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2024年5月30日 23:42 [1847756-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 操作性 | 4 |
| 機能性 | 4 |
| 耐久性 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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電源端子 |
Mooerが初期から販売しているロングセラーディストーションペダル、Cruncherは、海外の基準でいう“クランチ”トーンを作るペダルです。日本の基準でクランチというとかなり軽めのオーバードライブを指すことが多いですが、海外でクランチサウンドというとしっかり歪んでザクザク刻めるようなサウンドを指します。今回はこのCruncherを店頭で試してみました。赤いペダルに白い文字が書かれた筐体とモデル名からイメージできるとおり、明らかにサウンドはMI EFFECTSの初期Crunch Boxです。現在のCrunch Boxはいろいろな機能が付いていますが、初期の、まだMI Audioと呼ばれていた3ノブ時代のCrunch Boxを知っていれば、あの独特のサウンドをイメージして作られていることが分かります。スタイルとしてはマーシャル系アンプサウンドのディストーションです。が、オーストラリアっぽいというか、アンガス・ヤングっぽいというか、独特の太さと倍音成分があります。軽い潰れ感のある倍音成分の出方で、明らかにディストーションなサウンドですが少しファズっぽい風合いが加わります。音色の特徴としては乾いたサウンドといえますが、そこに少し油っこさがあるというか、奥から染み出すウェット感があります。例えばヨーロッパ系のペダルにある上品さや、アメリカンなペダルのカラッと乾いた感じとは違っています。その独特の倍音成分がうまく絡み合うと音の壁のような迫力となるのがこのペダルの真髄と言えるかもしれません。マーシャル系サウンドですが、そこまで“マーシャル感”が強いペダルではなく、ギターサウンドへの味付けは最低限で作られていて、その代わりディストーションらしくしっかりと歪みます。そのため、手軽に〇〇な音が出せるというペダルではありませんが、自身のギターやアンプと組み合わせることで自分らしいディストーションサウンドを作るのには最適なペダルです。ミニサイズで手頃なペダルでありながら、ここまでのクオリティが出せるのはさすがと言えます。
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