リミックス VD/R ドライバー [SPEEDER NX BLACK 50 フレックス：S ロフト：9.5] レビュー・評価

満足度：—

（カテゴリ平均：4.50）

満足度ランキング—位

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評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 製品のデザイン、カラーリング	無評価	4.41	-位
打感 インパクト時の感触や音	無評価	4.28	-位
飛距離 他のクラブと比較した場合の飛距離	無評価	4.39	-位
弾道 思い描く理想の球筋を描いて飛ぶかどうか	無評価	4.38	-位
方向性 弾道がぶれず思い通りの方向へ飛ばせる	無評価	4.47	-位
球の捕まり インパクト時のボールの捕まり	無評価	4.37	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[今野一哉]

2023年11月15日 14:35 [1781086-1]

満足度	4

デザイン	5
打感	5
飛距離	4
弾道	4
方向性	4
球の捕まり	2

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

弾道の高さを抑えられるツアーアスリートモデル

新しいリミックスのドライバーは、「R」「M」「X」の3兄弟で発売されました。
まずは、3モデルに共通しているのは、美しいフォルムと打音・打感の爽快さは、歴代のヤマハらしさが損なわれていません。
そこに、飛びの三要素といわれる「ボール初速・打ち出し角・スピン量」のすべてを最適化させた新テクノロジー「ブルズアイ フェース」と、ネック部分の弾道調整機能はロフト可変幅をプラス・マイナス２度まで広げたところです。スリーブが変わったことで旧スリーブ、旧ヘッドとの互換性はなくなりましたが、ロフト10.5度なら8.5度や12.5度まで変えられる大きな変化がつけられるようになりました。

そして、兄弟どうしの大きな違いはウエイトによる重心配分になります。

この「R」はツアーアスリートモデルで、ヘッド体積は445ccと小ぶりでディープフェース。ウエイトはスライド式がフェース寄りについていて、重心が浅いことがわかります。
浅重心は、スピンを減らしやすくロースピン弾道になります。スピン過多で飛ばなくなるスイングタイプやハードヒッターに適していますね。
基本、弾道はやや低めのライナー系になりますが、早速、新スリーブを利用して12.5度までロフトアップして打ってみましたが、高打ち出し・低スピン弾道になって大きく飛ぶのが面白かったです。

アスリートモデルなので、ボールの捕まりがいいタイプではありませんが、スライド式ウエイトをDrawポジョンに極振りするとかなりよくなりますね。

スタンダードで打つなら、ヘッドスピードは45m/s以上は必要かもしれません。
ロフト調整でボールの高さを適正にしてもいいですが、基本、ボールは高く上がりにくいモデル。
標準シャフトも先中や中調子のタイプにしているのは、シャフトでもボールの高さを作り出したいためかもしれません。
しかし、裏を返せば打球がフケ上がってしかないゴルファーには、ぜひ試してほしいドライバーになります。