『Switchbotシリーズの傑作』 SwitchBot W3800510 [ホワイト] く〜すけ８７２さんのレビュー・評価

[く〜すけ８７２]

2025年3月20日 11:56 [1945999-1]

満足度	4

デザイン	4
使いやすさ	3
風量	4
静音性	5
微風	5
サイズ	3

Switchbotシリーズの傑作

Switchbotシリーズで自宅のスマートホーム化を進めております。
夏は持ち運びが容易な扇風機として、冬はエアコン暖房の省電力化を目的として購入してみました。

【デザイン】
やや大きめですが物理ボタンの無いスッキリとした外観で、常夜灯としてのイルミライトもあるのでインテリア性の高いデザインです。上部に取手がついていて持ち運びし易いのは良いのですが、何故か充電のためのポートが本体底部にあり非常に不便です。充電ケーブルを挿すにはどうしても本体をひっくり返す必要がある上、ケーブルは挿しにくいので充電するのが億劫になってしまいます。

【使いやすさ】
本体にタッチセンサー式の操作ボタンがありますが感度はいまいちです。特に電源オンオフの反応が悪くイライラしますが、小さな物理リモコンが付いておりますので、日常の操作はこのリモコンとスマホアプリで行っています。
この製品の真骨頂はワイヤレスであることです。コンセントの有無や距離に左右されず好きな場所にサッと持ち運べるので、この点はとても使い易いと云えます。

【風量】
有線式のサーキュレーターに比べれば弱いですが、最大風量で13時間も（首振りなし）バッテリーが持つのは驚異的です。
夏場は微風（もしくはナチュラルモード）＋首振りで使っていますが、15時間もちます。
冬場はサーキュレーターとして風量3（5段階）で天井に向けて使っておりますがほぼ24時間もちます。
最大風量は洗濯物の室内干しに効果的な強さがあります。

【静音性】
これは驚きました。最大風量で使っても煩わしさはほとんどありません。上下左右に首振りをしても気になるレベルの音はしません。

【微風】
通常の最小風量1の他、多彩な微風モードがあります。
赤ちゃんには一番優しい「そよ風モード」、自然のように不規則な風を楽しみたい場合は「ナチュラルモード」、寝るときには「おやすみモード」が選べます。それぞれにハッキリとした特徴を感じるのでシーンを応じて使い分ける気になります。

【サイズ】
本体サイズは334 x 173 x 382mmとやや大きめです。スッキリとしたホワイト基調のデザインなので置いていてもそれほど気になりません。

【総評】
様々なSwitchbotシリーズ製品を使ってきましたが、実用性でいえばTOP3に入る完成度の高い製品です。ハブ2などと組み合わせて使えば室内の快適度を自動で高め維持する事が出来ますし、単体で使っても完成度の高いサーキュレーターだと思います。かつて同じデザインの有線式の廉価版がラインナップされていましたがひっそりと消えましたね。やはり本製品はワイヤレスで、そしてスマートホームネットワーク内で使ってこそ真価を発揮します。それ故に充電ポートの位置だけは本当に残念で次世代機ではぜひ改良されることを願います。値段はやや高めではありますがオススメできる製品です。

設置場所

寝室・自室