Ensemble Queen レビュー・評価

満足度：—

（カテゴリ平均：4.36）

満足度ランキング—位

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評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	無評価	4.33	-位
操作性 音色調節などの操作がしやすいか	無評価	4.29	-位
機能性 本体の機能、音の作りやすさ	無評価	4.30	-位
耐久性 本体の耐久性	無評価	4.40	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[K(きになるおもちゃ）]

2024年10月14日 16:46 [1893230-1]

満足度	4

デザイン	4
操作性	4
機能性	4
耐久性	無評価

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

上品なサウンドのベースコーラス

全体	コントロール	電源部

Mooerのエフェクターといえばギターペダルのイメージが強いと思います。しかし、実はこのミニサイズシリーズにはベース用エフェクターも多くラインナップされています。Mooerのミニサイズペダル、特にこのスタイルの初期から発売されているシリーズは、その殆どが既存の人気ペダルを元にした回路で作られています。しかし、そうではないペダルもあります。このEnsemble Queenもそんなペダルの1つです。ギター用のアナログコーラスペダル、Ensemble KingのベースバージョンなのでEnsemble Queenという名前がつけられていますが、回路自体は全く別物となっています。Ensemble KingはBOSSのヴィンテージコンパクトコーラス、CE-2が元になっています。CE-2にもベースバージョンのCE-2Bがあり、関係性としてEnsemble Queenのように思うかもしれませんが、そうではありません。Ensemble Kingaがアナログコーラスであるのに対し、Ensemble Queenはデジタル回路で作られるコーラスペダルです。コントロールノブはLEVEL、TONEは、DEPTH、RATEとなっていて、TONEコントロールでコーラスの明るさを調整することもできます。今回はそんなEnsemble Queenを店頭試奏でレポートしてみます。とはいえ、このペダルの特徴は音を出した瞬間にわかるほど、分かりやすいです。コーラスエフェクトはディレイタイムを動かして音に厚みを加えますが、その効果から音程感はあまり強くはありません。ギターの音域であれば問題ありませんが、ベースの音域になると特に低域の音程感にはかなり影響します。そのため、Ensemble Queenではローエンドにはコーラスはほとんどかかりません。また、コーラスサウンド自体がかなり上品な音色です。Ensemble Kingがきらびやかで爽やかなコーラスなのに対し、Ensemble Queenのコーラスはとてもきれいなコーラス。あまり倍音成分は強くなく、ローがしっかりと太くなります。強く揺らしても低域の音程感はキープされます。かなり良い音で使いやすいベースコーラスです。

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