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2024年4月24日 01:23 [1837432-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 操作性 | 5 |
| 機能性 | 4 |
| 耐久性 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
全体 |
コントロール |
電源端子 |
トレモロエフェクトは音量が上下するだけのシンプルなエフェクトですが、だからこそ奥が深く、使い方によって様々な表情が生まれます。ジャンルにもよりますが、エフェクトとしては頻繁に使用するものではないので、ペダルボードにトレモロを置くことに躊躇することもあるかもしれません。Mooer Trelicopterは、楽曲の中で少しだけトレモロを使うようなシーンにぴったりのエフェクトです。今回は店頭試奏でのレビューとなります。まず、なによりもこの小さなサイズであることが大きな特徴です。トレモロは海外では日本のコーラスペダルのように、揺れモノとして頻繁に使用されることも多く、こだわりが溢れて大きな筐体を使うことも多いです。Trelicopterはサイズが小さいので、日本の音楽シーンに合っていると言えます。さらにトレモロエフェクトとしてのサウンドの選択も良いです。BIASトレモロという、真空管アンプのバイアス電流を使用するスタイルのトレモロは60年代などのアンプに搭載されたトレモロエフェクトのスタイルで、そのサウンドを元にして作られています。内部では光学式の素子が用いられていて、柔らかく暖かな風合いの音色が特徴です。コントロールもシンプルで、SPEEDとDEPTH、およびBIASノブを搭載。BIASはトレモロエフェクトの音量が上がる・下がるの時間のバランスを調整できるので、最もシンプルなスタイルのトレモロでありながら表情を多くつけることができます。深さと速さだけでも雰囲気は大きく異なりますが、ここにBIASが加わることで単に音量を上下するトレモロエフェクトに回転感を加えたり、リズム感が加わるように音色をコントロールできます。音量を調整するコントロールはないので、BIASの設定によっては音量が少し下がって聞こえることがある点は注意が必要かもしれません。実際に音量が下がっているわけではないのですが、エフェクトとして音量を上下するため、聴覚上そのように聞こえる場合があり、ブースターなどを同時に使用するとより良くなることもあります。
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