ZE8000 MK2
- 楽曲を超高精細に再現する「8K SOUND」が初期モデル「ZE8000」から進化しているカナル型完全ワイヤレスイヤホン。専用アプリ「final CONNECT」に対応。
- 再生音に影響を与えず圧迫感のないノイズキャンセリング、充電ケースのふたを開けるだけでペアリングが開始される「オートペアリング機能」を搭載。
- 新機構「シールドフィン」を2か所に採用し、初期モデルに比べて遮音性と装着性を向上。イヤーピースはSS/S/M/L/LLの5サイズを同梱。
- 3 0%
- 1 0%
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| デザイン |
4.13 | 4.19 | 209位 |
| 高音の音質 |
4.09 | 4.15 | 186位 |
| 低音の音質 |
4.14 | 4.12 | 170位 |
| フィット感 |
3.96 | 4.08 | 218位 |
| 外音遮断性 |
3.62 | 3.79 | 184位 |
| 音漏れ防止 |
3.92 | 3.79 | 169位 |
| 携帯性 |
3.41 | 3.86 | 251位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
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2025年9月19日 12:11 [1986146-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 高音の音質 | 4 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 3 |
| 外音遮断性 | 4 |
| 音漏れ防止 | 5 |
| 携帯性 | 2 |
【デザイン】
悪くないですが、ケースから取り出しにくい事この上ない…代わりに小枝形状のおかげでマイク性能は良好。
【高音の音質】
特に特徴はなく、ちゃんと出てるという感想。
シャリではなく控えめ
【低音の音質】
初見ではかなり支配的に出ているイメージだった。
低音が目立って全体的に籠もって聞こえる。
脳がどれかの音にフォーカスが合うと、一気に視界がひらける感じの不思議な感覚
【フィット感】
がっちりフィット。ノイキャン要らず。
聞こえ方が変わるので装着がシビア
【外音遮断性】
ノイキャン無くてもかなり遮音するので、オンオフで大差がない。ヒアスルーはそこそこ使える
【音漏れ防止】
不明
【携帯性】
かなりケースが大きいので良くはない。
開き方的にストラップカバーなども使えそうにない
【総評】
定価で買って、なんじゃこれって手放す人もいると思います。低音が目立って籠もってる安物の音じゃないかと。
8kサウンド?オンにしてもその傾向が強くなるだけじゃないか!と。
でも、先ずは脳みそをこのイヤホンの解像度にチューニングしてやる必要があります。
大海原に投げ出されて状況がわかってないだけです。
流木にでも掴まって周りを見てみましょう。これがおそらく8kサウンドとやらです。
ヴォーカルラインを追ったりして脳を慣らしてやれば、広大で緻密な空間と音たちを見つけることが出来ます。
昔の多ドラ競争の時に、36baのイヤホンを聴いた時の感覚ににています。
音数が多すぎるだけで、決して籠もっている安物の音ではないです。
その後はイコライザーでパーソナライズしてみましょう。ヴォーカルを近めにする設定がオススメです。
正直、一つのドライバにやらせるには情報過多かもしれません。3BAくらいで分担したほうが無理なく聞けるんではないかと。
つまるところ、聞こえない音か何一つないほど拾って8kと称しているのではないでしょうか。
脳のピントがどれかの音に合うのには時間かかります。
試聴ではおそらく分からないです。
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- 音楽
- ゲーム
- 接続対象
- スマートフォン・携帯電話
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2025年5月6日 23:29 [1959431-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 3 |
|---|---|
| 高音の音質 | 4 |
| 低音の音質 | 2 |
| フィット感 | 4 |
| 外音遮断性 | 3 |
| 音漏れ防止 | 3 |
| 携帯性 | 3 |
このイヤホン、メーカーはオーケストラでポテンシャルを発揮すると謳っています。
他のレビュアーの方もオーケストラ向きだと書いていますね。
私はオーケストラの中でもワルツが好きでたまに聴きますが、確かにこのイヤホンのポテンシャルの高さを感じます。
ただ「そうか、オーケストラは聴かないし好きな音楽ジャンルはロックだから自分向きでないな」と思った方。
どうか素通りせずに、このイヤホンでQUEENを家電量販店で試聴してください。
そうですね曲は
・Father To Son
・Brighton Rock
・Made In Heaven
などが試聴するのにお薦めです。
QUEENの曲はもともと豪華で煌びやかですが、このイヤホンで聴くと印象が変わります。
思ってる以上に豪華で煌びやかです。
ブライアン・メイのレッドスペシャルを堪能できます。
ロジャー・テイラーのドラムもちゃんと聴こえます。
ピアノの音が明瞭です。
コーラスがクリアに聴こえます。
私はこのイヤホンでQUEENを再認識しました。
もちろんQUEEN以外でも最高の音を鳴らしてくれます。
MUSEの曲などもいいですね。
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- スマートフォン・携帯電話
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2024年12月28日 20:27 [1917729-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 高音の音質 | 4 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 4 |
| 外音遮断性 | 4 |
| 音漏れ防止 | 4 |
| 携帯性 | 2 |
ze8000を使用していましたが、片側が接続不良になったり、アプリが立ち上がらない不具合が起こったため、思い切って評判の良いmk2に乗り換えました。
【デザイン】
前作とほぼ変わらず大きめですがあまり気にはなりません。
【高音の音質】
前作よりもクリアによく聞こえるようになりました(前は全体的に少し籠もっている印象)。
【低音の音質】
音にかなり厚みがあるため、低音も素晴らしいです。
【フィット感】
イヤーピースが若干変わったこともあり、フィット感はとても良いです。
【外音遮断性】
標準レベルだと思います。
【音漏れ防止】
あまり分かりませんが、家使用がメインなので問題ありません。
【携帯性】
ワイヤレスイヤホンの中ではかなり大きいと思いますが、高音質で聴くことをを目的とし、家での使用がメインのため問題ありません。
【総評】
今まで購入したワイヤレスイヤホンの中では最高です。この音がこのように鳴っていたのかと、他のイヤホンでは分からなかったレベルまで聞き取れます。ただし、手軽に外で音楽を楽しむこととは目的が違うため、購入する際は十分な検討が必要な一品と言えます。
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- スマートフォン・携帯電話
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2024年10月19日 21:54 [1894732-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 3 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 4 |
| 外音遮断性 | 4 |
| 音漏れ防止 | 4 |
| 携帯性 | 5 |
![]() |
||
|---|---|---|
デザインは前作をほぼ踏襲、ややコンパクトになった感もあります。
イヤーピースに細かい工夫が施されさらにフィット感が上がったことに伴いパッシブ的な遮音性が高まり結果的にノイキャン効果が向上したようです。
サウンド傾向も前作とほぼ同傾向ですが、前作の場合によっては重すぎる傾向が改善され、良い意味で軽快さを感じるサウンドにリチューニングされているようです。
頭内定位を感じない頭外に捌ける音に一段と磨きがかかり、相変わらずの広大な音場はスケール感たっぶりです。
大編成のオーケストラ等では他のTWSを寄せ付けないアドバンテージを感じますが、ポップスやロック等のテンポのある楽曲では少しもっさり気味な感じは相変わらずのようです。
ノイキャン効果が上がった様に感じますが、これはイヤーピースの見直しによる物理的な遮音性の向上によるところが大きそうです。(画像にある通りイヤーピースのキャップ部分にスリットのような切込みと一部めくれたような返しの加工が施されています)
率直に言いますと、前機種ZE8000に比べて進化はしているものの敢えて買い増すほどの費用対効果は個人的にあまり感じません。
近い☆ー☆ー★ー☆ー☆遠い
柔い☆ー☆ー★ー☆ー☆硬質
温い☆ー☆ー★ー☆ー☆冷い
繊細☆ー☆ー★ー☆ー☆迫力
暗い☆ー★ー☆ー☆ー☆明るい
解像☆ー☆ー☆ー★ー☆音場
楽器☆ー★ー☆ー☆ー☆ボーカル
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2024年8月23日 14:46 [1876312-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 5 |
| 外音遮断性 | 3 |
| 音漏れ防止 | 5 |
| 携帯性 | 4 |
【デザイン】
マットな質感で安っぽさはありません
【高音の音質】
多分このイヤホンの1番いいところ
アプリで8KをONにすればさらに良くなります
【低音の音質】
まさにちょうど良い音です
変な癖はありません
【フィット感】
かなり良好でした
イヤーチップのバリエーションも多いのでどれかは合うかと
【外音遮断性】
このイヤホンの欠点
ノイズキャンセリングを聞かせながらも良い音を目指しているようで、エアコンのファンの音は消えますが電車などは全然ダメです
桁が少ないずっと安価なイヤホンよりも劣ります
【音漏れ防止】
特に問題ありませんでした
【携帯性】
普通です
【総評】
音質重視でノイズキャンセリングはおまけ程度です
その点を理解して買うのであればおすすめです
癖のない綺麗な音作りでした
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- 音楽
- ラジオ
- 接続対象
- スマートフォン・携帯電話
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- 0件
2024年4月29日 13:21 [1838907-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 5 |
| 低音の音質 | 3 |
| フィット感 | 4 |
| 外音遮断性 | 4 |
| 音漏れ防止 | 4 |
| 携帯性 | 3 |
過去リケーブル沼にハマったくらい音質に拘った時期がありましたが、歳も取り落ち着いたので割といいワイヤレスイヤホンにしてみるかと思って、テクニカさんのATX9を皮切りにワイヤレスイヤホンに手を出しました。
前置きはここまでにして、価格comユーザー歴数十年の初レビューをさせて頂きます。
Finalさんのイヤホンはコスパの良いE3000を使っていたので、大まかな音作りは何となーく理解してるつもりです。前期モデルのMK1は未所有、未視聴ですので、比較等は出来ません。ご了承ください。
○デザイン
Finalさんらしい高級感。更にハイエンドと位置付けてきた、素晴らしいデザインです。
ケースのプラスチック感は否めませんが、それを塗り替える程の所有欲を満たしてくれます。
イヤホン自体の形も中々ユニークで、街中でもあまりトンファー型(笑)は見ないと思います。
○高音の作り
Finalさんはやはり強いですね。最初はドンシャリか?と思ったら、いえいえ違います。耳が慣れてなかっただけでした。慣れてきた所に最大の武器である8KSound。お酒を呑んで気持ち良くなってきた所に、駆けつけキンキンのビール2本目的な…笑 とても気持ち良く聴けます。
○低音の作り
ダメとまでは行きません。ここはEQProを使わないと味付けが薄く感じる部分。Finalさんは低音では勝負してない、高音とのバランスで勝負してるのを感じます。ただEQProで味付けしたら、このイヤホンは本物のオーケストライヤホンになったと感じました。
○フィット感
新開発されたイヤーピースとのことで。自分はイヤホン買う時、イヤーピースを変えられる前提で買うことが多いのですが、初めてですね。「あ、イヤーピース変えなくても十分だ」と思ったのは。着け心地が甘いかと思ったらいつの間にかフィットしてます。
○外音遮断、音漏れ防止等々
実はレビューを今書いてる時に初めて外に持ち出したのですが、思った以上にノイズキャンセリングは弱いですね。BOSEさんのイヤホンと比べてはまずダメです。自分はノイズキャンセリングをあまり重要視しないので気にならないですが、重要視する人にはイマイチかも?
その代わりに音質で勝負している、と考えれば更に所有欲は満たされました。
音漏れに関してはすみません、あまり爆音で聞かないのでノーコメントにさせて頂きます。
○携帯性
ケースは割と大きいです。蓋がスライドして動きます。職場のSENNHEISERユーザーの若い子に見せたら悶絶してました。まさに高級感(笑)
カバーなどが今の所見当たらないので、キズ等は怖いかなぁ。大事に使います。
○その他気になった事など
機能の一つであるEQProや、8KSoundなどは凄く面白みのある機能です。EQProは特に面白く、中々ここまでいじれるのは見ないような。
ただ味付けの為の調味料は沢山ありますので、Finalさんの音の良さ(素材の良さ)を活かしつつ、自分好みの音を見つける楽しみがありますね。
ただ一つ、気になるのは時折イヤホンの接続が安定せず音がブチブチ途切れてしまう事があります。おそらくWiFiの干渉かなと勝手に思ってますが、こういうので初期不良だとかで交換とかいちいち面倒臭いのでしてません。
高音質にした代償だと思って、そういう事もあると頭の片隅に入れて頂ければ幸いです。
最後に、オーケストラに没入出来るイヤホンと言うこのイヤホンの売り文句ですが…
視聴したのはオーケストラと言うよりは、グラブルのサントラを試しに流してみました。同じ管楽器などを使用している、壮大なものです。
是非、オーケストラ好きの方。静かな部屋で珈琲でも飲みながら聴いてください。このイヤホン、化け物です(笑)
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- スマートフォン・携帯電話
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2024年4月12日 16:58 [1825201-5]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 高音の音質 | 4 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 3 |
| 外音遮断性 | 4 |
| 音漏れ防止 | 4 |
| 携帯性 | 4 |
finalのワイヤレスイヤホンの購入は初めてとなります。色々あった先代モデル、ZE8000無印については、購入も試聴もしていません。一応、先入観はあまりない状態でこのMK2に接しています。
当方はfinal公式オンラインストアで、発売開始4ヶ月後に購入しているのですが、シリアルナンバーは10番。先代モデルが中古市場に溢れ、価格が暴落している状況ということもあり、このMK2はあまり売れていないようですね。
レビューに際しては、Xperia 5 IVとaptX Adaptiveで接続、ロスレス以上のフォーマットで、クラシック、ポップス、ジャズなどをひと通り聴いています。
【音質総合】
音場の広さと、ウォームで包容力のある魅力的な低音、この2点が最大の長所となっているイヤホンです。音場の広さはワイヤレスイヤホンとしては異例といえるほど。
全体の解像度は、低いわけではないのだけれどあまり主張しない、いつものfinal流儀。しかし、音場が広いおかげで各パートの音がしっかり浮かび上がり、それを深い低音が支え、リッチな音楽体験ができます。暖かみ、安心感、骨太さといった要素を感じる音です。
ちょっと変な例えかもしれませんが、開放型ヘッドホンの世界における、ゼンハイザーHD650のような立ち位置のイヤホンだな、と思いました。ウォームな音をあえて求めたくなる場合に応えてくれるイヤホンです。
個人的には、1970〜1980年代の英国ロックやAORに一番合う気がしました(ピンク・フロイド、ロキシー・ミュージック、スティーリー・ダン、XTC 等々…)。ジャズ・ボーカルやエレクトロニカ系なども結構良いです。
【高音の音質】
丸みを帯びた高域で、シンバルの刺激や抜け感はほどほどとなります。その代わり、クラシックなど生音を再生した際に金属的な音になることがなく、弦楽器ソロやトランペットの強奏なども自然な音で鳴ってくれます。世の多くを占めるドンシャリ型ワイヤレスイヤホンとは、この点で一線を画しています。
【低音の音質】
ゴリゴリとしたアタック感はないものの、たっぷりとした独特の弾力感(これもfinalらしい音)があり、包まれるようなウォーム感、安定感があります。ただ、音源によっては中低域が若干ブーミーになる場合があります。低域過多で分離の悪い一部のJ-Popやアニソンなどは相性が悪いです。
【オーケストラの再生について】
メーカー側はオーケストラへの適性を強くアピールしています。クラシック好きの当方としてはとても気になる部分で、様々な音源で検証しましたが、特に優秀ということはないかな、という印象です。
そもそもワイヤレスイヤホンにとってクラシックの再生は難関であり、このイヤホンもその制約から逃れられてはいません。
音場の広さは確かにオーケストラ向きではあるものの、クラシックを再生するにはもっと解像度が必要です。弦楽器セクションが団子になりがちで、スーッと抜ける感じがありません。金管セクションが刺々しくならないのは美点です。
また、上述した中低域の特性のせいで、低音の残響成分がモワッと響き、ブーミーになることが多いです。小編成で、あまり残響を入れていないタイプの音源であればどうにか、といったところでしょうか。ピアノ・ソロや無伴奏弦楽器ソロなど、器楽曲に関しては、音色の自然さが生きる場合が多いです。
【アプリ・操作性】
タッチ操作は感度が悪く使いづらいです。その割に、ケースからの取り出し時に反応してしまいやすく、少々ストレスを感じます。自分はアプリからタッチ操作をオフにしています。
イコライザーは4バンドで、各バンドの担当帯域を細かく選択できるもの。ただし、調整してもあまり音は変わりません。低域がブーミーならイコライザーで下げればいいじゃない、という考えは打ち砕かれることになります。
【8Kサウンドモード】
アプリからの設定で、「8K SOUND+」モードに切り替えることができます。イヤホン側の演算能力を限界まで高めるとのことですが、寸詰まりで抜けの悪い音になってしまい、むしろ逆効果と感じました。当方は常時オフにしています。
おそらくアップサンプリングやスムージング的なことをやっているのだろうと思いますが、安物のDACでそれらを行ったときと同じような、パッとしない結果になっています。
【音量調節について】
Xperiaで使用した場合は32段階の細かいステップで音量調節が可能です。iPhone、iPadの場合は、画面上のスライダー操作で細かい音量調整ができます。他のAndroid端末でも、よく使う音量レベルの周辺のみ細かいステップになるようにアプリ側で設定が可能です。これは良い機能と思います。
【フィット感】
イヤーピースが独特の形状をしており、フィットさせること、スイートスポットを見つけることが少し難しいですが、慣れれば問題ありません。他社製イヤーピースの使用はほぼ不可能です。
なお、先代モデルでは、筐体の開口部(ベント)とイヤーピースの開口部を合わせなくてはいけないのに、ずれやすくて装着しにくい、という点に批判が集まっていました。このMK2ではイヤーピースの形状が変わったので、この点の心配は無用です。
【ノイズキャンセリング】
音質重視タイプのイヤホンの割には意外と優秀で驚かされます。ソニーやBOSEには及ばないものの、テクニクスと同レベルには達していると思います。
【総評】
色々と難癖もつけてしまいましたが、音質が魅惑的でノイキャンも意外と優秀、イヤホンは最近こればかり使っています。少々甘いですが、総合評価は星5つを付けさせていただきました。
とにかく個性派であり、その個性もドンシャリ的な派手さを伴わないため、理解に時間がかかります。それでも、このイヤホン特有の広がりを伴ったまったり感、重心の低いウォームな音は独特の魅力があり、刺さる人には刺さるはずです。
当方は先代モデルは聴いていないので知りませんが、少なくともこのMK2は、個性を求めるイヤホンマニアの人には、スルーするのはもったいない良品、面白い製品だと感じました。
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- スマートフォン・携帯電話
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2024年1月2日 00:00 [1798824-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 高音の音質 | 4 |
| 低音の音質 | 4 |
| フィット感 | 4 |
| 外音遮断性 | 3 |
| 音漏れ防止 | 3 |
| 携帯性 | 5 |
【デザイン】
先代に2本線が足されただけ。という潔さですが、急ごしらえのアップデート感も出てしまう。カメラチックな塗装の質感やミニマル感は嫌いじゃないです。
【高音の音質】
先代は高音にクセが感じられました。だいぶ華やかに伸びやかに自然になったと思います。スネアのおもちゃ感が無くなりましたね。
【低音の音質】
相変わらずfinalらしい豊かさです。全体の塊感がやわらいだので、締まったようにも思います。でもしっかり沈む優等生低音。
【フィット感】
何かフィンの様な物が足されたお陰で容易く密閉感が得られます。ただし、耳抜きが必要な程に密閉される事もあって正直面倒だと感じる事もあります。でもイヤーピースのサイズ選びって難しいんですよね。イヤピ選びの勘所を知らない人でも気軽に高音質が得られるのは良いのではないでしょうか。
【外音遮断性】
あんまり聴こえないです。
【音漏れ防止】
まだわからないです。
【携帯性】
良いと思います。
【総評】
先代があまりにも特殊というか好き嫌いがはっきりしすぎる機種だった様に思います。キチンと装着して、脳内パラダイムシフトが起こるまで聴き込めば唯一無二の機種だったと思うのですが…難しいですね。それに比べて今作は「8Kだけどちゃんと余白も暗闇も作りました!ほら、良い音でしょ!(まあ元から良い音だったんだけどね)」というユーザーに歩み寄ったというか大衆迎合的な意図も感じられないことはないです。先代に惚れ込んでいる人達はそのまま使い続けて良いと思います。または買い足して試してください。この機種が気になって、先代を聞いた事が無い人は、こちらの機種をどうぞご購入ください。どうしても気になったら先代を中古で買うのも良いと思います。かなり安くなってますからね。
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- スマートフォン・携帯電話
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プロフィールオーディオ・ビジュアル評論家。
VGP(ビジュアルグランプリ)審査副委員長。同ライフスタイル分科会座長。
THX/ISF認定ホームシアターデザイナー。
日本オーディオ協会 諮問委員(2013-2020)。
専門誌、ネット、テレ…続きを読む
2023年12月28日 15:09 [1796049-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 高音の音質 | 4 |
| 低音の音質 | 5 |
| フィット感 | 4 |
| 外音遮断性 | 5 |
| 音漏れ防止 | 5 |
| 携帯性 | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
iPhone14 Proと大きさ比較。 |
デザインと質感のご参考に。 |
充電ケースに収めた状態 |
メーカーからサンプル機(メディア用)をお借りしてのレビューです。
FIIO M17と組み合わせaptX接続で試聴しました。
【デザイン】
デザインには好みがあると思いますので、写真などを参考にご判断頂ければと思います。
ZE8000と同等です。質感は、充電ケースもイヤホン本体も、カメラのプロット塗装のような仕上がり。単調にならず立体的で高級感もあり、価格に見合う拘りを感じます。
ZE8000との違いは2本のライン。本機MK2は、充電ケースのフタ部分とイヤホンの外側にラインがあります。
【高音の音質】
ZE8000との比較も交えて。基本性能はZE8000と同等の印象ですが、キャラクターとして明瞭で明るい雰囲気。メーカーの意図は「オーケストラに没入できるイヤホン」で、S/Nをアップし、またフラットな周波数特性を志向しているようですが、アタックの鋭さや抜け感も幾分アップする方向。多くの方は聴いて楽しく、好ましい印象を受けると思います。
【低音の音質】
ZE8000と比べると低域のキレも良く感じます。S/Nの向上からか、モヤっとする帯域を解消したのか、低域もアタックが鋭くインパクトがあり、メリハリがあって質感も鮮明。量感は変わっていないと思いますが、低域の存在感が増し、躍動的で聴き映えする印象です。
【フィット感】
ZE8000と同様、耳からガッツリ飛び出す形状ですが、捻じ込むように装着すると、耳穴と耳の窪みにロックするように固定できます。
ZE8000との違いは、イヤーチップに、遮音性と装着性を向上するという「シールドフィン」を追加していること。確かに遮音性は向上しているようで、これが上述のように、低域の聞こえ方にも好影響を与えているようです。
【外音遮断性】【音漏れ防止】
本製品はANC機能を搭載しています。
大型スピーカーから各種騒音を鳴らし、疑似的に確認しました。
ZE8000と比べると、イヤーチップの違いにより、素の遮音性が改善されているようです。
航空機内のゴーッという騒音は、当方の聴感で2割減、カフェ内のような騒音は2〜3割減と、オンとオフの差はZE8000よりも小さく感じますが、素の遮音性が高いので、聴感上の騒音低減効果としては同等の印象。イヤーチップで遮音性が向上した分、ANCの働きが少なくなれば、音質的にも有利だと思います。
【携帯性】
ZE8000と同等です。コンパクトさを重視した製品ではありませんが、持ち物としては充分に小さいと思える範囲。携帯性は良好と言えます。
【総評】
ZE8000は地味な高音質でしたが、本機は少し映えも意識した高音質。どちらも同格の高音質で価格差もあるので、一概に本機をお勧めするものではありませんが、短時間の試聴であれば、本機の方が魅力的に感じる方は多そうです。購入の際には、ご自身が聞かれる音源での試聴をお勧めしたいと思いますが、このレビューがその参考になれば幸いです。
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2023年12月23日 01:05 [1794238-1]
| 満足度 | 2 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 高音の音質 | 2 |
| 低音の音質 | 3 |
| フィット感 | 4 |
| 外音遮断性 | 3 |
| 音漏れ防止 | 3 |
| 携帯性 | 3 |
旅行先で立ち寄ったヨドバシに、たまたま本機の試聴機があったので聴いてみました。
初代もレビューしているので、興味のある方はご覧になってみてください。
見た目、手触り。相変わらず「小枝」です。ケースが縦開きなのは改善して欲しかったですが…
ノイキャンの効きは悪くはないですが、SONYのWFシリーズと比べると分が悪すぎる感じですね。
あちらが10/100に騒音をカットしてくれるとしたら、ze8000mk2は35/100くらいでしょうか。
音質は「ZE8000を少しだけ万人受けするようにチューニングし直した」と直感的に思いました。
明らかに音調が明るくなっています。(それでも暗いですが)
ですがそれ以上の感想は正直いって思いつきませんでした。
基本的な音質はやはり初代と同じです。
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2023年11月17日 17:19 [1781693-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 高音の音質 | 4 |
| 低音の音質 | 4 |
| フィット感 | 5 |
| 外音遮断性 | 4 |
| 音漏れ防止 | 4 |
| 携帯性 | 3 |
ZE8000もUX3000も公式サイトで購入して、あまり合わないことから30日返金保証で返品しています。
今回MK2ということで初代と比べ音質に関するチューニングの見直しとイヤーピースの変更があるとのことで、合わなければまた返金できるので購入しました。
【デザイン】
基本的なデザインは初代と変わりません。
耳に小枝チョコです。
シボ加工やロゴの印刷などがあるので安っぽくはないです。
ケースや本体にMK2を示す二重線があるので、初代と間違えることはないでしょう。
【高音の音質】
初代同様、高音域に蓋がある印象。
音質の傾向が似ているのはWestoneの有線ハイエンド。
J-POPを聴いていると音の主張が強すぎて、若干五月蠅い。
初代のイヤーピースだとベント穴と耳の調整がうまくいくホットスポットに入ると、高音が適度に抜けていくのですが、MK2のイヤーピースはフィット感が良いので耳の穴の中に反響してしまいます。
クラシックのオーケストラを聴くと、壮大感が増し聴き応えのあるイヤホンに変わります。
【低音の音質】
イヤーピースがフィットするので、しっかり低音を拾い響きます。
中華のようなドンシャリではないですが、初代よりは鳴るので、低音が物足りないと感じた方にはよいでしょう。
全体的に解像度は高いので、裏で鳴っている楽器に集中できるのが面白いです。
こんな音が鳴っていたんだと改めて発見できます。
【フィット感】
イヤーピースが変わったおかげでフィット感は抜群です。
初代にようにホットスポットを探す手間はなくなりました。
音質にも当然影響するので、好みは分かれるかもしれません。
【外音遮断性】
フィット感が増した影響でノイズキャンセルがより効くようになりました。
Apple AirPods Pro2やSONY WF-1000XM5までとはいきませんが、左耳タップで切り替えられるのが直感的です。
【音漏れ防止】
初代よりは音漏れしにくいと思います。
適度な音量であれば、気になりません。
【携帯性】
同価格帯のイヤホンに比べ、大きいです。
イヤホンも特殊な形なので仕方がないですが。
【総評】
初代の発売価格と同じ値段で出してきました。
円安の中で価格据え置きは頑張ったとも言えます。
この価格帯でワイヤレス充電非対応なのは前作同様残念。
また、初代発売前後に比べMK2に関して盛り上がりがほとんどありません。
これが前作の評価ということでしょう。
前作は8K SOUNDの主張が良い意味でも悪い意味でも目立っていました。
今回は前回ほど目立っておらず、全体的にも大きな変化はありません。
一応チューニングの変化はあるものの、イヤーピースの変更の影響が大きいと思いますので、初代の音が好きだった人にとってはガラッと変わった印象を持たれるかもしれません。
このイヤホンに限りませんが、家電量販店での視聴をお勧めします。
なお、音楽的にはJ-POPやロックなどよりもオーケストラなどのクラシック向きです。
解像感があり立体的なので、このイヤホンからSONY WF-1000XM5やTechnics AZ80に戻ると立体感が物足りなくなります。
30K〜40Kのイヤホンとして人気があるSONY WF-1000XM5は躍動感があり、Technics AZ80は音が繊細で美しく、ZE8000 MK2は壮大感に溢れているイメージとなります。
初代はすぐ返金してしまいましたが、MK2は個人的に中々気に入っていますので、しばらく使い続けたいと思います。
- 主な用途
- 音楽
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鈴木啓一 さん
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