『高音質ではないが嫌いになれない音がする』 Xiaomi Redmi Buds 4 Active [ブラック] 三浦一紀さんのレビュー・評価

[三浦一紀]

2023年8月28日 12:30 [1751586-1]

満足度	4

デザイン	4
高音の音質	2
低音の音質	3
フィット感	3
外音遮断性	2
音漏れ防止	無評価
携帯性	3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

高音質ではないが嫌いになれない音がする

	同梱物。本体とイヤーピース3種類。このほかは取説類。	充電ケースは意外と大きい。
12mmドライバー搭載だが、音質はお値段よりちょっと上くらい。	充電端子はUSB-C。ワイヤレス充電はないが10分で110分の充電が可能

自腹購入。

2000円を切る低価格の完全ワイヤレスイヤホンということで、興味本位で購入。
実際にスマホ（iPhone 14 Pro）に接続して聞いてみると、思っていたよりはひどくない。

音質面は、高域がかなり削られている印象。低域はあまりしまりがなく、ボワンとした感じ。
12mmドライバー搭載ということで多少音質に期待していたが、音圧こそあるもののやはり抜け感がない。音の定位もあまりハッキリしていないし、分離感にも乏しい。

いろいろ試してみた結果、イヤーピースは耳にフィットするサイズのワンサイズ下にしたほうが、低音の不自然なブーミーさが消えて、若干聞きやすくなる印象。

音質に関してはよいとは言えないものの、決して嫌な感じではないというのが不思議。むかーしむかし、レコードをカセットテープにダビングして聴いていたときのことを思いだした。ちょっとノスタルジックな音なのだ。

ノイキャンはないし、対応コーデックもSBCのみ。iPhoneで使うには不利だ。だがうちにはAndroid端末がない…。

人混みでは音が途切れることもある。電車の中などでは途切れることはなかった。

特に音質にこだわりがなく、とりあえず安く完全ワイヤレスイヤホンがほしいというのなら、オススメしないまでも、購入する人を止めないと思う。コスパだけを考えたらお値段以上だからだ。

まあ2000円だし、予備のイヤホンとして持っておいてもいいのではないだろうか。