Blues Mood レビュー・評価

満足度：—

（カテゴリ平均：4.36）

満足度ランキング—位

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評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	無評価	4.33	-位
操作性 音色調節などの操作がしやすいか	無評価	4.29	-位
機能性 本体の機能、音の作りやすさ	無評価	4.30	-位
耐久性 本体の耐久性	無評価	4.40	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[K(きになるおもちゃ）]

2024年11月24日 05:10 [1905915-1]

満足度	4

デザイン	4
操作性	4
機能性	4
耐久性	4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

BD-2系のサウンドをよりオーバードライブらしく

全体	ノブ	電源端子

Mooerのアナログミニペダルの中で、長く販売されているオーバードライブペダルの1つ、Blues Moodです。このペダルは、デザインからもイメージされるとおり、BOSS BD-2 Blues Driverをイメージして作られたペダルとなっています。似た名前のBlues Crabがありますが、Blues CrabはMarshall Bluesbreakerペダル系のオーバードライブで、元となったペダルが異なります。今回はこのBlues Moodを店頭試奏しましたのでレビューしていきます。コントロールノブはLEVEL、GAIN、TONEとスタンダードなスタイルとなっています。実際に音を出すと、重量感のある太さがあります。トゥルーバイパスのペダルなので、BOSS BD-2と比べるとON/OFFでの音の重心感の動きがよりよくわかります。ただ、ヘヴィとか音が抜けないとかいうことはなく、むしろ音の抜け感はけっこうあります。ローエンドはそこまで太くはなく、ミッドに重心があり、かといってTS系ほどのミッドの太さがあるわけではない、全体的にバランスが良く作られたオーバードライブサウンドという印象です。かなり使いやすさを感じられます。あとBD-2よりも少し明瞭感が高いように感じます。ここまではBrightモードにしていましたが、Fatモードに変えると、少し軽めだったローエンドが加わるような音色になります。このサウンドは、かつて作られていたKeeleyのBD-2　Phat Modのモディファイサウンドをイメージしたものと思われます。ギターやアンプの構成、あと欲しい音色によってローエンドがちゃんと出てほしいときはFatモードにすると使いやすそうです。BD-2といえば邦ロック系、特に2000〜2010年代のサウンドを風靡したペダルとして知られています。Blues Moodも同様に、特にジャズマスター系のギターと組み合わせて若干ジャリっとしたサウンドを作るのに適した特性ですね。BD-2より少し綺麗めでミッドにまとまったトーンなので、ギャリギャリしすぎないトーンとなりそうです。フェンダー系のアンプと組み合わせてゲインを上げすぎずに使うと使いやすそうです。

比較製品

BOSS > Blues Driver BD-2