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2025年1月19日 05:17 [1926505-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 操作性 | 4 |
| 機能性 | 5 |
| 耐久性 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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全体 |
コントロール |
電源端子 |
Mooerが2012年から長年にわたり発売するミニサイズペダル。その最初期からずっとラインナップされているディストーションペダルがBlack Secretです。このペダルは、いわゆるRAT系というか、RATクローン系のディストーションペダルです。コントロールは、白いノブがDistortionで、その両サイドにVolumeとFilterの小さなノブがあり、さらに上部にはVintage/Turboの切替スイッチを搭載。Vintageモードでは初期のRATを、Turboモードでは、初期のTurbo Ratの回路を完全に再現することができる、というものですね。LM308チップを使用したペダルです。初期のRATとTurbo RATの違いは、クリッピングです。Turbo RatはLEDを使ったクリッピングとなっていて、通常のRat2よりもより高いゲインと、ヴォリュームを稼ぐことができるようになっています。その回路の違いを、スイッチで1発切替可能としたのが、MooerのBlack Secretというわけです。このサイズの中に3ノブと切替スイッチを搭載するという構造上、小さいノブを使用しているため、VolumeとFilterのノブの位置は一見ではわからないです。ですが設定自体は簡単で、ノブ配置が良いので、一度設定しさえすれば、よほどの事がない限りステージ上で設定が変わってしまうこともないでしょう。サウンドとしては、全体的に感じられたことなのですが、このMooer Black Secretは、オリジナルRATより低域がでます設定によってはほとんど変わらないこともあるんですが、オリジナルよりも低域がでない、ということはありませんでした。ヴィンテージRAT、現行RAT2、Turbo RAT全てでその傾向が見られました。まず、Vintageモードについてですが、各ノブの調整範囲はオリジナルモデルや現行モデルとほとんど差はありません。作り出せるゲインの幅も同じです。Filterの効きはほんの少し違って聞こえるんですが、よくよく聞いてみれば、基本的なローがよくでるという特性からくるもので、コントロール部の効きはほぼ同じと見て良さそうです。Turboモードは音量がかなり上がります。こちらもVintageモード同様、Turbo Ratと比較してローエンドはMooerの方がよく出ます。ただ、それ以外は非常にオリジナルに近いサウンドですね。こちらは、ローゲイン時とハイゲイン時に違いが少なく、ミドルゲインの時はローの出方の違いが大きくなりました。面白い結果だと思います。
歪み方そのものは、オリジナルと非常に近いですね。違いはやはりローエンドの出方が一番大きいと感じました。全体的なレンジもオリジナルより広く取られているように思います。1台で、オリジナルRATとTurbo RATに近い音を出すことが出来るというのはもちろん、その歪み方もオリジナルと非常に近い。ローエンドがより出るようになっているのが特徴です。
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ワウみたいなオートワウペダル
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